ドコモがポイ活プランとdカードの還元条件を改定 dカードは200円1ポイント・年会費も条件付き有料に
NTTドコモは2026年9月1日、「ドコモポイ活プラン」と「dカード PLATINUM」のdポイント進呈条件、および「dカード」の通常決済の進呈率と年会費を改定すると発表した。適用は2026年10月から2027年1月にかけて段階的に始まり、すでに契約している人も対象になる。
- ポイ活プランは2026年12月ご利用分から、対象決済の特典で進呈されたポイント分を差し引いた金額が還元の計算対象になる(進呈率そのものは変わらない)
- dカード PLATINUMは最大進呈率となる期間が「入会月から12か月後まで」から「入会月から2か月後まで」に短縮
- ドコモ光の進呈率は最大20%→12%、ドコモでんきGreenは地域2が20%→12%、地域1が12%→8%
- dカード(一般)は2027年1月ご利用分から100円1ポイント→200円1ポイント。年会費は前年度に1度も利用がないと1,650円(税込)
- dカード PLATINUM・GOLDの年会費返金の受付は2026年12月31日23時59分まで
目次
ポイ活プランは特典でもらったポイント分が計算対象から外れる
対象は「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」の4プラン。改定は2026年12月ご利用分(2027年1月ご請求分)からで、ドコモは「dポイント種別や進呈率などの改定はございません」と説明している。変わるのは進呈率ではなく、還元の計算対象になる金額のほうだ。
改定前は「各種割引後のご利用料金」が計算対象だった。改定後は、そこから「ポイ活特典の対象決済に対する進呈分を減額した金額」になる。

ドコモが別紙で示した例では、月額10,680円(税抜)から割引3,000円を引いた7,680円が改定前の計算対象額で、改定後はここから特典の3,500ポイントを引いた4,180円になる。進呈率は改定前後とも、dカード PLATINUMが計算対象額1,000円ごとに20%、dカード GOLDが同10%だ。
この例をもとに編集部で計算すると、進呈されるポイントはPLATINUMで1,400ポイントから800ポイントへ、GOLDで700ポイントから400ポイントへ減る。1年では7,200ポイント・3,600ポイントの差にあたる(ポイント数はドコモの例から編集部が算出したもの)。
dカード PLATINUMは最大進呈率の期間が2か月後までに縮む
dカード PLATINUMの進呈条件も変わる。適用は「ドコモでんきGreen」が2026年10月ご利用分から、「ケータイ」「ドコモ光」「dカード積立」が2026年12月ご利用分からだ。

変わるのは2点だ。ひとつは「ショッピングご利用金額に関わらず最大進呈率となる期間」で、改定前の「入会初年度(入会月から12か月後まで)」が「入会月から2か月後まで」に縮む。
もうひとつが「ドコモ光」「ドコモでんきGreen」の進呈率だ。ドコモ光は初年度一律の20%が12%になり、月20万円以上使った場合の20%も12%になる。ドコモでんきGreenは地域2(中部・関西・九州電力エリア)が20%から12%、地域1(北海道・東北・東京・北陸・中国・四国電力エリア)が12%から8%に下がる。ケータイ料金とdカード積立の進呈率は据え置きだ。
dカードは200円で1ポイント、年会費は1年間使わなければ1650円
3つ目は「dカード」の改定で、対象は「dカード」のみ。「dカード GOLD U」「dカード GOLD」「dカード PLATINUM」は含まれない。

通常決済の進呈率は2027年1月ご利用分から、100円(税込)ごとに1ポイントから200円(税込)ごとに1ポイントになる。適用の基準は利用明細の「ご利用日」で、電気料金などの検針日とは一致しない場合がある。
据え置かれる経路もある。支払い方法をdカードに設定したd払いは、改定後も200円ごとに2ポイントのままだ。スマートフォンによるタッチ決済も2027年5月ご利用分から200円ごとに2ポイントになるが、対象はカード番号が「4363」「5344」「5365」で始まるdカードに限られる。
年会費は「無料」から「初年度無料、入会2年目以降も無料。ただし前年度に1度も利用がなかった場合1,650円(税込)」に変わる。2027年1月以降の利用の有無で判定され、請求は2028年2月の引き落としぶんからだ。
解説・コメント
見落とせないのは、ドコモが改定と同時に年会費の返金を受け付けている点だ。2026年9月30日までに入会したdカード PLATINUM本会員と、dカード GOLD本会員でポイ活プランを契約している人が対象で、12月31日23時59分までにエントリーと解約・ダウングレードを済ませると、前回支払った年会費が月割りで戻る。公式の例では、次回請求月が3月の人が10月に解約した場合、29,700円(税込)のうち5か月ぶんの12,380円が返る。
ただし、ポイ活プランの改定は全員に等しく効くわけではない。ドコモの説明では、ケータイ料金の支払いに充当したポイントが特典で進呈されたポイントより多い場合、計算方法は改定前と変わらない。毎月まとまったdポイントを料金に充当している人は影響を受けず、充当していない人がそのまま目減りする。自分がどちらにあたるかを確かめるところから始めたい。





