【12社比較】格安SIMの10GB(中容量)プランおすすめ5社│格安SIM各社の安さや特徴を比較

スマホで動画を見たり、音楽を聞いたり、SNS、ネット閲覧など、利用できることは多々増えてきましたが、毎月のネックになるのが「データ通信容量」です。

決められた容量の中で使うので、月末近くにはデータ容量を超えてしまい通信制限になっている、という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、LTEの高速通信が利用できて、月々のデータ容量が10GB以上の格安SIMを、比較しやすいように料金・速度・特徴をまとめました。

10GB以上は、動画や音楽ストリーミングサービスのヘビーユーザーの方で、通信制限にかかってしまわぬように余裕を持ってたっぷり使いたい人におすすめの格安SIMプランです。

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小川正人

監修者情報
小川正人(Ogawa Masato)

新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。スマホや格安SIM・ポケット型WiFi・光回線などの通信、モバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから、月間60万PVの通信サービスメディアサイト「XERA」を運営。一時期は通信の実態を経験するために、光回線を3社、スマホキャリア、格安SIMを12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
監修者について(マイベストプロ)

10GB(中容量)のおすすめ格安SIM5選

10GB(中容量)のおすすめ格安SIM5

10GBプランについて料金の比較や選び方を紹介してきましたが、まずは月間10〜20GBのプランが利用できる格安SIM5選を紹介します。

自分が必要になるデータ容量を把握しながらプランを検討してみてください。

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IIJmio|端末価格も料金プランも安い

IIJ mio

▼ IIJmioはここがおすすめ!

  • 高速通信、低速通信の切り替えが可能
  • データシェアやプレゼント機能で、複数端末利用、家族利用にもおすすめ
  • 低速時でもはじめの一定量だけ高速通信で読み込みができる「バースト転送機能」がある
  • 新端末やOSアップデートの動作確認が最速

IIJmio」は、2GBから50GBまで幅広いプランを提供する格安SIMで、月額料金がとにかく安いメリットがあります。

また、IIJmioはスマホ販売も行っており、端末割引キャンペーンが充実。端末代金が割引され、最安価110円から購入可能です(在庫が無くなり次第終了)。

月間のデータ通信量、請求金額、プラン変更などは全てアプリから行うことができ、契約管理もラクラクです。

IIJmio 10GB(中容量)の料金プラン

データ容量 音声通話SIM SMS付きSIM データSIM eSIM
10ギガ 1,500円 1,470円 1,400円 1,100円
15ギガ 1,800円 1,780円 1,730円 1,430円
20ギガ 2,000円 1,980円 1,950円 1,650円

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LINEMO|新料金プラン登場!LINEがデータフリーでお得

LINEMO

▼ LINEMOはここがおすすめ!

  • 新プランのLINEMOベストプランが10GBまで利用できる
  • LINEMOベストプラン発表キャンペーンで期間限定でプラン料金が安い
  • LINEギガフリーでLINEの利用がお得

LINEMOはソフトバンク系列の格安プランで、2024年7月30日より新プランの提供がスタートしました。

LINEMOベストプランは利用したデータ容量によって月額料金が変わる従量制のプランになりますが、3GBまでは990円、10GBまでは2,090円で利用できます。

さらにLINEMOではLINEの多くの機能でデータ通信がカウントされない「LINEギガフリー」も大きなメリットで、普段からLINEをよく利用している場合は、多くの機能がカウントフリーでお得に利用できます。

LINEMO
LINEMO公式サイトより引用

プラン内容

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し なし
追加容量の料金 1GB/550円
プラン名 容量 月額料金
LINEMOベストプラン 3GBまで 990円
10GBまで 2,090円
LINEMOベストプランV★ 20GBまで 2,970円
30GBまで 3,960円

★5分以内の通話料金が何度でも無料

mineo|パケット放題 Plusでデータが使い放題

mineo

▼ mineoはここがおすすめ!

  • トリプルキャリア回線に対応
  • 「パケットシェア」が家族利用に便利
  • 家族割引がある
  • 無制限プランあり

株式会社ケイ・オプティコムが運営する「mineo」は、ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用できるトリプルキャリア対応の格安SIMになります。

データ通信量の翌月の繰越ができ、余ったパケットは「パケットシェア」や「パケットギフト」で友人や家族と分け合えたり、mineoユーザーとシェアできる「フリータンク」などの独自のシェア機能が魅力です。

また、最大1.5Mbps・3Mbpsのデータ無制限プランも提供しているので、無制限プランを希望する方にもおすすめです。

通常プラン「マイピタ」

  シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
10GB 1,705円 1,958円
20GB 1,925円 2,178円
お試し200MBコース 330円 1,100円

※価格は全て税込

中速無制限プラン「マイそく」

  シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
ライト
(最大300kbps)
660円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
24時間データ使い放題 330円/回

※価格は全て税込
※月~金の12時台は最大32kbpsに制限

mineo × mobareco
契約事務手数料3,300円無料キャンペーン中!
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは対象外

UQモバイル|セット割でお得に利用可能

UQモバイル

▼ UQ mobileはここがおすすめ!

  • auと同品質の高速通信が可能
  • シンプルで分かりやすい料金プラン
  • 自宅セット割がある

auのサブブランドとして安定した高速回線やシンプルで分かりやすい料金プランが特徴的な「UQモバイル」。

モバレコの通信速度ランキングでは常に上位をキープし続けるなど、「料金を安くしたい、でも通信速度は落としたくない!」そんなユーザーにぴったりな格安SIMです。

■ UQモバイルの料金プラン

ミニミニプラン トクトクプラン コミコミプラン+
データ量 4GB 15GB 30GB
月額基本料金 2,365円 3,465円
3,278円
自宅セット割の
割引料金
-1,100円 -1,100円 -
au PAY カードお支払い割の割引料金 -187円 -187円 -
割引適用後の
月額料金
1,078円 2,178円 3,278円
音声通話 従量 従量 10分通話定額

※ 料金は税込み
※ 参考・引用元:UQモバイル公式サイト

対象スマホが最大22,000円割引中

楽天モバイル|プラチナバンド始動でさらに繋がりやすく

楽天モバイル

▼楽天モバイルはここがおすすめ!

  • 20GB以上は無制限で利用できる
  • プラチナバンドの始動でさらに繋がりやすくなる

楽天モバイルは月間のデータ容量が無制限で利用できる、ドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ第4のキャリアになります。

月間20GB以下の場合は月額2,178円(税込)と他社の10GBプランに近い料金設定になっているため、10GB程度のプランを検討している場合にはおすすめです。

また楽天モバイルはプラチナバンドが始動し、700〜900MHzの周波数帯が普及し始めるため、建物や障害物に遮断されづらく、より繋がりやすい環境になっていくと予想されます。

今後のデータ通信環境の向上も見込め、さらにお得に利用できるため、楽天モバイルはおすすめです。

プラン内容

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し なし
追加容量の料金 1GB/500円
プラン名 容量 月額料金
Rakuten最強プラン 20GB 2,178円
無制限 3,278円

初めての申し込み+乗り換えで
最大32,000円相当を還元!

10GBのデータ通信で何ができる? できることの目安

10GBでどのようなことがどのくらいできるのかを事前に把握しておくことで、使い方がイメージしやすくなります。

10GBが必要になる主なケースは「動画視聴」を中心に利用する方です。

快適に格安SIMを利用するためには、容量不足にならないように使うのがポイントになるため、普段の利用状況をイメージしながら、10GBで出来ることをチェックしていきましょう。

web閲覧 約6.5万回
LINE通話 約2万分
YouTube 約15時間 ※高画質(1080p)
メール 送受信約2万回

10GBの通信容量を必要とする人は、ネットの閲覧や動画、ゲームを中心に利用する人となり、例えば高画質でYouTubeを利用する場合、約15時間の視聴で10GB必要です。

画質を落とすことで視聴時間は増えるものの、通信量を気にせず動画視聴したい方は最低でも10GB必要といえるでしょう。

そのほか、スマホでゲームをする方や勉強のために利用する方も、ある程度余力を持ったプランを契約することをおすすめします。

ただし、自宅の固定回線やフリーWiFiを活用している場合は、スマホのデータ量を使う機会が減るため、外出先などスマホだけでどれだけ動画やネットの閲覧をしているのかを基準に、使用時間を計算する必要があります。

プランを決める際は、スマホの通信分で10GB必要かを考えて選びましょう。

格安SIMの10GBプランがおすすめな人はどんな人?

10GBのデータ通信でできることを見てきましたが、これらをふまえてわかった格安SIMの10GBプランがおすすめな人は以下のような人です。

格安SIMの10GBプランがおすすめな人

  • 外出先で通信をする機会がある人
  • 動画や音楽をある程度利用する人
  • 毎月10GB程度データ通信を利用する人

格安SIMの10GBプランはスマホのモバイルデータ通信を利用する機会が多い場合におすすめの容量になるため、外出先でスマホを利用して通信をする機会がある人や、動画や音楽をある程度利用する人におすすめになります。

毎月10GB程度のデータ通信を行なっている場合には、10GBプランを選ぶのがおすすめです。

格安SIMの10GBプランをおすすめできないのはこんな人

格安SIMの10GBプランがおすすめできる人を紹介しましたが、一方でおすすめできない人もいます。

格安SIMの10GBプランがおすすめできない人は、契約しても快適に利用できなかったり、データ容量が過剰で余計に費用が発生してしまう可能性もあるため、以下に該当する場合は注意してみてください。

格安SIMの10GBプランがおすすめできない人

  • 自宅でWiFi環境が整っている人
  • 外出先で利用する機会が少ない人
  • データ通信をあまり利用しない人
  • 毎月のデータ通信量が10GBに満たない人

まず格安SIMの10GBプランは自宅にWiFi環境が整っていて、普段からスマホでのモバイルデータ通信ではなく、WiFiを利用した通信が多い人には向いていません。

また外出先で利用する機会が少ない人や、データ通信をあまり利用しない人は毎月のデータ通信量が10GBに満たない場合が多く、その場合に10GBプランを契約すると毎月データ容量が余ってしまい、結果的に毎月余計な費用を支払っていることになってしまいます。

自身がどれくらいのデータ容量を必要としているかまずは確認し、10GBのプランが適しているかどうかをしっかり吟味しましょう。

格安SIM(スマホ)の10GBプランを選ぶポイント

格安SIM業者にも10GB以上のプランを提供しているところは多くあります。

どの格安SIM業者の10GBプランを契約するかを検討するうえで、できれば自分にとって使いやすい、条件が良い格安SIMを選択したいですよね。

そのためにもおさえておくべきポイントは5つあります。それぞれ詳しく解説します。

格安SIM(スマホ)の10GBプランを選ぶポイント

  • 月額料金
  • 通話料金
  • 通信速度
  • データ超過後の通信速度
  • データ容量の繰り越し有無

月額料金を比較する

格安SIMの10GBプランを比較する場合は、まず「月額料金」を比較しましょう。

格安SIMの10GBプランの月額料金は各社で異なり、1,000円前半で利用できるプランもあれば、4,000円を超えるプランもあり多種多様です。

さらに10GBプランではただデータ通信ができるだけでなく、一定のかけ放題オプションがセットでついてくるなど付加価値もプランごとにあります。

データ容量もある程度必要で、かつ通話の機会もある場合にはセットのオプションも含めて検討するのもおすすめになります。

 事務手数料も確認しておく

格安SIMの10GBプランを比較する際には「事務手数料」も確認しておきましょう。

事務手数料はプランを契約する際の最初に必要になる手数料で、10GBプランは月額料金が2,000円前後の場合が多い一方で、事務手数料は3,300円程度の費用が必要です。

事務手数料の支払いが追加されることで初月の支払い料金が高くなるため、プランごとの事務手数料を確認しつつ、初期費用を安く抑えたい場合は、手数料が無料の楽天モバイル、LINEMOなどを検討するのもおすすめになります。

格安SIMの10GBプランの事務手数料の比較

格安SIM 事務手数料
LINEMO 無料
日本通信SIM 3,300円
BIGLOBEモバイル 3,300円
QTモバイル 3,300円
HISモバイル 3,300円
イオンモバイル 3,300円
エキサイトモバイル 3,300円
DTI SIM 3,300円
NUROモバイル 3,300円
povo 無料※累計6回線目以降は3,850円
irumo 無料
LinksMate 3,300円
楽天モバイル 無料
mineo 3,300円
y.u mobile 3,300円
J:COMモバイル 3,300円
IIJmio 3,300円
LIBMO 3,300円
UQモバイル 3,850円
ワイモバイル 3,850円

通話料金を比較する

格安SIMはプランごとに「通話料金」が異なります。

通常の通話料金は30秒ごとに22円(税込)程度の費用が発生する場合が多くありますが、独自アプリを利用すると無料になる場合や、そもそもの通話料金が30秒ごとに10〜11円(税込)など安めに設定されている場合もあるため、通話の機会が多い場合にはプランごとの比較が重要です。

また格安SIMの10GBプランでは標準でかけ放題オプションがセットになっている場合があり、たとえばHISモバイルでは20GBのプランで5分かけ放題が付属していて、DTI SIMの16GBプランでは10分のかけ放題が標準で付属しています。

通常の通話料金の設定はあるけれど、かけ放題が利用できるというパターンもあるため、オプションが利用できるか、またセットになっているかもあわせてチェックしましょう。

 音声通話をしないならデータ専用SIMもおすすめ

普段から音声通話をする機会が少なかったり、LINEなどのコミュニケーションアプリを利用して通話を行なっている場合には、音声通話SIMではなくデータ専用SIMもおすすめです。

格安SIMのプランは音声通話機能がついた音声通話SIMと、音声通話ができないデータ通信専用のデータ専用SIMの2つに分かれている場合が多くあります。

一般的に音声通話SIMよりもデータ通信SIMの方が利用料金がお得に設定されている傾向にあるため、普段から音声通話を行わない場合には、音声通話機能がないデータ専用SIMを検討するとお得に利用できおすすめです。

なおUQモバイルやワイモバイルなど、格安SIMのなかにはデータ専用SIMが用意されておらず、音声通話SIMのみ提供している場合もあります。

通信速度をチェックする

次に、通信速度の良し悪しを考えましょう。せっかく自分に合った料金プランやサービスが充実していると選んだ格安SIMが、通信速度があまりに遅くては日々の利用にストレスを抱えてしまいかねません。

モバレコでは定期的に格安SIMの速度調査を行い、ランキング付けをしています。

回線の増強や、使用する環境、時間帯によって通信速度は変化するものですが、通信速度が気になる人はモバレコの速度比較ランキングをチェックしてみてください。

※2024年1月時点の下り速度を基準としたランキング結果

データ容量 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
1位 mineo(au回線) 10GB 85.44Mbps 6.08Mbps
2位 mineo(docomo回線) 10GB 66.44Mbps 15.76Mbps
3位 IIJmio(au回線) 10GB 65.37Mbps 10.44Mbps
4位 IIJmio(docomo回線) 10GB 63.33Mbps 15.37Mbps
5位 UQモバイル 15GB 60.78Mbps 8.26Mbps
6位 楽天モバイル 20GB 54.11Mbps 25.22Mbps
7位 y.u mobile 10GB 46.06Mbps 17.01Mbps
8位 ワイモバイル 20GB 40.78Mbps 11.63Mbps
9位 mineo(ソフトバンク回線) 10GB 39.44Mbps 11.53Mbps
10位 NUROモバイル 10GB 33.33Mbps 16.33Mbps
11位 NUROモバイル(ソフトバンク回線) 10GB 22.88Mbps 10.49Mbps

上位の格安SIMのなかでも通信速度に差がありますが、およそ10〜30Mbps程度あれば一般的な利用では問題なく通信ができるといわれているため、上記の速度計測結果を参考にしながら検討してみてください。

データ超過後の通信速度を確認する

格安SIMではデータ容量の上限が設定されている場合がほとんどですが、10GBプランの場合、月間で設定されたデータ容量の10GBを超えると通信速度が低下してしまいます。

低下後の通信速度はプランによってさまざまですが、最大通信速度が128kbps程度まで低下する場合もあり、通常のインターネット利用も快適に行えない速度になってしまうため、低下後の速度をチェックすることが重要です。

なお通信速度が制限されている状態は、データ容量を追加購入するか、月を跨ぐことで解除されます。

 速度低下が不安ならデータ追加オプションもチェック

データ容量が少ないかもしれないと不安な場合は、データ追加オプションもチェックしておきましょう。

格安SIMはデータ追加が可能なオプションがある場合がほとんどで、1GBずつ追加できる場合が多く、追加するごとに料金がかかるものの、速度低下になっても追加すると改善するため便利に利用できます。

月間のデータ量が10GB前後で10GBプランを契約したけれど、データ容量が足りるか不安な場合は、データ追加のオプションを事前に確認しておきましょう。

データ容量を繰り越し可能かチェックする

格安SIMの10GBプランを契約する場合、各社でデータ容量を繰り越して利用できるか確認することもおすすめです。

データ容量の繰り越しが可能であれば、もし当月に5GBしか使わなかった場合、翌月には10GBプランの標準容量である10GB+5GBの合計15GBが利用できることになります。

使い切らなかったデータ容量が無駄にならず翌月分に回せるため、毎月10GBまでの規定も余裕をもって利用することが可能です。

格安SIM各社の10GB以上プランの料金を徹底比較!安いのはどこ?

まず格安SIM各社の10GBプランの料金を比較していきましょう。

データ通信専用プランと音声通話プランのそれぞれで料金を比較していきます。どこが安いのか、最安値を把握しておきましょう。

格安SIM各社の10GBプランの料金を比較

  • 【データ専用SIM】10GB以上のプランの料金比較/li>
  • 【音声通話SIM】10GB以上のプランの料金比較

【データ専用SIM】10GB以上のプランの料金比較

データ通信専用10GBプランの料金を、格安事業者ごとで以下の表にまとめてみました。音声通話SIMプランしかない場合は除いています。

10GBプランの料金を比較した結果、もっともお得に利用できるのは「IIJmio」の10GB月額1,100円でした。

次いでNUROモバイルや、LinksMateがお得に利用できることがわかります。

格安SIM プラン名 データ容量 月額料金
BIGLOBEモバイル 12ギガプラン 12GB 2,970円
QTモバイル データコース 10GB 1,650円
HISモバイル データ定額440プラン 20GB 1,980円
イオンモバイル データプラン 10GB 1,628円
エキサイトモバイル Fit(フィット)プラン 12GB 1,870円
DTI SIM データプラン 16GB 1,595円
NUROモバイル VLプラン 10GB 1,320円
povo データ追加20GB(30日間) 20GB 2,700円
LinksMate 10GBプラン 10GB 1,518円
mineo マイピタ 10GB 1,705円
IIJmio 10GBプラン 10GB 1,100円
LIBMO なっとくプラン(20GB) 20GB 1,991円

【音声通話SIM】10GB以上のプランの料金比較

音声通話10GBプランの料金を、格安事業者ごとで以下の表にまとめてみました。

音声通話の1GBプランを比較すると、「日本通信SIM」が10GB1,390円と最安級の料金で利用できることがわかりました。

またNUROモバイルも10GBが1,485円とこちらも最安級の安さです。ほかにもIIJmioでは10GBのプランが1,500円とお得に利用できます。

音声通話SIM10GBプランの料金比較

格安SIM プラン名 データ容量 月額料金
LINEMO LINEMOベストプラン 10GB 2,090円
日本通信SIM 合理的みんなのプラン 10GB 1,390円
QTモバイル データ+通話コース 10GB 1,980円
HISモバイル 自由自在290プラン 20GB 2,190円5分かけ放題つき
イオンモバイル 音声プラン 10GB 1,848円
エキサイトモバイル Fit(フィット)プラン 12GB 1,980円
DTI SIM 音声プラン 16GB 2,420円10分かけ放題つき
NUROモバイル VLプラン 10GB 1,485円
irumo 9GBプラン 9GB 3,377円
LinksMate 10GBプラン 10GB 1,870円
楽天モバイル Rakuten最強プラン 20GB 2,178円
mineo マイピタ 10GB 1,958円
y.u mobile シングル U-NEXT 10GB 2,970円
J:COMモバイル J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 10GB 2,178円
IIJmio 10GBプラン 10GB 1,500円※キャンペーンで1,060円
LIBMO なっとくプラン(20GB) 20GB 1,991円
UQモバイル トクトクプラン 15GB 3,465円
ワイモバイル シンプル2 M 20GB 4,015円

格安SIMの10GB~20GBのプランを紹介

データ通信量が月に10GB以上利用できるおすすめの格安SIM一覧です。

10GB以上のプランは事業者によってたくさんあるので、価格と毎月自分が使うデータ容量を一度確認してから利用検討してみるのがよいでしょう。

格安SIMの10GB~20GBのプランを紹介

※クリックで解説までスクロールします。

y.u mobile(ワイユーモバイル)|U-NEXTもお得に楽しめる

y.u mobile

▼ y.u mobileはここがおすすめ!

  • 最大20GBとU-NEXTがセットで2,970円/月で利用できる!
  • 余ったギガを最大100GBまで永久に繰り越すことができる!
  • 音声通話SIMなら端末の修理費用保険が無料付帯! 年間最大3万円(非課税)まで補償!
  • ドコモ回線の安定した通信速度

y.u mobile(ワイユーモバイル)は、ヤマダホールディングスとU-NEXT HOLDINGSの共同出資会社が運営する、ドコモ回線の格安SIMです。

y.u mobileの10GBプラン「シングル U-NEXT」は、U-NEXTの月額プラン料金(2,189円/月)が込みで2,970円/月と、スマホもU-NEXTもお得に楽しむことができるプランです。

y.u mobile シングル U-NEXT

毎月もらえる1,200円分のU-NEXTポイントは、y.u mobileの10GBチャージに充てることができます。

既にU-NEXTを使っている人は、スマホをy.u mobileに変えることで、実質781円で最大20GBとU-NEXTが使えて、毎月の固定費をお得に節約することができます!

また、y.u mobileには最大30GBを最大4人でシェアできる「シェア U-NEXT」もあります。

4人でシェアする場合は、追加SIM料金(音声通話SIM)込みで5,270円/⽉となるため、一人あたり約1,318円で利用できます。

U-NEXTも最大3つまでアカウントを追加できるため、4人それぞれで利用でき、たいへんお得です。

さらには、余ったギガを最大100GBまで永久に繰り越すことができ、月によって使うギガにバラつきがある人や、2台目・サブ回線用としての運用を検討している人にもおすすめです!

y.u mobile 10GB以上の料金プラン

プラン 音声通話SIM データ+SMS データSIM
シングル U-NEXT
10GB
2,970円
シェア U-NEXT 20GB 4,170円 4,082円 3,950円

月額基本料金が
最大3ヵ月無料キャンペーン中!

日本通信SIM|10GBプランが最安級

日本通信SIMの料金プラン
日本通信SIM公式サイトより引用

▼ 日本通信SIMはここがおすすめ!

  • 10ギガプランが1,390円(税込)と最安級の料金で利用できる
  • かけ放題オプションを選択してつけられる

格安SIMの10GBプランでは、安く利用できる「日本通信SIM」もおすすめです。

日本通信SIMは10GBプランが月額1,390円(税込)と最安級で、かつ1回5分以内の国内通話が無料になるか、またはひと月70分までの通話無料をつけることができるため、通話の機会が多い人にもおすすめにあります。

通常の通話料金も30秒11円と安いですが、10GBプランだと通話オプションが標準でついているため、10GBプランのお得さだけでなく、通話の面でも比較しておすすめになるプランです。

プラン内容

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し なし
追加容量の料金 1GB/220円
プラン名 容量 月額料金
合理的みんなのプラン 10GB 1,390円

NUROモバイル|バリューデータフリーでLINEトークがお得

NURO mobile

▼NUROモバイルはここがおすすめ!

  • 10GBプランが最安級の料金で利用できる
  • LINEトークのデータ通信量がカウントされない「バリューデータフリー」が使える
  • データ容量を翌月に繰り越せる

10GBプランでは「NUROモバイル」もおすすめです。

NUROモバイルは10GBプランが1,485円(税込)と最安級の料金で利用できます。

またNUROモバイルではLINEトークのデータ通信量がカウントされない「バリューデータフリー」オプションを無料で利用できます。

LINEの音声通話やビデオ通話は対象になりませんが、普段からLINEのトークをよく利用している場合にはデータ通信量の節約に大きくつながるためおすすめです。

プラン内容

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し あり
追加容量の料金 1GB/550円
プラン名 容量 月額料金
データ通信専用 VLプラン 10GB 1,320円
音声通話対応 VLプラン 10GB 1,485円

QTモバイル|九州電力のサービスとセットでお得

QTモバイル

▼ QTモバイルはここがおすすめ!

  • au・ドコモ・ソフトバンクのトリプルキャリア対応
  • 九電もしくは対象のインターネットサービスBBIQとのセット契約で、月額料金が最大330円割引

QTモバイルは、九電グループが提供する格安SIMです。

トリプルキャリア対応で、九電もしくは対象のインターネットサービスBBIQとのセット契約で、月額料金が最大330円割引になります。

QTモバイル10GB以上の料金プラン

容量 データ+通話 データ
10GB 1,980円 1,650円
20GB 2,200円 1,870円
30GB 3,300円 2,970円

モバレコ限定キャンペーン+秋のキャンペーン
最大23,000円分キャッシュバック中!

ワイモバイル|20GBの大容量+セット割でお得

ワイモバイル

▼ ワイモバイルはここがおすすめ!

  • ソフトバンクと同品質の高速通信が可能
  • 家族割やネット回線とのセット割がある
  • PayPay、Yahoo!関連のサービスをお得に利用できる
  • 店舗サポートを受けられる

ソフトバンクのサブブランドとして安定した高速回線やキャリアよりも安い料金プランが魅力の「ワイモバイル」。

UQモバイル同様、通信速度は安定しており、おうち割 光セットなどソフトバンクの割引サービスにも対応しているため、ソフトバンクからの乗り換えにもおすすめです。

シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
月額基本料金 2,365円 4,015円 5,115円
月額基本料金
(家族割適用時)
1,265円〜 2,915円〜 4,015円〜
データ量 4GB 20GB 30GB
データ量
(データ増量オプション加入時)
6GB 25GB 35GB
データ容量超過時に通信速度 300kbps 1Mbps 1Mbps
通話オプション ・10分間かけ放題:880円/月
・無制限:1,980円/月

おトクなラインナップ
対象機種一括1円〜

LIBMO|20GBの大容量がお得・8GBプランもあり

LIBMOのロゴ画像

▼ LIBMOはここがおすすめ!

  • 月間20GBのプランがお得
  • スマホ本体がセールでお得に購入できる
  • @TCOMヒカリとのセット割を適用できる

LIBMO」は月間20GBのプランが1,991円(税込)と、他社の10GBプランよりも安いうえにデータ容量が多く便利に利用できるため紹介します。

LIBMOは月額料金が安い点以外にも、スマホの本体代金がセールで安く購入できる場合があるため、新規や乗り換えで新しくスマホ本体を準備したいと考えている場合にはお得です。

また格安SIMでは光回線(固定回線)とのセット割がない場合が多くありますが、LIMBOでは@TCOMヒカリとのセット割を適用でき、プラン料金が割引になるためおすすめになります。

最低利用期間 1年(音声通話SIMのみ
解約金 月額利用料1ヶ月分(音声通話SIMのみ)
容量繰越し あり
追加容量の料金 1GB/330円
プラン名 月額料金
なっとくプラン(20GB) データ通信専用 1,991円
音声通話対応 1,991円

イオンモバイル|豊富なプランから選択できる

イオンモバイル

▼イオンモバイルはここがおすすめ!

  • 高速通信・低速通信の切り替えが可能
  • 1GBから1GB単位、10GB単位で豊富なプランを選べる
  • 解約金がないので試し利用にもあり

イオンモバイル」はイオンリテール株式会社が運営するMVNOサービスです。

イオンの各店舗にて、格安SIM・格安スマホを販売スタッフと一緒に選ぶことができるのが魅力で、格安SIMの料金プランが非常に細かく分けられている点が特徴になります。

ユーザーが使いたいベストなデータ通信量のプランを選ぶことができ、月額料金を安く利用したい人、データ通信を多く利用したい人にもおすすめな格安SIMです。

月間10GBの場合は音声通話SIMが1,848円(税込)、データ専用SIMが1,628円(税込)とリーズナブルな料金で利用できます。

月間8GB・9GBなど細かいデータ容量も選択できるため、ぴったりのプランを探したい場合におすすめです。

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し あり
追加容量の料金 1GB/528円
プラン名 容量 月額料金
データプラン 10GB 1,628円
音声プラン 10GB 1,848円
LinksMate

▼ LinksMateはここがおすすめ!

  • 対象のゲームやコンテンツ、SNSのデータ通信量が割引されるオプションがある
  • ゲームと連携することで特典を受け取れる
  • 節約モードを利用できる

LinksMate」は10GBプランが音声通話SIMの場合1,870円(税込)で利用できる格安SIMです。

利用料金だけ比較すると他社と比べて段違いに安いわけではありませんが、スマホゲームとの連携という特典が魅力のため紹介しています。

LinksMateは対象のゲームやコンテンツ・SNSのデータ通信量が90%以上割引される「カウントフリーオプション」が用意されているうえに、ゲームと連携することで特典の受け取りが可能です。

カウントフリーオプションの対象になるゲームはアークナイツやグランブルーファンタジー、荒野行動といった人気のゲームも対象で、コンテンツはU-NEXTやABEMAなどが対象、SNSはInstagram・X・Facebookが対象になります。

上記いずれかのコンテンツをよく利用している場合には、カウントフリーオプションでお得に利用できるLinksMateはおすすめです。

最低利用期間 なし
解約金 なし
容量繰越し あり
プラン名 容量 月額料金
データ通信専用プラン 10GB 1,518円
SMS付き:1,650円
音声通話対応プラン 10GB 1,870円

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるメリット

実際に現在ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアを利用していて、格安SIMへの乗り換えを検討している方に向け、どのような点がメリットになるのか解説していきます。

以下の乗り換えの際のメリットを確認し、自身にとってもメリットになると感じた場合には、乗り換えを検討してみてください。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるメリット

  • 利用料金が安くなる
  • データ容量の翌月繰り越しができる
  • プランの選択肢が豊富

利用料金が安くなる

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると、利用料金が安くなるという点が大きなメリットです。

総務省によると、各キャリアがオンライン専用プランであるahamo・povo・LINEMO等を提供し、格安SIMが主流となった2021年2月以降、新料金プランを利用して安くなったと答えた人は60%を超えています。

乗り換えによる携帯電話料金の変化
携帯電話ポータルサイト|総務省

実際に大手キャリア(ソフトバンク)と格安SIM(mineo)の料金プランを比較した結果は以下のとおりです。

キャリアと格安SIMの月額料金の比較

ソフトバンク mineo(デュアルタイプ)
1GB 3,278円 1,298円
2GB 4,378円
3GB 5,478円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
無制限 7,238円 プレミアム(最大3Mbps):2,200円
スタンダード(最大1.5Mbps):990円
ライト(最大300kbps):660円
スーパーライト(最大32kbps):250円

大手キャリアと比較した結果、どのデータ容量で比べても格安SIMの方が安いことがわかります。

さらに無制限プランの場合も、格安SIMでは最大通信速度が制限される代わりに、データ容量に上限がないプランを提供しているため、高速通信が必要ない場合には便利に利用が可能です。

データ容量の翌月繰り越しができる

格安SIMではデータ容量を使い切らなかった場合、翌月にデータ容量の繰り越しができる点もメリットです。

大手キャリアでは多くのプランが従量制となっており、利用したデータ容量に応じて月額料金が決まるため、データ容量が余ることがなく、翌月への繰り越しもないことがほとんどになります。

一方で格安SIMではデータ容量が毎月決められている場合がほとんどで、契約しているデータ容量が余った場合は翌月へ繰り越し、翌月は当月分+前月からの繰り越し分のデータ容量を使うことが可能です。

データ容量の繰り越しに対応していない場合もありますが、多くのプランが対応していて、柔軟な利用方法が可能なため利用が少なかった月のデータ容量はうまく使いたいと感じている場合に向いています。

プランの選択肢が豊富

格安SIMはプランの選択肢が大手キャリアと比べて豊富です。

データ容量ごとに選択できるプランや、音声通話SIM用のプラン、データ専用SIMのプランなど豊富な種類のプランが提供されています。

大手キャリアのプランは無制限のプランや従量制のプランはあるものの、細かいデータ容量を選択できるプランはなく、選択肢が少ないといえるでしょう。

もっとデータ容量が少なく安い金額で利用できるプランが良かったり、10〜20GB程度の中容量のプランが良かったりと、希望にあった利用が大手キャリアでできていないと感じているのであれば、選択肢が豊富な格安SIMの方が希望にそったプランを見つけやすいといえます。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際の注意点

大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、メリットだけでなく注意点もあります。

格安SIMを検討するうえではメリット以上にチェックしておきたい項目になるので、以下のポイントを必ず事前に確認しておきましょう。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際の注意点

  • 通信速度が遅くなる可能性がある
  • キャリアメールの継続利用は有料になる
  • スマホセット割が少ない
  • 店舗など対面サポートが少ない

通信速度が遅くなる可能性がある

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えた場合、通信速度が遅くなる可能性があります。

実際に格安SIMと大手キャリアの通信速度を調査した結果が以下のとおりです。

格安SIMの通信速度を実際に測定した結果

平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
mineo(au回線) 85.44Mbps 6.08Mbps
mineo(docomo回線) 66.44Mbps 15.76Mbps
IIJmio(au回線) 65.37Mbps 10.44Mbps
ドコモ 135.84Mbps 15.61Mbps
au 119.04Mbps 17.64Mbps
ソフトバンク 94.6Mbps 18.32Mbps

※格安SIM:格安SIMの速度調査 を参照
※キャリア:みんなのネット回線速度より引用

大手キャリアは総じて平均ダウンロード速度が100Mbps程度となっていますが、格安SIMの場合60Mbps程度となっています。

どの回線も通常利用には問題ない通信速度ではあるものの、大手キャリアの方が速度が速いことがわかるでしょう。

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービス提供を行なっているため、キャリアと比べると通信速度が遅くなってしまう可能性があることを覚えておきましょう。

キャリアメールの継続利用は有料になる

格安SIMへ乗り換えてからも、キャリアで利用しているキャリアメールを引き継いで利用したい場合、有料での引き継ぎになる点にも注意が必要です。

キャリアメールは格安SIMでは本来利用できず、メール持ち運びサービスを利用することで格安SIMでも引き続き利用することができます。

格安SIMでは通常フリーメールを利用することが一般的なため、独自のキャリアメールを利用する場合には毎月オプション料金の支払いが必要で、月額料金にプラスで費用が必要になる点に注意しましょう。

スマホセット割が少ない

キャリアでは固定回線とのセット割を適用可能で、適用することで毎月1,100円程度の割引が適用されていました。

一方で格安SIMの場合はスマホセット割が少ないため、セット割前提の利用は推奨できません。

UQモバイルやワイモバイルではau系の固定回線と、ソフトバンク系の固定回線とのセット割がありますが、スマホセット割を適用できる格安SIMはあまりないため、セット割前提の利用方法は難しいといえます。

店舗など対面サポートが少ない

格安SIMは実店舗がある窓口が少なく、店舗など対面でサポートしてくれる窓口が少ない点にも注意しましょう。

大手キャリアの場合は全国に実店舗があるため、不明点がある場合や、申し込みの際にスタッフの方と対面で相談しながら手続きが可能です。

一方で格安SIMは基本的に店舗がないため、オンラインから自分で手続きする必要があります。

手続きは各窓口で手続き方法の解説があったり、チャットや電話を利用してサポートを受けることもできますが、実際に店舗での手続きが難しいため、一人で手続きすることに不安を感じる場合には注意しましょう。

速度が気になるならプリペイドSIMでお試しがおすすめ

速度が気になるならプリペイドSIMでお試しがおすすめ

速度が気になっている方には、プリペイドSIMの利用をおすすめします。

プリペイドSIMとは、「容量」や「時間」など予め数量が決められたSIMを購入し、それを使い切ると自動的に解約されるSIMです。

面倒な契約手続きがないので、速度チェックのためなど、少しだけ使ってみたい方におすすめです。

メリット
  • プリペイドSIMは手続き不要で利用できます。
  • 最低利用期間などの契約がないので、使いたい時に使いたいだけ使える点が魅力です。
  • コンビニで購入でき、即日で開通できる点もメリットです。
デメリット
  • プリペイドSIMはお手軽ですが割高です。
  • 例えば、IIJmioの格安プリペイドSIMの場合、2GBで約4,000円ですが、通常のデータ通信専用SIMで契約した場合、3GBが月額900円で利用できます。
  • 長期利用が決まった際は通常の契約をした方がコスパが良くなります。

特定のアプリをよく使う人はカウントフリーサービスもチェック!

中には10GB~20GB程度のプランで契約しても足りない!もっとたくさん使いたいという人もいるかもしれません。格安SIMには無制限プランも存在しますが、料金が割高になってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、「カウントフリー」オプションやサービスを提供している格安SIMを選ぶことです。

カウントフリーは、特定のアプリのデータ通信消費量が発生しないというものです。例えばYouTubeを見すぎているなどの、毎月速度制限にかかっている要因が目立って分かる場合はかなり有効的です。

以下カウントフリーサービスを提供している格安SIMをまとめてみたのでこちらも参考にしてください。

動画視聴系アプリ(YouTube・Abema TV・U-NEXT)対応比較表

BIGLOBEモバイル LinksMate
YouTube
Abema TV
U-NEXT

SNS系アプリ対応比較表

BIGLOBEモバイル LinksMate
LINE
Twitter
Instagram
Facebook

音楽ストリーミング系アプリ対応比較表

BIGLOBEモバイル OCN モバイル ONE LinksMate
Apple Music
Google Play Music
Amazon Music
Spotify
AWA

まとめ

10GB(中容量)プランは動画や音楽ストリーミングも十分楽しめる容量であること、そして通話料金もオプションを利用することで安く抑えることが可能だとわかりました。

利用用途によって申し込みプランとオプションを使い分けることで、便利に使えて料金も節約することが出来そうですね。

また、無制限プランやカウントフリーなどのサービスを提供している格安SIMもあるので、自分の使い方に合うプランを見つけて快適な格安SIMライフを送ってください。

下記の表はデータ通信容量別のプランと用途です。10GBと他のデータ容量で迷ってる人は参考にしてみてください。

通信容量(1ヶ月) おすすめの用途
1GB データ容量としては「1GB」と少ないですが、月額料金は各社とも最安で利用することができます。
メールやサイトの閲覧が中心であれば、問題ないデータ容量です。
3GB 格安SIMで主流となっている容量。
SNSやサイト閲覧、LINE通話(極端な長時間通話除く)などの用途であれば問題ない容量で、短時間であれば動画も見られます。
5~6GB キャリアでも取り扱っているデータ容量のため、キャリアからの乗り換えに迷った時にちょうどいいプランです。テザリングも使いたいなど、データ容量に少し不安な人にも向いています。
10GB以上 大容量プランを希望の方はこちら。
動画や、アプリ、ゲームなどデータ通信を多様してもたっぷりつかえて安心です。複数人とデータをシェアできるプランもあるので、利用用途が広がるプランです。
使い放題 月に使用するデータ容量を気にしたくない、それに伴い月額料金も気にしたくない人。毎月速度制限に引っかかってしまうという人も、LTEの高速通信が使い放題で利用することができます。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

プロフィール

スマホ・格安SIM、WiFi、光回線、通信、PCに関する総合情報メディア「モバレコ」の記事コンテンツの制作全般を監修しています。

「お客様一人一人に寄り添う、最高のサービス提供」のスローガンをベースに、分かりにくい格安SIM・スマホプランををより分かりやすくし毎日使うスマホ快適に使えるように、ユーザーひとりひとりの目線を持ってコンテンツ制作に日々取り組んでおります。

モバレコ編集部は、下記の運営目的・運用方針、ポリシーに沿って運営しています。

  • 正確な公式情報に則ってプラン情報、機種情報、種類の多いものを比較しユーザー一人一人に分かりやすい情報にアウトプットします。
  • 記事コンテンツに関してはユーザー目線を心掛け、客観的な立場で作成し公平な情報をお届けします。
  • スマホ・通信の「分かりにくい」を「分かりやすく」お届けし、ユーザーの疑問・不安をサポートをします。

今後も、スマホ・格安SIM、光回線・インターネットの疑問点、分かりにくいPC情報の問題解決できるようなユーザー目線に寄り添った情報サイトを目指して努めてまいります。

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