楽天モバイルからahamoへ乗り換えるべき?メリット・デメリットから手続き方法まで解説

楽天モバイルを利用しているユーザーの中には、格安プラン(格安SIM)の先がけとなったドコモのサブブランド「ahamo」への乗り換えようと検討している方も多いのではないでしょうか?

ahamoのメリットは、大手キャリアのドコモ回線が利用できたり、プラン内容もシンプルで分かりやすいといったメリットがあります。

本記事ではahamoに乗り換えを検討している人に向けて、楽天モバイルとahamoのメリット・デメリットを比較しました。自分がどちらに契約すべきかもわかるので、楽天ユーザーはぜひ参考にしてみてください。

※この記事はすべて税込表記です。

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ドコモ

楽天モバイルとahamoのプラン内容

楽天モバイル ahamo プラン内容

楽天モバイルからahamoに乗り換える前に、楽天モバイルとahamoのプランの内容を再確認しておきましょう。

ここでは楽天モバイルとahamoを比較するために、両者のプラン内容を紹介します。

楽天モバイルのプラン内容

楽天モバイルのプラン概要
月額料金 0円~3,278円
データ利用量 データ無制限
速度制限後の速度 最大1Mbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 楽天回線 無制限
パートナー回線 5GB / 月
通話料金 基本料金 22 / 30秒
Rakuten Link経由 無料
海外利用 2GBまで可能

楽天モバイルの月額料金は、月ごとに利用したデータ通信量によって決められます。

1GB~3GBまでの利用なら1,078円、3GB~20GBまでの利用なら2,178円、そして20GB以上ならば3,278円です。データ無制限なので50GBでも100GB使っても、月額料金3,278円で利用可能です。

ただ楽天回線でなくパートナー回線の場合は上限20GBまでとなっており、超過したら通信速度1Mbpsに定価します。

そして楽天モバイルで衝撃的なのが、1GBまでの利用ならば月額料金が無料になることです。GB数を1GBまでしか利用しない人には圧倒的におトクになりますね。

他にも通話の頻度が高い人にも楽天モバイルはおすすめです。通話アプリのRakuten Linkを使えば通話料金無料で利用可能です。

ahamoのプラン内容

ahamo(アハモ)のプラン概要
月額料金 2,970円
データ利用量 20GB
速度制限後の速度 最大1Mbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 20GB(無料)
通話料金 22 / 30秒(1回あたり5分間無料)
海外利用 20GBまで可能

ahamoは従来のドコモのプランの割引サービスが適用されないですが、その分シンプルで分かりやすいプランです。

ahamoのメリットは、ドコモの安定した回線を利用できるのが強みでしょう。

楽天回線はまだ通信の安定性や利用できる範囲の広さはドコモ回線よりも劣るため、いつでも安定した通信を利用したいならahamoの利用をおすすめします。

乗り換えるべきか判断する3つのポイント

乗り換えるポイント
ahamo公式サイトより引用[1]

さきほどahamoと楽天モバイルのプラン内容を簡単に紹介しましたが、それを踏まえてahamoに乗り換えるべきか判断するポイントを4つに分けて解説します。

▼判断ポイント

①データ使用量・料金の比較
②乗り換え費用を確認する
③オプション・サービスを確認する
④割引サービスを確認する

①データ使用量・料金を比較する

まずは自分がいつもどれくらいデータ通信を利用しているかチェックしましょう。

楽天モバイルでデータ通信量を確認する方法は簡単です。アプリで提供されている「my楽天モバイル」をインストールしにログインするだけで確認することが可能です。

楽天モバイルはデータ通信量によって月額料金が変動しますが、ahamoはデータ通信量が20GBに固定されています。

自分の利用するデータ通信量によっては楽天モバイルの方がお得になる可能性があるため、料金を重視しているユーザーは必ず確認しておきましょう。

キャリア データ通信量 月額料金
楽天モバイル ~1GB 0円
1GB~3GB 1,078円
3GB~20GB 2,178円
20GB~ 3,278円
ahamo 20GB 2,980円

ahamoと同じデータ通信量の20GBで料金を比較してみると、楽天モバイルの2,178円に対してahamoは2,980円です。そのため、楽天モバイルのほうが価格は抑えることができるでしょう。

ただし認識しておきたいのは、このデータ通信量が無制限である条件として「楽天回線を利用している」ことが挙げられます。

楽天では現在エリア拡大や通信強度に関しては対応中となっており、楽天回線が繋がらないエリアや繋がりにくいエリアはau回線(パートナー回線)に切り替わります。このパートナー回線では、月あたり使えるデータ通信量が5GBなので注意が必要です。

これらを踏まえたうえで、自分の利用するデータ通信量と月額料金を比較しましょう。

②乗り換え費用を確認する

最新のプランである「Rakuten UN-LIMIT VI」では解約手数料は一切かかりません。

その他のプランであるスーパーホーダイ、組み合わせプラン、コミコミプランで契約した時期によって乗り換え費用がかかります。

またMNP転出に関しても、2020年11月4日から手数料が無料になりました。

端末の残債が残っている場合は、これまでどおりに残債の支払いが続きます。残額の確認や、分割払いから一括払いへの変更は、支払いに利用しているカード会社に問い合わせてください。

③オプション・サービスを確認する

ahamoに乗り換えると、これまで利用していた楽天モバイルのサービスが利用できなくなることを認識しておきましょう。

例えば無料で通話ができる「Rakuten Link」や、故障や紛失などの際に補償が受けれた「故障紛失保証」「スマホ交換プラス」といったサービスは解約となります。

ただしahamoでも近いサービスが提供されています。5分通話無料はもともとプランに組み込まれていますが、通話し放題オプションや端末故障サポートの「AppleCare+」「ケータイ補償サービス」といったサービスの利用が可能です。

現在楽天モバイルでどのようなオプションやサービスを利用しているかをチェックし、乗り換え後の代替サービスは何を利用するか探しておきましょう。

楽天モバイルからahamoへ乗り換えるメリット

楽天モバイル ahamo 乗り換え メリット

ここからは回線、契約、内容、サポート面からahamoに乗り換えるメリットを解説します。それぞれの違いを確認することで、どちらと契約するべきかを判断できます。

回線が安定する

楽天モバイルはデータ無制限や月額料金の安さが魅力的ですが、回線はahamoのほうが安定しています。

ahamoは2021年3月に開始されたサービスではありますが、ドコモのサブキャリアであるため回線はドコモと全く同じものを使用しています。

ドコモの4G回線は2014年度末にはすでに人口カバー率99%を達成しており、2022年3月末までに人口カバー率55%となるよう基地局を増設しています。

楽天モバイルは2022年の3月頃に人口カバー率が96%となる見込みです。基本楽天回線が利用できるエリアは首都圏に限られ、楽天回線を補うために利用できたローミング(au回線)もコスト削減のため縮小されています。

また、楽天モバイルは「プラチナバンド」の割り当てがありません。

プラチナバンドとは周波数帯が700~900MHzの電波のことです。周波数が高いほど直進性が高く、建物内や地下などの回り込みが苦手になります。ですが、このプラチナバンドは周波数が低いため障害物があっても回り込みが出来たり、ある程度には透過するので通信がしやすいのです。

プラチナバンドは、ドコモ・au・ソフトバンクでのみ利用できるよう総務省で割り当てています。新規参入者である楽天モバイルでも利用できるように声を上げていますが、現在は実現されていません。

通信に関しては今後楽天モバイルも強化されると予想できますが、現状ではまだ弱いところが現実です。必要な時にきちんと通信が実施できるahamoへの乗り換えは大きなメリットだと言えるでしょう。

契約内容がシンプルで分かりやすい

ahamoはプラン内容が1つだけとなっており、割引サービスなども乱立していないため料金や契約状況を把握しやすい点は大きな特徴でしょう。

楽天モバイルはお得なキャンペーンを多く実施していますが、エントリーやポイント付与のタイミングなど手続きや管理が難しいところがあります。また、楽天モバイルでは180日間データの通信がなかったり、通話が0回だと自動解約になってしまう可能性があるなど注意が必要です。

楽天モバイルでは契約面、サービス面で複雑な点は多いでしょう。自分の契約や利用状況がしっかり把握したいユーザーは、ahamoの契約にメリットを感じることが出来るでしょう。

WEB上でのサポート体制が充実している

ahamoでは店舗で対応は基本行っていません。その代わりWEB上でのサポートが充実しています。

ahamo公式サイトでは「有人チャット」を展開しており、ahamo担当のスタッフがリアルタイムで質問に答えてくれます。契約を考えている時に相談したり、WEB上で手続きが分からなくなってしまった場合もすぐに問い合わせることが可能です。

また、ドコモオンラインショップではahamo契約をしているユーザーでもおすすめ機種や機種変更手続きについての相談ができるチャットサポートを展開しています。

筆者もよくチャットサポートを利用しますが、レスポンスも速く回答も適切であるため満足度は高いです。

また、どうしても対人でサポートしてもらいたい場合は、ドコモショップで手数料3,300円を支払えば対応して貰うことも可能です。

楽天モバイルからahamoへ乗り換える注意点

楽天モバイル ahamo 乗り換え デメリット 注意点

続いて楽天モバイルからahamoに乗り換える上で注意すべき点・デメリットについて解説します。

注意点やデメリットをチェックしておくことで、予想外のトラブルが起こることはありません。乗り換えを検討しているユーザーは、これらを踏まえた上で手続きを実施しましょう。

料金だけで見ると楽天モバイルが安い

楽天モバイルの強みは、やはりデータ通信を利用しなければ0GBからの運用が可能なところでしょう。20GBまで利用しても、ahamoより楽天モバイルの月額料金が800円ほど安く設定されています。

ahamoは契約内容の把握のしやすさ、料金の安さとあわせて電波が繋がりやすい点で高く評価されています。

ですが主にWiFIを繋いでいる状態でスマホを利用しており、毎月3GB以上使用している場合はデメリットに感じるポイントだと言えるでしょう。

楽天ポイント還元率が減る

楽天は独自のポイントサービス「楽天ポイント」が貯まりやすいため、いわゆるポイ活をしているユーザーは注意が必要です。

楽天モバイルを契約しているユーザーが楽天市場などでお買い物をすると、楽天ポイントの還元率が1%UPします。楽天ポイントは楽天市場での買い物だけでなく、楽天Payとして電子決済での利用も可能です。

そのため、身の回りのサービスを楽天でまとめているユーザーはこのポイント還元が無くなってしまう点は認識しておくべきだと言えるでしょう。

ただし、ahamoでは利用でdポイントが貯まります。2021年7月の電子決済の利用データでは、1位のPayPayについでd払いが多く利用されていました。

楽天ポイントが利用できなくてもd払いが可能なサービスや店舗もあるため、乗り換えを機に併用を検討してみるのもおすすめです。

楽天モバイルとahamoはどっちを契約すべき?

楽天モバイル ahamo おすすめユーザー

これまで楽天モバイルからahamoに乗り換えるメリット、デメリットを説明してきました。では結局どちらに契約すべきなのでしょうか?おすすめユーザーは以下のとおりです。

▼ahamoの契約がおすすめなユーザー

  • 安定した通信が可能なドコモ回線を利用したい人
  • 毎月のデータ使用量が約20GBの人
  • WEBからの申し込みやサポートに抵抗がない人
  • 自分の契約内容、料金、通信状況をしっかり把握しておきたい人

▼楽天モバイルがおすすめなユーザー

  • 毎月のデータ通信量が変動する人
  • 毎月のデータ通信量が必ず20GB以上な人
  • Wi-Fi環境下での通信がメインの人
  • 楽天回線に不安定さを感じていない人
  • 楽天ポイントを重視している人

楽天モバイルは楽天回線エリアであっても圏外になることが多いので、安定した回線を求めたいならドコモ回線を利用できるahamoをおすすめします。

ただし楽天モバイルはデータ無制限で月額料金の設定も安く、従量制で料金が算出されるため自由度が高い特徴があります。

楽天モバイル・ahamoそれぞれにメリットとデメリットが存在します。その中でもユーザーの利用環境によって重視すべきポイントは変わってくるため、ここは譲れない!という点を把握して選ぶと良いでしょう。

おすすめの使い方!楽天モバイルをサブ機にする

本記事では楽天モバイルからahamoへ乗り換える方法について解説していますが、筆者がおすすめしたい使い方として「楽天モバイルをサブ機にする」ことを紹介します。

楽天モバイルをサブ機とし、ahamoの契約をメインとして利用するメリットは、使い分けができることです。

楽天モバイルとahamoの2契約を実施する場合、電話番号が2つ発行されます。そのため仕事用とプライベート用で使い分けたり、LINEのアカウントを2つ持つことも可能です。

ただしサブ機というと、端末を2つ持ち歩くことをイメージする方が多いかもしれません。

もちろん2台スマホを持ち運用する事も可能ですが、現在では「デュアルSIM」という1つのスマホにSIMカードが2枚挿入できる端末が主流となってきました。デュアルSIMを利用することで、2つの電話番号を1つの端末で管理することを可能にしています。

価格面でも楽天モバイルは1GBまでなら0円で運用できるため、併用して損をすることはありません。

また、現在ではスマホやスマートウオッチなどを通した通信に頼って生活しています。通信障害などが発生した場合は大きなダメージが予想できますが、契約を2つ持っていれば突然通信が出来なくなっても安心です。

楽天モバイルからahamoに乗り換えるタイミング

楽天モバイルからahamoへ乗り換えるときのタイミングは、いつでも問題ありません。解約金や事務手数料も発生しないので、自分の好きなタイミングで実施して問題ありません。

ただし、注意するポイントが2つあるので紹介します。

1つ目は、.キャンペーンで付与される楽天ポイントの受け取りが出来ているかチェックすることです。

楽天モバイルでは楽天ポイント付与のキャンペーンを頻繁に実施しています。ポイント付与前に解約すると、ポイントの受け取りが出来なくなる可能性があるため、ahamoに乗り換える前にキャンペーンで付与される楽天ポイントは受け取り済みか確認しておきましょう。

2つ目は、楽天モバイルで提供している端末故障保障などの月額オプションを利用している場合です。

オプションは月額ごとに料金が発生しますが、解約してもこれは日割り計算にはなりません。満額の支払いが発生することを認識しておきましょう。

ahamoで利用できるキャンペーン情報

ドコモ ahamo キャンペーン

では、楽天モバイルからahamoに乗り換える前に、ahamoで適用できる実施中のキャンペーンを紹介します。

これから乗り換えの手続きを実施される方は、キャンペーンを活用してお得に申し込みを行いましょう!

機種変更するなら「端末購入補助プログラム」

機種変更する際には「端末購入補助プログラム」を活用するのがおすすめです。

端末購入補助プログラムには「スマホおかえしプログラム」「いつでもカエドキプログラム」という2つのプログラムがあります。

「スマホおかえしプログラム」は2019年6月1日から適用できましたが、「いつでもカエドキプログラム」は2021年9月17日からスタートした、アップグレードされた同サービスとして提供されています。

 スマホおかえしプログラム

スマホおかえしプログラム
ドコモ公式サイトより引用[2]
サービス名 スマホおかえしプログラム
期間 2019年6月1日〜
内容 対象機種を支払回数36回で購入し、利用後にスマホを返却すると、最大12ヶ月分の分割支払い金が不要
適用条件 ・以下対象機種の36回分割払い購入
・対象機種購入時のプログラム加入
手続方法 端末購入時に申請

スマホおかえしプログラムは36回の分割払いで購入した対象端末を返却すると、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)、またはその相当額の支払いが不要になるプログラムです。つまり機種代金の3分の1の支払いが免除されます。

ただし、実際に利用してみてずっと手元に置いておきたいと思うこともあるでしょう。その場合は残りの12か月分料金を支払えば買い取ることも出来ます。

 いつでもカエドキプログラム

ALTALTALT
ドコモ公式サイトより引用[3]
サービス名 スマホおかえしプログラム
期間 2021年9月24日〜
内容 対象機種を支払回数24回で購入し、利用後にスマホを返却すると、事前に設定されていた価格分(残価)の支払い免除
適用条件 ・以下対象機種の24回分割払い購入
・対象機種購入時のプログラム加入
手続方法 端末購入時に申請

いつでもカエドキプログラムは、自分のタイミングでいつでもお得に機種を変えられる「残価設定型」のプログラムになります。

残価とは、ドコモが事前に設定した対象端末の「24ヶ月後の価格」です。簡単にいうと、24ヶ月後の買い取り価格が事前に決められているイメージです。

23ヶ月までに対象機種を返却しない場合は、残価を再度24分割して毎月の料金として支払います。結果として4年間端末代金を支払った場合は買い取りとなり、返却は不要です。

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支払い方法をdカードに設定するとギガ増量

ドコモ dカード GOLD ギガ増量
dカード公式サイトより引用[4]
サービス名 dカードボーナスパケット特典
期間 2021年9月1日~
内容 ・ahamoプランを利用する
・月額料金の支払い方法をdカード / dカードGOLDに設定
申込方法 月額料金の支払い方法をdカード / dカードGOLDに設定すると自動適用

ahamoの支払い方法をdカード・dカード GOLDにすると毎月使えるギガ数が増量するキャンペーンを実施しています。

dカードは年会費無料、dカードGOLDは年会費用11,000円で利用できるクレジットカードです。両方とも100円につき1ポイントのdポイントが貯められるカードで、dポイントは携帯料金の支払いにも充当することができます。

ahamo回線の人がdカードGOLDを利用すると、月300ポイントが上限になりますが、dカードGOLD利用分の10%のdポイントが還元されます。

ahamoとの併用だけでなく、dカードを利用するときにもメリットがあるカードです。

楽天モバイルからahamoへ乗り換る手順

楽天モバイル ahamo 乗り換え手順

ここからは実際に、楽天モバイルからahamoに乗り換える手順について紹介します。

乗り換え前の事前準備

まずはahamoに乗り換えるための準備を行いましょう。

乗り換え前の事前準備としてはSIMロック解除・データのバックアップ・MNP予約番号の発行が必要です。

 SIMロック解除

端末には他社の回線をつかまないようにしたり、契約していないプラン内容での通信が発生しないように管理するため端末に「SIMロック」をかけています。

ただし楽天モバイルで購入したスマホは全てSIMフリー端末であるため、SIMロック解除の必要はありません。ドコモで購入したスマホもSIMロック解除せず利用ができます。

ただし、auやソフトバンクの中古端末を購入しahamoで使用したい場合はSIMロック解除が必要場場合があることを認識しておきましょう。

auやソフトバンクのショップ(店頭)で手続きすることも出来ますが、3,300円の手数料がかかります。この料金を抑えたい場合は、WEB上からの手続きを実施しましょう。

▼auの中古端末をSIMロックする手順

  1. My auのアカウント発行
  2. アプリもしくはWEBサイトにログイン
  3. 「SIMロック解除のお手続き」をタップ
  4. 該当する項目をチェック
         ※中古での購入・解約済みの端末の場合は「その他の端末」を選択
  5. 「次へ」をタップ
  6. SIMロックを解除したい製品の製造番号(IMEI番号)を2回入力
  7. 「次へ」をタップ
  8. SIMロックを解除する理由を選択
  9. 解除理由・メールアドレスを選択
  10. 完了したら「この内容で申し込む」をタップ
  11. 登録しているメールアドレスにURLが記載されたメールが届いたか確認
  12. URLへアクセスし完了

▼ソフトバンクの中古端末をSIMロック解除する手順

  1. My SoftBankのアカウント発行
  2. アプリもしくはWEBサイトにログイン
  3. ソフトバンクから届く確認番号を入力
  4. 「次へ」をタップ
  5. SIMロックを解除したい製品の製造番号(IMEI番号)を入力
  6. 「次へ」をタップ
  7. アンケートに回答後、「解除手続きする」をタップ
  8. SIMロック解除のお手続き完了
  9. 解除コードをスクショやメモに残しておく

 データのバックアップ

まずはデータのバックアップを実施しましょう。

データのバックアップをしていない場合、写真や電話帳といった端末に保存されているデータが全て消えてしまいます。また「LINE」やアプリゲームなどのアプリ系データのバックアップも必要です。

新しい端末でログインした場合、アカウントは残りますが「アプリ内で保存していたデータ」は消えてしまいます。アプリごとにバックアップ方法があるので、事前に調べて対応しておきましょう。

 【電話番号を引き次ぐ場合】MNP予約番号の発行

もし現在利用している電話番号をahamoへ引継ぎたい場合は、現在契約中の会社にてMNP予約番号の取得が必要です。

▼楽天モバイルで予約番号を発行する手順

  1. 「my 楽天モバイル」にアクセスする
  2. 画面上の三本線のメニューをタップする
  3. 「my 楽天モバイル」をタップする
  4. 「契約プラン」をタップする
  5. 「各種手続き」をタップする
  6. 「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」をタップする

 手続きに必要なもの

最後にahamoの申し込みに必要なものを用意しましょう。必要書類やものは以下のとおりです。

▼ahamoの申し込みに必要な書類・もの

  • ahamoで使う端末
  • 本人確認書類
  • 支払いをする口座、クレジットカード情報
  • 【電話番号を引き継ぐ場合】MNP予約番号

本人確認書類は運転免許証、マイナンバーカードなどが該当します。

顔写真のついてない証明書(健康保険証など)を提出する場合は、補助書類の提出が必要です。補助書類は公共料金領収書や住民票が有効です。

申し込み方法

ahamoへの申し込みはドコモショップ(店頭)・ahamo公式サイトのいずれかから申し込めます。

▼ドコモショップ(店頭)で乗り換える方法

ドコモショップ(店頭)で乗り換えるメリットは、不明点をスタッフへ質問できる事でしょう。ショップからの申し込みは有料ではありますが、インターネットをほとんど使ったことがない、その他不明点が多く質問をたくさんしたいといった場合は利用するのも良いでしょう。

①ドコモショップに来店予約をする

 1. 「ドコモショップ 来店予約」と検索
 2. ドコモ公式の来店予約のページを開く
 3. 「店舗を指定して予約」をクリック
 4. 「フリーワード」や「エリアで検索」で店舗を検索
 5. 近くの店舗を見つけたら「来店予約」をクリック
 6. 「新規申込・機種変更・故障」などの項目から受付内容を選択
 7. 受付日時の選択して完了
 8. ショップスタッフへ購入したい端末を伝え、在庫があるか確認する

②来店予約した日時にドコモショップへ訪れる

③ショップスタッフへahamoの申し込みをしたいことを伝える

④ショップスタッフに案内してもらいながら、申し込みを進める

⑤ahamoのサポート手数料3,300円を支払う

⑥申し込み完了!

▼ahamo公式サイトで乗り換える方法

ahamo公式サイトで乗り換えるメリットは、自分の好きなタイミングで申し込みが進められる点です。基本必要な項目に沿って情報を入力・選択していくだけで手続きが完了できます。

①ahamo公式サイト開く

②「申し込み」をタップ

③契約形態の選択

契約形態の選択では「ドコモを契約していない方」から選びましょう。スマホとSIMをセットで購入する・SIMのみを購入・eSIMのみを購入のいずれかをタップし、次へ進みます。

④申し込み方法を選択

楽天モバイルの電話番号を引き継ぐ場合は「他社から乗り換え(MNP)」、引き継がずahamoを契約する場合は「新規契約」を選択し次へ進みます。

⑤dアカウントのログインもしくは発行

⇒【端末購入する場合】購入する端末を選択
⇒【他社から乗り換え(MNP)の場合】MNP予約番号の入力

⑥本人確認書類の提出

⑦かけ放題のオプションの選択

⇒【SIMのみを購入する場合】対応端末を確認

⑧契約者情報の入力

名義や住所を入力します。

⑨支払い情報の入力

⑩最終確認し、内容に問題がなければ申し込みを完了させる

申し込みが完了したら、受付完了メールが届くので確認しましょう。申し込みをした後は、ahamo側で契約ができるか審査が入ります。審査が完了したらSIMカードが配送されるので受け取りましょう。
もし配送状況を確認したい場合は、ahamo公式サイトのマイページにログインすることでチェックすることが可能です。

初期設定・開通手続き

SIMカードを受け取ったら、初期設定を実施しましょう。AndoroidとiPhoneの場合では設定方法が違うため、それぞれの手順を解説します。

▼Androidの初期設定

①商品到着後の確認

②データのバックアップ

基本バックアップは端末を新しくするユーザーのみ必須ですが、SIMのみ契約のユーザーも念のためバックアップはとっておくことをおすすめします。

③開通の手続き

開通の手続きは、電話もしくはahamo公式サイトから実施できます。電話の場合は携帯電話から1580に架電するだけで開通でき、通話料は無料です。
ahamo公式サイトではマイページから実施します。商品が出荷されると「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示されるので、タップしましょう。
開通情報を確認し、問題がなければ「開通する」ボタンを押して完了です。

④SIMカードの取り付け

⑤アクセスポイント(APN)設定

APN設定の手順は端末により異なります。手順についてはSIMカードに同梱されている説明書に記載もありますが、わからない場合は「端末名 アクセスポイント設定」などで手順を調べると良いでしょう。

⑥発信テスト

発信テスト用番号(111)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認します。もちろん通話料金は無料です。

⑦スマホ利用開始設定

機種変更したユーザーはバックアップしたデータを移行しましょう。あとは普段利用しているアプリなどをインストールし、完了です。

▼iPhoneの初期設定

①商品到着後の確認

②データのバックアップ

③開通の手続き

開通の手続きは、電話もしくはahamo公式サイトから実施できます。電話の場合は携帯電話からドコモの開通番号(1580)に架電するだけで開通でき、通話料は無料です。
ahamo公式サイトではマイページから実施します。商品が出荷されると「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示されるので、タップしましょう。
開通情報を確認し、問題がなければ「開通する」ボタンを押して完了です。

④SIMカードの取り付け

⑤発信テスト

発信テスト用番号(111)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認します。もちろん通話料金は無料です。

⑥Apple IDの設定

⑦プロファイルをダウンロード

iPhoneの場合自動でAPN設定が実施されますが、通信が利用でき無い場合はプロファイルというデータをダウンロードする必要があります。
SIMカードと同梱されている書面にQRコードが添付されているので、読み込んだあと飛んだサポートページからダウンロードしましょう。

⑦スマホ利用開始設定

機種変更するならドコモオンラインショップを活用しよう

ドコモオンラインショップ 機種変更 おすすめ
ドコモオンラインショップより引用[5]

もしahamoの申し込みのタイミングで機種変更を検討している場合は、まずドコモオンラインショップでドコモと契約することをおすすめします。

ahamo公式サイトでも端末購入が可能ですが、現在販売している端末が3種類のみとなっています。ドコモオンラインショップでは多くの機種を販売しており、手続きに必要な情報や必要なものもahamoの申し込み時と違いはありません。

また、ドコモオンラインショップで展開しているキャンペーンを適用して端末を購入することもできるので、ドコモで提供している「ギガプラン」を契約し端末と開通を実施してからahamoへのプラン変更をおすすめします。

ちなみにプラン変更に料金はかからず、月額料金はギガプラン・ahamo高い方の料金のみ請求されるので重複することはありません。

▼ドコモオンラインショップ経由で申し込む手順

①ドコモオンラインショップで購入したい端末を選ぶ

②新規契約もしくは他社のりかえ(MNP)で申し込み

③契約するプランは「ギガプラン」のいずれかを選択※

④申し込み完了させる

⑤端末とSIMカードを受けとる

⑥開通手続き・初期設定を実施する

⑦ドコモ公式サイトを開き「申し込み」をタップ

⑧契約形態の選択から「料金プランの変更のみ」を選択

⑨申し込み手続きを完了させる

⑩当日、もしくは翌日に切り替え完了!

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まとめ

本記事では楽天モバイルのからahamoに乗り換えるメリットとデメリット、手順について解説しました。

ahamoはドコモ回線を利用しているため、通信の安定性は評価が高いです。また、5分通話無料やテザリング・海外ローミングの利用が無料など本来オプションサービスとして提供されている内容が込みで提供されているシンプルなプランとなっています。

ただし、月額料金や20GB以上利用できるといったポイントで見ると楽天モバイルの方がメリットを感じるユーザーもいるかもしれません。

ぜひ本記事を参考に、自分はどちらを契約すべきか見定めて楽天モバイルからahamoの乗り換えを実施してみてください。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

wataru

わたる

Android溺愛ライター

プロフィール

埼玉県川越市在住のWebライター。元々小説家になりたかったこともあり、文章を書くのが好きだったので、WEBライターを始めました。2018年頃から様々なメディアで執筆しています。

スマホ関連のメディアでは80記事以上執筆した実績があります。スマホサービスの複雑なところを、的確に分かりやすくまとめるのが得意です。

iPhoneよりもAndroidが好きで、長年Androidを使っています。特にAqousシリーズが好きで愛用しています。ただ最近はiPhoneにも目移りしそうです。

プライベートではウクレレを弾くのが好きです。地元のライブハウスに出演するのを目標としています。

得意カテゴリー

格安SIM・ドコモ全般・スマホ決済・節約・税金

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【Webメディア】

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