iPhoneのパスコードを忘れた時の対処法!初期化と予防策【2026年】
iPhoneのパスコード(画面ロックの暗証番号)を忘れてしまうと、ロックを解除できず操作できなくなります。「思い出す」以外に元の状態のまま解除する裏ワザはなく、原則としてiPhoneを初期化(データを全消去)して設定し直すのが唯一の公式な解決策です。
ただし、iOS 15.2以降はパソコンがなくても、iPhone単体で初期化して再設定できるようになりました。この記事では、2026年7月時点の最新手順で、パスコードを忘れたときの対処法・初期化のやり方・データを守る予防策までまとめて解説します。
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目次
iPhoneのパスコードを忘れたらどうなる?初期化は必要?
パスコードを思い出せない場合、データを残したまま解除する方法は無く、iPhoneの初期化(全データ消去)が必要です。Appleはセキュリティのため、正しいパスコードなしでロックを回避する手段を用意していません。
また混同しやすいのが「パスコード」と「Appleアカウント(旧Apple ID)のパスワード」の違いです。忘れたのがどちらなのかで対処が変わります。
| 種類 | 何のためのもの | 忘れたときの主な対処 |
|---|---|---|
| パスコード | iPhoneの画面ロック解除(4〜6桁の数字など) | 初期化して再設定する |
| Appleアカウントのパスワード(旧Apple ID) | App Store・iCloud・購入などApple全体のサインイン | パスワードをリセットする(iforgot.apple.com など) |
「iPhoneのパスワードを忘れた」と検索する方の多くは、実はこの画面ロックのパスコードを指しています。以降はこのパスコードを忘れたケースの対処法を中心に解説します。
パスコードを間違え続けるとどうなる?「iPhoneは使用できません」の意味
パスコードを連続で間違えると使用不能の時間が延び、最終的に「セキュリティロックアウト」になり初期化しないと使えなくなります。むやみに適当な数字を入力するのは逆効果なので避けましょう。
連続で間違えたときの目安は次のとおりです(回数・時間はiOSのバージョンや設定によって異なる場合があります)。
| 連続で間違えた回数 | iPhoneの状態 |
|---|---|
| 6回 | 1分間 使用不可(「iPhoneは使用できません」) |
| 7回 | 5分間 使用不可 |
| 8回 | 15分間 使用不可 |
| 9回 | 60分間 使用不可 |
| 10回以上 | 「セキュリティロックアウト」表示。初期化しないと使用不可 |
「セキュリティロックアウト」または「iPhoneは使用できません」と表示され、時間の指定がなくなったら、正しいパスコードを思い出さない限り初期化が必要な状態です。
【iOS15.2以降】PCなしでiPhoneを初期化してパスコードを解除する方法
セキュリティロックアウト画面の「iPhoneを消去」から、Appleアカウントのパスワードを入力すれば、パソコンなしで初期化・再設定できます。iOS 15.2で追加された機能で、2026年7月時点で最も手軽な方法です。
この方法を使うための条件
- iOS 15.2以降であること
- Wi-Fiまたはモバイルデータ通信でネットワークに接続していること
- Appleアカウント(旧Apple ID)のパスワードを覚えていること
手順は次のとおりです。
- パスコードを何度か間違え、画面右下(または下部)に表示される「iPhoneを消去」をタップする
- もう一度「iPhoneを消去」をタップして操作を確認する
- サインアウトのためAppleアカウントのパスワードを入力する
- 「iPhoneを消去」をタップすると初期化が始まり、自動で再起動する
- 画面の案内に沿って初期設定を行い、iCloudやパソコンのバックアップから復元する
初期化するとパスコードは無効になり、新しいパスコードを設定し直せます。バックアップがあれば、写真やLINEなどのデータも復元可能です。
パソコン(Mac・Windows)でiPhoneを初期化する方法【リカバリモード】
パソコンがあれば、iPhoneをリカバリモードにして初期化できます。ネットワークに繋がっていない、Appleアカウントのパスワードが分からないといった場合の確実な方法です。
使うアプリはパソコンの種類によって異なります。2026年7月時点では次のとおりです。
| パソコンの種類 | 使うアプリ |
|---|---|
| Mac(macOS Catalina 10.15以降) | Finder(ファインダー) |
| Mac(macOS Mojave以前) | iTunes |
| Windows 11 | 「Apple デバイス」アプリ(2024年にiTunesから分割・独立) |
| Windows 10 など | iTunes も利用可 |
まず、機種に合わせてリカバリモードに入ります。
| 機種 | リカバリモードに入る操作 |
|---|---|
| iPhone 8以降(Face ID搭載機種・iPhone SE 第2/第3世代を含む) | 音量を上げるボタンを押してすぐ放す → 音量を下げるボタンを押してすぐ放す → サイドボタンをリカバリモード画面が出るまで長押し |
| iPhone 7 / 7 Plus | 音量を下げるボタンとサイドボタンを同時に長押し |
| iPhone 6s以前・iPhone SE(第1世代) | ホームボタンとサイド(またはトップ)ボタンを同時に長押し |
その後の手順は次のとおりです。
- iPhoneをパソコンに接続し、Finder・Appleデバイスアプリ・iTunesのいずれかを開く
- 上記の操作でiPhoneをリカバリモードにする(パソコンとケーブルのマークが出る画面)
- パソコン側に表示される選択肢から「復元」を選ぶ
- ソフトウェアのダウンロードと初期化が完了するまで待つ(15分以上かかると一度リカバリモードが終了するので、その場合は再度やり直す)
- 初期設定を行い、必要に応じてバックアップから復元する
「iPhoneを探す」やiCloudからパスコードを解除する方法
別のデバイスやパソコンからiCloud.com/findにサインインし、「iPhoneを消去」を選べば、遠隔で初期化できます。手元のiPhoneが操作できない状態でも使える方法です。
手順は次のとおりです。
- 別のスマホ・タブレット・パソコンから icloud.com/find にアクセスする
- ロックされたiPhoneと同じAppleアカウントでサインインする
- 「すべてのデバイス」から対象のiPhoneを選ぶ
- 「iPhoneを消去」をタップして初期化する
- 初期化後、バックアップから復元するか新しいiPhoneとして設定する
対象のiPhoneがネットワークに接続されていないと、iCloudからの消去はすぐには実行されません。次回オンラインになったタイミングで消去が実行されます。
パスコードを忘れたけど初期化したくない…データは残せる?
結論として、パスコードを思い出す以外に、データを残したまま解除する公式の方法はありません。ただし、状況によっては解除できる可能性が2つあります。
直近72時間以内にパスコードを変更したなら「古いパスコード」で解除できる
iOS 17以降では、パスコードを変更してから72時間以内であれば、ロック画面の「パスコードをお忘れですか?」から以前のパスコードを入力してロックを解除できます。新しいパスコードだけを忘れた場合は、まずこれを試しましょう。
「思い出す」ためのヒント
初期化前に、以下を落ち着いて確認してみてください。
- 誕生日・記念日・よく使う4桁の数字
- 以前使っていたパスコードや暗証番号
- 家族と共有していないか(設定した本人が別の場合も)
「初期化せずに解除できる」とうたう非公式のロック解除ツールも存在しますが、結局は初期化が前提だったり、料金トラブル・情報漏えいのリスクがあります。基本はApple公式の方法を使い、安易に非公式ツールへ頼らないようにしましょう。
データを守る唯一の現実的な備えはバックアップです。バックアップさえあれば、初期化後に写真・連絡先・LINEなどを復元できます。逆にバックアップが無いと、初期化で手元のデータは戻せなくなります。
iPhoneのパスコードを忘れないための予防策
最大の予防策は、いつ初期化になっても困らないよう「バックアップを習慣化」しておくことです。あわせて次の設定を見直しておきましょう。
- バックアップを自動化する:「設定」>自分の名前>「iCloud」>「iCloudバックアップ」をオンにする、またはパソコンで定期的にバックアップを取る
- Face ID / Touch ID を併用する:普段の解除を生体認証にすればパスコード入力の機会が減り、忘れにくくなる(※再起動後などはパスコードが必要)
- Appleアカウントのパスワードも管理する:初期化・復元の両方で必要になるため、パスコードとセットで控えておく
- 「データを消去」設定を理解しておく:「設定」>「Face ID(Touch ID)とパスコード」>最下部の「データを消去」をオンにすると、10回連続で間違えたときに自動で全データが消去される。セキュリティは高いが、誤操作リスクもあるため理解したうえで使う
iPhoneのパスコード・パスワード忘れに関するよくある質問
Q. パスコードを忘れても電話番号や写真は残せますか?
A. 初期化すると本体内のデータは消えますが、iCloudやパソコンにバックアップがあれば初期化後に復元できます。電話番号(回線契約)はSIM/eSIMに紐づくため、初期化しても解約はされません。
Q. Appleアカウント(旧Apple ID)のパスワードを忘れた場合は?
A. 画面ロックのパスコードとは別物です。iforgot.apple.com などからリセットできます。初期化のときにもこのパスワードが必要になるため、先に確認しておきましょう。
Q. 初期化するとLINEやモバイルSuicaはどうなりますか?
A. LINEはトーク履歴のバックアップと引き継ぎ設定をしておかないと復元できません。モバイルSuicaも事前にサーバーへ預ける手続きをしていないと残高が消える恐れがあります。可能であれば初期化前に手続きしておくのが安全です。
Q. パソコンがない場合の初期化方法は?
A. iOS 15.2以降なら、ロック画面の「iPhoneを消去」からAppleアカウントのパスワードを入力すれば、パソコンなしで初期化できます(ネットワーク接続が必要)。
Q. 「iPhoneは使用できません」から元に戻す方法は?
A. 正しいパスコードを思い出せば、表示された待機時間の経過後に再入力できます。思い出せない場合は、この記事の方法で初期化するしかありません。
まとめ:パスコードを忘れたら「初期化+バックアップ」で乗り切る
iPhoneのパスコードを忘れたときの対処法を解説しました。ポイントを整理します。
- パスコードを思い出す以外に、データを残したまま解除する公式の方法は無い
- iOS 15.2以降は「iPhoneを消去」からパソコンなしで初期化できる(Appleアカウントのパスワードが必要)
- パソコンを使う場合は、MacはFinder、Windows 11はAppleデバイスアプリで復元する
- iOS 17以降は、変更から72時間以内なら古いパスコードで解除できる
- 最大の備えは日頃のバックアップ。あれば初期化してもデータを戻せる
もし初期化を機に機種変更を検討するなら、iPhoneを安く買う方法10選【2026年最新】や中古iPhoneのおすすめ機種と選び方もあわせてチェックしてみてください。最新モデルが気になる方はiPhone 17eの発売日・価格・スペック、iPhoneとAndroidで迷う方は結局今はiPhoneかAndroidのどっちが買い時?が参考になります。










