iPhoneで格安SIMを使う方法、乗り換え手順や設定まで解説!

書いた人: とくめい

カテゴリ: ガイド, 格安SIM

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
iPhoneで格安SIMを使う方法、乗り換え手順や設定まで解説!

格安SIM(MVNO)で携帯料金が安くなると巷で話題になっていますが、「私もそろそろ格安SIMを使ってみたい」という相談を受けることが増えてきました。

そこで今回はiPhoneで格安SIMを使う場合にどのような手順をとるのか、その流れや設定方法などを3ステップで解説します。
もちろん、現在ドコモやauやソフトバンクなどの大手通信キャリアのiPhoneを使っている方も格安SIMへ移行することが出来ます!

そもそも格安SIMって?という方は基本情報をチェック:

格安SIMとは?初心者でも分かりやすく使い方を徹底解説!

目次:

STEP1:どのキャリアのiPhoneが格安SIMを使える?

格安SIMをiPhoneで使うにあたって大事なのが、キャリアとの相性です。
実はiPhoneであれば無条件で格安SIMが使えるかというとそうではなくて、iPhoneがドコモのものなのか、auなのかソフトバンクなのか、それによって利用できる条件が異なってきます。

今持っているiPhoneは格安SIMに対応しているのでしょうか?キャリア別にまとめてました。

ドコモのiPhoneの場合

ドコモ版のiPhoneは、これまでに販売されたiPhone 5s / 5c / 6 / 6s / 6 Plus / 6s Plusの全てに対応しています。普及している格安SIMの大半はドコモの電波を利用したタイプなので、SIMカードを契約して後述するAPN設定をしたらすぐに使えます。

ドコモ版iPhoneの格安SIMとの相性(2016年2月時点)
機種名 iOSバージョン 音声通話 データ通信
iPhone 6s iOS9.2.1
iPhone 6s Plus iOS9.2.1
iPhone 6 iOS9.2.1
iPhone 6 Plus iOS9.2.1
iPhone 5s iOS9.2.1
iPhone 5c iOS9.2.1

auのiPhoneの場合

au版のiPhoneは、iOSバージョン8以降のiPhone 5s / 5cに対応していません。iPhone 5s / 5cで利用を考えている方は事前にiOSのバージョンを確認して下さい。

その他のiPhoneについては音声通話およびデータ通信に対応していますが、テザリングとSMSの送受信はできません。

au版iPhoneの格安SIMとの相性(2016年2月時点)
機種名 iOSバージョン 音声通話 データ通信
iPhone 6s iOS9.2.1
iPhone 6s Plus iOS9.2.1
iPhone 6 iOS9.2.1
iPhone 6 Plus iOS9.2.1
iPhone 5s iOS9.2.1 ×
iOS7.1.2
iPhone 5c iOS9.2.1 ×
iOS7.1.2

※テザリングの利用及びSMSの送受信は不可

ドコモ版と比べて使える機能が制限されていたり接続できない組み合わせがあるため、「どうしてもau版で使いたい!」という人以外にはオススメできません。

ソフトバンクのiPhoneの場合

現段階ではソフトバンクの電波を使用した格安SIMが販売されていないため、ソフトバンクのiPhoneでは格安SIMを利用できません。

ただし、iPhone6s / 6s PlusであればSIMロック解除が可能となっています。2015年5月以降に販売された機種はSIMロック解除の対象となっており、ソフトバンクでの契約後181日目以降からMy SoftBankもしくはソフトバンクショップで解除が可能です。
My SoftBankでは手数料無料に対して、店舗で行った場合は3,000円が掛かるため注意が必要です。

参照:

ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除|ソフトバンク

新たに購入するならドコモの中古iPhoneがおすすめ

3キャリアから選ぶならより多くの格安SIMに対応したドコモのiPhoneがオススメです。まだiPhoneを持っていない方や現在auやソフトバンクで利用している方は、中古のドコモ版iPhoneを購入がおすすめ。初期費用を安く抑えることができます。

Appleストアで販売されているSIMフリーモデルのiPhoneももちろん格安SIMに対応しています。ですが本体価格が高く、月々サポートなどの端末購入に伴う割引なども付いてこないので今回はあえて触れていません。

STEP2:iPhoneで使う格安SIMを選ぶ

格安SIMに対応したiPhoneを用意出来たら、次は格安SIMを購入してみましょう。
ここではiPhoneで利用するための格安SIMの選び方や、どのサイズのSIMカードにすればいいのかをご紹介します。

ドコモのiPhoneには「ドコモ系の格安SIM」を選ぼう

格安SIMはiPhoneのキャリアに応じて使えるSIMが決まっており、ドコモのiPhoneならドコモのネットワークを利用したSIM、auならauのネットワークのSIMを用意する必要があります(それぞれ「ドコモ系SIM」「au系SIM」という呼び方もあります)。

格安SIMの中でもいくつか種類があり、キャリアで契約するプランよりも豊富に用意されています。主に「使用するデータ通信量」でプランが分かれています。

以下の表は人気の格安SIM業者の一覧です。
こちらは利用者が多いため、使い方が分からない場合やトラブル時のサポートも充実しておりおすすめできます。
この中で「UQ mobile」がau系で「IIJmio」と「mineo」はドコモ回線とau回線の両方に対応しているマルチキャリア系。その他はすべてドコモ系の回線となっております。

なお、モバレコが運営する格安SIM通販サイト「スマホマニア」では、通常よりも安い初期費用で格安SIMを購入いただけます。

格安SIM提供事業者 特徴・概要
BIGLOBE 古くから格安SIM事業を展開し、コスパの高さが魅力的です。特定のプランでBIGLOBE Wi-Fiが無料で利用できます。
楽天モバイル キャリアから乗り換えやすいプランが豊富に用意されています。月額料金に応じて楽天スーパーポイントが貯まり、1ポイント=1円として月額料金の支払いにも使えます。
IIJmio 高い人気シェアを誇る老舗企業。ユーザーが増えても安定した通信速度を維持しており、OSアップデートによる端末対応状況をいち早く報告してくれる信頼度の高い事業者です。2016年8月からはマルチキャリアに対応しています。
UQ mobile au回線を使用したUQ mobileは1日を通して通信速度が落ちにくく、混雑時でも比較的安定した速度を維持。キャリアに近いプランも用意されているのが選びやすいです。
FREETEL 格安SIMだけでなくスマホも自社で提供するいま注目度の高い事業者。定額制・従量制とプランを選択できたり、コスパのいい端末も豊富に取り扱っています。
mineo 初めてau回線とドコモ回線のマルチキャリアに対応、他社にはない柔軟なパケットサービスも特徴的です。音声プランでも最低利用期間や解約金がないため気軽に始められるのもポイント。
OCN モバイル ONE 大手プロバイダOCNが提供。1日ごと通信プランや低速大容量プランなど他社にないプランが特徴的。IP電話「050Plus」も利用でき、格安SIMの人気シェアは1位。

最新の価格比較については下記のリンク先でまとめているのでご覧ください。
きっと自分の使い方に合ったプランが見つかると思います。

最新価格をチェック!格安SIMの料金比較

また、実際の購入画面に進むと、プラン選択時に「SMSあり」「SMSなし」という表記があります。SMSとはショートメッセージサービスを指しますが、必要なの?と思う方もいるかもしれません。
詳しくはこちらで紹介しているので参照してみてください。

SIMカードサイズは「nano SIM」を選ぼう

iPhone5以降はすべて一番右のnano SIMが利用されている
iPhone5以降はすべて一番右のnano SIMが利用されている

SIMカードのサイズは標準SIM・micro SIM・nano SIMの3種類ありますが、iPhone5以降は1番小さいnano SIMを使用します。

iPhoneの右側面にSIMカードトレイがあります
iPhoneの右側面にSIMカードトレイがあります

普段取り出すことがないので、中にはSIMカードを見たことがない人も居るかもしれませんね。
iPhoneのSIMトレイは付属しているSIMピンで取り外します。SIMトレイに空いている小さな穴にSIMピンを押し込んで取り外します。

トレイを引き出すと入っているのがSIMカード
トレイを引き出すと入っているのがSIMカード
SIMピンを押し込むと少しだけ飛び出てくるので、後はトレイを指で引くだけ
SIMピンを押し込むと少しだけ飛び出てくるので、後はトレイを指で引くだけ

SIMトレイを取り出しました。このトレイに乗っているのがnano SIMサイズのSIMカードです。5以降のiPhoneを利用する場合、nano SIM以外だと物理的に利用できないので、必ずnano SIMサイズを選択しましょう。

また、この中に電話番号などの情報が入っているので無くさないように気をつけましょう。

STEP3:格安SIMの設定

格安SIMを選んだら次は実際に使うための設定が必要になります。
「APN設定」というあまり聞きなれない設定となりますが、解説の手順どおり行えば案外すんなり進みます。
データ移行についてもあわせてご覧ください。

APN設定(接続先の設定)を行う

接続設定は今回は私が持っているドコモのiPhone 5smineo Dプランというドコモ系の格安SIMで試してみます。基本的な手順は他のプランでも同様です。

まずはiPhoneの電源をOFFにして前述のようにSIMカードを抜き、新たに契約した格安SIMを金色の部分を下にしてSIMトレイに乗せます。

電源を再度ONにしてみましたが、これだけではLTEの電波を掴んでくれません。iPhoneをインターネットに接続するにはAPN設定(接続先の設定)が必要なのです(※APNはアクセスポイントネームの頭文字をとったものです)。

SIMカードを挿しただけではまだ使えない。接続先を設定しましょう
SIMカードを挿しただけではまだ使えない。接続先を設定しましょう

普段キャリアで使う分には必要の無い設定なので、初めて聞く方も多いかもしれません。ですが、格安SIMを利用する上で必ず行なうものなので覚えておきましょう。

iPhoneの場合は「構成プロファイル」のインストールが必要
iPhoneの場合は「構成プロファイル」のインストールが必要

少々聞き慣れないかも知れませんが、iPhoneの場合は「構成プロファイル」と呼ばれるAPNなどの情報が入力されたファイルが必要です。契約した格安SIMの公式サイトからファイルをダウンロードすることができます。

APN設定が完了するまではモバイルデータ通信ができないため、Wi-Fiを利用して構成プロファイルのダウンロードを行います。
もし家にWi-Fi環境がない方は無料のWi-Fiスポットを利用するといいでしょう。

下記のリンクでiPhoneを使った格安SIMのAPN設定方法を詳しく説明していますので、参照してみてください。

iPhoneのAPN設定についてはこちらをチェック

(iPhoneを買い換えた人向け)前のiPhoneからデータを移行しよう

もしもiPhoneを新しく買い換えたら、以前使っていたiPhoneからデータの引き継ぎを行いましょう。

iPhone同士のデータ移行は、

  • PCを使ってiTunesからバックアップを行う方法
  • PCを使わずiCloudを使う方法

の2種類が用意されています。
iTunesを使うとCDから取り込んだ楽曲データなども一緒に移行できるので、PCがある場合はこちらがオススメです。

データのお引越し以外にも、各種SNSアカウントやアプリの引き継ぎ設定を忘れずに行いましょう。
キャリアから乗り換える場合は、キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)のアドレスは引き継げないため、Gmailなどに乗り換える必要があります。

おまけ:格安SIMを使ってテザリングをしてみる

iPhoneの場合、ドコモ回線であれば追加料金無しでテザリングが使うことができます。一方で、au回線ではテザリングを使用することができません。
これはキャリア版でもSIMフリー版でも同じなので注意しておきましょう。

ここではドコモ回線を利用する場合のテザリングの利用方法をご紹介します。

「設定」から「インターネット共有」をオンにする「設定」から「インターネット共有」をオンにする
「設定」から「インターネット共有」をオンにする

テザリングを行うには【設定】>【インターネット共有】からインターネットを共有にチェックを入れます。

Wi-Fi接続かBluetooth接続、もしくはUSB接続を選択しますWi-Fi接続かBluetooth接続、もしくはUSB接続を選択します
Wi-Fi接続かBluetooth接続、もしくはUSB接続を選択します

無線で接続するにはWi-FiやBluetooth接続になりますが、iPhone側でもONにする必要があります。接続が完了すると画面上部のステータスバーが青くなり、接続台数が表示されます。
他のアプリを起動している時でもココをタップするとテザリング設定画面に移動できるので覚えておくと便利です。

詳しくは以下のリンクをチェックしてみてください。

iPhoneでのテザリング方法はこちらをチェック

まとめ:iPhoneの料金が高いと感じたら格安SIMを検討してみよう

キャリアで販売されている機種は本体代金の割引がある代わりに毎月の料金が高いです。2年を超えてしまうと割引も無くなり、料金がますます高くなってしまいます。

また、キャリアのプランは選択肢が少なく分かりづらい事が多いです。通話をほとんどしないのにかけ放題プランに入ったり、不要なオプションを付けられることもありますが、格安SIMでは豊富なプランから自分の使い方に合ったプランを選択可能です。

格安SIMの相性やAPNの設定などハードルが高いと思いがちですが、一つひとつ手順を踏んで設定すると初心者でも簡単に設定できます。

格安SIMに乗り換えて、よりお得にiPhoneを活用してみてはいかがでしょうか?

もちろん、電話番号そのままで格安SIMへ移行することも可能です。

スマホマニアなら通常よりも安く格安SIMが手に入ります

格安SIMを購入するなら「スマホマニア」がおトクです。モバレコが運営する格安SIM通販サイト「スマホマニア」では、公式よりも安い初期費用で格安SIMを販売中!たとえばU-mobileが初期費用0円になるなど、格安SIMを始めるなら断然おトクです。

「でもやっぱり不安……」という方は、まずは「データ通信専用SIM」を利用するのもおすすめです。音声通話(080・090の番号による通話)ができないプランですが、特徴として契約期間や違約金がありません。気に入らなければいつでも契約を止められるので、お試し感覚で格安SIMを利用できます。

対象となるプランはまだまだ拡大中なので、この機会にぜひチェックしてみてください。

▼購入はこちら(プラン名をクリック/タップすると詳細ページへジャンプします)

参照:スマホマニア

モバレコでは、スマホと格安SIMがお得になる・役に立つ記事を平日12:00に配信中です。

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

WEBデザイン・ガジェット・格安SIMなどに興味を示す鹿。大量のモバイル回線を元に沖縄でスピードテストを行っている。各社料金プランを調べたり、Androidのホーム画面をカスタマイズするのが好きです。自身のブログ「Creator Clip」では書きたいことを好きなだけ書いています。Twitter:@tokumewi