mineo(マイネオ)の料金プランは安い? 豊富なプランの特徴・内容を徹底解説!!

mineo(マイネオ)の料金プランは安い? 豊富なプランの特徴・内容を徹底解説!!

関西電力系企業「株式会社ケイ・オプティコム」が運営する格安SIMサービス「mineo」。当初au回線を利用する唯一の格安SIMとして、2014年6月よりサービスが開始されました。

2015年9月からドコモ回線を利用したDプランも追加され、さらに2018年9月からはソフトバンク回線を利用したSプランも追加。今ではau・ドコモ・ソフトバンクの全キャリア回線を選択することができるトリプルキャリアサービスを展開しています。

mineoは、当たり前のように2年縛りや余計なオプションサービス契約を前提とし、2年目以降の料金が高くなる大手キャリアの料金体系を打破すべく、「新しいフツー」をスローガンに格安SIMや格安スマートフォンとのセット販売を行っています。

そんなトリプルキャリア対応の格安SIMを好みに合わせて選択できることができる「新しいフツー」のmineoサービス内容を、今回はできるだけ詳しく解説していきます。

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小川正人

監修者情報
小川正人(Ogawa Masato)

新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。スマホや格安SIM・ポケット型WiFi・光回線などの通信、モバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いからlivedoorの通信サービスメディアサイト「livedoor Choice」に携わる。一時期は通信の実態を経験するために、光回線を3社、スマホキャリア、格安SIMを12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
監修者について(マイベストプロ)

mineoの料金プラン

mineoの料金プラン
引用元:mineo[1]

mineoはau回線のAプラン、ドコモ回線のDプラン、ソフトバンク回線のSプランから選択することができます。用意されているデータ通信容量(コース)はA・D・Sプラン共通。

mineoではデータ通信SIMを「シングルタイプ」、音声通話SIMを「デュアルタイプ」と独自の呼び方をする点も特徴です。

mineoでは現在、基本データ容量で選ぶ「マイピタ」通信速度で選ぶ「マイそく」の2種類のプランを展開中。

以下のプランの見方を参考に、各プランの詳細を見ていきます。

mineoのプランの見方

  • デュアルタイプ……音声通話付きプラン
  • シングルタイプ……データ通信専用プラン
  • Dプラン……ドコモ回線を使用したプラン(ドコモ端末などに対応)
  • Aプラン……au回線を使用したプラン(au端末などに対応)
  • Sプラン……ソフトバンク回線を使用したプラン(ソフトバンク端末などに対応)

基本データ容量で選ぶ「マイピタ」

マイピタ
引用元:mineo[1]

「マイピタ」は1GB~20GBまでの全4種類で、20GBの大容量データ通信もバッチリ用意されています。

また、「お試し200MBコース」は契約事務手数料550円(税込)となり、通常のシングルタイプ、デュアルタイプの契約事務手数料より安価な設定です。

最大2か月の利用期間満了後は自動的に1GBコースに移行されます

通常プラン「マイピタ」

  シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
1GB 880円 1,298円
5GB 1,265円 1,518円
10GB 1,705円 1,958円
20GB 1,925円 2,178円
お試し200MBコース※1 330円 1,100円

※価格は全て税込
※1:利用期間(最大2か月)満了後は自動的に1GBコースに移行

シングルタイプ、デュアルタイプともに料金が統一され、よりわかりやすい料金になっていますが、SMSオプションの有無に差があります

SMS(ショートメッセージサービス)はA・D・Sプランのデュアルタイプと、Aプランのシングルタイプには内包されています。

D・Sプランのシングルタイプを利用したい場合、別途有料のSMSオプションサービスを申し込む必要がありますが、逆にAプランはSMSが付帯しないデータ通信のみのプランは用意されていません。

このほか、mineoでは余ったデータ容量が翌月に繰り越される「データ繰り越し」が全プラン標準搭載です。

通信速度で選ぶ「マイそく」

マイそく
引用元:mineo[1]

続いて「マイそく」のプラン内容。

マイそくは2022年3月に開始した、新しい”中速無制限”プランです。

中速無制限プラン「マイそく」

  シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
ライト
(最大300kbps)
660円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
24時間データ使い放題 330円/回

※価格は全て税込
※月~金の12時台は最大32kbpsに制限

マイそくは、キャリアや「マイピタ」など一般的なプランとは構成が異なります。

月間データ容量の代わりに、各プランに最大300kbps、1.5Mbps、3Mbpsの速度が決められています。

20Mbpsといった高速通信は利用できず、最大300kbps、1.5Mbps、3Mbpsという低~中速で使い放題になるのです。

昨今注目されている「最大1Mbpsで使い放題」より速度が速く、プレミアムを選べば最大3Mbpsで利用可能。

「24時間データ使い放題」を必要な時付け加えれば、24時間は高速通信も使えます。

ただし注意点もあり、月~金の12時台は最大32kbpsに制限されてしまうので、この時間はスマホでの通信がほぼできません。

月~金の12時台はWiFiを利用できる、スマホを使わないという方は問題ないですが、昼休憩中に電子決済を使う方などは要注意です。

大手キャリアのような高速通信の完全無制限プランをヘビーユーザー向けとするなら、マイそくはライト~ミドルユーザー向けのプランといえるでしょう。

mineoのおすすめ料金プランはどれ?

mineoのおすすめ料金プランはどれ?
引用元:mineo[2]

mineoの新料金プランでは1GBの小容量から20GBの大容量までコースが用意されているので、どれにすればいいか迷ってしまいがちですが、おすすめはマイピタ5GBです

旧プランに比べ選択できるデータ容量の幅は狭まりましたが、その分、ごく小容量で使う方は1GB、平均的な使用量の方は5GBもしくは10GB、がっつり大容量で使いたい方は20GBと、ユーザーの利用状況によって判断しやすくなったといえます。

なかでも、5GBあれば一般的にメールやLINE、ブラウジングをする程度なら問題ない容量です。もう少し使いそう、という場合は10GBで様子を見るといいでしょう。

mineoではコース変更を無料で行うことができるので、選択したコースでは多かったり少なかったりする場合、マイページから簡単に変更することができます。ただし、コース変更が適用されるのは翌月からとなるので注意してください。

また、月末になってデータ容量がギリギリ足りない!という場合は150円/100MBでデータチャージすることも可能です。

mineoの新・旧料金プランを比較!

2021年2月から開始したmineoの新料金プランですが、旧プランから何が変わったのか気になっている方もいることでしょう。

まずは旧料金プランと新料金プランを表で比較してみます。

■デュアルタイプ料金比較(新旧)

※横にスクロールできます。

新プラン「マイピタ」 旧プラン
Aプラン Dプラン Sプラン
500MB 1,441円 1,540円 1,925円
1GB 1,298円
3GB 1,661円 1,760円 2,145円
5GB 1,518円
6GB 2,409円 2,508円 2,893円
10GB 1,958円 3,443円 3,542円 3,927円
20GB 2,178円 5,049円 5,148円 5,533円
30GB 7,161円 7,260円 7,645円

■シングルタイプ料金比較(新旧)

※横にスクロールできます。

新プラン 旧プラン
Aプラン Dプラン Sプラン
500MB 770円 770円 869円
1GB 880円
3GB 990円 990円 1,089円
5GB 1,265円
6GB 1,738円 1,738円 1,837円
10GB 1,705円 2,772円 2,772円 2,871円
20GB 1,925円 4,378円 4,378円 4,477円
30GB 6,490円 6,490円 6,589円

大きな変更点としては、使用する回線によって若干異なっていた料金が、新プランからはau・ドコモ・ソフトバンクのどの回線を選んでも共通料金になった点です。

プランが展開されている月間データ容量も変わっています。旧プランでは500MB・3GB・6GB・10GB・20GB・30GBの6つからデータ容量を選択できましたが、新プランでは1GB・5GB・10GB・20GBの4種類に。

これは、総務省の調査データ結果と、mineoユーザーの約99%は10GB以下での契約であるという点が、新プラン提供の背景にあるようです。

また後述いたしますが、据え置きとなった10GB・20GBのデータ容量についてはプラン変更手続きなしで自動移行となり、その他の旧プランについては別途プラン変更手続きが必要とのこと。

各種オプションやフリータンクなどのmineo独自サービスも新旧プラン変わらず利用できるので、料金設定の下がった新プランの方が旧プランよりもメリットの大きい内容になったといえるのではないでしょうか。

mineoでかかる実際の料金をシミュレーション

mineoでかかる実際の料金をシミュレーション
引用元:mineo[2]

mineoの料金プランを解説しましたが、ここでは「mineoへ乗り換えたら実際どれくらい料金がかかるのか」というのは気になりますよね。

今回は単身で乗り換えた場合と、3人家族で乗り換えた場合を想定し、mineoの実際の料金や大手キャリアよりどれくらい安くなるのかといった比較も行います。

比較する大手キャリアはドコモ、選択するプランはmineoもドコモも現在提供中の音声通話プランとします。

単身でmineoを使う場合の料金

まずは単身でmineoへ乗り換えた場合のシミュレーションを行います。ドコモで提供中のギガホプレミア・ギガライトに合わせて、2通りの条件で試算してみましょう。

 mineoとドコモ(ギガライト)の比較

●mineoとドコモ(ギガライト)の比較条件

ドコモ
・プランはギガライト(~5GB)+5分通話無料オプション
・定期契約なし、その他割引も適用なしでシミュレーション

mineo
・プランはマイピタ デュアルタイプ5GB+10分かけ放題

mineo ドコモ
月額料金 1,518円 5,665円
通話定額
オプション
550円 770円
1ヵ月合計 2,068円 6,435円
1年間合計 24,816円 77,220円

低容量の5GBで比較したところ、mineoの方が1年間で52,404円も安くなりました。

 mineoとドコモ(ギガホプレミア)の比較

●mineoとドコモ(ギガホプレミア)の比較条件

ドコモ
・プランはギガホプレミア+5分通話無料オプション
・定期契約なし、その他割引も適用なしでシミュレーション

mineo
・プランはデュアルタイプ5GB+10分かけ放題
・月額385円オプション「パケット放題 Plus」(10GB以上のコースは無料)を適用する

mineo ドコモ
月額料金 1,518円 7,205円
通話定額オプション 550円 770円
パケット放題 Plus 385円
1ヵ月合計 2,453円 7,975円
1年間合計 29,436円 95,700円

大容量のプラン同士で比較したところ、なんとmineoの方が1年間で66,264円も安くなる試算となりました。

毎月大容量のデータを使う場合については、mineoの人気通信オプション「パケット放題 Plus(月額385円)」を付けると、mineoスイッチをONにすることで最大速度1.5Mbpsで無制限利用ができるようになります。

このパケット放題 Plusは10GB以上のコースであればオプション料金無料で利用できるので、デュアルタイプ10GB(月額1,958円)に下げて運用する手もあります。

無制限で利用できつつこれだけの通信費を削減できるのは嬉しいですね。

家族3人でmineoを使う場合の料金

続いて家族でドコモからmineoへ乗り換えた場合のシミュレーションを行います。条件は以下の通り。

●家族3人で使う場合の比較条件

ドコモ
・プランは親(ギガホプレミア)、親(ギガライト ~5GB)、子供(ギガホプレミア)の3人家族を想定
・全員5分通話無料オプションに加入
・定期契約なし、みんなドコモ割は適用

mineo
・プランは全員マイピタ
・親(デュアルタイプ20GB)、親(デュアルタイプ5GB)、子供(デュアルタイプ10GB)の3人家族を想定
・全員10分かけ放題に加入
・家族割は適用

ドコモ


ギガホプレミア

ギガライト(~5GB)
子供
ギガホプレミア
月額料金 7,205円 5,665円 7,205円
通話定額オプション 770円 770円 770円
みんなドコモ割
(3人以上)
-1,100円 -1,100円 -1,100円
1ヵ月合計 6,875円 5,335円 6,875円
1ヵ月合計
(3人分)
19,085円
1年間合計 229,020円

mineo


デュアルタイプ20GB

デュアルタイプ5GB
子供
デュアルタイプ10GB
月額料金 2,178円 1,518円 1,958円
通話定額オプション 550円 550円 550円
家族割 -55円 -55円 -55円
1ヵ月合計 2,673円 2,013円 2,453円
1ヵ月合計
(3人分)
7,139円
1年間合計 85,668円

今回の条件でシミュレーションを行ったところ、家族3人でmineoへ乗り換えた場合、なんと1年間で143,352円安くなる結果となりました。

mineoは契約期間がなくパケットシェア機能も無料で利用できるので、より家族それぞれに合ったプランを選択し、お得に運用できるようになっています。

1年間で10万円近くも通信費を抑えられるとなれば、家計の大きな助けになるのではないでしょうか。

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mineoの音声通話関連の料金

音声通話料とSMS
引用元:mineo[3]

mineoの音声通話やSMSの料金はどうなっているのでしょうか。通話定額オプションも含めて解説していきます。

音声通話とSMS料金

デュアルタイプの音声通話料とSMS利用料金を以下にまとめました。SMSオプションのみ使用回線によって料金設定に差があります。

国内音声通話料 30秒22円
「mineoでんわ」利用時の国内通話料 30秒10円
SMSオプション※ Aプラン:無料
Dプラン:132円
Sプラン:198円
SMS送信(国内) 3.3~33円
SMS受信(国内) 無料

※シングルタイプの場合。デュアルタイプはプラン料金に内包。

mineo電話は専用アプリ「mineoでんわ」から電話をかけるか、プレフィックス番号「0063」を電話番号の頭につけて電話を掛けることで、自動で通話料金が通常の半額となるお得なサービスです。

mineoでんわの利用料なども特にないので、デュアルタイプで電話を掛ける時はmineoでんわアプリを利用する方が断然お得。mineoでんわアプリはiOSとAndroid共にアプリストアで配信されています。

IP電話とは違って090/080/070といった番号も利用できるので、スマホに標準搭載の電話アプリとほぼ同じ使用感で通話料金を抑えられます。

定額通話オプション

定額通話オプション
引用元:mineo[3]

mineoでは国内通話がお得になる定額通話オプションも用意されています。

10分かけ放題
10分以内の通話料が回数無制限で無料
月々550円
時間無制限かけ放題
国内通話が回数無制限で無料
月々1,210円

他、通話関連のオプションサービスも豊富に用意されています。

スマート留守電(2017年12月1日提供開始)
留守番電話をテキスト化してくれるサービス
月々319円
※初回2カ月は無料
グループ通話(A・Sプランのみ)
3人同時に通話ができるサービス
(A・Sプランのみ)
月々220円
※一部機種では利用不可
迷惑電話撃退サービス A・Sプラン:月々110円
Dプラン:無料
着信転送サービス 無料
割り込み通話サービス D・Sプラン:月々220円
Aプラン:無料
※au VoLTE SIMは利用不可
番号通知リクエストサービス 無料

050IP電話サービス

050IP電話サービス
引用元:mineo[3]

ケイ・オプティコムのIP電話サービス「LaLa Call」をお得に利用できる点もmineoの特徴。シングルタイプ契約時でもLaLa Callを契約すれば、050番号のIP電話サービスで音声通話を利用することができます

LaLa Call 月々110円

LaLa Callの通話料はケータイか固定電話かによって異なります。LaLa Call同士の通話は無料で、更に月額のオプション料金(110円)に月100円分の通話料が内包されているので、100円分は無料で通話可能です。

LaLa Call同士 無料
ケータイ宛 30秒8.8円
固定電話宛 3分8.8円

mineoの代表的なオプションサービスの料金

音声通話料とオプションサービス

mineoは通話定額オプションはもちろんのこと、セキュリティオプションやジュニア、シニア向けオプションも豊富に用意されている点が特徴です。

2020年3月から提供が開始され2021年6月にグレードアップされた、データ通信が無制限で使えるオプションで「パケット放題 Plus」もmineoの特徴的なオプションサービスです。

人気の無制限オプション「パケット放題 Plus」

パケット放題 Plus
引用元:mineo[3]

「パケット放題 Plus」は、mineoスイッチをONにして最大1.5Mbpsでデータ通信が使い放題・無制限になるオプションサービスです。mineoで利用する料金プランに「月々+350円」で利用できます。

もともとmineoの人気オプションだった「パケット放題」が料金そのままで増速された内容で、10GBコース以上を利用しているユーザーであればオプション料金無料で利用できるのも嬉しいポイント。

パケット放題 Plus
最大1.5Mbpsで使えるデータ通信が使い放題
月々385円

ただし、混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)があるので注意が必要です。

格安SIMで無制限で使えるプランを提供しているMVNOは少ないので、毎月データチャージで料金がかさんでしまう、無制限でも料金は抑えたいなど、データ容量不足が不安な人におすすめです。

データ容量がカウントされないmineoスイッチ

mineoで特徴的なのが、データ通信速度を最大200kbpsの低速にする代わりに、データ通信使用量がカウントされなくなる「mineoスイッチ」が用意されている点です。

こちらは「パケット放題」とは異なりオプション料金などはかかりませんが、最大速度200kbpsとパケット放題よりも低速になります。

mineoスイッチはAndroidとiOS向けにアプリストアで配信されている「mineoアプリ」をインストールするか、マイページにアクセスして簡単にON/OFFを切り替えることが可能。

mineoスイッチをONにして最大速度200kbpsにしたとしても、LINEによるメッセージのやりとりやTwitterやFacebookの回覧などは行うことができるので、覚えておくと便利です。

ジュニア・シニア向けサービス

mineoのお子様向けサービス「ジュニアパック」と高齢者向けサービス「シニアパック」は、セキュリティ対策や学習、スマートフォンの操作の上達に役立つ 11 個のアプリを月定額で利用できるオプションサービスです。

初回2カ月無料となる点が利点ですが、Android向けのサービスとなるのでiOSでは利用できません。

ジュニアパック 月々220円
シニアパック 月々220円

メールサービス

mineoを契約するとメールサービス(@mineo.jp)が利用できるようになります。メールサービスのメールボックス基本容量は200MBですが、マイページから申請することで5GBまで無料で追加することが可能。

またメールの基本保存期間は受信から60日なのですが、こちらも申請することで無制限にすることができます。

メールアドレス(@mineo.jp) 無料
基本容量は200MB
保存期間60日
メールボックス容量追加 無料
5GBまで増量可能
保存期間無制限

パケットサービス

mineoは余ったデータ容量をシェアしたり、データ容量が足りない時に嬉しいサービスが用意されているのもmineoの特徴です。そして全て無料で利用可能。

有料になりますが、100MBにつき55円という格安のパケットチャージも用意されています。

フリータンク
パケット貯蔵庫に余ったデータ容量を寄付して助け合えるサービス
無料
※マイネ王へのご登録とeoID連携が必要
パケットギフト
他のmineoユーザーにデータ容量をプレゼントできるサービス
無料
パケットシェア
事前に登録した最大5回線までとデータ容量をシェアできるサービス
無料
パケットチャージ 100MB/55円
※一度に購入できるのは1GB(100MB×10)まで
※チャージできるデータ容量の上限は15GB/月まで

mineoの割引サービス

mineoの割引サービス
引用元:mineo[3]

mineoでは家族で回線を契約している場合の割引サービス「家族割引」と、一人(同一eoID)で複数回線契約している場合の割引サービス「複数回線割引」が用意されています。

どちらも各回線ごとに55円割引です。

割引額は小さいですが、このような割引が用意されている格安SIM事業者は珍しいので、家族まとめの契約や複数回線契約する際はぜひ申し込みたい割引サービスです。

mineoのプラン変更はどうしたらいい?

mineoの料金プランが改定されて以降、旧プランを使っていたユーザーの中には「本当に新プランに変更したほうがいいの?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

結論から申し上げると、旧プランよりも安くなっている新プランへ変更するのがおすすめです。

旧プランから新プランへ移行するには?

旧プランから新プランへ変更する場合、現在契約中の月間データ容量(コース)によって手続きが異なります。

500MB/3GB/6GB/30GBコース マイページよりコース変更が必要
10GB/20GBコース 2021年3月1日(月)から新プランの10GB/20GBコースへ自動的に移行

また、旧プランへの変更受付は終了しているため「旧プラン間のコース変更(3GB→6GBなど)」や「新プランから旧プランへの変更」はできません

なお、旧料金プランユーザーもお得に利用できるよう、500MB(デュアルタイプのみ)・3GB(デュアルタイプのみ)・6GBを契約中の方にはは契約容量に加え「移行措置パケット」として毎月パケットがプレゼントされます。

パケットギフト・パケットシェア・フリータンク・「ゆずるね。」といった各種サービスは新旧プラン問わず利用でき、新プランに変更しても現在保有している繰り越し分のパケットも引き継がれるで、あまり使用感を変えずに移行できるようになっています。

エココースは廃止される

料金設定も下がりプラン変更のメリットしかないように思えるmineoの新プランですが、注意点もあります。

混雑する時間帯に最大通信速度が200kbpsに制限される代わりに月額料金から割引が入る「エココース」や、基本料金+880円で混雑時も快適な通信環境を使用できる「プレミアムコース」が新プランでは使えなくなります

エココースやプレミアムコースを継続して利用したい場合には、旧プランを継続するほかありません。

ただし、新プランに自動移行となる10GB/20GBコースのエココース利用ユーザーは、旧プランを継続できないため注意が必要です。

デュアルタイプであれば、最安の旧500MBコース(Aプラン)でも新1GBコースの方が143円安いので、今までの割引額や使用状況をふまえてプラン変更を検討してくださいね。

mineoに申し込む際の注意点

mineoではドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応していることもあり、いくつか注意点すべき点があります。

Aプラン(au回線)の契約は注意が必要

SIMカード種別を特に注意
SIMカード種別を特に注意
引用元:mineo[4]

Aプランでは、LTE回線を利用する高品質通話「au VoLTE」に対応するSIMカードと、非対応SIMカードの2種類があります。スマートフォン側でもau VoLTE SIMの対応の有無が分かれており、利用する端末に対応する正しいSIMカードを選択する必要があります

シングルプランを契約するにしても、SIMを挿すスマホがau VoLTE対応SIMしか使えない場合、通話の有無にかかわらずau VoLTE対応SIMでないと利用することができません。

また、auのスマートフォンでmineoのau VoLTE対応SIMを利用する場合、iPhone 7以前のiPhoneはSIMロックの解除が必要です。

このあたりはややこしい仕様となっているので、Aプランを契約するにあたっては特に、mineoがホームページで公開している【動作確認端末一覧】を必ず事前に確認するようにしてください。

ちなみに、AプランをiPhoneや iPadで利用する場合、au VoLTE対応SIMでなければテザリングを利用することができないので注意です。またAプランのみ直近3日間に6GB以上のデータ通信を利用した場合、通信速度が200kbpsに終日制限される場合があります。

手続きに必要な各種事務手数料

mineoを契約するにあたって、毎月の基本料金のほかにも、事務手数料やSIMカード発行手数料など、各種事務手数料も発生します。この部分もしっかりと押さえておいてください。

mineoでは特に、シングルタイプはもちろん、デュアルタイプでも最低利用期間が設定されていないため、解約時に無駄な解約金が発生しない点が利点

ただし、デュアルタイプで行うことができるMNP転出ではMNP転出手数料が発生します。またMNP転出手数料は利用期間が12カ月以内か以上かで変わります。

事務手数料
新規契約 3,300円
SIMカード発行手数料:440円
プラン変更(A・D・Sプラン) 2,200円
SIMカード発行手数料:440円
タイプ変更(シングル ↔ デュアル) 3,300円
SIMカード発行手数料:440円
コース変更(同一プラン・タイプの場合) 無料
SMS契約変更時(SMS無し ↔ SMSあり) 契約事務手数料:3,300円
SIMカード発行料:440円
※Aプランはどちらも無料
SIMカード変更 or 再発行 SIMカード再発行事務手数料:2,200円
SIMカード発行料:440円
名義変更 3,300円 ※家族間は無料
MNP転出手数料 無料
MNP転出時契約解除料 12カ月以内:10,450円(※1)
解約金 なし

※価格はすべて税込
※1…2019年9月30日(月)以降に申し込みされた方は、MNP転出時契約解除料はかかりません

例えば新規でAプランを契約する場合、事務手数料3,300円とSIMカード発行手数料440円の計3,740円(税込)が最初に掛かります。

まとめ:mineoなら自分にマッチしたプランとオプションが選べる!

新しいフツー
新しいフツー
引用元:mineo[5]

●mineoのおすすめポイント

・mineoはau回線(Aプラン)ドコモ回線(Dプラン)ソフトバンク回線(Sプラン)トリプルキャリア対応で、格安SIM初心者にも選びやすい
・低容量~大容量のプランを用意し、毎月安く抑えられてヘビーユーザーにも安心
・通話プランでも解約金が掛からないので格安SIMが不安でも気軽にプランを組みやすい
・データ通信量が無制限になるオプションがある
・初心者でもユーザー同士が交流できる「マイネ王」があり、困った時でも共有できて安心
・自分にあったプランとオプションを選ぶことができ、毎月のスマホ代も下げたい人

mineoの料金やオプションサービス、機能について解説しました。mineoの料金プランは豊富に用意されている一方で、内容はシンプルで選びやすくなっています。オプションサーヒスも、無料・有料とありますがどれも便利でわかりやすく分かれています。

3年目以降も同じ格安料金のままで継続して運用することができる点や、デュアルプランでも解約時に解約金が掛からない点も、「新しいフツー」なmineoの特徴です。

つまりmineoは格安SIMビギナーでも気軽に導入できるので、特にビギナーにおすすめ

au回線のAプラン、ドコモ回線のDプラン、ソフトバンク回線のSプランの全キャリア回線から選ぶことができるので、元々au・ドコモ・ソフトバンクのどのユーザーでも、乗り換える先として選択もしやすくなっています。

またmineoはデータ通信をほかのユーザーと分け合えたり、ユーザー同士が交流できるコミュニティサイト「マイネ王」で“困った”を気軽に相談できたりと、ユーザー同士でフォローしあうことができる独自のサービスを展開している点も、ビギナーにとっては特に安心できる点でしょう。

もちろんメインのスマートフォンは大手キャリアで運用しつつ、サブで持つスマートフォンを格安SIMで運用したい、と思っている方にも、安価に運用できるmineoはおすすめです。
格安な大容量コースも用意されているので、ヘビーユーザーも利用しやすいはず

自分に合ったオプションも選択でき、それでいて毎月のケータイ料金を大幅に安く収めることができる点はmineoの大きな利点でしょう。

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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国内外のガジェット情報や、移住して住んでいる沖縄での出来事を発信する個人ブログ「Jetstream BLOG」を運営している石井です。

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