楽天モバイルからmineoに乗り換え!メリットやデメリット、手続きの流れまでを解説

楽天モバイルからmineo

楽天モバイルを利用していて通信品質に物足りなさを感じたり、無料で運用できなくなったことを理由に、人気格安SIMの「mineo(マイネオ)」への乗り換えを考えている人もいるのではないでしょうか。

楽天モバイルからmineoに乗り換えることで、次のようなメリットを得られる可能性があります。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えるメリット
楽天モバイルからmineoへ乗り換えるデメリット

※クリックすると該当箇所に移動します

しかし、楽天モバイル独自の「データ無制限」や「国内通話無料」などのお得なサービスが使えなくなるなどのデメリットもあるため、慎重に検討しましょう。

今回は、楽天モバイルからmineoに乗り換えるメリット・デメリットのほか、乗り換えの流れやキャンペーンまで詳しく解説していきます。

mineoに乗り換えるべきか、どうすればスムーズに乗り換えられるのかがわかるのでぜひ参考にしてくださいね。

※記事内の価格はすべて税込みです

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小川正人

監修者情報
小川正人(Ogawa Masato)

新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。スマホや格安SIM・ポケット型WiFi・光回線などの通信、モバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いからlivedoorの通信サービスメディアサイト「livedoor Choice」に携わる。一時期は通信の実態を経験するために、光回線を3社、スマホキャリア、格安SIMを12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
監修者について(マイベストプロ)

mineoについておさらい

mineo

おさらいとして、まずmineoの料金プランやサービスの特徴についてご紹介します。

mineoの料金プラン

mineoの料金プランは大きく分けて、月間データ容量によって料金が決まる「マイピタ」と、通信速度によって料金が決まる無制限プラン「マイそく」の2つがあります。

 mineoの通常プラン「マイピタ」

マイピタ
引用元:料金表|mineo

通常プラン「マイピタ」

シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
1GB 880円 1,298円
5GB 1,265円 1,518円
10GB 1,705円 1,958円
20GB 1,925円 2,178円
お試し200MBコース 330円 1,100円
パケット放題 Plus 385円/月
(10GB以上のコースは無料)

※価格は全て税込

一つ目の「マイピタ」は、他社格安SIMや大手キャリアと同じプラン形態の一般的なプラン。

データ通信+音声通話が使える「デュアルタイプ」、データ通信のみの「シングルタイプ」からSIMタイプを選ぶことができます。

データ容量の選択肢は1GB・5GB・10GB・20GBの4パターンが用意されており、前述のSIMタイプでそれぞれ月額料金が変動します。

タブレット用など音声通話機能が不要な場合は、シングルタイプを選ぶことで1GB/880円〜で利用できます。

「マイピタ」には最大1.5Mbpsでデータ使い放題のオプション「パケット放題 Plus」があり、これがなかなか使い勝手がいいのです。

SNS、音楽アプリ、WEB閲覧、低〜中画質動画の視聴など、極端に重い処理の入らない用途であれば不便を感じないので、パケット放題 Plusを前提にしてプランのデータ容量を下げ、スマホ代をもっと節約することも可能です。

 mineoの中速無制限プラン「マイそく」

マイそく
引用元:料金表|mineo

中速無制限プラン「マイそく」

シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
ライト
(最大300kbps)
660円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
24時間データ使い放題 330円/回

※価格は全て税込
※月~金の12時台は最大32kbpsに制限
※スーパーライトは新規申し込み時のみ申込可能。(他のコースからのコース変更は不可)

高速通信が不要な人なら中速での無制限プラン「マイそく」を選ぶことで、お得な料金で利用できるのもmineoならではの特徴です。

マイそくは最大32kbps・300kbps・1.5Mbps・3Mbpsの4種類から速度を選択できます。

マイそくの料金はスーパーライト以外、デュアルタイプ・シングルタイプで共通となっており、「24時間データ使い放題オプション」を必要な時に利用することで高速通信も使用可能です。

ただし、マイそくは月〜金の12時台に最大32kbpsの速度制限があるため、昼間にアプリ決済などを使う方はマイピタを契約し、パケット放題 Plusを利用する方が安心でしょう。

★ポイント

  • mineoには「マイピタ」「マイそく」という2つのプランがある
  • 中速での使い放題オプション、プランで格安での使い放題が叶う
  • マイそくは月〜金の12時台に最大32kbpsの速度制限がある点は注意

mineoの特徴

mineoのサービス面での最大の特徴は、ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリア回線対応であることでしょう。

プラン料金はどの回線でも同じなので、通信障害対策に違う回線を契約するなどの工夫がしやすいのがポイントです。

また、楽天モバイルは高速通信無制限で最大3,278円ですが、「そこまで重いアプリを使うわけじゃないからもう少し安くできないかな?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

mineoは中速無制限の仕組みが豊富で、前述の中速無制限プラン「マイそく」や、「マイピタ」の中速無制限オプションである「パケット放題 Plus」を活用すれば、楽天モバイルよりさらに安い料金で無制限利用が叶います

さらにmineoは「データ繰り越し」「データシェア」「フリータンク」などのパケット関連のサービスが充実しており、データが足りなくなっても無料で追加できてしまう仕組みも他社にはない魅力です。

サポート面については店舗サポートをあまり期待できないので、楽天モバイルの店舗を頻繁に利用している方は少々使いづらいかもしれません。

ただ、「マイネ王」という公式のコミュニティサイトで詳しいユーザーはもちろん、運営側とも交流でき、mineoや格安SIMの知識やトラブル解決策を教えてもらうことができます。

ワイモバイルなどのサブブランドを除いた格安SIMの中でユーザー数が多いにも関わらず、mineoの通信速度は比較的安定しており、かつ環境改善に毎月取り組んでいます。

このような他社にはない、ユーザーの声を重視するサービスが顧客満足度の高さに繋がっているのが「mineo」という格安SIMなのです。

★ポイント

  • ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリア回線対応
  • 中速無制限の仕組みが豊富
  • パケット関連のサービスが充実
  • 公式のコミュニティサイト「マイネ王」で質問できる

ここからは、現在楽天モバイルを利用中の人がmineoに乗り換えることで、本当に満足できるのか詳しく解説していきます。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えるメリット

乗り換えるメリット

楽天モバイルから他社ではなく、あえてmineoに乗り換える理由は、どのような点にあるのでしょうか。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えるメリットをピックアップしたので、実際に移行することをイメージしながら読み進めてみてください。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えるメリット

※クリックすると該当箇所に移動します

料金が安くなる可能性がある

mineoでは音声通話機能付きのデュアルタイプのほかに、データ通信のみのシングルタイプも提供されています。

楽天モバイルを含むキャリアでは音声通話機能付きのプランが主流で、データ通信のみのプランは提供されていない事が多いです。

加えて、mineoには最大1.5Mbpsなどの中速で無制限利用できるプランやオプションが充実しているので、高速通信をそこまで重視しない方は楽天モバイルよりも安く使い放題プランを利用できる可能性があります。

このように、mineoへ乗り換えることで、楽天モバイルより料金が安くなる可能性があります

 楽天モバイルとmineoの料金プラン比較

楽天モバイルとmineoの料金を、データ容量別に分けて表にまとめました。

楽天モバイルとmineoの料金プラン比較 

※横にスクロールできます。

楽天モバイル mineo
契約タイプ 音声通話+データ通信 音声通話+データ通信 データ通信のみ
1GB 1,298円 880円
3GB 1,078円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 2,178円 1,925円
20GB以上 3,278円 マイそくで660円~

データ通信のみの場合は、すべての容量で楽天モバイルよりもmineoのほうがお得に利用できることがわかります。

また、音声通話付きプランでも5GB・10GBであれば、楽天モバイルよりもmineoのほうが安く済みます。

自分に合ったデータ量のプランを選べる

mineoでは1GB・5GB・10GB・20GBの4つのデータ容量が選べるため、自分に最適のプランを契約できます

一方、楽天モバイルはデータ使用量に応じて毎月の料金が変動します。

データ使用量をこまめにチェックしながら使う人なら問題ありませんが、無意識に使いすぎてしまい、想定した金額以上の請求をされてしまう可能性があります。

毎月決まった額で管理したい人は、プラン料金が決まっているmineoに乗り換えたほうがいいでしょう。

なお、mineoは契約データ容量を超過した場合、「パケット放題 Plus」に加入していない方は最大200kbpsに速度が制限されます。

電波の繋がりやすさが改善する可能性がある

mineoはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの回線設備を使用しているため、楽天モバイルで繋がりにくいと感じているなら、乗り換えることで繋がりやすさの改善を期待できます

楽天モバイルも第4のスマホキャリアとして順次エリアを拡大中で、全国的に幅広いエリアにおいて使えます。

しかし、ドコモ・au・ソフトバンクの3社と比べると提供エリアはまだ狭いため、地方など一部エリアでは通信がまだ不安定です。

加えて、キャリアとしては後出の楽天モバイルは建物に遮られにくい「プラチナバンド」を使用できていないため、楽天回線自体が繋がりにくくなっています。

楽天モバイルの通信状況に不満があって今すぐ改善したい人は、mineoに乗り換えてみることをおすすめします。

アプリなしでのお得なかけ放題オプションがある

楽天モバイルの大きなメリットとして、専用アプリ「Rakuten Link」を利用することで無料で通話かけ放題にできる点が挙げられるでしょう。

しかし、楽天モバイルで提供中のアプリなしのかけ放題オプションは、「15分(標準)通話かけ放題」のみで、基本的にRakuten Linkを使う事が想定されています。

一方mineoでは、アプリなしでお得に電話がかけられる「かけ放題オプションサービス」が複数提供されています

有料ではありますが、2つのオプションから自分の使い方に合ったほうを選べるため、通話を頻繁に利用するならうれしい人も多いでしょう。

「電話をたくさんかけるから少しでも料金を抑えたい」「でもアプリを経由する手間は省きたい」という人は、mineoに乗り換えたほうが便利に利用できる可能性がありますよ。

 mineoの通話サービス・かけ放題オプション

※横にスクロールできます。

mineoでんわ 月額無料
アプリ経由の発信が22円30秒 → 10円30秒
10分かけ放題 月額550円
専用アプリ不要で10分以内の国内通話かけ放題
時間無制限かけ放題 月額1,210円
専用アプリ不要で国内通話かけ放題
10分通話パック 月額110円
専用アプリ不要で月間で最大10分までのかけ放題
(最大10分間翌月に繰り越せる)

データ容量を繰り越したりシェアできるサービスが豊富

mineoは「フリータンク」「パケットギフト」「ゆずるね。」「パスケット」などの、データ容量をシェアしたり、繰り越せるパケット関連のサービスが充実しています。

mineoで提供中のデータ容量についてのサービスの特徴をまとめました。

データ容量に関するサービス

フリータンク 余ったパケットを全国のmineoユーザー同士で分け合うサービス
月間1GBまで無料でもらうことができる
パケットギフト 知人などの特定のmineoユーザーにパケットをギフトとしてプレゼントできるサービス
ゆずるね。 お昼の12時から13時などの混雑しやすい時間帯の通信をゆずることで、さまざまな特典がもらえるサービス
パスケット 月額110円で、余ったパケットを翌月以降に繰り越せるサービス

データ容量を繰り越したり、ほかのmineoユーザーとデータをシェアしたりしてデータを無駄なく使えそうだと感じた人は、楽天モバイルからmineoへ乗り換えるとより便利に使えるようになるでしょう。

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楽天モバイルからmineoへ乗り換えるデメリット・注意点

乗り換えるデメリット・注意点

楽天モバイルも十分魅力的なサービスなため、mineoに乗り換えることで、マイナスに感じる場面がでてくる可能性もあります。

ここでは、楽天モバイルからmineoへ乗り換えるデメリットや注意点をご紹介します。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えるデメリット

※クリックすると該当箇所に移動します

高速通信の無制限プランはない

楽天モバイルでは最大月額3,278円で、楽天回線エリア内において高速通信を無制限で使えます。

mineoにも中速無制限プランはありますが、高速での無制限プランは提供されていません

高速通信が必要な高画質動画の視聴や、オンラインゲームを楽しんでいた人は、mineoに乗り換えることで不便に感じるかもしれません。

 無制限プランが気になるなら「パケット放題 Plus」「マイそく」をチェック!

マイそく
引用元:マイそく|mineo

高速でなくても安く無制限プランを使いたい!という方は、mineoで提供中の「パケット放題 Plus」「マイそく」の利用を検討するといいでしょう。

パケット放題 Plusはマイピタ専用のオプションで、「mineoスイッチ」をオンにすると、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になるサービスです。

10GB以上のプラン契約者はオプション料金(月額385円)が不要ですので、処理の重いアプリはWiFi環境で使う方や、そもそも重いアプリは使わないという人にとっては大変重宝する内容です。

オプションの申し込みや停止は毎月可能ですし、mineoスイッチはmineoアプリからワンタッチで可能です。

また、マイそくは通信速度によって料金が設定されているプランです。マイそくで選べる通信速度は以下の4パターン。

マイそく

  • スーパーライト:月額250円/最大32kbps(デュアルタイプのみ)
  • ライト:月額660円/最大300kbps
  • スタンダード:月額990円/最大1.5Mbps
  • プレミアム:月額2,200円/最大3Mbps

スーパーライト・ライトは正直かなり遅く感じる可能性が高いので、マイそくを検討するならスタンダード・プレミアムがおすすめです。

1.5Mbpsや3MbpsはWebサイトの閲覧や標準画質での動画視聴、音楽ストリーミングサービス程度ならストレスなく快適に利用できます。

ただし、マイそくは月〜金の12時台に最大32kbpsまで速度制限が入るので、該当の時間に決済アプリを使用する方はマイそくよりもマイピタ+パケット放題 Plusの方がおすすめです。

利用用途を確認し、問題ないようであればmineoに乗り換えましょう。

国内通話は完全無料にはならない

楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」を利用することで、国内通話を無料でかけ放題にできます。

mineoでも「mineoでんわ」という通話アプリがありますが、30秒あたり10円の通話料金が発生するため、Rakuten Linkのように無料では使えません。

mineoは専用アプリとは別で、時間の制限なく電話をかけ放題できるオプションサービスを提供しています。

しかし、月額1,210円を支払う必要があるため、Rakuten Linkのように無料というわけではありません。

乗り換え時に初期費用が発生する

楽天モバイルは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しません。

ただしmineoへ乗り換える際、契約事務手数料とSIMカード発行料などの初期費用が発生します。

楽天モバイル解約時の費用だけでなく、mineoを契約する際に発生する初期費用も考慮した上で、乗り換えを検討してみてください。

楽天市場でのポイント倍率が下がる

楽天モバイルからmineoに乗り換えると、楽天市場でのポイント倍率(SPU)が下がることも理解しておく必要があります。

楽天モバイルでは契約者に対し、楽天市場で買い物した際のポイントが+1倍される特典を提供しており、解約すると楽天モバイル未契約時の還元率に戻ってしまいます。

貯めたポイントは、楽天市場や街で買い物の支払いに充てられるため、ポイントの還元率UPに魅力を感じている人にとっては注意すべき点です。

 SPUを確保しつつ通信環境を改善したいなら「デュアルSIM」が一手

デュアルSIM運用はmineoを軸にするとお得!

楽天経済圏でポイントを貯めている方は、楽天モバイルを解約することでSPUが下がってしまうのが難点という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

楽天モバイルの回線契約を確保しつつ通信環境を改善する、スマホ代を安くする一つの方法として「デュアルSIM」があります。

デュアルSIMとは、2枚のSIMカードを切り替えて使うスマホの運用方法のこと。

通常はスマホ1台につき1枚のSIMカードを使いますが、デュアルSIMは1台に2枚のSIMカードを挿して、2つの回線契約を切り替えて使い分けることができます。

デュアルSIM運用にはデュアルSIMに対応したスマートフォンが必要になりますが、通信障害の影響を受けずらくなったり、デュアルSIMの組み合わせ次第でスマホ代を安く出来る可能性があるなどのメリットがあります。

楽天モバイルとmineoのデュアルSIMは以下のような方がおすすめです。

  • 楽天モバイルで3GB以上使っている
  • 無制限をもっと安く利用したい
  • 通信障害対策に2回線目を持ちたい

SPUの倍率を確保しつつよりお得、便利にスマホを使う一手としてデュアルSIMも検討してみてください。

海外で利用できなくなる

mineoは海外でデータ通信を利用できないことも、一部の楽天モバイルユーザーにとっては注目したいポイントです。

楽天モバイルでは世界66ヶ国と地域において、定額料金で月間2GBまでデータ通信ができるため、海外に行く機会の多い方は特に便利に感じるポイントでしょう。

仕事や旅行で海外に行く機会が多く、mineoへの乗り換えを検討中の人は、ポケットWiFiを別で契約するなど対策をとったほうがいいでしょう。

楽天モバイルからmineoへの乗り換えがおすすめの人

乗り換えがおすすめの人
乗り換えがおすすめの人
引用元:店舗でできること|mineo

mineoのメリットとデメリットの両方に目を通した上で、楽天モバイルからmineoへの乗り換えがおすすめの人の特徴を見ていきます。

楽天モバイルからmineoへの乗り換えがおすすめの人

※クリックすると該当箇所に移動します

楽天モバイルが繋がりにくいと感じている人

現在、楽天モバイルの通信が繋がりにくいと感じている人は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社から回線を選べるmineoへの乗り換えがおすすめです。

楽天モバイルでは全国の楽天回線エリア内で高速通信が可能ですが、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアと比較すると、通信エリアの狭さが目立ちます。

大手3キャリアの回線を利用しているmineoに乗り換えると、楽天モバイルが通信しにくい場所でも快適に通信を行える可能性が高いです。

毎月の料金を固定化したい人

mineoの料金プランは希望のデータ容量を選択し、事前に設定された月額料金を毎月支払う仕組みです。

一方、楽天モバイルの場合は、月額3,278円と料金の上限があるものの、あまりデータを使わない人はこの料金プランをもったいないと感じる可能性があります。

また、楽天モバイルは3GB〜20GBの間に料金設定がないため、10GB程度で収まっているユーザーからは「段階を増やしてほしい」という声も。

mineoなら4つのデータ容量から選ぶことができ、定額料金を月々支払うだけで管理が済むため、毎月の料金を固定化したい人におすすめです。

アプリを使わずお得に電話をしたい人

楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」から電話をかけることで、国内通話をかけ放題にできます。

しかし、アプリ以外の通話方法がないため、通常の音声通話に慣れている場合は手間を感じたり、アプリを経由すること自体を忘れてしまう可能性があります。

また、Rakuten Linkはデータ通信を利用し音声通話を行う仕組み上、通話品質が不安定になりやすい特徴があります。

その点mineoでは「かけ放題オプション」に加入すればアプリなしでもかけ放題にできるため、電話をする頻度が多く、安定した品質で音声通話を使いたいといった人におすすめです。

楽天モバイルが0円で使えなくなり、お得な他社を探している人

楽天モバイルは2022年7月1日以降、1GB以下に抑えれば0円で運用できるという、以前までのメリットが消えてしまいました。

現在提供中のRakuten最強プランは3GBまで月額1,078円と有料化されているため、0円で運用していた人の中には、お得な他社を検討中の人も多いでしょう。

mineoであればシングルタイプ1GBなら月額880円、マイそくなら250円〜で利用することが可能です。

楽天モバイルからお得な他社に乗り換えを検討している人は、柔軟なプラン利用のできるmineoの料金プランを検討してみてください。

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楽天モバイルからmineoに乗り換えるベストなタイミング

メリット・デメリットを踏まえmineoへ乗り換える際、できればベストなタイミングで手続きをしたいですよね。

楽天モバイルからmineoに乗り換えるタイミングは以下をおすすめします。

  • 楽天モバイルでの電波状況を改善したいと感じた時
  • 通話の頻度が減ってきた時
  • 月末

なくてはならないインフラともいえるスマートフォンの利用において、電波が繋がりにくいのは致命的です。

楽天モバイルエリア外で利用できるパートナー回線(au回線)も、楽天エリアの拡大に合わせて順次終了していますので、電波状況が悪いと感じるなら早めに乗り換えることをおすすめします。

また、現在提供されている楽天モバイルのプラン「Rakuten最強プランのメリットは、主に「Rakuten Link」での無料かけ放題と、他キャリアより安い3,278円で無制限利用できる点でしょう。

そのため、そもそも通話をかける頻度が減ってきた場合、楽天モバイルよりも便利に使える通信サービスを検討してもいいタイミングといえます。

なお、楽天モバイルの解約月の料金は日割りにならず、解約までに利用したデータ利用量に応じて精算されます。

一方mineoの初月料金は日割りになりますので、無駄のないよう月末20日前後から必要書類の準備やMNP予約番号の発行といった手続きを行いましょう。

楽天モバイルからmineoに乗り換える手順

乗り換える手順
乗り換える手順
引用元:店舗でできること|mineo

それでは実際に、楽天モバイルからmineoに乗り換える手順について確認していきます。

  1. 乗り換えに必要なものを用意する
  2. 楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
  3. mineoに申し込む
  4. SIMカードが届いたら回線切り替えをする
  5. APN設定・データ移行をする

※クリックすると該当箇所に移動します

手順1|乗り換えに必要なものを用意する

mineoに乗り換える際に必要なものを事前に用意しておけば、手続きをスムーズに進められます。

mineoへの乗り換えに必要なもの

  • 本人名義のクレジットカート
  • 本人確認書類
  • MNP予約番号
  • 連絡用メールアドレスと電話番号
  • mineoに対応しているスマホ

音声通話・SMSを利用する場合は、本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード)の提示が求められるので準備しておいてください。

また、利用中のスマホをそのままmineoでも使用する場合は、「動作確認済み端末検索」で対応状況を確認することも忘れないようにしましょう。

動作確認済み端末検索|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】

 楽天モバイルのSIMは返却は不要

mineoへの乗り換えに当たって、楽天モバイルの契約は解約となります。

その際使っていたSIMカードは返却不要ですので、各地域に合わせた分別で破棄しましょう。

楽天モバイル側で破棄を希望する場合は、SIMカードを普通郵便で以下住所へ送付してください。

〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係

※送料はお客様負担

なお、楽天モバイルの店舗でSIMカードの返却は受け付けていませんのでご注意ください。

手順2|楽天モバイルでMNP予約番号を取得する

電話番号そのままでmineoに乗り換えたい場合は、楽天モバイルで10桁のMNP予約番号を取得する必要があります。

楽天モバイルのMNP予約番号は「my 楽天モバイル」から即日発行が可能です。

2-1.「my 楽天モバイル」にログインし、各種手続きの「その他のお手続き」から「手続きへ進む」を選択してください。

「my 楽天モバイル」にログイン)
「my 楽天モバイル」にログイン
引用元:他社へのお乗り換え(MNP転出)について|楽天モバイル

2-2.次に「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択します。

他社へのお乗り換え
他社へのお乗り換え
引用元:他社へのお乗り換え(MNP転出)について|楽天モバイル

2-3.指示にしたがって必要事項を入力し、「MNP予約番号を発行する」を選択してください。

MNP予約番号を発行する
MNP予約番号を発行する
引用元:他社へのお乗り換え(MNP転出)について|楽天モバイル

2-4.MNP予約番号、有効期限、電話番号が表示され、「OK」ボタンを押したら手続きは完了です。

「OK」ボタンを押したら
「OK」ボタンを押したら
引用元:他社へのお乗り換え(MNP転出)について|楽天モバイル

MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めて15日間と定められています。

MNP予約番号の有効期限をすぎると再発行が必要になるため、mineoに乗り換える直前で発行するようにしましょう。

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手順3|mineoに申し込む

mineoに申し込む方法は、大きく分けて以下の2パターンがあります。

mineoの申込方法

  • 公式サイトから申し込む
  • 店舗(mineoショップ)で申し込む

今回は、お得な特典を受けられる可能性が高い公式サイトからの申込手順を解説していきます。

3-1.まずはmineoの公式サイトにアクセスして、右上の「お申し込み」を選択してください。

「お申し込み」
右上の「お申し込み」を選択
引用元:mineo

3-2.必要なものなどの確認ページが表示されることを確認しましょう。

確認
必要書類などの確認が入る
引用元:お申し込み|mineo

3-3.画面下にスクロールして「お申し込み手続きへ」を選択します。

「お申し込み手続きへ」
「お申し込み手続きへ」を選択
引用元:お申し込み|mineo

3-4.契約内容の選択画面に移るので、上から順番にチェックを入れていきましょう。

上から順番にチェック
希望に合わせ、上から順番にチェックを入れていく
引用元:お申し込み|mineo
次に進む
「次に進む」を選択
引用元:お申し込み|mineo

3-5.すべて選択し終えたら、「次に進む」を選択してください。

以降は画面の指示にしたがって、個人情報の入力を進めれば申し込み手続きは完了です。

SIMの到着は、申し込みから3〜4日程度です。

手順4|SIMカードが届いたら回線切り替えをする

届いたmineoのSIMカードを端末に挿入し、電源をオフにした状態で回線切り替えを行ってください。

回線切り替えはmineoのマイページから行うことが可能です。

4-1.mineoの「マイページ」にアクセスし、「eoID」を入力後に「次へ」を選択します。次に「eoIDパスワード」などを入力し、「ログイン」を選択してください。

eoIDでログイン
eoIDでログイン
引用元:MNP転入切替/回線切替/プラン変更(番号引き継ぎ)切替|mineo

4-2.「登録情報の変更・サポート」から「MNP転入切替/回線切替手続き」を選択しましょう。

「MNP転入切替/回線切替手続き」
「MNP転入切替/回線切替手続き」を選択
引用元:MNP転入切替/回線切替/プラン変更(番号引き継ぎ)切替|mineo

4-3.続いて、SIMカードの台紙に記載してある「ICCID/製造番号」の下4桁を入力後、「回線切替」を選択してください。 (eSIMを契約した場合は、「ICCID/製造番号」の入力は不要)

「ICCID/製造番号」
ICCID/製造番号を入力し「回線切替」を選択
引用元:MNP転入切替/回線切替/プラン変更(番号引き継ぎ)切替|mineo

4-4.ここまでの手順が終わると、登録したメールアドレス宛に「回線切替受付メール」が届きます。

メール受信後、auプラン「Aプラン」とドコモプラン「Dプラン」では約30分、ソフトバンクプラン「Sプラン」では約1時間で回線の切り替えが完了します。

回線切替が終わったら、端末の電源を入れて、テストコール「111」または「11112」に電話をかけるとガイダンスが流れ、切替手続きは完了です。

手順5|APN設定・データ移行をする

回線切替が終わったら、APN設定やデータ移行を済ませておきましょう。

APN設定・データ移行ともに、Android端末とiOS端末で異なる設定のため、注意が必要です。

APN設定方法

設定方法は公式サイトやオンラインチャットで聞くと、スタッフが丁寧に答えてくれます。

自分で設定したい人は、mineoのコミュニティサイト「マイネ王」で調べてみるのもいいでしょう。

なお、APN設定が完了すれば、楽天モバイルの契約が自動解約されるため、自分で手続きを行う必要はありませんよ。

まとめ

今回は楽天モバイルからmineoへの乗り換えを検討している人に向けて、メリットやデメリット、乗り換えがおすすめの人の特徴について解説してきました。

楽天モバイルからmineoへ乗り換えれば、料金が安くなったり、電波の繋がりやすさが改善するなど大変多くのメリットを感じられるでしょう。

また、アプリなしで通話をかけ放題できる点や、データ通信に関するサービスが豊富な点も魅力です。

ただし、国内通話が完全無料でなくなることや、楽天市場でのポイント還元率が下がることなどデメリットがいくつか存在することも事実です。

楽天モバイルからmineoへの乗り換えを検討中の人は、今回の記事を参考にして、自分が本当に乗り換えて満足できるのかを確かめてから申し込みを行ってください。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

プロフィール

スマホ・格安SIM、WiFi、光回線、通信、PCに関する総合情報メディア「モバレコ」の記事コンテンツの制作全般を監修しています。

「お客様一人一人に寄り添う、最高のサービス提供」のスローガンをベースに、分かりにくい格安SIM・スマホプランををより分かりやすくし毎日使うスマホ快適に使えるように、ユーザーひとりひとりの目線を持ってコンテンツ制作に日々取り組んでおります。

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