カテゴリ: LINEMO(旧:LINEモバイル)

LINEMOとはどんなプラン?今までのLINEモバイルとの違いと特徴を解説!
ドコモ / au / ソフトバンク / 楽天モバイルはそれぞれ低料金プランを発表し、モバイル通信業界が大きく変動する過渡期となりました。
そんな中、3月17日にサービスを開始したソフトバンクの新ブランド「LINEMO(ラインモ)」は、MVNOのLINEモバイルと違い、ソフトバンクの新しいMNOプランです。(MVNOとMNOの違いは後ほど詳しく解説します)
本記事ではLINEMOの特徴や、LINEモバイルやソフトバンク既存プランとの違い、メリットやデメリット、LINEMOに変えたほうがいい人 / 変えないほうがいい人など詳しく解説します。
※ 表示価格は全て税込で表記しています。
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- シンプルで分かりやすい2つの料金プラン
- LINEアプリがギガフリーで利用できる
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目次:
LINEMOとはどんなプラン?

LINEMOのコンセプトやLINEモバイル / ソフトバンク既存プランとの具体的な違いをそれぞれ解説します。
LINEMOとは?

LINEMOは「タノシイオドロキ」をキーワードとするソフトバンクの新しいオンライン専用ブランドで、2021年3月17日にサービスが開始されました。
2020年12月の発表当初は「SoftBank on LINE」というネーミングでしたが、通話定額をオプション扱いにすることで最低料金を引き下げ、名称も「LINEMO」に変更された経緯があります。
LINEMOとLINEモバイルの違い

LINEMOはMNO(ソフトバンク回線)、LINEモバイルはMVNOという通信回線の違いがあります。
MVNOは大手3キャリアから回線を借りて格安SIMサービスを提供しているので、自社回線であるMNOより通信速度など品質面で劣ります。
また、LINEとソフトバンクの関連性ですが、LINEモバイルは元々ソフトバンクとLINEの合弁会社なので、LINEMOの構想は自然であったと言えます。
LINEMOとLINEモバイルの比較
LINEMO | LINEモバイル | |
---|---|---|
月額料金 | 2,728円 | 1,210円(500MB) 〜 |
回線の種類 | ソフトバンクのみ | ドコモ / au / ソフトバンクから選べる |
データ通信量 | 20GB+LINEギガフリー | 500MB 〜 12GB+LINEフリー |
データ専用SIM | ☓ | ○ |
eSIM対応 | ○ | ☓ |
LINEMOは月20GBのデータ容量にLINEのトークや通話で使用したデータ通信量が加算されない「LINEギガフリー」、LINEモバイルでは対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない「LINEフリー」と有料オプションの「SNS音楽データフリー(528円)」、「SNSデータフリー(308円)」が用意されています。どちらもLINEをよく利用する方には嬉しいオプションです。
ちなみにLINEMO契約時の契約事務手数料やMNP転出手数料、ソフトバンク / ワイモバイルからの移行手数料は無料となっています。
※ LINEモバイルは2021/3/31(水)11:00をもって新規申込終了となります。
LINEMOとソフトバンク既存プランとの違い

LINEMOのスマホプランを中心に、もっとヘビーにネットを使いたい人はソフトバンクのメリハリ無制限、スマホを殆ど使わないライトユーザーはソフトバンクのミニフィットプラン+という位置づけになっています。
LINEMOとソフトバンク既存プランの比較
※横にスクロールできます。
LINEMOスマホプラン | ソフトバンクメリハリ無制限 | ソフトバンクミニフィットプラン+ | |
---|---|---|---|
料金 | 2,728円 | 7,238円 | 2,178円 |
データ容量 | 20GB+LINEギガフリー | 無制限 | 1GB |
通信品質 | ソフトバンクと同等 | ソフトバンク | ソフトバンク |
キャリアメール | ☓ | ○ | ☓ |
ネットワーク | 4G / 5G | 4G / 5G | 4G / 5G |
家族割 | ☓ | ○ | ☓ |
申込方法 | オンライン | 店舗 / オンライン | 店舗 / オンライン |
ソフトバンクは家族割やキャリアメールを使うことが出来ますが、LINEMOはどちらも使うことが出来ません。
また、LINEMOはオンライン専用ブランドなので、申込や購入後のサポートを店舗で受けることが出来ません。
LINEMO対象機種

現時点で動作確認済みの端末は少ないです。主にiPhoneシリーズがLINEMOで使える動作確認済み機種となっています。
SIMカードによる動作確認機種
Apple | iPhone 6s 〜 iPhone 12の(全シリーズ) / iPhone SE / iPhone SE (第2世代) |
---|---|
Pixel 4a (5G) / Pixel 5 | |
SONY | Xperia 5 II |
SHARP | AQUOS zero5G basic / AQUOS R5G |
FUJITSU | arrows U |
ZTE | Axon 10 Pro 5G |
LG | V60 ThinQ 5G |
OPPO | Reno3 A / Reno3 5G |
SIMロックが解除されていない製品や、VoLTEに対応していない端末(3G専用端末)は使用することが出来ません。
現在動作確認検証中のソフトバンク端末は58機種、ワイモバイル端末は25機種となっており、検証の結果接続の確認が認められた機種に限って、動作確認済み機種の一覧に掲載される予定となっています。
※ 2021年3月17日時点の情報です。追加等の変更がある場合があります。
LINEMOのメリット / デメリット

LINEMOのメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
LINEMOのメリット

LINEMOはデータ容量20GBに加え、LINEのトークや通話が使い放題のLINEギガフリー、700万種類以上のスタンプが使い放題の「LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)を今夏頃を目処に無料で使うことが出来ます。
また、必要に応じて通話オプションも後付け可能で、ソフトバンクやワイモバイル(MNO)同等のネットワーク品質も魅力のひとつです。
LINEMOのデメリット

申込みや各種手続き / サポートは全てWEBまたはLINEのみのオンライン対応です。
また、ソフトバンクからの乗り換えで家族割など適用していた場合、料金やネットの料金が高くなる可能性があります。
サービス開始時点ではSIMカードのみの契約が提供され、キャリアメールや留守番電話サービスも利用できません。
ソフトバンクやワイモバイルユーザーと違い、Yahoo!プレミアム特典やPayPayの還元率アップの対象外です。
※ Apple Watch(セルラーモデル)は使えない可能性があるので注意が必要です。
LINEMOに変えた方がいい人 / 変えない方がいい人

LINEMOに変えた方がいい人 / 変えない方がいい人をそれぞれ詳しく解説します。
既存のLINEモバイルユーザーは、自動でLINEMOに移行されずLINEモバイルのサービスが継続されるので、LINEMOに変更する場合は任意となります。
LINEMOに変えた方がいい人

LINEMOはオンライン専用ブランドなので、申込みや各種手続きを全てオンライン上で出来る人、現在家族割などの利用が無い、または想定していない人に向いています。
音声通話を殆どせず、LINE通話で済ませている人やLINEスタンプをよく使う人にオススメです。
SIMのみの契約なので、ソフトバンク回線に対応した端末やSIMフリー端末など、自分の好きな端末で利用することが出来ます。
LINEMOに変えない方がいい人

申込みや購入後のサポートは全てオンライン(Web / LINE)から行わなければならず、対面でスタッフに直接聞くことは出来ません。
各種手続きを全て自分で行わなければならないので、スマホにあまり詳しくない人はLINEMOに向いていません。
SIMカードのみの契約なので、端末を自分で事前に用意しなければならなかったり、キャリアメールを使うことが出来ない点も注意が必要です。
LINEMO / ソフトバンク / ワイモバイルの位置付け

今後ソフトバンクグループは、LINEMO / ソフトバンク / ワイモバイルの3ブランド体制となるので、各ブランド(プラン)それぞれの位置付けについて解説します。
LINEギガフリーが魅力、ミドルプランのLINEMO

LINEMOはオンライン専用で、データ容量が20GBと大容量にも関わらず、LINEの通話やトークでデータ容量を消費しないLINEギガフリーが魅力のサービスです。
ワイモバイルよりもデータ容量が多く、ソフトバンクよりも月額料金が安いので中間層を狙ったプランと言えます。
メリハリ無制限が魅力、データをヘビーに使えるソフトバンク

ソフトバンクはヘビーユーザー向けの、データ容量無制限「メリハリ無制限」が魅力のサービスです。
家族割や固定回線のセット割引などを適用しない状態だとLINMOの倍以上の料金となってしまいますが、データ利用量が3GB以下の月は1,650円割引されるなど、各種割引をフルに使えば料金を抑えることも出来ます。
データ容量がLINMOの20GBでは足りない人や、家族全体でしっかりお得に使いたい人向けのプランです。
ライトユーザー向け、シンプルな料金プランのワイモバイル

ワイモバイルは、ライトユーザー向けの3つのシンプルな料金プランが用意されています。
毎月のデータ容量が3GB以内の人であれば、2,178円から利用することが出来るので、そこまでネットを使わずとにかく毎月の料金を安くしたいという人に最もオススメなプランです。
PayPayやYahoo!プレミアムの特典が受けられる?

ソフトバンクとワイモバイルユーザーはPayPayの各種キャンペーンで還元率が上がりますがLINEMOユーザーは対象外です。
PayPayモールで実施されている毎週日曜日の還元率10%アップなども対象外となっています。
また、ソフトバンクとワイモバイルユーザーは月額508円の「Yahoo!プレミアム」が無料となる特典がありますが、LINEMOにはこの特典も付きません。
PayPayやYahoo!関連のサービスをよく利用する人は注意してください。
※ PayPayのサービス連携は開始当初は提供なしですが、準備ができ次第提供開始予定。
LINEMOのキャンペーン

LINEMOのサービス開始を記念して「LINEMOでたモンキャンペーン」が実施されています。
LINEMOでたモンキャンペーンは、「LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン」、「LINEMOサービス開始記念 Twitter キャンペーン」、「通話オプション割引キャンペーン」3つのキャンペーンの総称です。
それぞれのキャンペーンについて詳しく解説します。
LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン

LINEMOの「スマホプラン」を契約し、「LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)」に加入すると、キャンペーン期間中毎月LINEポイント240ポイント、学割プランに加入されている場合はLINEポイント120ポイントがプレゼントされます。
また、夏頃を目処にLINEMOユーザーを対象に追加料金無しで「LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)」が利用できるようになる予定です。
【キャンペーン期間】
2021年3月17日 ~ (終了時期未定)
LINEMOサービス開始記念 Twitter キャンペーン

キャンペーン期間中にLINEMO公式Twitterアカウントをフォローして、1日1回投稿されるキャンペーンツイートをリツイートされた方を対象に、抽選で合計2,480人に2,480円相当のPayPayポイントがプレゼントされます。
※ キャンペーン期間を通して1人につき1回のみです。
【キャンペーン期間】
2021年3月17~21日 まで
通話オプション割引キャンペーン

「スマホプラン」に加入してから1年間、通話オプションに加入されていない期間も含み、通話オプションが月額500円割引になるキャンペーンです。
5分以内の国内通話が無料になる月額550円の「通話準定額」を1年間無料で利用することが出来ます。
また、月額1,650円で通話時間と回数無制限で国内通話かけ放題の「通話定額」は、1年間月額1,100円で利用可能です。
【エントリー期間】
2021年3月17日~(終了時期未定)
※ キャンペーンは予告なく内容の変更や中止・延期される場合があるので、最新の情報をチェックしてください。
まとめ

LINEMOは、LINEギガフリーと20GBのデータ容量を低価格で使えるコスパ抜群のサービスです。
しかし、オンライン専用なので対面サポートが用意されていないことが不安な方や、既に家族割などを利用していて家族全体で料金が安くなっている人にとっては、LINEMOに乗り換えると、場合によって割高になってしまう可能性もあります。
本記事を参考に、自分や家族との利用シーンを考えて、LINEMOに変えるか / 変えないか参考にしてみてください。