ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を分かりやすく解説! 従来プランと料金を比較

ドコモ プラン

2019年6月1日からスタートしたドコモの新料金プラン「ギガホプレミア」と「ギガライト」

5Gサービスの普及に伴い5Gプラン「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」も登場し、移行すべきかどうか迷っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

従来の料金プランは7つのデータプランと3つのプランを組み合わせでしたので、一見しただけでは理解できず、“ついつい言われるままに契約をしていた”という方も多いと思います。

新料金プランは定額と従量課金の2つとシンプルでわかりやすく、通話プランについてはオプション扱いとなったため、本当に必要な人だけが選択できるサービスへ変わりました。

今回は新プランのギガホ/5Gギガホプレミア、ギガライト/5Gギガライトの解説と従来プランと比較解説していきます。

加えて、5Gプランの利用には対応機種が必要になるため、現在発売中の5Gスマホもあわせて紹介します!

※執筆時の税込み表記の料金になります。

新機種が続々登場!
– docomo –

ドコモ

ドコモの現行(新)プラン

ギガプラン
引用元:ドコモ[1]

ドコモで現在提供中のプランは「ギガホプレミア」「ギガライト」「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」、オンラインプランの「ahamo」とエコノミーMVNOの「OCN モバイル ONE」と「TONEモバイル」があります。

このうち、「ギガホ」「ギガライト」「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」の4つはギガプランと呼ばれ、家族割や各種端末キャンペーンにおいて一番恩恵を受けられるプランになっています。

まずは4つのギガプランの特徴を詳しく解説していきましょう。

ギガホプレミア 4Gプラン
60GB使える大容量・定額プラン
ギガライト 4Gプラン
使ったデータ量で料金がかわる小容量・従量制プラン
5Gギガホプレミア 5Gプラン
データ無制限で使える大容量・定額プラン
5Gギガライト 5Gプラン
使ったデータ量で料金がかわる小容量・従量制プラン
ahamo 5Gプラン
使ったデータ量で料金がかわる小容量・従量制プラン

※クリックすると該当箇所に移動します

ギガホプレミア | 60GB使える大容量・定額プラン

ギガホとは?
ギガホプレミアとは?
引用元:ドコモ[2]

ギガホプレミアは「家族間国内通話無料」「データ通信」「インターネット接続サービス(ISP)」のがセットで使える定額料金プランです。

従来のプランは「基本料金(通話プラン)」「データプラン」をそれぞれ選択し、そこに「ISP」料金をプラスして毎月の料金が決定していました。

自分で使い方に合わせたプランを組める半面、ある程度詳しくないと自分にあったプラン設定をするのが難しかったと思いますが、ギガホプレミアは従来プランに比べて構成が大変わかりやすくなっています。

ギガホプレミア プラン概要
月額料金 60GB 7,205円
~3GB 5,555円
国内通話料 通常 30秒あたり22円
ファミリー割引適用時 家族間通話無料
適用できる割引 みんなドコモ割
(2回線/3回線以上)
-550円/-1,100円
ドコモ光セット割 -1,100円
dカードお支払割 -187円
テザリング 60GB(無料)

※2021年10月1日(金)以降、「定期契約あり」プランは廃止

定期契約ありの場合7,678円、定期契約なしの場合7,865円と、2年間の定期契約をしたかどうかで月額料金が変わります。

※2021年10月1日(金)以降、「定期契約あり」プランとそれに伴う違約金は廃止しています。

ウルトラデータLLパックから3割安い
ウルトラデータLLパックから3割安い
引用元:ドコモ[2]

また、従来のプランはデータ容量の上限が達すると、通信速度は翌月まで最大128kbpsに制限されていましたが、新プランでは最大1Mbpsでの通信ができるので、通信制限にかかったとしても以前より速い速度で利用できます。

従来プランではウルトラデータLLパックが30GBで8,800円だったので、同じデータ量でも月額料金が安くなったことがわかります。

また、5Gギガホプレミアの登場によりギガホ改め「ギガホプレミア」に改定。

価格が660円下がり、みんなドコモ割(3回線以上)・ドコモ光セット割・dカードお支払割をフル活用することにより最安4,818円で利用できるようになりました。

加えて、3GB以下だった月は自動で1,650円引きになり、各種割引を適用すると最安3,168円に収まります。

ギガホプレミアの特徴

  • 月々の料金は7,205円
  • 60GBまで使える大容量の定額タイプ
  • 通信制限時の通信速度は最大1Mbps
  • ギガホプレミアへの改定で、3GB以下の月は自動で1,650円割引されるようになった

★ギガホプレミアはこんな人におすすめ!

  • 動画やゲームをストレスなくたっぷり使いたいと人
  • テザリングを利用してタブレットなどのサブ機もたっぷり楽しみたい人
  • 5Gは使えなくてもいいから、大容量で少しでも安いプランがいい人
  • データ容量を分け合うということもないので、通信容量の管理も簡単

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ギガライト | 使ったデータ量で料金が変わる小容量・従量制プラン

ギガライトとは?
ギガライトとは?
引用元:ドコモ[3]

ギガライトはギガホプレミアと同じく、「家族間国内通話無料」「データ通信」「インターネット接続サービス(ISP)」の3つがセットで使える定額料金プランです。

ギガホとの違いは利用したデータ量によって料金が変わる従量制プランという点です。

ギガライト プラン概要
月額料金
(定期契約なし)
<ステップ4>
~7GB
6,765円
<ステップ3>
~5GB
5,665円
<ステップ2>
~3GB
4,565円
<ステップ1>
~1GB
3,465円
速度制限 あり
(128kbps)
利用可能データ量
国内通話料
通常 30秒あたり22円
ファミリー割引適用時 家族間通話無料
適用できる割引 みんなドコモ割
(2回線/3回線以上)
-550円/-1,100円
ドコモ光セット割 -1,100円
dカードお支払割 -187円
テザリング なし

※2021年10月1日(金)以降、「定期契約あり」プランは廃止

ギガホプレミアと同じく定期契約の有無で料金が変わります。

※2021年10月1日(金)以降、「定期契約あり」プランとそれに伴う違約金は廃止しています。

従来プランより最大4割安い
ベーシックシェアパックより最大4割安い
引用元:ドコモ[3]

今までは「ベーシックシェアパック」が従量制プランでした。それぞれのステップで2~4割月額料金が安くなっています。

ただ、ギガライトの制限速度はギガホと違い、最大128kbpsとなるので注意が必要です。

「ギガプラン上限設定オプション(無料)」を付けることで、あらかじめ設定したステップをこ超過しないように管理することも可能です。

必要以上にデータを使いすぎないよう、必要に応じて活用しましょう。

ギガライトの特徴

  • データ使用量で料金がかわる従量制プラン
  • 月額料金は1GB/3,465円~7GB/6,765円

★ギガライトこんな人におすすめ!

  • モバイルルーターや固定回線を契約していて、データ通信をあまり使用しない
  • データ通信をそこまで沢山使うわけではなく、毎月のデータ使用量が変わる人
  • インターネットを使う際にはWiFiに接続している
  • 5Gは使えなくてもいいから、従量制で少しでも安いプランがいい人

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5Gギガホプレミア | データ無制限で使える大容量・定額5Gプラン

ギガホとは?
5Gギガホプレミアとは?
引用元:ドコモ[4]

続いて「5Gギガホプレミア」について解説します。

5Gギガホプレミアはギガホプレミアと同じく、「家族間国内通話無料」「データ通信」「インターネット接続サービス(ISP)」のがセットで使える定額料金プランです。

名称の似ているギガホプレミアとの大きな違いは、無制限で使えることと、5G回線を利用できることです。

5Gギガホプレミア プラン概要
月額料金 無制限 7,315円
~3GB 5,665円
国内通話料 通常 30秒あたり22円
ファミリー割引適用時 家族間通話無料
適用できる割引 みんなドコモ割
(2回線/3回線以上)
-550円/-1,100円
ドコモ光セット割 -1,100円
dカードお支払割 -187円
テザリング 無制限(無料)
ギガホプレミアより110円高いが無制限で使える
ギガホプレミアより110円高いが無制限で使える
引用元:ドコモ[4]

一番の特徴は、データ通信・テザリングが無制限で利用可能という点です。

速度制限がかからないため、ギガ残数を気にする必要もありません。また、テザリングを利用することでモバイルルーターなど持ち運ぶ必要がないのもメリットと言えるでしょう。

またこちらもギガホプレミアと同様、月のデータ利用量が3GB以下であれば、基本料金から1,650円引きされます。

なお、プラン名に「5G」とついていますが、4G回線内も問題なく無制限で利用できます。

ただ、5G回線を使用するには5Gに対応したスマホが必要なので、5Gを使ってみたい!という方は5G対応のスマートフォンをご用意ください。

5Gギガホプレミアの特徴

  • 月々の料金は7,315円
  • 4G・5Gを無制限で使える定額タイプ
  • 月額料金はギガホプレミアより+110円

★5Gギガホプレミアはこんな人におすすめ!

  • 速度制限を気にせず、高速通信をたっぷり使いたい人(容量無制限)
  • パソコン、タブレット、ゲーム機などをテザリングでたっぷり利用したい人
  • 5Gスマホで5G回線を利用したい人

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5Gギガライト | 使ったデータ量で料金が変わる小容量・従量制5Gプラン

5Gギガライトとは?
5Gギガライトとは?
引用元:ドコモ[5]

最後に「5Gギガライト」について解説します。

ギガライトと同じく、「家族間国内通話無料」「データ通信」「インターネット接続サービス(ISP)」のがセットで使える定額料金プランです。

ギガライトとの大きな違いは、5G回線を利用できることです。

5Gギガライト プラン概要
月額料金 <ステップ4>
~7GB
6,765円
<ステップ3>
~5GB
5,665円
<ステップ2>
~3GB
4,565円
<ステップ1>
~1GB
3,465円
速度制限 あり
(128kbps)
利用可能データ量
国内通話料
通常 30秒あたり22円
ファミリー割引適用時 家族間通話無料
適用できる割引 みんなドコモ割
(2回線/3回線以上)
-550円/-1,100円
ドコモ光セット割 -1,100円
dカードお支払割 -187円
テザリング なし
料金はギガライトと同じで5Gを使える
料金はギガライトと同じで5Gを使える
引用元:ドコモ[5]

データの使用量が1、3、5GBを超えるごとに月額料金が変化していき、最大7GBが上限となるプランです。

毎月の料金が固定ではないので、ランニングコストをぐっと抑えることが可能です。

ただし、7GBを超えると速度制限かかります。動画の再生や、画像の読み込み等は重く感じるので注意しましょう。

月7GBの通信をするかしないかが、5Gギガライトと5Gギガホプレミアを選ぶ基準になります。

「ギガプラン上限設定オプション(無料)」を付けることで、あらかじめ設定したステップをこ超過しないように管理する事ができます。

無料のオプションですので、必要に応じて活用するのがおすすめです。

5Gギガライトの特徴

  • データ使用量で料金がかわる従量制プラン
  • 月額料金は1GB/3,278円~7GB/6,578円
  • 月額料金はギガライトと同じで5Gを使える

★5Gギガライトはこんな人におすすめ!

  • モバイルルーターや固定回線を契約していて、データ通信をあまり使用しない人
  • データ通信をそこまで沢山使うわけではなく、毎月のデータ使用量が変わる人
  • インターネットを使う際にはWiFiに接続している人

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ahamo(アハモ) | 話題のオンライン専用プラン

ahamo

各社携帯料金の値下げに伴い、ドコモから「ahamo(アハモ)」というプランも提供が開始されました。

ahamoとは、スマホファーストのシンプルなサービスを提供する原則オンラインでの手続きプランです。

ahamo(アハモ)
ネットワーク 5G/4G(LTE)
月額料金 100GB 4,950円
※20GBに大盛りオプション(1,980円)加入
20GB 2,970円
利用可能データ量 20GB
国内通話料 5分以内の通話無料
割引 ずっとドコモ特典 対象外
(ドコモ回線継続利用期間は引き継ぎ)
ファミリー割引 申込み可能
(割引特典対象外)
みんなドコモ割 対象外
(カウント対象)
ドコモ光セット割 対象外
(ペア設定は可能)
テザリング 無制限(無料)

ahamoは何といっても月額料金の安さが大きなメリットです。

データ容量20GBという今までになかった中容量プランになっており、テザリングは無制限無料です。

さらに、月額料金が安いだけでなく、5分間かけ放題込みで利用できるのも大きな特徴でしょう。

もし1カ月で20GBを使い切ってしまっても、1GB分を550円で追加チャージ可能です。データを使いきったまま使っても、1Mbpsの通信速度でなら利用できます。

安さが魅力のahamoですが、ドコモのギガプランからahamoに乗り換える場合は注意点があります。

例えばキャリアメールやあんしんパック、留守番電話サービス、シェアパックなどのサービスは利用ができなくなります。

またファミリー割引、みんなドコモ割、ドコモ光セット割などの各種割引も、カウント対象にはなっても割引対象外になってしまいますので、申込む前に必ずチェックしておきましょう。

★ahamo(アハモ)はこんな人におすすめ!

  • シンプルなプランがいい人
  • 月額料金を抑えたい人(月3GB以上利用する)
  • パソコン、タブレット、ゲーム機などをテザリングでたっぷり利用したい人
  • ちょっとした通話をよく利用する人

5Gサービスとは?

ドコモ 5G
引用元:ドコモ[6]

5Gは全く新しい通信方法というわけではなく、4Gまでの技術を基盤として様々な技術をプラスしています。ですが、5G回線を利用すると、従来よりも通信速度と安定性が大幅に向上しています。

ドコモでは、2020年3月25日から5G回線のサービスの提供が開始されています。5Gによるもっとも大きな変化は、「高速・大容量」「低遅延」「多接続」の通信が可能になる点です。

さらなる「高速・大容量・低遅延・多接続」を実現

5Gによるもっとも大きな変化は、「高速・大容量」「低遅延」「多接続」の通信が可能になる点です。

■高速・大容量

ドコモ 5G 高速・大容量
引用元:ドコモ[7]

5Gを利用する一番のメリットは「高速・大容量通信が可能」になることです。

データ通信を使用する際には周波数が発生します。通信速度は、この周波数の帯域幅(電波の通り道)を広くすることで向上させることができます。5Gはこの帯域幅を広める技術を実現し、大容量通信を可能にしているのです。

ドコモ 5G 高速・大容量
引用元:ドコモ[7]

さらに「Massive MIMO」という技術を使用しています。これは複数のアンテナから特定の方向に向けて、異なるデータを同時に送受信するものです。

これに基地局と端末との間での電波干渉を減らす「ビームフォーミング技術」を組み込むことで、電波をユーザーごとに絞って向けることが可能。これで高速通信を行うことができます。

多くのデータを一瞬で送受信できるようになったことで、4Gでは体験出来なかった映像配信などを今までにない情報量の多さ、臨場感で楽しめるでしょう。

■低遅延

次に大きな変化といえる部分は「低遅延」です。

遅延(ラグ)とは回線やサーバーが原因で起こる、動作や反応の遅延・ずれのことを指します。例えば、電話をしている時に相手が実際に話している時間と、自分がその話を聞き取るには時間差が生じます。この 時間差 が遅延(ラグ)です。

これらを大幅に減少させ、通信の滞りを減らすことで低遅延を実現しています。

遅延(ラグ)が改善されれば、遠く離れた場所でも多くの情報をリアルタイムで届けることが出来ます。車の自動運転や、遠隔での医療行為なども現実的なものになります。

■多接続

もう一つの変化となる「多接続」とは、1つの基地局からデバイスと複数接続が可能ということです。

4Gでも複数接続は可能でしたが、5Gに移行すればその30から40倍接続数を増やすことが出来ます。

これができることにより、「IoT」というモノをインターネットに繋ぐ技術がより普及されます。例えば、外出先からスマホを操作して自宅にあるエアコンや照明などの家電を操作する、などもこれに当たります。

多接続が可能になることで、生活の利便性が飛躍的に向上したり、やビジネスの多様化など、様々な分野が活発になるでしょう。

5Gサービスを使うには5G対応スマホが必要

5G回線を利用するためには、接続される端末自体に5Gの機能が搭載されている必要があります。

現在ドコモオンラインショップで購入できる5G対応機種を一部、ピックアップしました。

ドコモオンラインショップで購入できる5G対応機種

  • iPhone 12以降のモデル
  • Xperia 1 Ⅳ
  • Xperia 5 Ⅳ
  • Xperia 10 Ⅳ
  • Xperia Ace Ⅲ
  • AQUOS sense7
  • AQUOS R6
  • AQUOS wsih
  • Galaxy S22
  • Galaxy S21 5G
  • Galaxy A23 5G
  • arrows N
  • など

発売予定のスマホもありますが、ドコモからは比較的多い機種が発表されています。

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5Gエリアは順次拡大予定

ドコモの5Gエリア範囲は、すでに日本本州の普及はかなり進んでいる状況で実用化が進んでいます。離島や北海道へは順次拡大を行っています。

5Gを利用する際は、念のため事前にドコモのサービスエリアマップから利用可否を確認しておくことをおすすめします。

基本プランが変更!通話はオプションで選択

通話はオプションサービスで選択
通話はオプションサービスで選択

従来のプランでは基本プラン(1,078円~)として、データプランとは別に必ず音声プランの加入が必要でした。

新プランはギガホプレミア、ギガライトのオプションとして音声プランの選択が出来るようになり、より必要な人だけが利用できるものとなりました。

基本プラン(従来プラン)との違い

基本プラン(従来プラン)と音声オプション(新プラン)の違いをサービス内容別に比較してみます。

※横にスクロールできます。

サービス内容 従来プラン名/月額料金 新オプション名/月額料金
家族間通話無料
国内通話料金:22円/30秒
シンプルプラン
1,078円/月
なし
0円
家族間通話無料
1回5分以内の通話
5分超時の通話料金:
22円/30秒
カケホーダイ ライトプラン
1,870円/月
5分通話無料オプション
770円/月
国内通話無料 カケホーダイプラン
2,970円/月
かけ放題オプション
1,870円/月

従来プランのシンプルプランにあたる内容が、新プランではもともと組み込まれていることが分かります。

また、料金はどのオプションも約1,00円安くなっています

家族間の通話料金が無料なので、家族全員でドコモを利用するとオプションをつけない、という選択肢も取ることができよりお得に利用できますね。

ドコモの「ギガホプレミア」「ギガライト」に使える割引サービス

ドコモのギガプラン「ギガホプレミア」「ギガライト」「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」には各種割引サービスが用意されています。

安く利用できるポイントになってくるのでぜひ抑えておいてください。

ギガプランに使える割引サービス

  • みんなドコモ割
  • ドコモ光セット割
  • dカードお支払割

みんなドコモ割

みんなドコモ割
みんなドコモ割
引用元:ドコモ[8]

みんなドコモ割はギガプラン限定で適応になる割引です。

ファミリー割引のグループ内の対象音声回線の数に応じて、最大1,100円が割引されます。

各回線ごとに割引がはいるので、家族でドコモを利用している場合はぜひファミリー割引のグループを組んでおきましょう。

みんなドコモ割が適応できるファミリー割引のグループは、同居・別居にかかわらず三親等以内の親類になります。

ギガホプレミアの場合の割引料金

1回線 2回線 3回線以上
割引金額 -550円 -1,100円
割引後の金額
(~60GB)
7,205円 6,655円 6,105円
割引後の金額
(~3GB)
5,555円 5,005円 4,455円

5Gギガホプレミアの場合の割引料金

1回線 2回線 3回線以上
割引金額 -550円 -1,100円
割引後の金額
(無制限)
7,315円 6,765円 6,215円
割引後の金額
(~3GB)
5,665円 5,115円 4,565円

ギガライト/5Gギガライトの場合の割引料金

1回線 2回線 3回線以上
割引金額 -550円 -1,100円
割引後の金額
<ステップ1>
~1GB
3,465円 2,915円 2,365円
<ステップ2>
~3GB
4,565円 4,015円 3,465円
<ステップ3>
~5GB
5,665円 5,115円 4,565円
<ステップ4>
~7GB
6,765円 6,215円 5,665円

2回線で550円割引、3回線以上で1,100円割引がそれぞれの回線で割引が受けられます。

つまりギガホプレミアを利用していて1,100円の割引を受けると、6,105円/月とギガライトの~7GBを単独で契約するより安くなります。

ドコモ光セット割

ドコモ光セット割
ドコモ光セット割
引用元:ドコモ[9]

また、ファミリー割引のグループ内に「ドコモ光」の契約をしている場合は、さらに割引を適応できます。

それぞれの回線で永年最大1,100円割引になります。

プラン名 割引金額
ギガホプレミア
5Gギガホプレミア
-1,100円
ギガライト
5Gギガライト
<ステップ4>
~7GB
-1,100円
<ステップ3>
~5GB
-1,100円
<ステップ2>
~3GB
-550円
<ステップ1>
~1GB
-0円

従来プランの「カケホーダイ&パケあえる」も最大3,500円の割引が適応になるので。家族内で新プランと従来プランの契約者がいる場合にも、どちらもお得にご利用いただけます。

光回線を自宅にひいているという方は、ドコモ光も検討してみてもいいかもしれないですね。

dカードお支払割

dカードお支払割
dカードお支払割
引用元:ドコモ[10]

ご利用料金のお支払い方法を「dカード/dカード GOLD(家族カード含む)」に設定(定期クレジット)している場合、187円(税込)割引になります。

上述の「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」とは異なり、「ギガホプレミア」「ギガライト」「5Gギガホプレミア」「5Gギガライト」全て同じ割引額となります。

ドコモを利用している方はdカードをお持ちの方も多いと思いますので、できるだけ適用したい内容です。

「ギガホプレミア」「ギガライト」と従来プランを比較!本当にお得?

月額料金は安くなる?
月額料金は安くなる?
引用元:ドコモ[1]

ここまで新プランについて紹介してきました。次は旧プランと比較して新プランは本当にお得なのかどうかを比べてみます。

単体契約&新プランで契約の場合

ひとり利用した場合の料金はどれくらいになるか、5GB未満だった場合と30GBの2パターンで比較をしてみます。

なお、この比較での通話プランは旧料金ではシンプルプラン、新プランではオプションはつけない場合で計算。新プランでは5GBはギガライト、30GBはギガホで比較します。

・データ利用5GB

従来プラン 新プラン
基本プラン シンプルプラン
1,078円
データプラン ベーシックパック(~5GB)
5,500円
ギガライト(~5GB)
5,665円
ISP spモード
330円
月額合計 6,908円 5,665円

5GBの利用で比較すると1,243も新プランのほうが安くなります。

シンプルになっただけでなく、月額料金も抑えられるのはとても嬉しいですね。

・データ利用30GB

従来プラン 新プラン
基本プラン シンプルプラン
1,078円
データプラン ウルトラデータLLパック(20GB)
8,800円
ギガホプレミア(60GB)
7,205円
ISP spモード
330円
月額合計 10,208円 7,205円

30GBのデータプランで比較すると、新プランのギガホプレミアは30GB多く使えるにも関わらず3,003円も安くなります。

ちなみにギガホプレミアとギガライトを選択するポイントは、毎月のデータ利用が5GB以上か以下で決定するのがおすすめです。

ギガライトで5GB以上のデータ通信を使用すると7GBの料金が適用され、月額料金が6,765円となります。

ギガホプレミアとの料金は440円しか変わらず、利用できるデータ量や制限まで使い切ったあとの制限速度の違いなど考えるとギガホを契約するのがお得です。

家族利用&新プランで契約の場合

続いて家族利用をした場合の料金を比較します。家族3人で利用した際の料金がいくらになるかをひとり利用と同じように、5GBと30GBの月額を比べます。

なお、月額料金は3人での合計料金で、従来プランはウルトラシェアパック50の料金を、新プランはみんなドコモ割を適応した金額で比べます。

・データ利用5GB

従来プラン 新プラン
基本プラン シンプルプラン
1,078円×3=3,234円
データプラン ベーシックシェアパック(15GB)
13,200円
ギガライト(~5GB)
5,665円×3=16,995円
ISP spモード
330円×3=990円
シェアオプション 550円×2=1,100円  
割引 -1,100円×3=-3,300円
月額合計 18,524円 13,695円

新プランは割引が適用されることもあり、月額は4,829円も安くなります。

シェアプランはデータ容量を分け合って使うため、家族の誰かが多くのデータ量を使ってしまうと必ず5GB使える、というものではありません。

安心して決められた容量を使うということであれば、ギガライトをおすすめします。

・データ利用30GB

従来プラン 新プラン
基本プラン シンプルプラン
1,078円×3=3,234円
データプラン ウルトラシェアパック(50GB)
17,600円
ギガホプレミア(60GB)
7,205円×3=21,615円
ISP spモード
330円×3=990円
シェアオプション 550円×2=1,100円  
割引 -1,100円×3=-3,300円
月額合計 22,924円 18,315円

大容量のプランで比較すると、ギガホのほうが4,609円お得になります。

今回比較した従来プランのシェアパックは50GBなので、一人あたり利用できるデータ量は16GB程度。

料金だけでなく使えるデータ通信量も新プランのほうが大きいので、データ通信を沢山するという方であれば、新プランにしたほうが圧倒的にお得です。

ドコモの「ギガホプレミア」「ギガライト」の注意点

新料金プランには良い面があるだけではなく、移行前に注意しないといけないことがあります。ポイントに分けて解説していきます。

従来プランは受付終了

新プランの提供とともに、従来プランの新規受付は終了となります。変更後にプランを戻したいということはできないので、よく確認した上で変更をしてください。

現在従来のプランを利用している方はそのまま継続利用ができますし、パケットプランの変更をすることも可能です。

「docomo with」から新プランに移行すると割引が外れる

docomo withの割引が外れる
docomo withの割引が外れる

docomo withは対象機種の購入で月額料金を1,650円割引してくれるサービスです。しかしプラン変更をすると、当然この割引の適用が外れてしまいます。

docomo withは2年を過ぎて、端末の分割代金を払い終えても割引が継続するので、こちらから新プランに変更するとかえって高くなってしまう場合があります。

同じスマホ端末を長く使い続けたいという方はそのまま継続で使った方がいいかもしれません。

docomo withを継続したい方はこちらをチェック

「月々サポート」適応中に移行すると月々サポートが外れる

月々サポートが外れる
月々サポートが外れる

月々サポートは、ご購入日の翌月を1か月目とし24ヶ月間一定の額を利用料から割引するサービスです。

同様に月々サポートを利用している人も、プラン変更してしまうと割引が外れます。24ヶ月間の割引期間がありますが、途中解約してしまうと残りの割引は適応にならないので、存してしまうことがあります。

期間がどのくらい残っているか確認が必要です。

「端末購入サポート」は期間前に変更すると解除料がかかる

端末購入サポートは、購入日の翌月を1か月目とし12ヶ月目まで使い続けることで、機種代金の一部が割引されるサービスです。

端末購入サポートもプラン変更すると外れてしまいます。端末購入サポートに関しては端末の残債+割引の半額分の違約金が発生するので、こちらも期間と残債額の確認を必ず行いましょう。

まとめ

新プランと特徴を紹介しつつ、従来プランとの比較を行いました。基本的には従来プランよりも安くなるケースが多く、とくにファミリー割引の対象で大容量プランを使っている方なら乗り換えたほうがお得です。

端末のサポートやdocomo with対象の方に関しては、残債額や違約金を確認し、今がお得なのか、タイミングをしっかり見極めてください。

「ギガホ割」は2019年9月30日までなので、夏モデルへの乗り換えと一緒に新プランへの変更を検討してみてもいいのではないでしょうか。

ギガホ・ギガライトのポイント

  • ギガホプレミア・・・60GBまで使える大容量の定額プラン
  • ギガライト・・・データ使用量に応じて料金がかわる従量制プラン
  • 5Gギガホプレミア・・・無制限で使える大容量の定額5Gプラン
  • 5Gギガライト・・・データ使用量に応じて料金がかわる従量制5Gプラン
  • 基本プラン(通話)はオプションに変更&オプション料金も約1,000円安い
  • 従来プランに比べて安くなる。特にデータ使用量が多い人の割引額が高い
  • ただし、一部割引サービスは継続されないので注意が必要

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

Kawamata

Kawamata

酒と音楽が好きな京都在住ライター。某格安SIMサイトで編集を担当していたが、心機一転し京都に移住。IT、ガジェットからサブカルチャーまで幅広いジャンルの執筆が可能。最近では京都のことも書けるように。

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