ドコモの損をしない解約方法まとめ | MNP手順や違約金・解約金が発生しないベストなタイミングは?
カテゴリ: #ドコモ
ドコモを解約したいと考えている方は、主に以下のいずれかに該当するはずです。
- ドコモを完全に解約したい(電話番号を継続しない)
- ドコモから他キャリアへ乗り換えたい
- ドコモから格安SIMへ乗り換えたい
ドコモでは、2021年10月1日より新プラン開始に伴って違約金・解約金と解約金留保が廃止され、安心して解約できるようになりました。
この記事では、ドコモの解約を検討中の方に、少しでも安く解約をする方法からMNP予約番号の取得方法を、解約時の注意事項に沿って解説していきます。
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目次:
ドコモを解約する方法は大きく2通り!
実は、一口に「ドコモを解約する」といっても方法は大きく分けて以下の2通りあります。
ドコモを解約する方法
- ドコモを完全に解約する
電話番号を引き継がず、契約を完全になくす方法 - 他社へ乗り換える
MNPを使って電話番号を引き継ぎ、ドコモ以外の会社へ乗り換える方法
「ドコモを完全に解約する」場合、今使っている電話番号は解約後使えなくなります。
例えばサブスマホ用の契約をやめる場合や、新しい電話番号にしたいので今使っている番号が必要ない場合などが想定されます。
一方、多くの方がイメージするのは「他社へ乗り換える」方ではないでしょうか?
今より安い会社に契約先を変えたい場合などが当てはまります。
この2つの解約方法を次項から詳しく解説します。
方法1 | ドコモを完全に解約する場合
まずは「ドコモを完全に解約」する場合についての方法から注意事項を解説します。
こちらの手段を取る場合は、現在ドコモで使用している電話番号は消滅します。
稀有なケースですが、そもそも携帯の契約が不要となったか、まったく新しい番号を他社で取得したいかのいずれかとなるでしょう。
ここで1点注意しておきたいのが、ドコモの完全解約はドコモショップでしか対応することができません。
詳しくは次項で説明します。
ドコモの完全解約はドコモショップのみでしかできない
他社へ番号を継続して乗り換えるMNP手続きはオンライン上のみで完結することが可能ですが、番号を継続しない「完全解約」の場合は必ず直接ドコモショップへ赴き、解約手続きを行う必要があります。
その際に持参する必要があるものは以下の通り。
完全解約に必要なもの
- 身分証明書
運転免許証・マイナンバーカード等 - ドコモのSIMカード
※SIMカードを紛失している場合は、ネットワーク暗証番号あるいは身分証明書にて確認
詳細については下記のサポート窓口まで電話をすることで確認がとれます。
■ドコモ インフォメーションセンター
ドコモの携帯電話から:局番なしの『151』
一般電話などから:0120-800-000(受付時間 午前 9:00 ~ 午後 8:00)
また、ショップへ行くにあたって、事前にオンラインサイトから来店予約をしておくことをおすすめします。
混み具合によりますが、1時間近く待たされてしまうことも多々あります。さらには、解約となるとショップ店員から何かしらの引き止めが入る可能性も。
解約をするという固い意志が決まっているようであれば、なるべく無駄な時間は省きたいですよね。
来店予約に関しては下記のリンクから詳細をご確認下さい。
方法2 | 他社へ乗り換える場合
au、ソフトバンクや楽天モバイルなど格安SIMへの乗り換えに伴って、必然的に解約となる方もいるでしょう。
他社へ乗り換える場合(MNP)は、ドコモで解約手続きを行ってはいけません。
まずは「MNP予約番号」をドコモで発行してもらい、それを使って乗り換え先でMNP手続きを実施します。
そのMNP手続きが完了した後、自身で回線の切り替え申請を乗り換え先にて申請すると、ドコモは自動的に解約となり、契約回線が切り替わる流れとなります。
ここで覚えておきたいのが、MNP予約番号発行前にドコモの解約手続きをしてしまうと、携帯番号は消滅してしまうので、そもそもMNP予約番号の発行もできないということです。
この流れを知らずにドコモを解約してしまうと、番号を継続するどころかまったく新規で契約をしなくてはいけなくなるので、ここだけは注意しましょう。
他社へ乗り換える場合の解約手順
- ドコモでMNP予約番号を発行
- 乗り換え先でのMNP手続きを行う
- MNP手続き完了後、乗り換え先で回線切り替えを申請する
- ドコモが自動的に解約
auへMNPする場合に適用できるキャンペーン
ドコモを解約してauへMNPするにあたって特にお得なキャンペーンは以下の通りです。
- au Online Shop お得割
- au Online Shop SIMカード乗りかえ特典
■ au Online Shop お得割
他社からの乗りかえ(MNP)を含む、au Online Shopで対象機種を購入すると端末代金が最大22,000円割引される特典です。
ドコモ解約後、端末の購入を検討していたユーザーには嬉しい特典です。
■ au Online Shop SIMカード乗りかえ特典
「au PAY残高」に10,000円(不課税)をキャッシュバック(チャージ)してくれるキャンペーンです。他社からの乗りかえでSIMカードを単体で契約することが条件です。
このキャンペーンを適用することで、仮にドコモの解約に伴って違約金が発生した場合でも大部分は実質的に相殺することが可能です。
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最大22,000円割引!
楽天モバイルへMNPする場合に適用できるキャンペーン
ドコモを解約して楽天モバイルへMNPするにあたっての限定キャンペーンは以下の通りです。
- iPhoneポイント還元キャンペーン
- スマホ/Wi-Fiトク得乗り換えキャンペーン
■ iPhoneポイント還元キャンペーン
初めて楽天モバイルを申し込む時にiPhoneを同時購入すると、最大24,000円相当分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。
楽天モバイルの端末購入プログラム「iPhoneアップグレードプログラム」を適用することで、実質ドコモよりも安く最新iPhoneを購入できます。
iPhoneを買い替えたい方は注目のキャンペーンです。
■ スマホ/Wi-Fiトク得乗り換えキャンペーン
こちらはAndroidスマホを購入する際に使えるキャンペーン。
楽天モバイルの申し込み時にAndroid端末をセット購入すると、最大19,000円相当分お得になるキャンペーンです。
モバイルWi-Fi端末も対象になっています。
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ソフトバンクへMNPする場合に適用できるキャンペーン
ドコモを解約してソフトバンクへMNPするにあたっての限定キャンペーンは以下の通りです。
- オンライン限定 web割
■ オンライン限定 web割
乗り換えに伴う対象機種の購入で最大21,600円(税込)の割引を受けられます。こちらもプランの乗り換えとともに端末の購入を考えている人におすすめです。
また、固定回線のソフトバンク光は、他社回線からの乗り換えに伴う、違約金や撤去工事費用を免状する「あんしん乗り換えキャンペーン」があります。
ソフトバンク光とソフトバンクの携帯をセットで契約していると、1人あたり最大1,100円割引/月が適用できます。
スマホ料金の見直しにあたって、ネット回線もセットで見直してみると、トータルでお得に契約できるかもしれません。
格安SIMへ乗り換える場合について
ドコモを解約し、他キャリアではなく格安SIMへ乗り換えることで、さらにできるだけ料金を安くしたいと考えているユーザーもいると思います。
MNP手順に関しては前述した他キャリアへの場合と同様です。
また格安SIMには、キャリアとは比べて料金が安く運用できたり、契約の縛りが無い(もしくは短い)というメリットがある一方で、以下のようなデメリットがあることはあらかじめ知っておきましょう。
格安SIMのデメリットまとめ
- 通信速度が遅い(混雑状況によって変動しやすい)
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索ができない(一部格安SIMは可能)
- 実店舗が少ない為、サポート体制が少し不安
特に、通信速度の点が最もネックになるポイントです。料金が安くなったとはいえ速度が遅くて使い物にならないのでは意味がありません。
自分の使い方をしっかり理解した上で、正しい選択をしましょう。
格安SIMも、各社で独自のキャンペーンを設けて展開しています。主に以下のような内容のキャンペーンがあります。
格安SIM各社で実施中のキャンペーン情報
- キャッシュバック
- 月額割引
- 初期費用無料
- スマホ代金割引
- データ増量
各社の詳しい内容は下記関連記事をご覧下さい。
ahamoへの乗り換えは「プラン変更」でOK
ドコモの料金をもっと安くしたい!と考える際、オンライン専用プラン「ahamo」への乗り換えを検討している方もいらっしゃるでしょう。
ahamoはドコモのプランのうちの一つですので、解約は必要なく「プラン変更」という手続きになります。
この際、MNP予約番号の発行も必要ありません。ドコモのマイページからプラン変更を行うだけでOK。
ただしahamoはドコモショップでのサポートは有料、ドコモ光セット割などの割引で安くすることはできないなど違いがありますのでご注意ください。
ドコモの解約前に確認しておくべきこと
ドコモの解約に伴って、損をしない為に、またはお得に他社へ乗り換える為に確認しておくべきことは以下の通りです。
- 解約手数料や違約金
- 解約のタイミング
- 残っているdポイントについて
- 151クーポンについて
一つずつ詳しく見ていきましょう。
他社へ乗り換え時に発生する手数料
他社へ乗り換える場合は、MNP予約番号の発行は無料ですが、乗り換え先で契約事務手数料やSIMカード発行料などの手数料がかかることが多いです。
その際、機種の残債が残っている場合は、残債分の支払いも必要となります。
2年間契約を前提とした割引を適用している場合は、解約時点でその割引も終了となる為、元値での支払いが必要となる点も注意しましょう。
手数料まとめ
ドコモでかかるもの | 端末代の残金 機種代金×残りの月数(24回分割の内) |
---|---|
乗り換え先でかかるもの | 契約事務手数料:3,300円 SIMカード発行料:300~400円程度 |
損をしない解約のタイミング
上記で触れた、違約金や端末の残債はいわば無駄な出費です。適切なタイミングをもって解約手続きを行えば、支払いの必要がありません。
特別な理由が無い限りは、機種の支払いが完済している状況で、なおかつ月末が狙い目です。
ドコモの解約月の料金は日割りになりません。
乗り換え先の初月料金は日割りになることが多いので、他社へ乗り換えを検討している方も、完全解約を予定している方もできるだけ月末に解約するのが最もお得です。
他社へ乗り換える場合は適用できるキャンペーンなども加味して、事前料金シミュレーションも行っておくとなお良いでしょう。
dアカウントを発行して残っているdポイントは継続しよう
dポイントが貯まっている場合は、dアカウントを発行して継続して利用できるようにしておきましょう。
dポイントはドコモユーザーではなくても、利用したり貯めたりすることができます。
dポイントクラブアプリを使ってアカウント一つでポイントの管理ができるので、他キャリアへ以降後も利用できるように、この機会に取得しておきましょう。詳しくは以下のリンクから。
dアカウント 誰でも使えるおトクで便利な共通ID | NTTドコモ
おまけ:151クーポンが貰えるケースも?
あまりおすすめはできませんが、キャリアには他社に乗り換えようとしているユーザーに対し、特別ポイントを付与する代わりに乗り換えを回避させる「引き止めクーポン」というものが存在する場合があります。
他社へMNPする際に、MNP予約番号をドコモに発行してもらう過程で貰えるかもしれません。(151へTEL)
クーポン内容は契約状況によって人それぞれで、20,000ポイント分程度が付与される場合も。
現在はそういった方法を取ってユーザーを引き込む行為の取り締まりが厳しくなっていることもあり、確実に貰えるとは言いがたいですが、もし手に入れることができた場合は、ドコモを継続するということも検討してみても良いかもしれません。
ドコモの違約金・解約金と解約金留保は廃止された
ドコモを解約する際、「解約金はかかるのか」ということが一番気になっている方は多いと思います。
結論から申し上げると、2021年10月1日より違約金・解約金と解約金留保が廃止され、ドコモの「解約」に関わる費用がなくなりました。
これは旧プラン契約者も同様で、契約期間のあるプランを契約している方も違約金・解約金はかかりません。
また、以前は契約期間・違約金のあるプランからないプランへ変更した場合でも、変更前の契約期間・違約金が一定期間引き継がれる「解約金留保」というものがありました。
こちらも現在廃止されているので、安心してドコモを解約できるようになっています。
ドコモから他社へ乗り換えるには「MNP予約番号」が必要
【方法2 | 他社へ乗り換える場合】にてご紹介しましたが、ドコモから他社へ乗り換える際、今使っている電話番号を引き継ぎたい場合には「MNP予約番号」の発行が必要です。
MNPとは「Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ)」の略で、電話番号を変更することなく、他社の通信サービス会社へ乗り換える事ができる制度のこと。
ここからはMNP予約番号の発行手順や注意事項を解説します。
MNP予約番号を取得する際に必要なもの
ドコモでMNP予約番号を取得する際、いくつかのものを事前に準備する必要があります。
必要なものはどのパターンで取得するかによって以下のように変わるので、用意しておきましょう。
具体的な手続きの手順については以降で解説していきます。
MNP予約番号取得に必要なもの
電話から |
---|
・転出したい携帯電話番号 ・契約者個人情報・ネットワーク暗証番号 |
Webから |
・dアカウントID・パスワード |
ドコモショップから |
・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど) ・委任状(契約者本人以外が手続きする場合) |
ドコモでMNP転出手続きをする3つのパターン
先ほども述べましたが、ドコモでMNP予約番号を取得する方法には以下3つのパターンがありそれぞれ特徴があります。
電話から |
---|
・非対面で直接スタッフの案内を受けられる ・電話がつながるまでの待ち時間が発生する可能性がある ・受付可能時間が9時〜20時まで |
Webから |
・待ち時間なし・24時間手続き可能 ・もっとも短時間・スムーズに手続きが可能 ・注意点等を自身で理解する必要がある ・契約内容によっては手続きできないケースがある |
ドコモショップから |
・スタッフから対面で丁寧な案内が受けられる ・対面案内特有の気まずさがある ・店舗への訪問の手間がある ・店舗で長時間の待ち時間が発生する可能性がある |
最もおすすめのパターンは、いつでもスムーズに手続きを進められるWebからです。
ただし、注意事項など細かな内容を自身で理解する必要があるというデメリットもあるため、その点に不安が残る場合は電話またはドコモショップからかを検討しましょう。
以下ではそれぞれのパターンでの手順を詳しく解説します。
パターン1. 電話でMNP予約番号を発行してもらう
1つ目はドコモのインフォメーションセンターに電話をして、MNP予約番号を取得する方法です。
ドコモショップへ足を運ぶ手間がなく、音声越しでスタッフに直接説明を受けられるので、解約時の細かな注意事項までしっかりと確認できます。
所要時間は、オペレーターにつながる際の待ち時間がなければ、10分程度で完了します。
電話をする前には必ず【転出したい携帯電話番号】【契約者個人情報】【ネットワーク暗証番号】を確認して用意しておきましょう。
ドコモインフォメーションセンターでのMNP予約番号発行
ドコモ携帯電話から | (局番なし)151 |
---|---|
一般電話から | 0120-800-000 |
受付時間 | 9時〜20時 |
※通話無料
電話でMNP予約番号を発行する手順
- ドコモインフォメーションセンターへ発信
- ガイダンスが流れるので「4」番→「2」番と進む
- オペレーターへ接続
- 契約内容・個人情報の確認
- MNP予約番号を発行したい旨を伝える
- 解約金や転出手数料の説明を受ける
- MNP予約番号が記載されたSMSメールを受信
また、MNP予約番号を取得するということは、ドコモを解約して他社へ転出することとイコールであるため、ドコモの契約を残してもらおうと引き止めの説明がある場合が多いです。
他社への転出や他社契約で手数料がかかる、ドコモの端末が使えない場合もある等々。
オペレーターによって色々な説明があるでしょう。また、それに加えて、次回機種変更時で使えるdポイントを還元するといった話もあるかもしれません。
解約の意思が固まった上で、MNP予約番号取得をしているはずなので、オペレーターからの引き止めもしっかりと断って手続きを進めるようにしましょう。
パターン2. WebでMNP予約番号を発行してもらう
2つ目は「My docomo」を使ってMNP予約番号を取得する方法です。
スタッフ対面ではないので細かな注意点等を全て自身で理解しておく必要がありますので、過程で都度画面上に表示される説明をしっかりと読んでおきましょう。
ただし「一括請求 / 一括送付サービスの代表番号」「3回線以上でファミリー割引をご契約の代表回線」である場合はWEBでのMNP予約番号発行はできないので注意です。
- STEP1.My docomoへアクセスし、dアカウント・パスワードでログインします。
- My docomoトップページから下の方へ進み、中段ほどにある「その他のお手続きはこちらから」をタップします。
- STEP2.ドコモオンライン手続きのページに移行します。
- このページ最下部にある「携帯電話ポータビリティ予約(MNP)」をタップします。
- 専用ページに遷移後は、指示通りにMNP予約番号の取得手続きを進めていきましょう。
パターン3. ドコモショップでMNP予約番号を発行してもらう
3つ目はドコモショップにてMNP予約番号を取得する方法です。
電話やWEBを使った手続きに不安があり、直接対面で詳しく説明を受けたいという人におすすめできます。
ドコモショップでMNP予約番号を発行する手順
- 来店予約ページへアクセス
- 来店予約手続きを行う
- 最寄りのドコモショップへ行く
- 受付にMNP予約番号を取得したい旨、説明する
- 順番が来たら、MNP予約番号の取得手続きをする
ドコモショップの「来店予約」は、翌日以降のショップに行く時間をあらかじめ指定しておくことで、当日来店時に優先案内してもらえるサービスです。
予約なしでドコモショップを訪れると、長い待ち時間が発生したり予約がいっぱいで当日中に受け付けてもらえない可能性があります。
ドコモ4G回線で接続している場合はネットワーク暗証番号、Wi-Fi環境で接続している場合はdアカウントID・パスワードが必要です。
来店店舗を指定したら、受付内容で「解約」を選択し、翌日以降の空いている来店時間を選びます。
30分単位で表示されているので、余裕のある都合の良い時間を選びましょう。
MNP予約番号はあとから確認することもできる
一度取得したMNP予約番号を忘れてしまっても、Webの「My docomo」であとから確認することができます。
まずはMy docomoへアクセスし、dアカウント・パスワードでログインし、画面上部メニュー内にある「契約内容・手続き」をタップします。
続いて、サービス一覧の中にある「お申込履歴の確認」をタップし、以降の画面で取得したMNP予約番号を確認できます。
上記「My docomo」での確認は、電話・Web・ドコモショップどのパターンからMNP予約番号を取得した場合でも利用できます。
なお、電話で取得した場合は手続き後に届くSMS、ドコモショップで取得した場合は手続き後にもらえる書類でも確認可能です。
ドコモのMNP転出前に確認しておくべき6つの注意事項
MNPは携帯電話番号を変えずにそのまま他社へ移行できる便利な制度ですが、MNPを使って契約乗りかえをする前に、確認しておくべき注意事項があります。
全部で6つあるので、それぞれ詳しく解説します。
- MNPで発生する費用について
- ベストなMNP転出時期
- 解約手続きは不要!回線切り替え完了後自動解約
- MNP予約番号の有効期限
- 携帯番号の契約名義について
- ドコモの解約後に使えなくなるサービスについて
1. MNPで発生する費用について
MNPで転出することはドコモの携帯を解約し、他社で新たに新規契約することを意味します。
ドコモの契約解消・及び他社への新規契約時には、それぞれ手数料が発生します。
乗り換え先にもよりますが、一般的にMNPで必要になる手数料は以下の通りです。
項目 | 請求元 | 金額 |
---|---|---|
新規契約手数料 | 乗り換え先 | 3,300円 |
SIMカード発行料 | 乗り換え先 | 300~400円程度 |
以前はMNP予約番号の取得に3,300円の手数料が発生していましたが、2021年4月1日からこの手数料は廃止され無料になりました。
2. ベストなMNP転出時期
【損をしない解約のタイミング】にて解説しましたが、機種の支払いが完済している状況で、なおかつ月末がベストなMNP転出時期です。
違約金・解約金と解約金留保は廃止され、ドコモの解約に関わる費用はなくなっています。
よって、MNP予約番号を月末20日前後に発行し、乗り換え先ごとに設定された予約番号の有効期限が切れる前にすぐ申し込みを完了させるのが最もお得です。
3. 解約手続きは不要!回線切り替え完了後自動解約
MNP転出では、MNP予約番号取得後、その番号を使って移行先での契約を完了した後、回線切替手続きを完了させることで、自動的にドコモの契約が解約されるようになっています。
つまり、乗り換え後にドコモでの解約手続きは不要ということです。
むしろ、MNP予約番号取得前に、先にドコモで契約解除をしてしまうとMNP予約番号の発行すらできなくなってしまい、新規番号での契約をせざるをえない状況になってしまいます。
MNP予約番号取得後はそのまま移行後のキャリアで契約を進めましょう。
4. MNP予約番号の有効期限
ドコモから発行したMNP予約番号には有効期限が存在します。発行日を含め15日間が有効期限です。
さらに、乗り換え先によって有効期限が○○日以上残っている必要があるといった指定があるので、移行後のキャリアでの必要な有効期限をあらかじめ調べておくことも必要です。
おおむね「10日以上の有効期限が残ったMNP予約番号」と指定されることが多いです。
また、MNP予約番号は取得自体で手数料はかかりません。MNP予約番号を使って移行完了後に各手数料が発生します。
このMNP予約番号の有効期限と、2年契約の更新月を考慮した上で、MNP移行をする最適な時期をスケジューリングすると良いでしょう。
5. 携帯番号の契約名義について
MNP移行する際には、契約者名義にも気を配りましょう。
MNP移行元と乗り換え先で契約者名義が相違していると、MNPの審査が通らず契約移行ができません。
移行前と乗り換え先で、電話番号の契約名義が一致している必要があるということです。
特に家族で契約していて子回線が移行するような場合は、この名義問題が顕著になることが非常に多いです。
移行前の契約者名義が誰になっているのかもしっかりと確認しておきましょう。
6. ドコモの解約後に使えなくなるサービスについて
MNPを利用しての転出はドコモ契約の解約となるため、いままで利用していたドコモサービスの一部が転出後使えなくなってしまいます。
解約後使えなくなるサービス例
- dポイント
- dアカウント
- ドコモメールアドレス
これまでのdポイントはドコモ契約に紐付いたdアカウントで管理されており、ドコモ契約解消後にそのまま失効してしまいます。
しかし、事前に別のdアカウントを作成し、引き継ぎの操作をしておけばそのまま維持できるため、忘れずに手続きしておきましょう。
また、ドコモのメールアドレスは契約解消後、受信・送信メールの内容を含め全て消去されてしまいます。
こちらも事前にバックアップをとっておくことでデータを保存できるため、大切なメールがある場合は操作をおすすめします。
なお、各種Webサービスにドコモメールを登録している場合は、それぞれのサービスの手順に沿って新しいメールアドレスへの登録変更が必要です。
まとめ
損をしない解約方法を改めておさらいしましょう。以下の点をおさえれば、少しでも安く解約ができます。
- 完全に解約をする場合は、事前に来店予約をしておく
- 契約更新月に解約する
- 機種代金の支払いを終えてから解約する
- 他社へMNPする場合は、キャンペーン情報もしっかりチェックしておく
- ドコモ継続による特典を得られる場合は、内容次第で継続も検討してみる
解約後の失敗は一番後悔します。携帯の契約は簡単に次々と乗り換えることも難しいので、解約時は慎重にいきましょう。
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