ドコモのデータ通信専用プラン「データプラス」はお得? スマホとタブレットの2台持ち検討者必見

ドコモ プラン

2019年6月からギガホ・ギガライトプランのスタートに伴い誕生した、「データプラス」。主回線契約のデータ通信量を2台目としてのスマホやタブレットでシェアできるデータ通信専用プランです。

2019年10月からは、定期契約・解約金も不要になりさらに使いやすくなりました。

この記事では「データプラス」を上手く活用して少しでもお得に複数台端末を運用して行く為にも、「データプラス」の概要から、あらかじめ覚えておくべき注意事項を解説していきます。

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ドコモ

「データプラス」とは?

「データプラス」とは?

「データプラス」とは、月額1,100円で主回線で契約しているデータ通信を、2台目のスマホやタブレットでもシェアして利用することができるサービス(データ通信専用プラン)です。

以前までの「2台目プラス」と呼ばれていたサービスと内容自体はまったく同じです。

しかし、2台目プラスは、データ専用プランを2台目用として契約し、それにシェアする為のサービス利用費が別途かかる内容であった為、諸々合わせても最安で2,500円程度を2台目の利用費として支払う必要がありました

データプラスに変更後は、主回線のデータシェアをキッカリ月額1,100円で可能にするという非常にシンプルな内容になり、且つ毎月30GB以上のデータ通信量を消費するかなりのヘビーユーザーでない限りはかなりお得度が増しました。

データプラスのイメージ表
データプラスのイメージ表

また、これまでの「シェアプラン」が2019年6月から新規受付を終了した為、「データプラス」の重要度はこれまで以上に高まっていくでしょう。

2台目としてスマホやタブレットの利用を検討している方は、データプラスでお得に利用することをおすすめします。

「データプラス」の注意事項

データプラスの注意事項は?
データプラスの注意事項は?

とは言ってもデータプラスにはあらかじめ覚えておくべき注意事項がいくつかあるので、順に解説します。 大きく分けて以下の3点について触れていきます。

データプラスの注意事項

・主契約1回線に対して1回線のみしか紐付けられない
・タブレットが実質無料になりえない
・「みんなドコモ割」にはカウントされない

主契約1回線に対して1回線のみしか紐付けられない

データプラスでは、主契約1回線に対して1回線のみしか紐付けられません

3台目以上をドコモで使いたい場合は、ギガホ・ギガライトで新規契約しなければいけません。

新規契約が金銭的に厳しいなら、溢れたデータ端末は格安SIMと契約させるといった対策を検討しましょう。

ギガホ・ギガライトプランについて詳しく知りたい方はこちら

タブレットが実質無料になりえない

著者も経験があるのですが、ドコモショップにて、機種変更時などによく、「今ならタブレットが追加契約で無料になります。」などという勧誘を受けたことはないでしょうか?

以前までは、タブレットを実質無料で購入することは実際に可能でした。その理由は、旧料金プランと新料金プランの違いにあります。

旧料金プラン時には、「月々サポート」があったことで、毎月の端末支払い金額と同等額の割引が適用になり、2年契約で相殺されて実質無料になり得たのです。プラン料金に端末代金を統合していたから「実質無料」が成り立っていた、ということにもなります。

逆に新料金プランは端末代金と別離にすることで、プラン料金を大幅に値引きし、端末代金は元値で支払うというそれぞれが全く別々の契約として確立することになりました。

■ 旧料金プランと新料金プランの違い

  旧料金プラン 新料金プラン
端末代金との関係 統合 別離
月額料金 高い 安い
端末代金 安い 高い

データプラスも同じく端末料金と別離のプランです。つまり、タブレットなどが実質無料にはなり得ません。これから新しくタブレットなどを購入する方は、最低でも定価で支払うことを前提に、データ端末を選びましょう。

「みんなドコモ割」にはカウントされない

みんなドコモ割は適用外
みんなドコモ割は適用外

データプラスで追加契約している分は、「みんなドコモ割」にカウントされません。主回線のみの「1回線」としてカウントされます。

■ みんなドコモ割のシミュレーション(夫婦の場合)

  自分
契約回線数 2回線
(内:データプラスで1回線)
1回線
カウント数 2回線
割引額 550円

データプラスでの対象回線はカウントされないので、合計2回線。その結果、割引額は「550円」になります。

データプラスは、データ専用プランなので、家族それぞれが電話番号を持ちたい場合や、みんなドコモ割を最大限活用したい場合には、ギガホ・ギガライトで契約することをおすすめします。

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既に機種代金の返済を終えている場合はお得!

返済が終わっているならお得!
返済が終わっているならお得!

メイン端末及び、2台目スマホやタブレットの返済を終えている場合、データプラスへの加入、ギガホ・ギガライトプランへ変更するとお得になります。

前述した通り、新料金プランやデータプラスは端末代金とは別離のプランで、プラン料金の月額は値下げされたものの、端末代金が重くのしかかることになりました。

つまり、端末代金を支払い終えていれば、 単純に旧料金プランからギガホ・ギガライトに変更することで料金は安くなります。

ただし、端末代金を支払い終えていない状態でのプラン変更は、「月々サポート」や「端末購入サポート」がその時点で適用外となるので、端末代金の返済によってむしろトータルの月額料金が変更前よりも高くなってしまうケースもあります。

これまでの注意事項を踏まえた上で、しっかりシュミレーションをしておきましょう。

まとめ:2台以上のデータ端末を利用する場合はしっかり吟味しよう

データプラスまとめ

・既に所有している2台目としてのタブレット・スマホの端末代金支払いが完済している場合は、ギガホ・ギガライト及びデータプラスの加入でお得に!
・3台運用者、端末代金の支払いが残っている場合はプラン変更によってトータルの月額料金が安くなるかどうか、しっかり料金シュミレーションが必要
・データプラスによる契約分は、みんなドコモ割の対象にカウントされない

データプラスは、データ端末を2台持ちたい方におすすめのプランです。月額1,100円でメイン端末の通信データ量をサブ端末でもシェアすることができます。

ビジネス用としてタブレットなどを格安で使いたい場合や、子ども用としてスマホを契約したい、というケースでも活用できます。

ただ、端末代金とは別離ということから、これまで存在していた端末割引は終了。今から新しくデータ端末を購入するなら、最低でも定価で支払う形になります。

さらに2台目までしか、データプラスとしての追加契約はできないので、今まで3台以上のデータをシェアしていた方は、プランの見直しを余儀なくされることも。その場合は、2台目をデータプラスに。残りは格安SIMで利用するのもおすすめです。

また、ドコモオンラインショップなら、「SIMのみ」の契約をすることができるので、新しく2台目を考えている人は端末を別に用意して、2台目をデータプラスにしてお得に使うことも可能です。

上手くデータプラスを活用して、お得に複数台持ち契約を運用していきましょう!

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

がねりん

がねりん

体張るライター

プロフィール

2016年からライターとして独立。現在は格安SIM関係を始め、ガジェット体験などを毎月発信しています。

たまに自分のサイトで体を張ったネタ記事も作成。1ヵ月間キャットフードだけで生活したり、自転車で400km以上旅するなど、ユーザーに楽しんでもらえる記事も執筆しています。

モバレコでは、ガイド系、比較、まとめなどを担当。読者が理解しやすいコンテンツを心がけています。

得意カテゴリー

WiFi・スマホ・格安SIM・ガジェット

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がねりん★ファンタスティック!
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