ドコモの委任状を使った代理契約・記入方法をまるごと解説!

ドコモ 委任状

ドコモでは、スマホの契約や契約内容を変更する場合において、契約者本人ではない人(代理人)が、口頭で「家族・友人に頼まれて」と言っても手続きを行うことはできません。その際には、必ず「委任状」と呼ばれるものが要求されます。

例えば、委任状が要求されるよくあるケースとして以下のような状況が挙げられます。

・親名義のまま進学や就職を機に引っ越しをした子が自分で機種変更をする時
・高齢の家族に代わって手続きをする時

上記のようなケースに直面したとしても、委任状があることで端末が購入できたり、契約内容を見直したりすることが可能です。

そこでこの記事では、委任状があることで対応できることから、委任状の記入方法、注意事項までをまるごと解説します。

ドコモショップにて契約をしようと思ったけど、ショップ店員から「委任状がないと手続きができない」と言われ、どうすれば良いのか分からない!という方は必見です。

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– docomo –

ドコモ

ドコモで委任状が必要なケース

ドコモ公式サイト 委任状のダウンロードページ

ドコモで委任状が必要となるのは、何かしらの理由で契約者本人ではない、いわゆる代理人が契約に関する手続きを行う場合です。

ただし、委任状があれば契約者本人でないとできない手続きのほとんどが行えます。具体的に、委任状があることで行える手続きの種類は以下の通りです。

委任状があれば行える手続きの種類
新規契約
MNP契約(他社からの乗り換え)
機種変更
名義変更
プラン変更
MNP予約番号の発行・解約手続き

注意点として、新規契約及びMNP手続きを代理で行うことを繰り返すのは控えましょう。ドコモ側で要注意顧客として判断されてしまうかもしれず、以後の契約にも支障が起きるかも知れません。

また、プラン変更は委任状が無くても、その場でドコモショップ店員と契約者本人が電話で相互確認ができれば手続きができます。

ドコモの代理手続きで委任状以外に必要なものは? 

ドコモ公式本人確認書類確認ページ

代理人は、委任状以外にも手続きをする内容によって別途用意する必要がある書類や証書があります。手続きごとに必要な書類の種類を確認しましょう。

手続き内容 必要書類
新規契約 ・委任状
・代理人の本人確認書類
・名義人の本人確認書類
MNP ・委任状
・代理人の本人確認書類
・名義人の本人確認書類
機種変更 ・委任状
・代理人の本人確認書類
・名義人の本人確認書類
名義変更
(※変更先の名義人の代理人の場合)
・変更元の委任状
・変更先の本人確認書類
・家族の本人確認書類
名義変更
(※変更元と変更先の両方の代理人の場合)
・変更元の委任状
・変更先の委任状
・代理人の本人確認書類
・変更元名義人の本人確認書類
・変更先名義人の本人確認書類
・クレジットカードもしくは、キャッシュカード
プラン変更 ・委任状
・代理人の本人確認書類
・名義人の本人確認書類
MNP ・委任状
・代理人の本人確認書類
・名義人の本人確認書類

委任状と一緒に提出を求められる「本人確認書類」とは、自身の住所などを証明できる公的な証明証。

使用することができるのは、「運転免許証」と「マイナンバーカード」が基本となります。
このどちらも持っていない場合には、「健康保険証」「住民基本台帳カード(顔写真付)」「在留カード」または「外国人登録証明書のいずれか1点と、補助書類として公共料金領収書」などが必要です。

クレジットカードで支払いをするのであれば補助書類の提出は求められません。本人確認書類をお持ちでない方は、クレジットカードでの支払いを選択すれば提出する書類の数を減らすことができます。

なお、未成年や法人名義では提出する本人確認書類に一部違いがあります。本人確認書類はコピーは利用できませんのでご注意ください。

ドコモの委任状の書き方と注意事項

委任状の記入例

では実際にドコモの委任状を記入していくにあたっての注意事項を、記入例を交えながら解説していきます。

委任状のダウンロードは以下のリンクからダウンロードできます。
同意書・委任状のダウンロード | お客様サポート | NTTドコモ

ドコモの委任状記入例
ドコモの委任状記入例(ドコモ公式サイトより引用)

今回は携帯の機種変更を代理で手続きする場合を例に書き方・注意事項を解説します。記載が必須な箇所は以下の通りです。

・作成日
・携帯電話番号
・□機種変更にチェック
・分割払いの支払い回数を選択
・契約者(委任者)情報
・契約者(委任者)の印鑑
・代理人(受任者)情報

また、記入時に特に注意したい忘れがちなポイントは以下の通りです。また大前提として「委任状は委任者(契約者)本人が必要項目をすべて記入する」必要がありますので、ルールは必ず守りましょう。

1. 委任状の作成日……記入日から3ヵ月有効ですが、記載が忘れがちなので注意
2. 契約者の印鑑……とくに忘れがちなので注意
3. 代理人(受任者)情報……こちらも委任者が記入する必要があります

ドコモ公式オンラインショップ経由であれば委任状は不要!

ドコモ公式オンラインショップTOPページ

実はオンラインショップを経由の手続きであれば、委任状の提出が必要ありません

オンラインショップでの手続きは原則、契約者本人が手続きをすることにはなっていますが、ショップ店員との対面手続きではないので、契約者本人立ち会いのもとで、一緒に画面を見ながら代理人が手続きをすることもできます。

なお、オンラインショップで手続きをする場合は、本人確認としてdアカウントとSNSをつかった2段階認証、またはネットワーク暗証番号によるログインで本人であることを確認します。

ショップ店員から直接注意事項の説明を受けられない分、手軽に手続きをすることは可能です。

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まとめ

委任状を使った代理契約は何かと注意事項が多く、委任状だけでなく契約者と代理人の両者の本人確認証明書が必要であったりと、事前に用意すべき情報も多く要求されます。

例えば、自分の子どもが未成年の時に契約をしたものの、いずれ自分で欲しい端末を持ちたいと願うようになってくることと思います。ある程度自分で生計を立てられる年齢になってきたら、今後委任状どうこうの手続きも面倒になってくると思いますので、はやめに名義変更を済ませておくと良いでしょう

しかし、いつまでも親名義であっては不都合がでてくるのも事実です。そうした意味でもタイミングを見計らってメインで使用する人の名義に変更してしまうのがいいかもしれません。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

Kawamata

Kawamata

酒と音楽が好きな京都在住ライター。某格安SIMサイトで編集を担当していたが、心機一転し京都に移住。IT、ガジェットからサブカルチャーまで幅広いジャンルの執筆が可能。最近では京都のことも書けるように。

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