ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクを比較!ソフトバンクグループ3社の違い・特徴とは?
カテゴリ: ワイモバイル
2021年3月17日からサービスを開始したオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」。
月額2,728円(税込)で月間データ容量20GBに加えて、LINEの主要機能がセットになった非常にお得なプランです。
それに合わせて、ソフトバンクやワイモバイルも既存プランを改定しました。
ソフトバンクでは、新たに月間データ容量が無制限の「メリハリ無制限」プラン、ワイモバイルでは3つのデータ容量から選べる「シンプルS/M/L」プランを発表、提供しています。
本記事では、ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの料金やプラン内容の特徴を紹介し、それぞれどんな人にオススメかをまとめています。
※記事内の価格は、別途記載がない限り全て税込表記です。
目次:
ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクをまとめて比較!
まず始めに、ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクのプランを項目別に比較してみました。
■ PC時/■ ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクのプラン比較表
※横にスクロールできます。
月額料金 | ・ミニフィットプラン+(~1GB):3,278円 ・ミニフィットプラン+(~2GB):4,378円 ・ミニフィットプラン+(~3GB):5,478円 ・メリハリ無制限:7,238円(3GB未満は5,588円) |
シンプルS(3GB):2,178円 シンプルM(15GB):3,278円 シンプルL(25GB):4,158円 |
ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 |
---|---|---|---|
低速時の速度 | – | シンプルS:最大300kbps シンプルM/L:最大1Mbps |
ミニプラン:最大300kbps スマホプラン:最大1Mbps |
通話料金 | 30秒につき22円 | ||
かけ放題オプション | 1回5分:+550円 24時間:+1,650円 |
1回10分:+770円 24時間:+1,870円 |
1回5分:+550円 24時間:+1,650円 |
テザリング料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
データチャージ料金 | – | 0.5GB / 550円 | 1GB / 550円 |
キャリアメール | あり | あり | なし |
5G対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗り換え手数料 | ブランド間乗り換え時の契約事務手数料0円 | ||
MNP転出手数料:3,300円 契約解除料:0円 |
MNP転出手数料:3,300円 契約解除料:0円 |
MNP転出手数料:0円 契約解除料:0円 |
|
家族割、ネットのセット割 | ・家族割 2回線目以降1,188円引き ・おうち割 光セット 1回線目から1,188円引き |
なし |
※価格はすべて税込
ワイモバイルの特徴
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割 or おうち割適用時 |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
※家族割は2回線目以降に割引適用
制限時速度 | シンプルS:最大300kbps シンプルM/L:最大1Mbps |
---|---|
通話料金 | 22円 / 30秒 |
かけ放題オプション | ・だれとでも定額(1回10分):770円/月 ・スーパーだれとでも定額(24時間):1,870円/月 |
テザリング料金 | 0円 |
データチャージ料金 | 0.5GB / 550円 |
キャリアメール | あり |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
翌月データ繰越 | あり |
スマホ販売 | あり |
実店舗の有無 | あり(全国各地) |
契約期間 | 無し |
事務手数料 | ・契約事務手数料:3,300円 ※オンライン申し込みなら無料 ※ブランド乗り換え時の契約事務手数料0円 ・MNP転出手数料:3,300円 ・契約解除料:0円 |
家族割ネットのセット割 | ・家族割 2回線目以降1,188円引き ・おうち割 光セット(A) 1回線目から1,188円引き |
月額料金を比較すると、一番安いシンプルSは月間データ容量が3GBで月額2,178円。
コスパ重視のシンプルMは、月間データ容量が15GBで月額3,278円。大容量のシンプルLは、月間データ容量が25GBで月額4,158円です。
データ増量無料キャンペーン2により、シンプルSは+1GB、シンプルMとLは+3GB増量されます。
データ容量を超過したときは、シンプルSが最大300Kbpsなのに対して、シンプルMとLは最大1Mbpsで通信可能です。
従来プランのスマホベーシックプランは、2021年2月17日をもって新規受付を終了します。現在使用中の方は引き続き利用可能です。
★従来のスマホベーシックプランとの違い
国内10分通話定額が別オプションになった
- スマホベーシックプランは基本料込み、シンプルS/M/Lは+770円で追加可能
月額料金が安くなった
- 期間限定の割引(新規割)が無くなってシンプルに
- 家族割の割引額が月550円→月1,118円にアップした
データ容量がアップした
- Mプラン:月10GB(1年間は+3GB)→月15GB(1年間は+3GB)に
- R/Lプラン:月14GB(1年間は+3GB)→月25GB(1年間は+3GB)に
おトクなラインナップ
対象機種一括1円〜!
LINEMOの特徴
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
月間データ容量 | 3GB +LINEのトーク/通話ノーカウント |
20GB +LINEのトーク/通話ノーカウント |
制限時速度 | ミニプラン:最大300kbps スマホプラン:最大1Mbps |
---|---|
通話料金 | 22円 / 30秒 |
かけ放題オプション | 通話準定額(1回5分):550円/月 通話定額(24時間):1,650円/月 |
テザリング料金 | 0円 |
データチャージ料金 | 1GB / 550円 |
キャリアメール | なし |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
翌月データ繰越 | 無し |
スマホ販売 | 無し |
実店舗の有無 | 無し |
契約期間 | 無し |
事務手数料 | ・契約事務手数料:0円 ・MNP転出手数料:0円 ・契約解除料:0円 |
家族割 ネットのセット割 |
なし |
LINEMOは月間データ容量20GBで月額2,728円です。容量を超過後は最大1Mbpsで通信ができます。例外として、LINEのトークや通話については対象の通信がノーカウントのため、制限時でも通常速度で利用可能です。
ソフトバンクと同じ通信品質の5G/4G回線を利用でき、今後は6G対応も見据えているようです。
2021年夏より、700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが使い放題になる「LINEスタンププレミアム(ベーシック/保有可能数5個)」(月額240円)が無料で利用可能になります。
ソフトバンクやワイモバイルから乗り換える場合、同じブランド間でもMNPの手続きが必要です。乗り換えに関する手数料については無料になっています。
スマホプラン
最大20,000円相当プレゼント!
eKYC対応により本人確認もオンラインで完結!LINEからお問い合わせも可能
LINEMOではオンライン上で契約手続きが完結します。
オンライン本人確認システム「eKYC(electronic Know Your Customer)」に対応しているので、顔写真と本人確認書類の写真をアップロードするだけですぐにeSIMを発行・開通させることが可能です。
eSIMに対応した端末を持っている場合、SIMカードの到着を待つ必要がなく申し込んですぐに使い始められる手軽さが魅力です。
契約後のサポートについてもオンライン上で完結します。専用チャットのほか、LINEアプリからでも問い合わせができるようになります。
ソフトバンクの特徴
ミニフィットプラン+ | ミニフィットプラン+ | ミニフィットプラン+ | メリハリ無制限 | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,278円 | 4,378円 | 5,478円 | 7,238円 3GB未満は5,588円 |
月間データ容量 | 1GB | 2GB | 3GB | 無制限※ |
制限時速度 | ミニフィットプラン+:最大128kbps メリハリ無制限:- |
---|---|
通話料金 | 22円 / 30秒 |
かけ放題オプション | 準定額オプション+(1回5分):+880円 定額オプション+(24時間):+1,980円 |
テザリング料金 | 0円 |
データチャージ料金 | – |
キャリアメール | あり |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
翌月データ繰越 | 無し |
スマホ販売 | あり |
実店舗の有無 | あり(全国各地) |
契約期間 | 無し |
事務手数料 | ・契約事務手数料:3,300円 ※オンライン申し込みなら無料 ※ブランド乗り換え時の契約事務手数料0円 ・MNP転出手数料:3,300円 ・契約解除料:0円 |
家族割 ネットのセット割 |
・家族割 2名:550円引き 3名:1,650円引き 4名:2,200円引き ・おうち割 光セット 1,100円引き |
ソフトバンクのメリハリ無制限は、月間データ容量無制限で月額7,238円。月間データ使用量が3GB未満だと1,650円引きになります。
従来のメリハリプランと比べて、月間データ容量が50GB → 無制限にアップしています。
ただしテザリング・データシェアのみ、合計30GBまでの制限が付いています。
メリハリプランでは、対象の動画・SNSサービスが使い放題になる「ギガノーカウント」が付いていて、テザリングなども対象となっていました。
しかし、メリハリ無制限ではテザリング・データシェアの30GB制限が追加されたため、ノートPCなどでたくさんデータ容量を消費する場合は注意が必要です。
低容量プランのミニフィットプラン+は家族割が適用不可なので、おうち割に加入しないと少々割高な印象。
毎月3GBまでしか使わないという方はワイモバイルかLINEMOの方が料金を抑えられます。
手数料面では、ワイモバイルやLINEMOなどの同社のブランドに乗り換える場合、手数料なしで乗り換えることが可能です。
他社への乗り換え・解約でも解約金は発生しないため、乗り換えのハードルが低くなりました。
グループ格安2社!ワイモバイル・LINEMOの共通点
ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの概要をご紹介しましたが、ここではグループ内でサブ的な位置であるワイモバイル・LINEMOについて詳しく比較していきます。
ワイモバイル・LINEMOの共通点 |
---|
|
速度 | どちらもソフトバンク回線の中でトップクラスの速度
大手キャリアであるソフトバンクから乗り換える際、速度は問題ないのか気になる方は多いことと思います。
その点、ワイモバイルとLINEMOはソフトバンクグループに属していることから、ソフトバンク回線の品質を大きく落とさず利用できます。
以下に2社の速度をまとめました。
■ ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの速度
下り (ダウンロード) |
119.29Mbps | 65.46Mbps | 60.47Mbps |
---|---|---|---|
上り (アップロード) |
21.33Mbps | 15.75Mbps | 16.15Mbps |
※みんなのネット回線速度[4]より
メインブランドのソフトバンクには及びませんが、キャリアワイモバイルとLINEMOの速度はほぼ同程度の高速を記録しています。
ゴリゴリにゲームをする、高画質動画をたくさん見る、というヘビーユーザーでない限り、スマホの速度は20Mbpsあれば快適に利用できるので、ワイモバイルとLINEMOの速度は問題ないことがわかります。
料金の安さ | ソフトバンクより安い料金プラン
■ データ容量別の料金比較(割引なし)
3GB | 2,178円 | 990円 |
---|---|---|
15GB | 3,278円 | – |
20GB | – | 2,728円 |
25GB | 4,158円 | – |
月額料金を比較すると、LINEMOのコスパの良さが際立ちます。ワイモバイルのシンプルSと同じデータ容量で1,188円安くなっています。
さらに、契約事務手数料や解約金などは発生せず、国際ローミング手数料も0円で利用可能です。
ワイモバイルは3GB、15GB、25GBの3種類から選べます。
データ増量無料キャンペーン2を適用することで、1年間はデータ容量が3GB(シンプルSは1GB)アップします。
とはいえ、単身ユーザーなど割引の入らないユーザーはLINEMOの方がスマホ代を抑えられるでしょう。
では、割引適用後の料金はどうでしょうか。
■ データ容量別の料金比較(割引なし)
3GB | 990円 | 990円 |
---|---|---|
15GB | 2,090円 | – |
20GB | – | 2,728円 |
25GB | 2,970円 | – |
ワイモバイルで家族割、またはおうち割 光セットを適用すると1,188円引きになるため、3GBの料金が並びました。
ワイモバイルで割引サービスを活用でき、店舗サポートやPayPayの還元アップなどの要素が合うのであれば、ワイモバイルの方が料金に対してサービスが充実しているといえそうです。
かけ放題オプションの料金はどう?
ワイモバイルとLINEMOのかけ放題オプションの料金も比較してみます。
■ かけ放題オプション料金
国内かけ放題 | 10分定額:+770円 24時間:+1,870円 |
5分定額:+550円 24時間:+1,650円 |
---|
通話定額オプションはLINEMOが5分通話定額と時間無制限、ワイモバイルは10分通話定額と時間無制限を選択できます。
定額かけ放題はご自身の通話時間に応じて選びましょう。
時間無制限のかけ放題を利用する方は、他の条件にもよりますがLINEMOの方がお得です。
乗り換えやすさ | ソフトバンクからの乗り換えが楽
ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの3社間で契約先を変える場合、グループ間での移行になるため乗り換え手続きが簡単に済むのがポイント。
具体的には、MNP予約番号の発行手続き不要で乗り換えることができます。
またSIMロック解除についても、グループ間であればワイモバイル・LINEMO・ソフトバンク側で行ってもらえますので、解除してなくて使えない!という事態も防ぐことができます。
ただし、「登録中の住所」と「登録中の氏名」については後から変更ができませんので、必ず乗り換え前に変更してください。
機能 | eSIM、5Gはどちらも対応◎
昨今話題の5Gや、端末内蔵型のSIM「eSIM」はワイモバイル・LINEMOどちらも対応しています。
5G、eSIM共に対応したスマホを用意する必要はありますが、プランは既存のものを選ぶだけでOKで、追加料金もかかりません。
こういった最新技術の対応は大手キャリアのサブブランド、格安プランだからこそのスピード感ですね。
グループ格安2社!ワイモバイル・LINEMOの違い
続いてワイモバイル・LINEMOの違い、相違点について解説します。
ワイモバイル・LINEMOの違い |
---|
|
サポート体制 | LINEMOのサポートはオンラインのみ
■ ワイモバイル・LINEMOのサポート
サポート対応 | 店舗・電話 オンラインチャット |
専用LINE オンラインチャット |
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LINEMOは料金の安いオンラインプランであるため、店舗でのサポートを受けられません。
割引のない状態で料金を比較するとLINEMOにメリットを感じやすいですが、店舗を構える費用がない分サポート体制は薄いのが正直なところ。
スマホのトラブルは自力で何とかできる、という方はLINEMOを選んで問題ないでしょう。
一方でソフトバンクやキャリアよりもスマホ代を安くしたいが、いざという時に店舗のサポートを受けられないと不安、という方はワイモバイルの方がおすすめです。
割引 | LINEMOには割引サービスがない
■ ワイモバイル・LINEMOの割引
家族割 | 2回線目以降1,188円引き | 無し |
---|---|---|
ネットのセット割 | 1回線目から1,188円引き | 無し |
ワイモバイルとLINEMOの比較をする際、一番の違いは割引サービスを受けられるかでしょう。
ワイモバイルには家族割、おうち割 光セットの2種類の割引がありますが、LINEMOには割引サービスがありません。
家族など複数人でまとめて契約した場合、特に15GB以上のプランを選択すると月間で数百円単位の差が生まれます。
「せっかく家族で同じ契約先にするのだから、割引を受けたい」という方はワイモバイルの方がおすすめです。
「1人でも安くしたい」「割引がなくても安くしたい」という方にはLINEMOの方がメリットがあります。
サービス面 | PayPayの貯まりやすさ、独自サービスは結構違う
続いて、サービス面を比較していきます。
■ ワイモバイル・LINEMOのサービス
キャリアメール | あり | なし |
---|---|---|
カウントフリー | なし | LINEギガフリー |
データ繰り越し | あり | なし |
他サービス | PayPay還元率UP Yahoo!プレミアム無料 |
なし |
割引に続いて意外と違いがあるのがサービス面です。
特に、ソフトバンクから乗り換える際に気を付けたいのはキャリアメールの有無とPayPayの還元率です。
キャリアメールは、ソフトバンクにて「メールアドレス持ち運び」が開始したのでこちらを活用するか、ワイモバイルをおすすめします。
また、ソフトバンクユーザーの中にはPayPayをよく利用している方も多いことと思いますが、PayPayの還元率UPはソフトバンクとワイモバイルのみ対象です。
ただしLINEMOには独自の「LINEギガフリー」があるので、LINEスタンプなどのサービスを頻繁に使う人はLINEMOの方がメリットが大きいかもしれません。
ご自身の使い方に合わせて、サービス面で不足のない方を選びましょう。
取扱端末 | 乗り換え後にスマホを購入をできるか
ワイモバイルとLINEMOの違いとして、スマホの販売を行っているかがあります。
ソフトバンクに比べるとラインナップは少なめですが、ワイモバイルではiPhoneやAndroidスマホを販売しています。
一方でLINEMOは現状、スマホの販売を行っていないので、機種変更をする場合は自分でスマホを別途用意する必要があります。
【結論】ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクはどんな人におすすめ?
最後に、筆者が思うワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの特徴と、どんな人におすすめなのかを紹介します。
ワイモバイルがおすすめの人
▼ ワイモバイルがおすすめの人
- 安さとサポートどちらも欲しい人
- 安めの端末ラインナップから選びたい人
- 余ったデータを繰り越したい人
ワイモバイルのシンプルプランは、家族みんなで利用したい方や対面サポートを受けたい方におすすめです。
データ容量が3つから選べるので、20GB以上の大容量は要らないという人は、価格とデータ容量のバランスが丁度いいと思います。
光回線とのセットや家族割引が受けられる場合、1人あたり月1,118円(税込)の割引が適用されます。
同居家族だけではなく、遠くの親戚、同居している恋人やパートナーでも対象です。
ソフトバンクとほとんど変わらない通信品質や、対面によるサポートを受けることができるため、価格が安くてもサービス内容が悪くなることはありません。
おトクなラインナップ
対象機種一括1円〜!
ワイモバイルをやめた方がいい人 | 料金重視or無制限で使いたい人
ワイモバイルにはもちろんデメリットも存在します。申し込む前に知っておきたいポイントをまとめました。
▼ ワイモバイルのデメリット
- 他社格安SIMより料金は高め
- ソフトバンクよりスマホのラインナップが少ない
- グループ間でも、プラン変更ではなくMNPで乗り換える必要がある
ワイモバイルはキャリアと同等のサポートと、格安SIMに近い料金の安さ、両方のいいとこどりをしたサービスです。
そのため、LINEMOや他社格安SIMの料金に比べると少々お高めな印象があります。
もちろんサービス内容、料金共に程よく、多くのユーザーが「ちょうどいい」と感じるプラン展開ナのは事実。
ただ、安さ重視の方はLINEMO、高速通信を無制限で使いたいならソフトバンクの方が使い方や希望に合っているかもしれません。
LINEMOがおすすめの人
▼ LINEMOがおすすめの人
- 料金重視の人
- 対面でのサポートがなくても大丈夫な人
- LINEのギガフリーが欲しい人
LINEMOは、月間データ容量20GB+LINEのギガノーカウントで月額990円〜という安さが最大の魅力です。
申し込みやサポートをオンラインのみに限定することで、サポート費用を抑えて低価格を実現しています。
キャリアメールに対応していなかったり、ショップによるサポートが受けられないことに注意すれば、一番コストパフォーマンスに優れているプランです。
とはいえこういったサポート・サービスは普段何気なく使っていたり、いざという時頼りにしたい所でもあるでしょう。
スマホプラン
最大20,000円相当プレゼント!
LINEMOをやめた方がいい人 | LINEMOは基本的に詳しい人向け
安さに注目が集まるLINEMOですが、キャリアの使い勝手とは大きく異なるのも事実です。
申し込む前に知っておきたいデメリットをまとめました。
▼ LINEMOのデメリット
- プランが20GBの2つのみ
- キャリアメール非対応
- 申し込みやサポートがオンライン専用
- グループ間でも、プラン変更ではなくMNPで乗り換える必要がある
- スマホの販売は行っていない
- 家族割やネットとのセット割引は使えない
毎月20GBも使わないという人はワイモバイル、20GBを大幅に上回るときはソフトバンクがオススメです。
現時点ではSIMのみ販売のため、端末とセットで購入したい方もソフトバンクやワイモバイルのほうが安心です。
また、キャリアメールには非対応になっています。現在キャリアメールを利用している方は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに乗り換える必要があります。
この点は、LINEなどのメッセージアプリを利用している方も多いので、それほど大きな問題ではないと思います。
申し込みについてはオンライン専用のため、専用サイトやLINEから手続きを行います。
契約後のサポートについては、チャットやLINEを使って文章でやり取りを行うため、ネット手続きに苦手意識のある方は難しく感じるかもしれません。
そのほか、家族割やネット回線とのセット割引も適用できないため、家族でソフトバンクやワイモバイルを一緒に使っている方は、割引額が減額されて高くなってしまう可能性があります。
ソフトバンクがおすすめの人
▼ ソフトバンクがおすすめの人
- 充実のサポート、割引が欲しい人
- 幅広い端末ラインナップから選びたい人
- 高速通信を無制限で使いたいヘビーユーザー
ソフトバンクのメリハリ無制限は、データ容量をとにかくたくさん使いたいという方におすすめです。
テザリングについては月間30GBまでに限定しています。
従来のメリハリプランと比べて、利用アプリを問わずデータ容量が無制限になりました。
月間50GBの容量制限がなくなり、これまで以上に写真や動画、SNSなどを思う存分楽しむことができます。
また、料金プランを複雑にしていた期間限定の割引が無くなり、基本料が大幅に値下げされました。
新料金プランのメリハリ無制限は、シンプルで分かりやすくなったのが大きな特徴です
データ容量をあまり使わない月は、データ使用量を3GB未満に抑えることで、自動的に1,650円の割引が適用されます。
普段は自宅のWi-Fiを使っていて、データをそこまで消費しないという方でもお得に使えます。
【Q&A】ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクを比較する上でよくある疑問
最後に、ワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクを比較する上でよくある疑問にお答えします。
Q.ソフトバンクから乗り換えるならワイモバイルとLINEMOどっちがいいの?
A.安さと対面サポート両方欲しいならワイモバイル、安さ重視でオンラインサポートでOKならLINEMOがおすすめです。
ワイモバイルとLINEMOがおすすめなのはそれぞれ以下のような人です。
▼ ワイモバイルがおすすめの人
- 安さとサポートどちらも欲しい人
- 安めの端末ラインナップから選びたい人
- 余ったデータを繰り越したい人
▼ LINEMOがおすすめの人
- 料金重視の人
- 対面でのサポートがなくても大丈夫な人
- LINEのギガフリーが欲しい人
大枠として、安さと対面サポート両方欲しいならワイモバイル、安さ重視でオンラインサポートでOKならLINEMOと分けられます。
速度に差はありませんので、スマホの契約先として何を重視するのかをはっきりさせると選びやすくなりますよ。
Q.ワイモバイルとLINEMOをデュアルSIMで運用するのはあり?
A.あまりおすすめはしません。
デュアルSIM運用はスマホ代を抑える目的と同時に、通信障害の影響を受けにくくするという目的もあります。
この点からいうと、ソフトバンク回線を使用するワイモバイルとLINEMOをデュアルSIMで使うのはあまりおすすめとはいえません。
ただ、デュアルSIMは使い方次第ですので、PayPayの還元率を維持したままLINEギガフリーも使いたいなど、目的がはっきりしているのであれば問題ないでしょう。
まとめ
ここまでワイモバイル・LINEMO・ソフトバンクの特徴とメリット・デメリットを紹介しました。新料金プランでは使い方によってどのプランがお得なのか変わってきます。
動画もSNSもたくさん楽しみたい方にはソフトバンク、データ容量や通話定額を自由に組み合わせたい方はワイモバイル、安くて大容量・LINEとの連携に優れたLINEMOという特徴から、自分の使い方に合わせて選んでみてください。
携帯の料金プランは大きく変化しています。
本記事をきっかけに、スマホの料金プランを見直してみてはいかがでしょうか。
この記事の参考・引用サイト