デュアルSIMの組み合わせ最強はコレだ!デュアルSIM運用の注意点も徹底解説

格安SIMの知名度アップと共に、SIMフリーのAndroidスマートフォンを中心として、2枚のSIMカードを自在に使い分けられる「デュアルSIM」に対応した端末が増えています。

2021年は大手3キャリアをはじめ、オンライン専用ブランドや楽天モバイルでもeSIM提供をスタートしたことで、iPhoneXS以降のiPhoneでもeSIMでデュアルSIM運用が可能になりました。

利用状況に応じて回線を切り替えることで、仕事用とプライベート用で使い分けたり、音声通話SIMと格安のデータ通信専用SIMを組み合わせて使うことができます。

選択肢が多くなることは嬉しい反面、「どんな組み合わせが自分に一番合っているのか分かりにくい」という声も多く寄せられます。

そこで今回は、デュアルSIMを使う上でのメリットや注意点、デュアルSIMを利用する上で最もお得な”最強”の組み合わせをご紹介します。

デュアルSIM 最強の組み合わせはコレだ!

※クリックすると解説までスクロールします。

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小川正人

監修者情報
小川正人(Ogawa Masato)

新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。スマホや格安SIM・ポケット型WiFi・光回線などの通信、モバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから、月間60万PVの通信サービスメディアサイト「XERA」を運営。一時期は通信の実態を経験するために、光回線を3社、スマホキャリア、格安SIMを12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
監修者について(マイベストプロ)

デュアルSIMって何?

デュアルSIM運用はmineoを軸にするとお得!
デュアルSIM運用はmineoを軸にするとお得!

そもそもデュアルSIMについてよく知らない!という方のために、デュアルSIMとはどんなものか、名前の似た「eSIM」とはどんなものか解説していきます。

デュアルSIMには4種類ある

デュアルSIMとは、その名の通り2枚のSIMカードを切り替えて使うスマホの運用方法のこと。

通常はスマホ1台につき1枚のSIMカードを挿して使いますが、デュアルSIMは1台に2枚のSIMカードを挿して2つの電話番号を切り替えて使い分けできます。

デュアルSIMは大きく分けて以下の4種類があり、それぞれ出来ることが異なります。

1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを指したときできること

デュアルSIMの種類 VoLTE対応 非アクティブの音声通話の着信 音声通話中のデータ通信
DSSS
(デュアルSIMシングルスタンバイ)
× × ×
DSDS
(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
× ×
DSDV
(デュアルSIMデュアルVoLTE)
×
DSDA
(デュアルSIMデュアルアクティブ)

最も理想的なのはDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)に対応した機種ですが、日本国内ではまだまだ普及していません。

1台のスマートフォンで複数の番号を管理したい人は、「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」または「DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)」に対応したスマホを選びましょう。

 DSSS(デュアルSIM・シングルスタンバイ)

DSSS(デュアルSIM・シングルスタンバイ)
2枚のSIMカードを切り替えて使う
DSSS(デュアルSIM・シングルスタンバイ)

出来ること

  • どちらか片方のSIMを有効にできる
  • 有効にしているSIMの電話番号のみ、音声通話の発着信とデータ通信が使用できる

出来ないこと

  • 有効になっていない片方のSIMでは、音声通話の発着信とデータ通信ができない

※手動で回線を切り替える必要がある

 DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)

DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)
2枚のSIMカードで着信ができる
DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)

出来ること

  • SIMの切替を行わなくても2枚のSIMで音声通話の着信ができる
  • 片方のSIMでデータ通信を行っている間に、もう片方のSIMで着信できる

出来ないこと

  • 片方のSIMで通話中のときは、もう片方のSIMでデータ通信ができない
  • 2つのSIMで同時に通話ができない

※4Gを使用できるのはどちらか一方のSIMのみで、もう片方は3Gになります。

 DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)

DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)
2枚のSIMカードで着信ができる
DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)

出来ること

  • SIMの切替を行わなくても2枚のSIMで音声通話の着信ができる
  • 片方のSIMでデータ通信を行っている間に、もう片方のSIMで着信できる

※DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)と異なり、両方のSIMが4G通信できる

出来ないこと

  • 片方のSIMで通話を行っている最中は、もう片方のSIMカードで通信できない
  • 2つのSIMで同時に通話ができない

 DSDA(デュアルSIM・デュアルアクティブ)

DSDA(デュアルSIM・デュアルアクティブ)
2枚のSIMカードで着信・データ通信が同時にできる
DSDA(デュアルSIM・デュアルアクティブ)

出来ること

1台のスマートフォンに2枚挿した場合、

  • SIMの切替不要で同時に通信・通話ができる
  • 片方のSIMで通話しながら、もう片方のSIMでデータ通信ができる

出来ないこと

  • 2つのSIMで同時通話ができない

デュアルSIMとeSIMの違いは?

端末本体に内蔵されたSIM「eSIM」とは?
端末本体に内蔵されたSIM「eSIM」とは?

ここでは、デュアルSIMと一緒に語られることの多い「eSIM」についてご紹介します。

eSIMとは「embedded SIM」の略で、次世代規格の埋め込み型のSIMカードのこと。

回線の解約情報などが書き込まれたSIMカードを挿入するのではなく、スマートフォン本体に埋め込まれたチップに後から情報を書き込んでいきます。

物理SIMとの違いは、契約者の情報などをネットワーク経由で書き換えできることにあります。

eSIMの解説画像
ドコモビジネス公式サイトより引用

今まではSIMカードを付け外しして回線を切り替えていたため、申込みをしてSIMカードの到着を待つ必要がありました。

しかしeSIMであれば、ネットワーク経由で「プロファイル」というデータをダウンロードすれば使い始められます。

物理SIMカードとeSIMの組み合わせでも使える

デュアルSIMはSIMカードとeSIMを組み合わせて使うことも可能です。

日本国内ではiPhone XS以降のiPhoneや、SIMフリーのAndroidスマートフォン(Google Pixelシリーズなど)で物理SIMとeSIMを利用できます。

eSIMは対応機種が限られているため、eSIMを使ってデュアルSIM運用する時は、お手持ちの端末がeSIMに対応しているか事前に確認しておきましょう。

モバレコライター厳選!おすすめのデュアルSIMの組み合わせはコレだ

モバレコTOP

こんにちは!モバレコ編集部です。当サイト「モバレコ」では、通信ジャンルに精通したライターが所属しています。

そこで今回は、ライター方におすすめのデュアルSIMの組み合わせについて解説を頂きました!デュアルSIMの組み合わせに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

とくめい厳選!おすすめのデュアルSIMの組み合わせ

モバレコロゴ

モバレコ編集部

とくめいさんは、モバレコライターとして60本以上の記事を執筆いただいています。
 
今回は、とくめいさんの考える最強のデュアルSIMの組み合わせをお伺いしました!

とくめい

とくめい

こんにちは!沖縄在住の(自称)かわいい鹿、とくめいです。
 
スマホやタブレットなどのモバイルガジェットをはじめ、格安SIMの料金や速度比較、初心者向けのハウツー記事などを執筆しています。
 
格安SIMを20枚以上契約しており、様々な利用用途から最適な料金プランを提案します。

とくめい

とくめい

それでは早速…私の考える最強のデュアルSIMの組み合わせは「mineo✕楽天モバイル」です!

mineo✕楽天モバイル

格安SIM mineo 楽天モバイル
プラン名 マイそくスタンダード
(最大1.5Mbps)
楽天最強プラン
月間データ通信量 無制限
(月曜~金曜の12時台は最大32kbps)
〜3GB
オプション 24時間データ使い放題
(必要に応じて)
Rakuten Link
国内通話24時間かけ放題
月額料金 990円 1,078円
オプション料金 198円 0円
合計金額 2,068円
24時間データ使い放題付き:2,266円

デュアルSIM運用でおすすめは、mineoと楽天モバイルです。

この組み合わせでは、mineoで最大1.5Mbpsで使い放題に加えて、楽天モバイルでデータ3GB+国内通話掛け放題が使えて税込2,068円になります。

データも音声通話も思う存分使いたい人におすすめです!

メイン回線におすすめのmineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリア対応の格安SIMです。

データ容量で選べる「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶ「マイそく」の2種類があり、使い方によって最適なプランは変わります。

今回は、マイそくの「スタンダードプラン(最大1.5Mbps)」を例に紹介します。

このプランは、最大1.5Mpbsでデータ使い放題です。月曜~金曜の12時台のみ最大32kbpsと超低速通信になります。

また、混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)および通信最適化が適用されます。

速度制限中は、サブ回線の楽天モバイルを使います。

楽天モバイルの「楽天最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が変動するプランです。

3GBまでは1,078円で利用可能で、専用通話アプリの「Rakuten Link」を使用すると、国内通話が24時間かけ放題になります。

大容量の通信が発生しそうなときは、mineoの「24時間データ使い放題(198円/回)」を利用できます。

毎日たくさん通信する人は楽天モバイルで通信したほうがお得ですが、特定の日のみ通信したいときは、mineoのオプションを利用したほうが安く抑えられます。

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とくめい
とくめい

しげ厳選!おすすめのデュアルSIMの組み合わせ

モバレコロゴ

モバレコ編集部

しげさんは通信系だけでなく、金融系(投資・保険)の豊富な知識も持っていらっしゃいます。
 
今回は、しげさんの考えるコスパの良いデュアルSIMの組み合わせをお伺いしました!

しげ

しげ

Webライター歴3年、通信系(格安SIM、光回線)を得意とする「しげ」が、おすすめのデュアルSIMを紹介します。
 
これまで、通信系ジャンルを100記事以上書かせていただき、格安SIMの種類や特徴など豊富な知識がございます。
 
また個人的にも、au→IIJ mio→楽天モバイル→ahamoの流れで乗り換えおり、格安SIMに関する経験も豊富です。

しげ

しげ

この知識と経験をもとに、LINEMO×楽天モバイルがおすすめな理由を解説するので、参考にしていただけると幸いです。

LINEMO×楽天モバイル

格安SIM メイン回線 サブ回線
LINEMO 楽天モバイル
プラン名 ミニプラン Raluten最強プラン
月間データ通信量 3GB 3GB
オプション なし なし
月額料金 990円 1,078円
オプション料金 なし なし
合計金額 2,068円

デュアルSIMにおすすめなのは、LINEMOと楽天モバイルの組み合わせです。

その理由は、コスパの良さにあります。楽天モバイルは3GB以下で1,078円、LINEMOは3GBで990円、なんと合計6GBが2,068円です。

さらに、通話料金が無料です。楽天モバイルの通話専用アプリ「Rakuten Link」を使うと、少し音質は悪いですが完全無料で電話ができます。

そして、メイン回線はLINEMO、サブ回線は楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルより、LINEMOの方が通信が安定しているからです。

LINEMOはソフトバンク回線を使っており安定性抜群ですが、楽天モバイルは現在エリアを拡大中で、安定しているとは言えません。

LINEMOのデータ容量がなくなり次第、楽天モバイルを使いましょう。

ただし、通話をする際は、必ず楽天モバイルから発信してください。楽天モバイルの通話専用アプリ「Rakuten Link」を使ったときだけ、通話料金が無料になります。

上記のことから、スマホ代を節約したい人や通話が多い人におすすめです。6GBで2,068円、通話かけ放題でスマホを使えます。

LINEMOはソフトバンク回線、楽天モバイルは楽天モバイル回線なので、災害時などの通信障害の対策にもなります。ぜひ、LINEMO×楽天モバイルのデュアルSIMを活用してください。

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しげ
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モバレコ編集部が選ぶ!デュアルSIMの最強な組み合わせ5選

デュアルSIM最強の組み合わせはコレだ!

デュアルSIMのことについて何となく理解できた後は、格安SIMを20社以上使ってきた筆者がおすすめするオススメのデュアルSIMの組み合わせについて紹介します。

デュアルSIM 最強組み合わせ

※クリックすると解説までスクロールします。

デュアルSIMの運用はmineoを軸にするとお得!

デュアルSIMの運用はmineoとの組み合わせがおすすめです!mineoはデュアルSIM運用をする上で以下のようなポイントがあります。

ポイント①ベースとなる料金プランが安い

mineoの料金プランには定額制のベースプラン「マイピタ」と、中速で使い放題の「マイそく」があります。

一般的な、月間データ容量が決まっている定額制「マイピタ」の料金は大手キャリアに比べ圧倒的に格安です。

ポイント②マイそく、パケット放題 Plusの利用で低価格・データ使い放題可能

月~金の12時台は最大32kbpsに速度を制限される代わりに、中速でデータ使い放題のプラン「マイそく」もデュアルSIM運用に最適。

昼F444間は自宅のWiFiを利用する方、スマホは文字ベースのSNSや音楽ストリーミングがメインの方はマイそくも視野に入れるといいでしょう。

ポイント③ただし格安SIMの通信品質である(昼・夕方は混雑しやすいなど)

ただし、通信品質・速度は比較的安定している格安SIMとはいえ、大手キャリアに比べて落ちるのは事実。

そこで、安定した通信を低価格で利用できる会社と併用することで、より使い方に幅を持たせることができます。

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 mineoの料金プラン詳細

mineoのトップ画像
mineo公式サイトより引用

おすすめポイント

  • トリプルキャリア対応
  • 1GB~20GBまでのわかりやすいプラン
  • データ容量をユーザー同士でシェアできる
  • 困ったことがあれば「マイネ王」で相談できる

キャンペーン

  • 月額料金6ヶ月間990円
  • パスケットオプション6ヶ月間無料
  • 通常プラン
  • 中速無制限プラン
プラン:マイピタ 月間データ通信量 月額料金
データ通信のみ 1GB 880円
5GB 1,265円
10GB 1,705円
20GB 1,925円
お試し200MBコース※1 330円
音声通話+データ通信 1GB 1,298円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
お試し200MBコース※1 1,100円

※1.利用期間(最大2か月)満了後は自動的に1GBコースに移行

プラン:マイそく 月~金の12時台の通信速度 月額料金
データ通信のみ スーパーライト:最大32kbps 250円
・データ通信のみ
・音声通話+データ通信 ※2
ライト:最大300kbps 660円
スタンダード:最大1.5Mbps 990円
プレミアム:最大3Mbps 2,200円
24時間データ使い放題 330円 / 回

※2.どちらのSIMでも同じ料金

月~金の12時台の通信速度を制限する代わりに、データ通信量が無制限。
スーパーライトは新規申し込み時のみ申込可能(他のコースからのコース変更は不可)。

初期費用 契約事務手数料 3,300円
SIMカード発行料 440円
通話料金 通常 22円 / 30秒
mineoでんわアプリ 10円 / 30秒
契約期間 なし
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード
口座振替
データチャージオプション
5G対応
eSIM対応

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mineo × 楽天モバイル

楽天モバイル

デュアルSIM運用にまずおすすめしたいのが、mineo × 楽天モバイルです。

現在提供中の「楽天最強プラン」は、データ通信量によって料金が3段階に分かれています。データ通信量が少ない月は自動的に安くなるので、デュアルSIMにおすすめです。

また、楽天モバイルは「Rakuten Link」という通話アプリが利用できます。アプリ経由で通話することで、料金は無料(かけ放題)です。

格安SIM・キャリアともに、無制限かけ放題は1,200円以上するのが相場ですので、オプションを付けるよりも楽天モバイルで運用する方が安く抑えられるという内容です。

デュアルSIMの組み合わせ!料金シミュレーション(例)

合計 mineo 楽天モバイル
プラン名 マイそく スタンダード 楽天最強プラン
データ容量 無制限+3GB 最大1.5Mbpsで月間データ容量無制限※4 3GB
月額料金 2,376円 990円 1,078円
通話料金(通常) 22円 / 30秒 22円 / 30秒 22円 / 30秒
通話料金(アプリ) 最安0円 10円 / 30秒 かけ放題
契約期間 / 違約金 なし なし なし

※4.月曜~金曜の12時台は最大32kbpsとなります。音声通話は制限時間中も問題なく利用できます。

mineo公式サイト

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 楽天モバイルの料金詳細

おすすめポイント

  • データ容量が無制限のプランがある
  • 楽天ポイントが貯まる
  • データ使用量の変動に対応できる

キャンペーン

  • 他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント
  • 初めて申し込み+他社から乗り換え+端末購入で最大12,000ポイント還元
  • iPhoneセット購入で最大24,000pt還元キャンペーン
  • Android端末セット購入で最大19,000円相当お得
 月間データ通信量 月額料金
~3GB 1,078円
3~20GB 2,178円
20GB~無制限 3,278円
 初期費用 契約事務手数料 なし
SIMカード発行手数料 なし
通話料金 通常 22円 / 30秒
Rakuten Linkアプリ 無料(かけ放題)
契約期間 なし
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード
デビットカード
口座振替
楽天ポイント
データチャージオプション 1GB/550円
5G対応
eSIM対応

参考:楽天モバイル公式サイト

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mineo × povo 2.0

povo

デュアルSIM片方の運用費を0円で抑える運用をしたい方には、「mineo × povo 2.0」がおすすめです。

povo2.0は、基本料金が0円のトッピングを中心としたプラン。月単位でデータ容量が決まるのではなく、必要な量だけ都度チャージしていく仕組みです。

最小のトッピングのみ追加した状態だと、7日間1GBのデータ容量を月額390円で利用できます。

通信速度は、au回線と遜色がなく他社の格安SIMより通信品質が良い特徴があります。

デュアルSIMの組み合わせ!料金シミュレーション(例)

合計 mineo povo 2.0
プラン名 マイそく スタンダード データ追加1GB(7日間)
データ容量 無制限+1GB 最大1.5Mbpsで月間データ容量無制限※4 1GB
月額料金 1,655円 990円 390円
通話料金(通常) 22円 / 30秒 22円 / 30秒 22円 / 30秒
通話料金(アプリ) 10円 / 30秒 10円 / 30秒 22円 / 30秒
契約期間 / 違約金 なし なし なし

※4. 月曜~金曜の12時台は最大32kbpsとなります。音声通話は制限時間中も問題なく利用できます。

eSIMにも対応しているので、povo2.0をメインにしてmineoをサブ回線として利用するパターンもオススメです。

トッピングを付けなければずっと0円で使えるわけではなく、180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがある点にはご注意ください。

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 povo 2.0の料金詳細

おすすめポイント

  • 最安0円で運用可能(最大180日)
  • au回線で通信品質が良い

キャンペーン

  • 新規申込でデータボーナス321GB(3日間)プレゼント

(抜粋)データトッピング

データ容量 利用可能期間 料金 / 回
使い放題※5 24時間 330円
1GB 7日間 390円
3GB 30日間 990円
20GB 30日間 2,700円
60GB 90日間 6,490円
150GB 180日間 12,980円

※5.ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。

初期費用 契約事務手数料 なし
SIMカード発行手数料 なし
通話料金 通常 22円 / 30秒
契約期間 なし
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード
5G対応
eSIM対応

参考:povo2.0料金プラン詳細|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0

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mineo × ワイモバイル

ワイモバイル

ワイモバイルには家族割やおうち割 光セットといった割引サービスが充実しており、デュアルSIM運用での料金節約に加え、割引の恩恵も受けることが可能。

また、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは通信品質が良く、mineoの通信品質面をカバーできるのもポイントです。

PayPayとの親和性も高いので、スマホ代の節約+αのメリットもありますよ。

デュアルSIMの組み合わせ!料金シミュレーション(例)

合計 mineo ワイモバイル
プラン名 マイそく スタンダード シンプル2 S
データ容量 無制限+3GB 最大1.5Mbpsで月間データ容量無制限※4 4GB
月額料金 2,346円 990円 1,048円※6
通話料金(通常) 22円 / 30秒 22円 / 30秒 22円 / 30秒
通話料金(アプリ) 10円 / 30秒 10円 / 30秒 22円 / 30秒
契約期間 / 違約金 なし なし なし

※4.月曜~金曜の12時台は最大32kbpsとなります。音声通話は制限時間中も問題なく利用できます。

mineo公式サイト

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ワイモバイル公式サイト

おトクなラインナップ
対象機種一括1円〜

 ワイモバイルの料金詳細

おすすめポイント

  • 店舗で対面サポートを受けられる
  • 2人以上なら家族割を利用できる
  • 申し込み不要&無料でテザリングが使える

キャンペーン

 

  • なし

 

プラン データ通信量 月額料金
シンプル2 S 4GB 2,365円
シンプル2 M 20GB 4,015円
シンプル2 L 30GB 5,115円
初期費用 契約事務手数料 3,850円
SIMカード発行手数料 なし
通話料金 通常 22円 / 30秒
契約期間 なし
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード
口座振替
5G対応
eSIM対応

参考:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで

おトクなラインナップ
対象機種一括1円〜

povo 2.0 × IIJmio

IIJ mio

mineoとの組み合わせ以外でおすすめなのが、IIJmio × povo 2.0です。

IIJmioはドコモ回線・au回線の2つに対応しているため、通信障害に備えたい方はIIJmioのタイプDを選びましょう。

デュアルSIMの組み合わせ!料金シミュレーション(例)

合計 povo 2.0 IIJmio
プラン名 データ追加1GB(7日間) ギガプランeSIM
データ容量 3GB 1GB 2GB
月額料金 830円 390円 440円
通話料金(通常) 22円 / 30秒 22円 / 30秒 11円 / 30秒
通話料金(アプリ) 11円 / 30秒 22円 / 30秒 11円 / 30秒
契約期間 / 違約金 なし なし 利用開始日の翌月末日まで / なし

また、IIJmioはeSIM専用プランが2GB/440円と業界最安といっても過言ではない格安料金なのも特徴。

通信障害対策、かつ料金を抑える意味でタイプDかつeSIMプランを、povo2.0と組み合わせるのがおすすめです。

ただ、IIJmioのeSIMプランは現状データ専用なので、電話番号を2つ持ちたい方は2GB/850円の音声SIMを選んでください。

また、povo2.0は先述の通り180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがある点には注意しましょう。

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 IIJmioの料金詳細

おすすめポイント

  • セット端末が豊富かつ安い
  • 通常の通話料金が他社格安SIMより半額で安い
  • データシェア対応

キャンペーン

 

  • 他社から乗り換え(MNP)でスマホ料金110円~
データ通信量 通話+データ通信 データ通信※7
2ギガ 850円 440円
5ギガ 990円 660円
10ギガ 1,500円 1,100円
15ギガ 1,800円 1,430円
20ギガ 2,000円 1,650円
30ギガ 2,700円 2,340円
40ギガ 3,300円 2,940円
50ギガ 3,900円 3,540円

※7.データタイプD(ドコモ通信網)のみ

初期費用 契約事務手数料 3,300円
SIMカード発行手数料 最大447円
通話料金 通常 11円 / 30秒
契約期間 なし
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード
5G対応
eSIM対応

参考:料金表 | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

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IIJmio✕y.umobile

デュアルSIM メイン回線 サブ回線
格安SIM IIJmio y.u mobile
プラン名 音声プラン シングルプラン
加入オプション 10分かけ放題
データ通信量 20GB 5GB
月額料金 2,000円 1,070円+550円
月額料金(総額) 3,620円

IIJmioのおすすめポイント

IIJmioは、月額料金の安さでおすすめの格安SIMです。

おすすめは20GBの中容量プランですが、2GBから50GBまで幅広いプランを展開しています。

ご自身のスタイルに合わせて選ぶことができ、申し込み後もアプリから簡単にプラン変更できるのもメリットです(反映は翌月1日)。

また、IIJmioは専用アプリを使わなくても11円 / 30秒で通話が可能です。2つの電話番号を使い分けたい方でも安心できます。

メイン回線としては、ぴったりの格安SIMと言えます。

y.u mobileのおすすめポイント

y.u mobileは、IIJmioのサブ回線としておすすめの格安SIMです。

y.u mobileは、使わなかったギガを繰り越すことができるので、持っているギガをムダなく消費できます。

繰り越しには有効期限がなく、100GBまでストック可能です。

また、1回10分間のかけ放題が月額550円と安め。通話専用SIMとしてもおすすめです。

さらにy.u mobileはユーザー負担なし(0円)で、端末の修理費⽤保険が自動付帯しています。

補償金額は年間最大30,000円(非課税)まで、お持ちの端末・新品でも中古でも対象です。突然の故障や画面割れが起きても高額支払いの心配がありません。

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デュアルSIMの最強組み合わせ!ドコモ × ○○ 編

ドコモ

格安SIMやサブキャリアの認知度が上がってきたとはいえ、通信品質の安定した大手キャリアを使っている方も多いでしょう。

そこで、ここではドコモをメイン回線に据えた場合の最強組み合わせを解説します。

※ドコモのプラン料金は割引適用前で試算

ドコモ × mineo

★無制限で使いたい人向け

  • ギガライト(~1GB) × シングルタイプ1GB&パケット放題 Plus…4,730円
  • ギガライト(~1GB) × マイそく(スタンダード)…4,455円

mineoは、通信障害対策ならAプラン、Sプランがおすすめ(料金共通)

ドコモ × povo 2.0

★とにかく料金を安く抑えたい人向け

ギガライト(~1GB) × povo 2.0…3,465円

※povoは必要に応じてトッピング

ドコモ × IIJmio

★とにかく料金を安く抑えたい人向け

ギガライト(~1GB) × SMS付きSIM(2GB)…4,290円

通信障害対策ならタイプAがおすすめ(料金共通)

ドコモ × ○○ 編のデュアルSIMの組み合わせポイント

ドコモとの組み合わせならmineoかpovo2.0がおすすめです。

mineoとの組み合わせは、高品質なドコモを通話用として最低限確保しつつ、普段のデータ通信はmineoで行うイメージになります。

「マイそく」を選択する場合は昼間の通信をドコモで行う必要があるので、ギガライトが1GBで収まらない可能性もあります。

povoとの組み合わせは、通話用にドコモを契約しつつ、povoは必要に応じてトッピングするという費用を最低限に抑えたい人におすすめの運用です。

ただ、ギガライトとの組み合わせは普段WiFiや固定回線などを利用でき、スマホでのデータ通信をあまりしない人向けとなります。

ある程度スマホで通信を利用するのであれば、ギガライトを7GBまで使う想定とするか、ギガホプレミアとの組み合わせの方が安定するでしょう。

IIJmioに関しては通信障害対策の場合、最安のeSIMプランがタイプDでしか使えないのでおすすめ度としては下がります。

通信障害にも備えた運用を考えるなら、mineoかpovoがおすすめです

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※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは対象外

デュアルSIMの最強組み合わせ!au × ○○ 編

au

auをメイン回線に据えた場合の最強組み合わせを解説します。

※auのプラン料金は割引適用前で試算

au × mineo

★無制限で使いたい人向け

  • ピタットプラン(~1GB) × シングルタイプ1GB&パケット放題 Plus…4,730円
  • ピタットプラン(~1GB) × マイそく(スタンダード)…4,455円

mineoは通信障害対策ならDプラン、Sプランがおすすめ(料金共通)

au × IIJmio

★とにかく料金を安く抑えたい人向け

ピタットプラン(~1GB) × eSIM(2GB)…3,905円

IIJmioは通信障害対策ならタイプDがおすすめ!

※eSIMはタイプDのみ対応

au × ○○ 編のデュアルSIMの組み合わせポイント

auとの組み合わせならmineoかIIJmioがおすすめです。

mineoとの組み合わせはドコモ同様、高品質なauを通話用として最低限確保しつつ、普段のデータ通信はmineoで行う想定になります。

「マイそく」を選択する場合は昼間の通信をauで行う必要があるので、ピタットプランを最低でも4GBまで使うことになるかもしれません。

IIJmioとの組み合わせはドコモとは違い、通信障害を想定した上でタイプDのeSIMを選択できるので、3,905円~で利用できるのがポイント。

価格面を考えるとpovo 2.0との組み合わせも魅力的ですが、通信障害の事を考えるとmineoかIIJmioの方がおすすめです。

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IIJmio

人気スマホが110円〜!

デュアルSIMの最強組み合わせ!ソフトバンク × ○○ 編

softbank

ソフトバンクをメイン回線に据えた場合の最強組み合わせも解説していきます。

※ソフトバンクのプラン料金は割引適用前で試算

ソフトバンク × mineo

★無制限で使いたい人向け

  • ミニフィットプラン+(~1GB) × シングルタイプ1GB&パケット放題 Plus…4,543円
  • ミニフィットプラン+(~1GB) × マイそく(スタンダード)…4,268円

mineoで通信障害対策ならAプラン、Dプランがおすすめ(料金共通)

ソフトバンク × povo 2.0

★とにかく料金を安く抑えたい人向け

ミニフィットプラン+(~1GB) × povo 2.0…3,278円

※povoは必要に応じてトッピング

ソフトバンク × IIJmio

★とにかく料金を安く抑えたい人向け

ミニフィットプラン+(~1GB) × eSIM(2GB)…円

通信障害対策ならタイプDがおすすめ

※eSIMはタイプDのみ対応

ソフトバンクとの組み合わせならmineo、povo 2.0、IIJmioがおすすめです。

mineoとの組み合わせはドコモ同様、高品質なauを通話用として最低限確保しつつ、普段のデータ通信はmineoで行う想定になります。

「マイそく」を選択する場合は昼間の通信をソフトバンクで行う必要があるので、ミニフィットプラン+を3GB以上使うことになるかもしれません。

povoはミニフィットプラン+と組み合わせる場合、普段WiFiや固定回線などを利用でき、スマホでのデータ通信をあまりしない費用を最低限に抑えたい人におすすめの運用です。

ある程度スマホで通信を利用するのであれば、「新みんな家族割」も適用できるメリハリ無制限との組み合わせの方が安定するでしょう。

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パターン別に見たデュアルSIMの組み合わせ候補

パターン別に見たデュアルSIMの組み合わせ候補

デュアルSIMの運用で重要なのは、使用するデータ容量に応じて最適な回線を選ぶことです。ここでは、データ容量別に最安の組み合わせをご紹介します。

かけ放題が必須なら

デュアルSIM運用にあたって「通話かけ放題がほしい!」という方におすすめの組み合わせをご紹介します。

短い通話の回数が多い方は、普段の通話時間に合わせて1回5分、1回10分のかけ放題のある通信事業者から選びましょう。

本記事でおすすめしているmineoとの組み合わせでは、短い通話の回数が多い方には「mineo × povo2.0」や「mineo × ahamo」がおすすめ。

かけ放題のある格安 では550円前後で10分かけ放題を提供している所が多く、1回あたりキャリアより長く無料通話ができ、キャリアより安い料金でオプションに加入できます。

無制限かけ放題がほしい方には「mineo × 楽天モバイル」がおすすめです。

■かけ放題がある通信事業者

格安SIM・キャリア オプション名 料金
ドコモ 5分通話無料オプション 1,870円
かけ放題オプション 770円
au 通話定額ライト 770円
通話定額 1,870円
ソフトバンク 準定額オプション+ 880円
定額オプション+ 1,980円
楽天モバイル 10分(標準)通話かけ放題 1,100円
Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 無料
ahamo 1回5分まで 無料
かけ放題オプション 1,100円
povo 5分かけ放題 550円
無制限かけ放題 1,650円
linemo 通話準定額 550円
通話定額 1,650円
ワイモバイル 10分かけ放題 770円
無制限かけ放題 1,870円
UQモバイル 通話パック(60分/月) 550円
かけ放題(10分/回) 880円
かけ放題(24時間いつでも) 1,980円
mineo 10分かけ放題 550円
無制限かけ放題 1,210円
10分通話パック 110円
IIJmio みおふぉんダイアル通話定額5分+ 500円
みおふぉんダイアル通話定額10分+ 637円
みおふぉんダイアルかけ放題+ 1,273円
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デュアルSIMで無制限通信をしたいなら

デュアルSIM運用にあたって「無制限で使いたい!」という方におすすめの組み合わせをご紹介します。

高速通信が無制限になるプランはキャリアがメインですが、通信費は高めの設定になってしまいます。

スマホ代の節約を目的にデュアルSIM運用を考える場合は、キャリアの格安プランをはじめとした格安SIMがおすすめです。

格安SIMの無制限は最大1Mbpsといった中速での利用が可能。

1Mbpsという速度はSNSや動画視聴もできる速度なので、スマホの利用用途に合わせて選んでみてください。

高速通信の無制限がいい方には「mineo × 楽天モバイル」「mineo × povo2.0」、中速でも安くしたい方には「mineo × ワイモバイル」、「mineo × ahamo」、「mineo × UQモバイル」などがおすすめです。

■無制限で使える通信事業者

格安SIM・キャリア プラン名 月額料金
ドコモ eximo 7,315円
au 使い放題MAX 5G/4G 7,238円
ソフトバンク メリハリ無制限+ 7,425円
楽天モバイル 楽天最強プラン 3,168円
ahamo ahamo 2,970円 / 20GB★
povo データ使い放題(24時間) 330円/回
linemo スマホプラン 2,728円 / 20GB★
ワイモバイル シンプル2 S 1,078円 / 4GB★
シンプル2 M 2,178円 / 20GB★
シンプル2 L 3,278円 / 30GB★
UQモバイル トクトクプラン 3,465円 / 15GB
コミコミプラン 3,278円 / 20GB
mineo パケット放題 Plusオプション 385円
マイそくスタンダード 990円
マイそくプレミアム 2,200円
マイそく 24時間データ使い放題 330円 / 回
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デュアルSIMを利用するメリット

デュアルSIMを利用するメリット

続いては、デュアルSIMを利用するメリットについて解説していきます。自分の用途に合うかどうか確認しながらチェックしてみてください。

デュアルSIMを利用するメリット
  • スマホ料金の節約に繋がる
  • 仕事用と個人用を1台で管理できる
  • 通信障害の影響を受けずらくなる

メリット1:スマホ料金の節約に繋がる

デュアルSIMで運用することで、料金の安いデータ通信専用SIMと、通話定額に対応した音声通話SIMを組み合わせて激安で大容量のプランを実現できます

例として、格安SIMのIIJmio(データeSIM 2GB)と楽天モバイル(Rakuten Link使用)のデュアルSIM運用の場合と、ahamo(20GB)、ドコモ(ギガホプレミア)での料金をシュミレーションしてみました。

デュアルSIM(IIJmio×楽天モバイル)・ahamo・ドコモの料金比較

  • デュアルSIM
  • ahamo
  • ドコモ
最安の月額料金(内訳) IIJmio:440円
楽天モバイル:1,078円(3GB未満)
最安の月額料金(合計) 1,518円
年間の維持費 18,216円
月間データ容量 5GB
通話料金 30秒 / 22円
通話かけ放題料金 Rakuten Link使用で国内通話0円
違約金・契約期間 なし
プラン ahamo
月額料金 2,970円
年間の維持費 35,640円
IIJmio×楽天モバイルとの差額 17,424円
月間データ容量 20GB
通話料金 5分以内の国内通話0円
5分超過後は30秒/22円
通話かけ放題料金 かけ放題オプション:月額1,100円
違約金・契約期間 なし
プラン eximo
月額料金 7,315円
年間の維持費 87,780円
IIJmio×楽天モバイルとの差額 69,564円
月間データ容量 無制限
通話料金 30秒 / 22円
通話かけ放題料金 5分通話無料オプション:月額770円
かけ放題オプション:月額1,870円
違約金・契約期間 なし

ドコモはデータ容量60GBと多い代わりに月額料金は高くなっており、通話料は30秒につき税込22円が発生します。

通話定額は「5分通話無料オプション(月額770円)」と時間無制限の「かけ放題オプション(月額1,870円)」の2種類から選べます。

ahamoは5分通話定額と20GBのデータ容量がセットのプラン。5分以上の通話は30秒につき税込22円が発生します。

時間無制限で通話するには「かけ放題オプション(月額1,100円)」への加入が必要です。

IIJmioと楽天モバイルのデュアルSIM運用は、データ容量は5GB使えて月額1,518円。

音声通話は楽天モバイルの「Rakuten Link」を使用すれば、国内通話料が24時間どれだけ話しても0円になります。

データ通信専用SIMと楽天モバイルのRakuten Linkを組み合わせることで、音声通話SIMを1枚で運用するよりも月額料金を安く抑えられます。

メリット2:仕事用と個人用を1台で管理できる

今までは仕事用と個人用の電話番号が分かれている場合、それぞれ端末を用意して、連絡相手に合わせて使い分ける必要がありました。

デュアルSIMの対応スマホがあれば、2つの回線を1台で管理することができるので、1台のスマホにまとめたい方や料金を安くしたい方におすすめです。

1台のスマホで回線を使い分ける場合は、同時待ち受けが使える「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」や「DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)」に対応したスマホが適しています。

メリット3:通信障害の影響を受けづらくなる

今ではスマホを使って通信することは、電気・水道・ガスなどのライフラインと同じくらい重要なものになっています。

当たり前のように使っている回線でも、キャリアの通信障害やエリアの縮小によって使えなくなるケースも出てきます。

このような通信トラブルが発生した時のために、楽天モバイルやドコモなど別キャリアの回線をデュアルSIMで運用することで回避できます

片方が使えなくなったとしても、もう片方のSIMで通信して連絡を取ることができます。

デュアルSIMを利用するデメリット

デュアルSIMを利用するデメリット

デュアルSIMを利用するときは、以下のポイントに注意することが大切です。

デュアルSIMを利用する際の注意点
  • デュアルSIMに対応したスマホが必須
  • 動作保証外になる可能性がある
  • 契約先が2つになるため手続きが手間

注意点1:デュアルSIMに対応したスマホが必須

2つの回線をデュアルSIMで運用するには、デュアルSIMに対応したスマホが必須です。

古い機種やエントリーモデルのなど価格の安いAndroidスマホは、SIMが1枚しか挿さらない「シングルSIM」であることが多く、非対応機種の場合は買い替えが必要になります。

iPhoneであれば、2018年以降の機種(iPhone XS以降)に対応しているため、キャリア版を購入していても問題なく使用できます。

注意点2:動作保証外になる可能性がある

対応端末に載っている機種でも、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)、DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)などの同時待ち受けでの使用は「動作確認保証外」になる事業者は多いです。

動作確認保証外で使えなくなることは稀ですが、もし使えなくなったとしても自己責任になってしまうことを頭に入れておきましょう。

注意点3:契約先が2つになるため手続きが手間

スマホをデュアルSIMで使う場合、2回線の契約や番号管理が面倒に感じるかもしれません。

回線の申し込みについては、最近はネットで完結する会社も増えてきているので、やり方さえ分かればそれほど難しくありません。

デュアルSIMで運用するには、今どの回線が有効になっているのか確かめて使わないといけません。

想定外の通話料や通信で料金が高くなるケースもあります。

ネットでの手続きやスマホの契約に苦手意識がある人には、デュアルSIMではなくシングルSIMでの運用が楽だと思います。

デュアルSIMを使う際の疑問点

デュアルSIMを使う際の疑問点

最後に、デュアルSIMを使う際のよくある疑問点について回答します。

デュアルSIMをiPhoneで使う方法は?

A.物理SIMとeSMを1回線ずつ使用することでデュアルSIMとして利用可能です。

iPhoneでは、2018年以降の機種(iPhone XS以降)でデュアルSIMに対応しています。日本版のiPhoneは物理SIMとeSMを1回線ずつ使用することでデュアルSIMとして使えます

eSIMの設定方法(QR コードをスキャンする場合)

  1. カメラ App を開いて QR コードをスキャンします。
  2. 「モバイル通信プランが検出されました」という通知が表示されたら、その通知をタップします。
  3. 画面の下部の「続ける」をタップします。
  4. 「モバイル通信プランを追加」をタップします。

引用:Apple | iPhone の eSIM について

2つ目のプランをアクティベートしたら、プランにラベルを付けておきましょう。ラベルを付けることで、電話の発着信、メッセージの送受信する時に使う電話番号を選ぶ時に分かりやすくなります。

詳しい設定手順については、契約した通信事業者(格安SIMなど)のサイトやApple公式サイト「eSIMでデュアルSIMを活用する」をご確認ください。

デュアルSIMではLINEアカウントを2つ持てる?

A.持てますが、ツインアプリ機能に対応した端末が必要です。

スマホ1台で複数のLINEアカウントを利用する場合、ツインアプリ機能に対応した端末が必要です。

ツインアプリとは、1つのアプリを複製してそれぞれ独立したアプリとして使える機能です。

海外製のAndroidスマホでは、標準で搭載されていることもあります。2021年12月現在、iPhoneにツインアプリ機能はありません。

デュアルSIMに対応していても、ツインアプリに対応していなければ、どちらか1つのアカウントでしかログインできません。

まとめ

デュアルSIMの概要やメリットと注意点、オススメの組み合わせについてご紹介しました。

一見すると難しそうに思えるデュアルSIMですが、うまく使いこなせたらシングルSIMで運用するよりもお得にスマホを活用できるメリットがあります。

用途に合わせて回線やプランを切り替えたいという方は、デュアルSIM対応のスマートフォンを選ぶのがオススメです。

お手持ちの端末がデュアルSIMに対応していれば、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

とくめい

とくめい

(自称)格安SIMアドバイザー・LCCトラベラー

プロフィール

沖縄在住の(自称)かわいい鹿。スマホやタブレットなどのモバイルガジェットをはじめ、格安SIMの料金や速度比較、初心者向けのハウツー記事などを執筆しています。格安SIMを20枚以上契約しており、様々な利用用途から最適な料金プランを提案します。

LCCや高速バスを使って安く・お得に全国各地へ旅をするのが趣味。個人ブログ「Creator Clip」や、モバレコ以外の外部メディアには旅行やお出かけ情報に関する記事も書いています。

得意カテゴリー

スマホレビュー・格安SIM・初心者向け記事など

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  • 沖縄ローカル番組「こきざみプラス」にゲスト出演(2016/12/04)

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