SIMカードのサイズは標準・micro・nanoの3種類!確認方法や取り出し方も解説【2026年最新】

カテゴリ: 格安SIM
格安SIMや新しいスマホを申し込むときに、意外とつまずきやすいのがSIMカードのサイズと種類です。
大手キャリアの店頭で契約していた頃は、端末に合ったSIMカードを店員さんが選んでくれました。しかしオンラインや格安SIMで契約するときは、自分でサイズを選ぶ必要があります。もしサイズや種類を間違えると、音声通話もデータ通信も使えません。
この記事では、SIMカードのサイズ・種類の違いから、自分の端末に合うサイズの確認方法、取り出し方、差し替えるタイミングと注意点までを、2026年時点の最新情報でまとめて解説します。
先に結論
- SIMカードのサイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類
- これに物理カードを使わない「eSIM」を加えた4区分で考えるのが今の基本
- 今販売中のスマホはnanoSIM または eSIMがほぼ主流
- サイズは世界共通の規格なので、どの通信会社で契約しても大きさは同じ
- スマホ・Wi-Fiの乗り換え/申し込みはモール経由で還元
- 固定費の見直しついでにポイントも貯まる
- 貯めたポイントはPayPayなどに交換できる
目次
SIMカードとは?サイズの前に押さえる基本
SIMカードとは、スマホやタブレットに挿し込んで、音声通話やインターネットを使えるようにする小さなICカードのことです。

SIMカードの中には固有のID番号が記録され、利用中の回線や契約情報が結び付けられています。いわば“スマートフォンの身分証明書”のような存在です。だからこそ、端末に合わないサイズを選ぶと通信できなくなってしまいます。
SIMカードのサイズは何種類ある?
現在使われているSIMカードのサイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類で、これに物理カードを使わない「eSIM」を加えた4区分で考えるのが2026年時点の基本です。

SIMカードのサイズは国際的に規格化されているため、どの会社のSIMを契約しても形状・寸法はまったく同じです。「A社のnanoSIMはB社で使えないほど大きさが違う」といったことはありません。それぞれの寸法と位置づけを表にまとめました。
■SIMカードのサイズ・種類の比較
| サイズ | 寸法(タテ×ヨコ) | 厚さ | 主に使われた端末 | 現在の位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 標準SIM (miniSIM) |
25mm×15mm | 0.76mm | 初代iPhone〜iPhone 3GS、初期の3G対応スマホ・ガラケー | ほぼ使われていない |
| microSIM | 15mm×12mm | 0.76mm | iPhone 4 / 4S、2012〜2014年頃のAndroid | 一部のガラホ等でのみ現役 |
| nanoSIM | 12.3mm×8.8mm | 0.67mm | iPhone 5以降、2014年冬以降のAndroid | 物理SIMの主流 |
| eSIM | ―(本体に内蔵) | ― | iPhone 17以降(国内版)ほか対応機種 | 主流化が加速中 |
3種類のうち、現在販売されている新品スマホが採用している物理SIMはほぼnanoSIMです。標準SIM・microSIMは、古い端末や一部のガラホなどでしか使われていません。加えて、物理カードを差さずに使えるeSIMへの切り替えが年々進んでいます。
「マルチSIM」は全サイズに切り離せるSIMカード
マルチSIMとは、1枚のカードから「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の好きなサイズに切り離して使えるSIMカードのことです。

au系の回線(UQモバイルなど)でよく見かける名称です。「マルチSIMとnanoSIMは何が違うの?」とよく聞かれますが、答えは“マルチSIMをnanoサイズに切り離せば、それがnanoSIMになる”ということ。つまり別物ではなく、マルチSIMは「1枚でどのサイズにも対応できる便利なSIM」という位置づけです。手元の端末がnanoSIM対応なら、nanoサイズに切り離して使えば問題ありません。
eSIMとは?今からならeSIM一択なの?
eSIMは端末に内蔵されたチップに契約情報を書き込む「物理カードのないSIM」で、対応機種・対応回線であれば、差し替え不要で申し込み当日から使える便利な選択肢です。ただし「誰にとってもeSIM一択」とまでは言えません。
2026年時点では、eSIMの主流化が一気に進んでいます。とくに大きいのがiPhoneの変化です。国内版のiPhoneはiPhone 17シリーズ・iPhone Airから物理SIMスロットが廃止され、eSIM専用になりました(2025年秋発売、2枚のeSIMを同時に登録できるデュアルeSIM対応)。一方、iPhone 16以前は物理SIM(nanoSIM)とeSIMの両方に対応しています。
回線側の対応も広がっており、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアはいずれもeSIMに対応。IIJmio・mineo・UQモバイル・ワイモバイルといった主要な格安SIMもeSIMを提供しています。MNPワンストップとeSIMを組み合わせれば、オンラインで手続きを完結でき、最短即日で乗り換えられます。
eSIMを選ぶ前に確認したいこと
- 手元の端末がeSIMに対応しているか(古い端末や一部の格安端末は非対応)
- 海外版iPhoneなど、地域によっては物理SIM対応モデルもある
- eSIMは物理カードのように別の端末へ差し替えできない(機種変更時は再発行や再設定が必要)
つまり、対応端末を使っていて「手続きの速さ・差し替え不要」を重視するならeSIMが有力ですが、端末を頻繁に入れ替えたい人や非対応端末では、引き続き物理のnanoSIMが必要です。自分の端末と使い方に合わせて選びましょう。
自分のSIMカードのサイズを確認するには?
使う端末のスペック表か、通信会社の「動作確認端末一覧」を見れば確実に分かり、現在の新品スマホはほぼnanoSIMまたはeSIMです。
メーカーの製品ページ・スペック表で確認する
最も手早いのは、端末メーカーの製品紹介ページにあるスペック表で確認する方法です。「端末名+メーカー名」で検索すればすぐに見つかります。スペック表の中には必ず「SIMカード」または「SIM」の項目があり、対応サイズ(nanoSIMなど)やeSIM対応の有無が記載されています。
通信会社の「動作確認端末一覧」で確認する
手持ちの端末をそのまま使いたい場合は、契約する通信会社(キャリア・格安SIM)の「動作確認端末一覧」を確認しましょう。回線ごとに、SIMサイズ・データ通信・音声通話・テザリングの対応状況がまとまっています。対応が明記されている端末なら、安心して申し込めます。タブレットで使う場合も同じ手順で確認できます(詳しくは格安SIMでタブレットが使えるおすすめ6社を参考にしてください)。
今使っているSIMカードを取り出して見分ける
すでにSIMカードが手元にあるなら、実物のサイズで見分けることもできます。SIMカードの外形がおよそ12mm×9mm程度と小さければnanoSIM、ひと回り大きければmicroSIM、さらに大きくカード全体を使う形なら標準SIMです。次の機種変更で同じサイズが必要かどうかの目安になります。
SIMカードの取り出し方・差し替え方は?
多くの端末はSIMピンをトレイの穴に挿して取り出すタイプで、電源を切ってからトレイを引き出し、正しい向きでSIMを載せて戻すだけです。
SIMピンで取り出すタイプが一般的

iPhone・iPad、多くのAndroid端末で採用されている最もポピュラーな方式です。本体側面の小さな穴に、付属の「SIMピン」を挿し込むとSIMトレイが出てきます。あとは取り出したトレイにSIMカードを載せ、向きを合わせて本体に戻すだけで完了です。

なお、端末によってはSIMスロットの位置や構造が異なります。側面のトレイ式のほか、ガラケーや一部の端末では裏フタを外して電池パックの近くに差し込むタイプもあります。SIMがどこにあるか分からないときは、まず本体側面の小さな穴、次に背面カバーを確認しましょう。
2枚挿せる「デュアルSIM」タイプもある

Androidを中心に、2枚のSIMを同時に挿して2回線を使い分けられるデュアルSIM対応端末があります。最近は「物理nanoSIM+eSIM」や「eSIM2枚」で運用するケースも増えています。仕事とプライベートの番号を分けたり、通話とデータを別回線にしたりと使い方は自由です。組み合わせの選び方はデュアルSIMの組み合わせ最強はコレだ!で詳しく解説しています。
差し替えた後はAPN設定が必要な場合がある
格安SIMを新しい端末に差し替えたときは、インターネットに接続するための「APN設定」が必要になることがあります。設定はスマホの「モバイル通信」メニューから数分で完了します。うまくつながらないときは、各社の設定手順(例:mineoのAPN設定の方法)を確認してみてください。
SIMのサイズが合わないときの対処法は?
最も安全なのは契約先で「SIMカードの再発行・サイズ変更」を申し込む方法で、SIMカッターやアダプターでの自作は故障や規約違反のリスクがあり、おすすめできません。
契約先で再発行・サイズ変更を申し込む(最も安全)

サイズを間違えたときは、契約中の通信会社にSIMカードの再発行・サイズ変更を申し込むのが最も確実です。手数料は各社・手続き方法で異なり、オンライン手続きなら無料〜1,100円程度、店頭では3,000円台〜4,950円程度が目安です。とくにeSIMへの切り替えはオンラインだと無料になるケースが多いため、対応端末なら物理カードの再発行より手早く済むこともあります。金額や条件は改定されることがあるので、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認しましょう。
※以前は再発行の間に不通期間が生じることもありましたが、現在は新しいSIM/eSIMが用意できてから回線を切り替える方式が一般的で、都合のよいタイミングで切り替えられます。
SIMアダプター・SIMカッターは非推奨

SIMアダプターでサイズを大きくしたり、SIMカッターでカードを削ってサイズを小さくしたりする方法もありますが、いずれもおすすめできません。アダプターはSIMスロットの中で引っかかって取れなくなる事故が多く、無理に引っ張ると端子が壊れます。またSIMカッターによるカットは、SIMカードの改造にあたり各社の規約違反になることがあります(SIMカードは解約時に返却するものです)。結局のところ、正規の再発行・サイズ変更やeSIMへの切り替えが、最も安全で確実な方法です。
SIMカードを差し替えるタイミングと注意点は?
主な差し替えタイミングは機種変更とキャリア乗り換え(MNP)のときで、2021年10月以降に発売された端末はSIMロックが原則禁止のため、多くはそのまま差し替えて使えます。

機種変更のとき
同じ通信会社のまま新しいスマホに替える場合は、今のSIMカードを新端末に差し替えるのが基本です。ただし、旧端末がmicroSIM・新端末がnanoSIMのようにサイズが違う場合は再発行・サイズ変更が必要です。新端末がeSIM専用(iPhone 17シリーズなど)なら、物理SIMからeSIMへの切り替え手続きを行います。
キャリア乗り換え(MNP)のとき
他社へ乗り換える場合は、新しい通信会社のSIM/eSIMに差し替えます。MNPワンストップに対応した会社同士なら、予約番号なしでオンライン手続きが完結し、eSIMなら最短即日で開通できます。
SIMロックと対応回線の確認
総務省のガイドラインにより、2021年10月1日以降に発売された端末はSIMロックが原則禁止となりました。そのため、比較的新しい端末なら乗り換え先のSIMをそのまま差し替えて使えることがほとんどです。一方、それ以前に購入した端末はSIMロック解除が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう(手順はSIMロック解除とは?各キャリアの解除手続きを参照)。あわせて、乗り換え先の回線に端末の対応周波数(バンド)やVoLTEが合っているかも、動作確認端末一覧でチェックしておくと安心です。
SIMカードのサイズに関するよくある質問(FAQ)
Q. SIMカードのサイズは通信会社によって違いますか?
いいえ。標準SIM・microSIM・nanoSIMのサイズは国際規格で統一されており、ドコモでも格安SIMでも寸法はまったく同じです。会社ごとに大きさが変わることはありません。
Q. nanoSIMとマルチSIMの違いは何ですか?
マルチSIMは、1枚で標準・micro・nanoのどのサイズにも切り離して使えるSIMカードです。nanoサイズに切り離せばnanoSIMとして使えるので、別物というより「どのサイズにも対応できる万能タイプ」と考えると分かりやすいです。
Q. サイズが合わないSIMを自分でカットしてもいいですか?
おすすめしません。故障や通信不良の原因になるうえ、SIMカードの改造は各社の規約違反にあたることがあります。契約先での再発行・サイズ変更、または対応端末ならeSIMへの切り替えを選びましょう。
Q. eSIMと物理SIMはどちらを選べばいいですか?
対応端末なら、手続きが早く差し替えが不要なeSIMが便利です。一方で、端末を頻繁に入れ替えたい人や、eSIM非対応の端末を使う場合は、物理のnanoSIMを選ぶ必要があります。使い方と端末の対応状況で判断しましょう。
Q. iPhoneはもう物理SIMが使えないのですか?
国内版はiPhone 17シリーズ以降がeSIM専用(物理SIMスロットなし)です。iPhone 16以前の機種は、物理SIM(nanoSIM)とeSIMの両方に対応しています。
まとめ:SIMサイズは端末に合わせて選べば失敗しない

SIMカードのサイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類。現在の新品スマホはほぼnanoSIMかeSIMで、とくにeSIMは対応機種・対応回線が急速に広がっています。サイズは世界共通の規格なので、大切なのは「自分の端末が対応するサイズ・eSIM可否を先に確認すること」です。
SIMサイズ選びのポイント
- SIMカードのサイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類+eSIM
- 今の主流はnanoSIMとeSIM。iPhoneは17シリーズ以降の国内版がeSIM専用
- 対応サイズはメーカーのスペック表か、通信会社の動作確認端末一覧で確認
- サイズが合わないときは自作カットせず、再発行・サイズ変更かeSIM切替を
- 2021年10月以降発売の端末はSIMロック原則なし。対応バンドも要確認
モバレコ編集部オススメの格安SIMを紹介!
最後に、モバレコ編集部オススメの格安SIMをご紹介します。いずれも物理SIM(nanoSIM)・eSIMの両方に対応しており、SIMサイズで迷いにくいのもポイントです。格安SIM選びの参考にしてみてください。
mineo【ドコモ・au・ソフトバンク回線】
「mineo(マイネオ)」は、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3回線すべてに対応するマルチキャリアのMVNOです。パケットシェアなどのデータ関連サービスが充実しており、乗り換えしやすいのが魅力。eSIMにも対応しています。
mineo × mobareco
契約事務手数料3,300円無料キャンペーン中!
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは対象外
UQモバイル【au回線】
「UQモバイル」は、KDDIグループが提供するau系のブランドです。au回線ならではの通信速度の速さ・安定感に定評があり、各種満足度調査でも上位の人気。物理SIM(マルチSIM/nanoSIM)に加えeSIMも選べます。
参考・出典
- SIMカード – Wikipedia(各サイズの寸法・規格)
- 価格.com:SIMカードの種類・サイズを解説!eSIMとは?
- 楽天モバイル:SIMカードのサイズの種類・あわない時の対処法
- UQ mobile:SIMカードのサイズは3種類
- ahamo:nanoSIMとは?種類やサイズの確認方法
- PC Watch:iPhone Air/17シリーズ、国内版は物理SIM廃止・eSIMのみ
- 楽天モバイル:eSIM
- IIJmio:eSIMとは?メリット・デメリットや対応機種
- NTTドコモ:SIMカード交換のお手続き
- ソフトバンク:ウェブでのSIM再発行手数料などを改定(2026年1月)
- 総務省:SIMロックについて(ガイドライン資料)








