auからソフトバンクへ乗り換えるべき?比較ポイント・注意点など徹底解説

auからソフトバンク

国の政策により携帯料金の値下げが加速し、各キャリアからの新プラン提供や格SIMの普及などが活発になりました。

それにあわせてスマホ料金の見直しや、より自分にあったサービスが利用できないか考えているユーザーも多いでしょう。

そこで本記事では、大手キャリアのauとソフトバンクについて比較を交え、auを継続すべきか、ソフトバンクへ乗り換えるべきか解説します。

手順と一緒に乗り換え時に利用できるお得なキャンペーンも紹介するので、auユーザーの方で契約の見直しをしている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

※記事中に記載の価格は特筆ない限り全て税込表記としています。

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auとソフトバンクの料金プランまとめ

au ソフトバンク 料金プラン

まずは、auとソフトバンクそれぞれで提供している料金プランから確認してみましょう。

自分がいま利用しているサービスを知ることで、他社の料金プランとの料金や特典比較がしやすくなります。

auの料金プラン内容

auは大きく分けて2つのプランを提供しています。ライトユーザー向けの「ピタットプラン」、ヘビーユーザー向けの「使い放題MAX」です。

▼ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)・ピタットプラン 5G
月額料金 ~1GB 3,465円
~4GB 5,115円
~7GB 6,765円
データ利用量 最大7GB
速度制限後の速度 128kbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 7GB(無料)
通話料金 22円 / 30秒

ピタットプランは0~1GB、1~4GBまで、4~7GBの3段階で料金が変動する従量制になっています。そのため毎月利用するデータ容量が少なかったり、WiFiに接続して通信を利用することが多いユーザーにぴったりです。

▼使い放題MAX 4G・使い放題MAX 5G
月額料金 7,238円
データ利用量 無制限
速度制限後の速度 128kbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 基本は30GB(無料)
※パックプランによって変動
通話料金 22円 / 30秒

▼バラエティパック

プラン名 月額料金(テザリングなどのデータ容量上限) 特典
使い放題MAX 4G
使い放題MAX 5G
7,238円(30GB) なし
使い放題MAX 5GNetflixパック(P)
使い放題MAX4GNetflixパック(P)
8,338円(60GB) ・Netflixベーシック
・TELASA
・Amazonプライム
使い放題MAX 5Gテレビパック
使い放題MAX 4Gテレビパック
9,108円(70GB) ・Netflixベーシック
・Paravi
・FODプレミアム
使い放題MAX 5Gwith
Amazonプライム
8,008円(60GB) ・Amazonプライム
・TELASA
・スマートスピーカーおトク割
使い放題MAX 5GALL STAR パック 9,988円(80GB) ・Netflixベーシック
・Apple Music
・YouTube Premium
・TELASA

使い放題MAXは、その名の通り利用できるデータ容量が無制限です。動画再生をよくしたり、WiFi環境外での利用が多い方におすすめです。通常の料金設定は7,238円ですが、利用容量が3GB未満の月は自動で1,650円の割引が適用され5,588円になります。

さらにNetflixやAmazonプライムなどがセットになったエンタメプランも用意されています。普段利用している・利用を考えていたサービスがあればセットにすると管理がしやすくなり、お得になるでしょう。

ソフトバンクの料金プラン内容

ソフトバンクでは、ライトユーザー向けのプランの「ミニフィットプラン+」、ヘビーユーザー向けの「メリハリ無制限」の他にスマホ初心者向けプラン「スマホデビュープラン」を提供しています。

まず基本知識として、ソフトバンクでは通話をするための基本プラン(音声)と、サービス内容を決めるためのデータプランそれぞれの契約が必要になることを覚えておきましょう。

基本プラン(音声)は月額1,078円です。これはソフトバンクでiPhoneやAndroidスマホを利用するための最低限プランであり、音声通話料金は使った分だけ課金されます。

▼ミニフィットプラン+
月額料金 基本プラン(音声) 1,078 円
ミニフィットプラン+(~1GB) 2,200 円
ミニフィットプラン+(~2GB) 3,300 円
ミニフィットプラン+(~3GB) 4,400 円
データ利用量 無制限
速度制限後の速度 128kbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 3GB(無料)
通話料金 22円 / 30秒

ミニフィットプラン+はauで提供されている「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)・ピタットプラン 5G」と近いプランで、対象ユーザーも同様です。こちらも1GB刻みで料金が上がり、最大データ通信量が3GBまでに設定されています。

auでのプラン内容ではデータ利用量が最大7GBまででしたが、ソフトバンクでは3GBまでと少なめに設定されています。

▼メリハリ無制限
月額料金 メリハリ無制限プラン 6,160 円
基本プラン(音声) 1,078 円
データ利用量 無制限
速度制限後の速度 128kbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 30GB(無料)
通話料金 22円 / 30秒

メリハリ無制限はauで提供されている「使い放題MAX」と近いプランで、対象ユーザーも同様です。

月額料金は合計で7,238円ですが、auと同じくデータ利用量が3GB以下の月は1,650円の割引が自動的に適用され、月額5,588円まで下がります。

▼スマホデビュープラン
月額料金 基本プラン(音声) 1,078 円
データプラン3GB(スマホ) 1,650 円
通話オプション※ 準定額オプション+ 880 円
定額オプション+ 1,980 円
割引 1年おトク割+(12ヵ月間) -1,188 円
小容量割 -1,430 円
データ利用量 3GB
速度制限後の速度 128kbps
使用通信 4G / 5G
テザリング 3GB(無料)
通話料金 22円 / 30秒

スマホ初心者向けのスマホデビュープランでは、3GBまでのデータ通信と5分かけ放題が最安月額990円(1年目)で利用することが可能です。

従来のケータイからスマホに機種変更したユーザー・学生で新たに契約したユーザーを対象に契約することができます。。対象ユーザーこそ限定的ですが、1年目の割引率が特に大きく、1,000円未満で運用できる点は大きな特徴でしょう。

auからソフトバンクの乗り換えで後悔しないためには?

au ソフトバンク 比較 シミュレーション

ここからはauからソフトバンクに乗り換えるにあたっての注目・比較しておくべきポイントを4つに分けて紹介します。

この4つのポイントを抑えることで、損することなくより自分のスタイルにあったプランを見つけることができるでしょう。

ポイント①料金・データ使用量を比較する

1つ目のポイントは「料金・データ使用量の比較」です。

まず自分が利用している月あたりのデータ量をチェックしましょう。これにより、データ使用量にあったau・ソフトバンクそれぞれのプラン料金を比較することができます。

auでは直近3日間のデータ利用量合計と月間のデータ利用量合計をWEB上から確認できます。

▼auデータ使用量の確認方法

①「My au(ウェブ)」でログイン
②「スマートフォン・携帯電話」タブをタップ
③「データ使用量」もしくは「現在の残データ容量」をタップ
④確認したい項目の「詳細」をタップ
⑤確認完了!

▼小容量プランの比較

プラン 月間データ利用量 月額料金
【au】
ピタットプラン
~1GB 3,465円
~4GB 5,115円
~7GB 6,765円
【ソフトバンク】
ミニフィットプラン+
~1GB 3,278 円
~2GB 4,378 円
~3GB 5,478 円

▼大容量プランの比較

プラン 月間データ利用量 月額料金
【au】
ギガ放題MAX
~3GB 5,665 円
3GB~ 7,315 円
【ソフトバンク】
メリハリ無制限
~3GB 5,665 円
3GB~ 7,315 円

ポイント②乗り換え費用を確認する

2つ目のポイントは「乗り換え費用を確認する」ことです。

ソフトバンク側で発生する費用としては3,300円の契約事務手数料です。契約内容に関わらず、必ず請求は発生します。

auで発生する費用としては、分割払いをしているユーザのみですが端末代金の残債です。当然ではありますが、解約しても支払う必要があります。

ですが解約したからと言って一括で請求されるわけではありません。もちろん一括払いも可能ですが、申し出がない限り分割払いは継続となります。

また、auで2年契約 / 2年契約Nのプランを契約しているユーザーは契約解除料(違約金)が発生する可能性があるため注意しましょう。

▼契約解除料(違約金)の確認方法

①「My au(ウェブ)」でログイン
②「スマートフォン・携帯電話」タブをタップ
③「ご契約内容 / 手続き」をタップ
④「ご契約情報」をタップ
⑤「料金割引サービス」項目までスクロール
⑥「契約期間の対象有無・更新期間」が確認可能!

▼契約解除料(違約金)

2年契約
10,450円
au加入年数11年目以降で、2年契約・家族割®(もしくは法人割)をセットで加入している場合
3,300円
2年契約N
1,100円

ちなみに2021年4月以前、auから他社へ乗り換える際に「MNP転出手数料」という料金が最大3,300円発生していましたが、現在は無料となっています。

ポイント③サービス・オプションを確認する

3つ目のポイントは「サービス・オプションを確認する」ことです。

ソフトバンクの乗り換えに関わらず、auを解約するとauが提供しているサービスは継続利用できないので注意しましょう。

特に使い放題MAXを契約しており、バラエティパックを利用しているユーザーはauを解約したタイミングでセットにしていたNetflixやAmazon primeなども利用出来なくなるので注意が必要です。

ただしソフトバンクでも「ソフトバンクプレミアムのエンタメ特典」というPayPa還元を受けられるサービスがあるため、一度近いオプションが無いかチェックしてから手続きすることをおすすめします。

▼ソフトバンクへ引き継げないサービス

  • バラエティパックの契約(NetflixやAmazon primeなど)
  • 位置検索サポート
  • 安心サポートパック
  • auスマートサポート
  • 長期優待データギフト
  • auのキャリアメール など…

▼auで適用しているサービスオプションの確認方法

①「My au(ウェブ)」でログイン
②「スマートフォン・携帯電話」タブをタップ
③「ご契約内容 / 手続き」をタップ
④「ご契約情報」をタップ
⑤確認完了!

ポイント④割引サービスを確認する

4つ目のポイントは「割引サービスを確認する」ことです。

ポイント③で紹介したサービスやオプションと同じく、それぞれのキャリアで提供している割引やキャンペーンは引き継ぐことが出来ません。

また、auでもソフトバンクでも近い割引サービスを提供している場合があります。そのため乗り換えが可能か検討することをおすすめします。

ただし、家族でグループを作り割引するサービスや、WiFi・固定回線のセット割引などは周りの契約状況などの兼ね合いがあるため注意です。

現状発生している割引と、乗り換えた場合の割引を洗い出し金額を比較することがポイントです。

auの割引
・家族割プラス
・家族割®
・au→自宅割(光固定回線とのセット割)
・auまとめトーク(固定電話とのセット割)
・新カケホ割60(60歳以上の月額料金割引)
・つなぐ応援プログラム(30歳以下の月額料金割引)など…
ソフトバンクの割引
・家族割引
・新みんな家族割
・ハートフレンド割引(障がいのある方を対象とした割引サービス)
・ホワイトコール24(固定電話の通信料割引) など…

auからソフトバンクへ乗り換えるメリット

au ソフトバンク メリット

ここまでauからソフトバンクに乗り換えるにあたっての注目・比較しておくべきポイントを紹介しました。

では、実際auからソフトバンクへ乗り換えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからはauからソフトバンクへの乗り換えによって受けられる恩恵をご紹介していきます。

電話番号・端末を引き継いでキャリア変更できる

1つ目のメリットは「電話番号・端末を引き継いでキャリア変更できる」ことです。

過去の大手キャリアでは、他社へ乗り換える際に新規契約でしか申し込むことが出来ず電話番号を変更せざるを得ませんでした。

現在は他社のりかえ(MNP)での契約で、電話番号を引継ぎ他社キャリアの回線を利用できるようになっています。

また、ソフトバンクでは動作確認端末を公式サイトにて発表しています。

乗り換えキャンペーンが充実している

2つ目のメリットは「キャンペーンが充実している」ことです。

ソフトバンクでは乗り換えで使えるキャンペーンはもちろん、ランニングコストも割引される内容の特典も提供しています。

例えば乗り換え時に機種変更するユーザー向けに、古い端末を下取りしてくれるプログラムや端末代金を補助してくれるサービスを実施しています。

また自宅の固定回線がソフトバンク光であったり、ホームルーターのSoftbank Airを契約している場合は「おうち割光セット」が適用され月額利用料1,100円安くなります。

他にも様々なキャンペーンを実施しており、現在申し込みが可能なキャンペーン内容は【ソフトバンクでおすすめのキャンペーン】で詳しく紹介します。

通信品質はほとんど変わらない

3つ目のメリットは「通信品質はほとんど変わらない」ことです。

どちらも大手キャリアということもあり、それぞれ電波を発信する基地局を所持しています。

例えば格安SIMでは、大手キャリアの回線帯域の一部を借り受けて使用しています。格安SIMはあくまでも回線を借受けているという立場のため、一般的に大手キャリアよりも通信速度が遅い、時間帯によってムラが生じやすい傾向にあると言われています。

その点、自社で基地局を所持しているauとソフトバンクに関しては安定した通信が可能と言えるでしょう。ただし提供エリアなどは変わる可能性があるため、事前にチェックしておくと安心です。

PayPayが貯まりやすい

4つ目のメリットは「PayPayが貯まりやすい」ことです。

auでは独自の電子決済サービスauPayを提供していますが、ソフトバンクでは現在最も利用できる店舗が多いPayPayと連携させることが可能です。

連携させることでソフトバンクプレミアムというサービスが適用となり、誕生月や連携してから1年ごとに1,000円分のポイントプレゼント特典を受けられます。

さらにNetflixやABEMAなどのエンタメービス月額料金が最大20%還元、PayPayアプリのクーポンを使うことで最大半額相当戻ってくるサービスなどを実施しています。

ソフトバンクの契約をしてからPayPayと連携し、ソフトバンクプレミアムの公式サイトからエントリーをする必要があるので認識しておきましょう。

auからソフトバンクへ乗り換える際の注意点

au ソフトバンク 注意点

auからソフトバンクへの乗り換えについて解説してきました。ですが、他社に乗り換えることで想定外のことも起こることがあるかもしれません。

そういったトラブルが起きないよう、メリットとあわせてデメリット・注意点も把握しておきましょう。

必ずauより料金が安くなるわけではない

まず認識しておくべきことは「乗り換えたら必ず料金が安くなるわけではない」ということです。

必ず自分の適用しているプランと乗り換えるプラン、適用できる割引をチェックしてから手続きを行いましょう。

例えば現在auでは「つなぐ応援プログラム」をいう割引サービスを実施しています。

これは2021年10月29日以降、30歳以下の人が対象プランを申し込んだり、既存ユーザーが機種変更または契約変更を行うことで翌月利用分から6ヶ月間3,938円が割引されたり「Amazonプライム」1年ついてくる特典をもらえたりします。

これを適用すると仮定した場合、料金比較は以下の通りになります。

▼ソフトバンクとauの料金比較(半年間)

ソフトバンク
月額料金 7,238円
Amazonプライム 550円
合計 7,788円
au
月額料金+Amazonプライム 7,238円
つなぐ応援プログラム割引 3,938円
合計 3,300円

比較すると、この時点ではauの方が安いことが分かります。ただしこの割引の場合は6ヶ月間の適用なので、この場合はAmazonプライムの無料特典が終了する1年経過したタイミングで乗り換えるとよいでしょう。

このように、安くなるかどうかは一概にいうことが出来ません。auでは様々なサービスや割引キャンペーンを実施しており、組み合わせは人それぞれであるため、利用内容をチェックし比較したうえで乗り換えを実施しましょう。

auのキャリアメールは使えなくなる

auを解約したら、当然ながらauのキャリアメールは使用できなくなります

アプリや各種手続きなどでauのキャリアメールである(@ezweb.ne.jp)のアドレスを使用していた場合、登録の変更をしなければならないことを覚えておきましょう。

そういったアドレスが変更することでトラブルにならないように、アプリなどの登録関係は、フリーアドレスで行うことをおすすめします。

auからソフトバンクへ乗り換えるべきユーザーは?

ソフトバンク 乗り換え おすすめユーザー

ここまでauからソフトバンクの乗り換えるか判断するポイントについて紹介してきました。

では結論どちらを契約するべきなのでしょうか?おすすめのユーザーは以下の通りです。

▼auの契約がおすすめなユーザー

  • 小容量プランを契約したい人
  • auのオプションやサービスが無くなって困る人
  • 固定回線やホームルーターの割引を適用している人
  • バラエティパックを活用している人

▼ソフトバンクの契約がおすすめなユーザー

  • 大容量プランを契約したい人
  • 家族間でのグループ割などを利用していない人
  • 固定回線やホームルーターを契約前、もしくは契約を検討している人
  • PayPayを利用している人

また、ソフトバンクは日本国内で最初にiPhoneを仕入れ独占販売としていたこともあり、現在でも販売に力を入れています。

そのためソフトバンクではiPhoneユーザーが多く、在庫も豊富であるためiPhoneユーザーにもおすすめできると言えます。

auからソフトバンクに乗り換えるタイミング

では、auからソフトバンクへ乗り換えるベストなタイミングはいつなのでしょうか?

まず乗り換えのタイミングは「契約更新月」と、強いて言うなら「月末」がおすすめです。理由をあわせて解説します。

 契約更新月に乗り換える

auを契約する際に「2年契約」などの契約期間を設定する場合があります。それにより割引サービスを受けられるので、設定する人も多いことと思います。

この契約期間の途中で解約すると、10,450円の解約違約金が発生します。契約期間は2年の自動更新なので、自分が契約した月を調べ、次の更新月がいつなのかを把握する必要があります。

ちなみにこれまでは2か月間だった契約更新月が、2019年3月から3ヶ月に拡張されました。違約金を発生させずに解約するには、この3ヶ月の間に解約しましょう。

また、現在auでは「2年契約N」という新料金プランを提供しています。2年契約Nプランであれば更新月以外での解約でも違約金が1,100円で済みますので、プラン変更を検討してからの乗り換えでも良いかもしれません。

 月末に乗り換える

また、乗り換えは月末あたりに行うことがおすすめです。auでは、月途中で解約をしても料金は日割りにならず、1ヶ月まるまるの料金が発生します。

例えば11月の月初に乗り換えると「11月はソフトバンクの方が多く使っていたが、auの料金も11月分満額の料金が請求される」ことになるわけです。

月末ごろまでしっかりauのプランを使ってから、翌月1日にはソフトバンクの利用ができている状態にすることが理想的だと言えるでしょう。

ただし月末に乗り換えを忘れてしまうリスクや、ソフトバンクの審査に自身がかかってしまい月初までの契約完了が間に合わないなんてこともあります。

ユーザー側では審査にかかる時間などはどうしても調整できないため、少しの余裕をもって手続きすることをおすすめします。

ソフトバンクでおすすめのキャンペーン

ソフトバンク 乗り換え おすすめユーザー

では最後に現在ソフトバンクで実施されている、キャンペーンについて見ていきましょう。ここでは記事執筆現在に実施中のキャンペーンをいくつかピックアプして解説します。

▼ソフトバンクで実施中のキャンペーン

  • 下取りプログラム(のりかえ)
  • トクするサポート+
  • 【オンライン限定】web割
  • 新みんな家族割

キャンペーンは不定期での開催であることが多いので、常に情報をチェックしておくことをおすすめします。

下取りプログラム(のりかえ)

下取りプログラム(のりかえ)

今まで使用していたスマホやiPhone、タブレットを下取りに出すことができます。下取り代金はPayPayポイント還元もしくは端末代金の割引が適用されます。

機種によって下取り代金は異なります。さらに、正常なものと破損品でも下取りの料金が異なるので、しっかりと査定を受けましょう。

キャンペーン期間
終了日未定
適用条件
・それまで使っていた下取り対象端末をを下取りに出す
・ソフトバンクで乗り換えるタイミングでソフトバンク端末を購入する

トクするサポート+

下取りプログラム(のりかえ)

ソフトバンクの「トクするサポート+」は、対象機種を48回割賦で購入すると最大24回分の機器代金支払が不要(特典A)、もしくはPayPayポイントが付与(特典B)されます。

ソフトバンクで端末を購入するタイミングで申し込み、時期が来たら返却するだけというシンプルな内容になっています。

加入条件
・ソフトバンクで対象端末を48回払いで購入する
・端末購入時に申し込みをする
適用条件(特典A)
・端末購入月から25ヶ月目に購入端末をソフトバンクに返却
・返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
・ソフトバンクで機種変更する
・支払いに延滞がない
適用条件(特典B)
・端末購入月から13ヶ月目に購入端末をソフトバンクに返却
・返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
・支払いに延滞がない
返送端末の査定条件
最大22,000円(不課税)支払い

【オンライン限定】web割

【オンライン限定】web割

今ソフトバンクオンラインショップを利用して他社に乗り換えると、対象機種の代金が割引されるお得なweb割を行っています。

購入を検討している機種が対象機種であれば、最大21,600円もの割引が適用になります。

キャンペーン期間
終了日未定
適用条件
・ソフトバンクオンラインショップから対象機種を購入
・対象機種購入と同時に他社からMNPでソフトバンクを契約
・のりかえと同時に「データプランメリハリ」「データプランメリハリ無制限」に加入
・購入したスマホの受け取り場所を「自宅」に指定

新みんな家族割

ソフトバンク回線を利用している家族内でグループが組める「家族割引」に加入すると新みんな家族割が適用できます。

グループの回線数に応じた額が毎月の月額料金から割引されます。これはグループ内の各回線に適用されるので、大きな割引に繋がります。家族にソフトバンクユーザーがいれば積極的に利用しましょう。

キャンペーン期間
終了日未定
特典内容
グループの回線数に応じた額が毎月の月額料金から割引(最大2,200円)
適用条件
・「家族割引」に加入していること
・「家族割引」のグループ内で対象プラン①に加入している回線数が2回線以上あること
・対象プラン②に加入していること
対象プラン①
・データプランメリハリ無制限
・データプランミニフィット+
・データプラン3GB(スマホ)
・データプラン3GB(ケータイ)
・データプランメリハリ
・データプランミニフィット
・データプラン50GB+
・データプランミニ
・データプラン100MB
・データ定額 50GBプラス
・データ定額ミニモンスター
・データ定額スマホデビュー
・データ定額 50GB
対象プラン②
・データプランメリハリ無制限
・データプランメリハリ
・データプラン50GB+
・データ定額 50GBプラス
・データ定額 50GB

auからソフトバンクへ乗り換える手順

auからソフトバンク イメージ①

ではここまで紹介したことを踏まえ、実際に乗り換えをしよう!と決めたユーザーや、実際手続きの方法は簡単なの?と疑問に感じているユーザーへ向けてauからソフトバンクへ乗り換える手順について解説します。

乗り換え前の事前準備

まずは乗り換え前の事前準備を行いましょう。やるべきことはデータのバックアップ・MNP予約番号の発行・SIMロック解除です。

 データのバックアップ

データのバックアップをしていない場合、写真や電話帳といった端末に保存されているデータが全て消えてしまいます。また「LINE」やアプリゲームなどのアプリ系データのバックアップも必要です。

新しい端末でログインした場合、アカウントは残りますが「アプリ内で保存していたデータ」は消えてしまいます。アプリごとにバックアップ方法があるので、事前に調べて対応しておきましょう。

 MNP予約番号の発行

MNP予約番号は15桁で、電話番号を他社へ引き継ぐために必要です。auのインフォメーションセンターに電話するか、au公式アプリの「My au」から発行できます。

MNP予約番号は有効期限が15日間であるため、ソフトバンクへの申し込み手続きを行うタイミングで発行することをおすすめします。期限を過ぎてしまうと再発行する必要があるので注意しましょう。

auインフォメーションセンター
電話番号:0077-75470
受付時間:9:00~20:00(年中無休)
My au
①「My au(WEB)にログイン
②「スマートフォン・携帯電話」タブをタップ
③「ご契約内容/手続き」をタップ
④「お問い合わせ/手続き」をタップ
⑤「MNPご予約」をタップ
⑥画面・メールでMNP予約番号(15桁)が表示される
⑦スクリーンショットやメモで控えておく
⑧完了!

 SIMロック解除

今使用しているauの端末では、au以外の回線をつかまないようにロックがかかっています。

そのため、このロックを解除をしないとソフトバンクSIMへ差し替えても通信が利用できません。手持ちの端末をそのまま利用する場合は必ず手続きが必要となります。

SIMロック解除には「IMEI番号」が必要ですが、通話アプリから「*#06#」へ発信すると番号が表示されるので確認しておきましょう。

また設定アプリのデバイス情報などからも確認可能です。

▼SIMロック解除手順

①「My au」にログイン
②画面左上の≡からサポートをタップ
③「操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)」をタップ
④「SIMロック解除」をタップ
⑤「SIMロック解除のお手続き」をタップ
⑥SIMロック解除のお手続きのページを下にスクロール
⑦「SIMロック解除のお手続き(My au)」を選択
⑧SIMロック解除する端末がauから購入した端末であれば「auで購入した端末」、それ以外は「その他の端末」をタップ
⑨「IMEI番号」を入力
⑩次へ進み、解除理由の選択とEメールを入力
⑪SIMロック解除完了のメールが届くので確認し、完了

乗り換えに必要な書類

続けて乗り換え手続きに必要なものを準備しましょう。auからソフトバンクへ乗り換える際に必要なものは以下の通りです。

ショップ(店頭)手続きに必要なもの
・MNP予約番号
・本人確認書類
・お支払方法が確認できるもの
・事務手数料 3,300円
・契約者印(サイン可)
・現在の携帯電話会社の請求書(あった方がスムーズ)
オンラインショップでの手続きに必要なもの
・MNP予約番号
・本人確認書類
・クレジットカード情報
・事務手数料 3,300円(初回請求と合算)

ソフトバンクショップ(店頭)で手続きする方法

まずは、ソフトバンクショップに来店して乗り換え手続きを行う手順を紹介します。

ショップに来店することで、購入する機種を手に取って確認できたり、契約プランをショップのスタッフに相談しながら納得のいくものに決めたりできます。

不明な点があれば即座に質問可能で、初期設定などに自信がない場合などにはおすすめの方法だといえます。

しかし、ソフトバンクショップは混雑するケースが多く、待ち時間も相当時間発生する可能性があります。来店予約をした場合でも待ち時間が発生することがあるため、当日の予定はできるだげ開けておくと安心です。

▼手順

  1. ソフトバンク公式サイトから「来店予約」をする
  2. 手続きに必要なものを持ち予約した店舗へ行く
  3. 順番が来たら、ドコモからソフトバンクへ乗り換えたいことを伝える
         ※機種変更をしたい方はあわせて申し出る
  4. 案内に沿って必要事項の入力・書面の提出を行う
  5. ソフトバンク審査の実施
  6. 審査が完了したら、契約に関する注意・確認事項の案内を受ける
  7. 契約完了!
  8. SIMカードの差し替えを実施
         ※機種変更をした方は新端末にソフトバンクSIMを挿入
  9. 初期設定・データ移行を実施
  10. 乗り換え完了!

ソフトバンクオンラインショップで手続きする方法

続いてはソフトバンクオンラインショップで手続きする方法を解説します。

オンラインショップでは機種の閲覧が24時間自由にできるため、購入したい機種をゆっくりと選ぶことができます。手続きもいつでも可能です。

店頭で購入する場合では初期費用として頭金が数千円から1万円程度必要になる場合がありますが、オンラインショップでは頭金も不要なので、手元に資金がない場合でも安心して購入できます。

さらにオンラインショップで購入した機種は送料無料で自宅へ・もしくは店頭受取にて配送してもらえます。

オンラインショップは上手に活用すれば時間も費用も節約できることができるでしょう。

ただし、ソフトバンクへの申し込みと併せて機種変更を実施するユーザーは実物を触ることが出来ないことを認識しておきましょう。オンラインショップから手続きをする場合は、必ずスペック表をチェックし端末のイメージをしてから購入へ進みましょう。

▼手順

  1. ソフトバンクオンラインショップを開く
  2. 製品情報の「SIMカード」をタップ
         ※機種変更をする方は欲しい機種ページを開く
  3. 項目に沿って必要事項を選択・入力する
  4. 本人確認書類の写真をとり、アップロードする
  5. 注意事項・申込内容を確認し申し込みを完了させる
  6. 受付完了メールを受け取る
  7. ソフトバンクで審査を実施
  8. 審査が完了したらSIMカードが発送される
  9. SIMカードを受け取り、差し替えを実施
         ※機種変更をした方は新端末にソフトバンクSIMを挿入
  10. 初期設定・データ移行を実施
  11. 乗り換え完了!

まとめ

本記事では、auからソフトバンクに乗り換えるべきユーザーや手順を解説しました。

乗り換えるべきかチェックすべきポイントは4つあります。ここを抑えておくことで後悔なく乗り換えができるでしょう。

①料金・データ使用量を比較する
②乗り換え費用を確認する
③サービス・オプションを確認する
④割引サービスを確認する

また、乗り換え手順についてはau側で実施すること・ソフトバンク側で必要な手続きを認識しておけば迷うことはありません。

特にau側で発行が必要なMNP予約番号は乗り換え手続きに必須なので、忘れないよう注意しましょう。

auユーザーの方は本記事の内容を参考に、ぜひソフトバンクへの乗り換えを検討してみてください。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

プロフィール

スマホ・格安SIM、WiFi、光回線、通信、PCに関する総合情報メディア「モバレコ」の記事コンテンツの制作全般を監修しています。

「お客様一人一人に寄り添う、最高のサービス提供」のスローガンをベースに、分かりにくい格安SIM・スマホプランををより分かりやすくし毎日使うスマホ快適に使えるように、ユーザーひとりひとりの目線を持ってコンテンツ制作に日々取り組んでおります。

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