使わなくなった古いスマホを再利用したくなる5つの活用法!
カテゴリ: スマートフォン
「いつか使うかも知れないから、念のため…」そうやって引き出しにしまった古いスマホ、そのまま眠っていませんか?
機種変更などで新しくスマホを購入した際、それまで使用していたスマホって、どうして良いか分からず放置しがちですよね。最近だと、格安スマホに乗り換えて古いiPhoneがほったらかし・・・なんて方も多いのでは?
実はそういったスマホも、工夫次第で便利に、そしておトクに活用・再利用することができるんです!中には、その便利さゆえに使わなくなったiPhoneをトイレに常備しているという人もいるのだとか。
ここではそんな、”使わなくなったスマホ”に注目し、有効活用する方法をご紹介します。ほとんどは機種の新旧問わず、たいていのスマホには当てはまるはず。
それではさっそくチェックしていきましょう!
目次:
その1:自宅用の「監視カメラ」や「ドライブレコーダー」として使おう!
【必要なもの】専用アプリ、無線LAN(Wi-Fi)環境、スマホを固定するスタンド、電源
ほとんどのスマホには、画質に差はあるものの高性能なカメラがついています。実は、そのカメラを利用して監視カメラやドライブレコーダーとして使う方法があるんです。
監視カメラであれば留守宅の監視や、ペットやお子さんの見守り、また遠く離れた家族の様子を確認するといった用途で利用できます。ドライブレコーダーも万が一の時には役立ちそうですね。
まず監視カメラの場合、最低限準備する必要があるものは、スマホ本体の他、スマホを固定するためのスタンドです。
またカメラを長時間起動する場合にはバッテリーの消費も激しくなるので、常に電源を繋いておくほうがよいですね。
ここでは自宅にいるペットの様子を見守る体で使用イメージを載せてみます。
監視カメラとして利用する場合のポイントとして、固定する位置は少し離れた場所にするのがオススメです。あまり距離が近い場所に固定してしまうと狭いエリアしか撮影することができません。それも含めて、購入するスタンドは選ぶとよいですね。
監視カメラアプリのおすすめ
Androidスマホ、iPhoneのいずれでも利用可能なアプリとして見守り無料アプリ Alfred(アルフレッド)がオススメです。こちらも元々「使わなくなったスマホで利用可能」と謳っているため、特別なカメラ機材がなくとも使用できます。
利用するには「撮影用のスマホ」と「閲覧用のスマホ」(あるいはタブレット)、あとはネット環境があれば大丈夫です。iOS、Androidが混在していても使用することが出来ます。
なおスマホは熱に弱く、本体が高温になってしまうとカメラが強制終了されてしまいます。またカメラ自体が盗難されないよう、そういった意味でも設置場所は室内がオススメです。
アプリ名 |
見守り無料アプリ Alfred(アルフレッド) |
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開発 | Alfred Systems Inc. |
価格 | 無料 |
ダウンロード |
ドライブレコーダーとして活用!
【必要なもの】車載用クレードル、専用アプリ
他にも、監視カメラという点でいうと、車に設置して「ドライブレコーダー」として使うことも可能です。
すでに数多くの「車載用クレードル」が販売されていますので、そちらを用意しましょう。参考までに、サンワダイレクトの「スマートフォン車載ホルダー」では2,500円程度で販売されています。
またアプリでは、損保ジャパンが提供する「Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー」が人気です。iOS、Androidどちらにも対応した無料アプリで、強い衝撃を検知すると前後10秒の映像を録画してくれます。もちろん手動で録画スタートすることも可能。
アプリ名 |
Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー |
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開発 | Sompo Japan Nipponkoa Insurance Inc. |
価格 | 無料 |
その2:音楽再生、動画再生プレーヤーとして活用する!
【必要なもの】パソコン、iTunesなどの音楽ファイル管理ソフト
2つ目の活用法は、音楽や動画、写真、ワンセグなどの再生プレーヤーやとして使う方法です。音楽、動画、写真に関してはパソコン経由で本体(あるいはmicroSDカード)へデータを入れてさえおけば、Wi-Fi環境がない場所でも楽しむことができちゃいます。
ワンセグ視聴に関しては実はキャリアとの契約が無くても視聴が可能。MVNOが提供する「格安SIM」など、ネット環境さえあればあとはアンテナを用意するだけでこれもしっかりと視聴できます。
話題の定額制音楽配信サービスもオフライン再生ができる
また最近ではApple MusicやAWAといった音楽のストリーミングサービスも出てきていますね。こういったものもネットへの接続さえできる環境なら利用可能です。音楽を聴くのであればCPUへの負荷も比較的少ないので、少し前の機種であってもほとんど問題なく利用できちゃいます。
また、LINE社が提供するLINE MUSICではスマホ本体にキャッシュ(データ)をあらかじめ保存しておけば、ネットに繋がらない状況でも音楽を楽しむことが可能です。簡単ではありますが、参考までにキャッシュする方法を紹介しておきます。
これで、ネットが繋がっていない場所でも好きな音楽を楽しむことができます。
その3:音楽アプリを入れて「楽器」として活用!中にはこんな超絶演奏も
音楽アプリをインストールしておけば、手元のスマホが「楽器」に早変わり!ピアノやドラムだけでなく、ギターやベース、さらにはDJになりきることだって出来てしまいます。
そして、なかにはこんな”猛者”たちもいるんです!
・・・指、つらないんですかね(汗)
さらにさらに、大人数で組み合わせればこんなことだって出来ちゃうんです。電車でこんな人達がいればそりゃ隣の女性も口ずさみます。(笑)
腕に自信のある方、ぜひ演奏動画をYouTubeにアップしてみてはいかがでしょうか?
その4:Wi-Fiがあれば十分使える!”2台目のスマホ”として活用する
【必要なもの】光回線やモバイルルーターなどのWi-Fi環境
また、手軽に活用できる方法は、Wi-FIを利用して2台目のスマホとして活用という方法です。3G/LTE通信や通話は出来ないものの、Wi-Fiを活用した利用方法は様々。
例えば、
- 枕元に置いて寝る前にYouTubeを観る
- FacebookやTwitterなど、家族や友人との連絡用として使う
- お風呂場でradikoなどのインターネットラジオを聴く
- パズドラやモンストなど、とにかくアプリだらけのゲーム専用機にする
- トイレに常備してマンガアプリで暇つぶし
- ChromeCast用のリモコンとして利用する
- Apple Musicなどの定額制音楽配信サービスを聴く
- クルマに常備させ簡易的なカーナビとして使う
- クラウドに写真を撮りためてフォトフレームとして使う
- Kindleなどの電子書籍アプリを入れて通勤時間に読書
- 子どもに知育アプリやお絵かきアプリで遊ばせる(壊れても良いという覚悟で)
- 離れた家族に古いiPhoneを渡してFaceTimeでテレビ電話
などなど。たくさんありますね。
特に防水機能のついたスマホであれば、お風呂場で楽しむのにもってこいですね。実際に使わなくなったスマホをお風呂場や脱衣所に常備しているという方もいらっしゃるようです。古いスマホでも動画サイトは十分に観れますからね。
その他、Edyなどのおサイフケータイとして活用することも可能。Wi-Fi接続時にチャージしておけば、もしものときの”第2のお財布”にもなります。
メイン機の電池やデータ容量の節約、リスク回避にもつながる
このように”2台目のスマホ”として使うことで、実は思わぬメリットも。
動画閲覧やゲームなどバッテリー消費が多いものを2台目のスマホで利用するということは、イコール”新しいスマホで利用する時間が減る”ということ。つまり、メインのスマホのバッテリー節約につながる、ということです。
また、今まで利用していたゲームアプリなども専用機にそのまま入れておけば、わざわざデータを移行する手間も省けますし、間違ってデータを削除してしまうリスクも回避できます。これはSNSアカウントも同様で、もしものときに別のスマホでもSNSが使えるというのは、実は案外役立つものなのです。
ただし、LINEは同じアカウントを2台のスマホで利用できないので、その点は要注意です(PCやタブレットは可)。
その5:格安SIMを差して「格安スマホ」として活用する
【必要なもの】OCN モバイル ONEなどの「格安SIM」
実は古いスマホも、ものによっては格安スマホとして利用できることはご存じですか?
NTTドコモやau、ソフトバンクといった主要キャリアで契約をすると、毎月の基本料金だけで6,000円くらいかかってしまいますが、最近話題の格安SIMを利用すれば、音声通話もネットもできて月額1,000円台からスマホが使えちゃいます。
これくらい安くスマホが使えるのであれば、離れた場所に暮らす家族(おじいちゃんやおばあちゃん)あるいはお子さんに持たせて、通話やLINEなどの連絡用として使うのもアリですね!
ただし、@docomo~や@ezweb~などのキャリアメールが使えない点は注意が必要です。その代わり、Gmailなどのメールでやりとりするか、あるいはLINEなどを活用するのがよいかと思います。
番外編:実は意外とお金になるかも?使わなくなったものは「買取」に出す!
【必要なもの】身分証明書、外箱や付属品など
最後は、使わなくなったスマホは売るということです。
新しい機種やiPhoneなどが高く売れるのはご存知かもしれませんが、実はそうでないスマホ(あるいは携帯電話)も数千円からものによっては数万円で買い取りしてもらえる場合もあります。
買い取りに関しては、現在もまだ使用できるものが最低条件で、その上で新しいものや珍しいものほど高くなるといった傾向にあります。
もちろん外装の状態(キズの有無)、付属品や外箱の有無といった点も価格には影響してきますが、仮に端末本体しか無かった場合でもそれなりの価格で買い取ってもらえることも多いです。
たとえ1,000円でも1,500円でも、お金にならないで廃棄してしまったり、あるいはそのままホコリがかぶったまま放置、というよりはマシですよね。
そういった意味でも、眠っているスマホの使い道が思い当たらなければ、一度専門店などに査定してもらうのもありでしょう。こういったお店は大抵がインターネット上での査定、宅配での買い取りも取り扱っているので、近所にそういったお店がなくても利用することが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は”使わなくなったスマホ””使わなくなったiPhone”の活用方法、再利用方法として大きく5つ取り上げてみました。もちろんこれ以外にも人によっては別な用途もあるかもしれません。中には目覚まし時計に、という方もいらっしゃるでしょうね。
ただ、もとは高いお金を払って購入したスマホですから、せっかくなら出来る限り有効に活用していきたいものですね。
みなさんもライフスタイルにあった活用法を見つけてみてください!