ドコモでMNP予約番号を取得する3つの方法!手順や注意事項を完全ガイド

ドコモ MNP予約番号 方法 手順 注意事項

「2年契約の更新月がそろそろ近づいている」「もっと通信料金の安い他キャリア・格安SIMへ移行したい!」というユーザーは、ドコモから他社への乗りかえを検討しているのではないでしょうか?

ドコモから他社へ乗り換え、電話番号を引き継ぎたい場合はMNP予約番号の発行が必要になります。

そこで、MNP予約番号をドコモから発行してもらい、移行後のキャリアにMNP予約番号を伝えることで、これまでドコモで使っていた番号をそのまま新しいキャリアでも使用できるのです。

ドコモでMNP予約番号を取得する方法は主に以下3つのパターンがあります。

  • 電話でMNP予約番号を発行する
  • WebでMNP予約番号を発行する
  • ドコモショップでMNP予約番号を発行する

今回は、ドコモから他社へMNP予約番号を使って乗り換えたいと考えている方に、各手段でのMNP予約番号の発行手順や注意事項についてまとめました。

ドコモから他社への乗り換え(MNP)を検討しているユーザーはぜひ参考にしてみて下さい。

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ドコモでMNP予約番号を取得する際に必要なもの

ドコモ MNP 必要なもの
画像:ドコモ公式サイトより引用[1]

ドコモでMNP予約番号を取得する際、いくつかのものを事前に準備する必要があります。必要なものはどのパターンで取得するかによって以下のように変わるので、用意しておきましょう。

具体的な手続きの手順については以降で解説していきます。

▼MNP予約番号取得に必要なもの

電話から
・転出したい携帯電話番号
・契約者個人情報
・ネットワーク暗証番号
Webから
・dアカウントID・パスワード
ドコモショップから
・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
・委任状(契約者本人以外が手続きする場合)

ドコモでMNP転出手続きをする3つのパターン

ドコモ MNP 必要なもの

先ほども述べましたが、ドコモでMNP予約番号を取得する方法には以下3つのパターンがありそれぞれ特徴があります。

電話から
・非対面で直接スタッフの案内を受けられる
・電話がつながるまでの待ち時間が発生する可能性がある
・受付可能時間が9時〜20時まで
Webから
・待ち時間なし・24時間手続き可能
・もっとも短時間・スムーズに手続きが可能
・注意点等を自身で理解する必要がある
・契約内容によっては手続きできないケースがある
ドコモショップから
・スタッフから対面で丁寧な案内が受けられる
・対面案内特有の気まずさがある
・店舗への訪問の手間がある
・店舗で長時間の待ち時間が発生する可能性がある

最もおすすめのパターンは、いつでもスムーズに手続きを進められるWebからです。

ただし、注意事項など細かな内容を自身で理解する必要があるというデメリットもあるため、その点に不安が残る場合は電話またはドコモショップからを検討しましょう。

以下ではそれぞれのパターンでの手順を詳しく解説します。

①電話でMNP予約番号を発行してもらう

1つ目はドコモのインフォメーションセンターに電話をして、MNP予約番号を取得する方法です。

ドコモショップへ足を運ぶ手間がなく、音声越しでスタッフに直接説明を受けられるので、解約時の細かな注意事項までしっかりと確認できます。

所要時間は、オペレーターにつながる際の待ち時間がなければ、10分程度で完了します。

電話をする前には必ず【転出したい携帯電話番号】【契約者個人情報】【ネットワーク暗証番号】を確認して用意しておきましょう。

▼ドコモインフォメーションセンターでのMNP予約番号発行

ドコモ携帯電話から (局番なし)151
一般電話から 0120-800-000
受付時間 9時〜20時

※通話無料

▼電話でMNP予約番号を発行する手順

  1. ドコモインフォメーションセンターへ発信
  2. ガイダンスが流れるので「4」番→「2」番と進む
  3. オペレーターへ接続
  4. 契約内容・個人情報の確認
  5. MNP予約番号を発行したい旨を伝える
  6. 解約金や転出手数料の説明を受ける
  7. MNP予約番号が記載されたSMSメールを受信

また、MNP予約番号を取得するということは、ドコモを解約して他社へ転出することとイコールであるため、ドコモの契約を残してもらおうと引き止めの説明がある場合が多いです。

解約金が高額になってしまう、他社への転出や他社契約で手数料がかかる、ドコモの端末が使えない場合もある等々。オペレーターによって色々な説明があるでしょう。また、それに加えて、次回機種変更時で使えるdポイントを還元するといった話もあるかもしれません。

解約の意思が固まった上で、MNP予約番号取得をしているはずなので、オペレーターからの引き止めもしっかりと断って手続きを進めるようにしましょう。

②WebでMNP予約番号を発行してもらう

2つ目は「My docomo」を使ってMNP予約番号を取得する方法です。

スタッフ対面ではないので細かな注意点等を全て自身で理解しておく必要がありますので、過程で都度画面上に表示される説明をしっかりと読んでおきましょう。

ただし「一括請求 / 一括送付サービスの代表番号」「3回線以上でファミリー割引をご契約の代表回線」である場合はWEBでのMNP予約番号発行はできないので注意です。

STEP1.My docomoへアクセスし、dアカウント・パスワードでログインします。My docomoトップページから下の方へ進み、中段ほどにある「その他のお手続きはこちらから」をタップします。

My docomo トップページを閲覧している様子My docomo トップページ

STEP2.ドコモオンライン手続きのページに移行します。このページ最下部にある「携帯電話ポータビリティ予約(MNP)」をタップします。

My docomo トップページ中段「その他のお手続きはこちらから」

専用ページに遷移後は、指示通りにMNP予約番号の取得手続きを進めていきましょう。

③ドコモショップでMNP予約番号を発行してもらう

3つ目はドコモショップにてMNP予約番号を取得する方法です。電話やWEBを使った手続きに不安があり、直接対面で詳しく説明を受けたいという人におすすめできます。

▼ドコモショップでMNP予約番号を発行する手順

  1. 来店予約ページへアクセス
  2. 来店予約手続きを行う
  3. 最寄りのドコモショップへ行く
  4. 受付にMNP予約番号を取得したい旨、説明する
  5. 順番が来たら、MNP予約番号の取得手続きをする

ドコモショップの「来店予約」は、翌日以降のショップに行く時間をあらかじめ指定しておくことで、当日来店時に優先案内してもらえるサービスです。

予約なしでドコモショップを訪れると、長い待ち時間が発生したり予約がいっぱいで当日中に受け付けてもらえない可能性があります。

ドコモ4G回線で接続している場合はネットワーク暗証番号、Wi-Fi環境で接続している場合はdアカウントID・パスワードが必要です。

ドコモショップ来店予約のメリット

来店店舗を指定したら、受付内容で「解約」を選択し、翌日以降の空いている来店時間を選びます。30分単位で表示されているので、余裕のある都合の良い時間を選びましょう。

MNP予約番号はあとから確認することもできる

MNP予約番号 確認

一度取得したMNP予約番号を忘れてしまっても、Webの「My docomo」であとから確認することができます。

まずはMy docomoへアクセスし、dアカウント・パスワードでログインします。

MNP予約番号 確認

画面上部メニュー内にある「契約内容・手続き」をタップします。

続いて、サービス一覧の中にある「お申込履歴の確認」をタップし、以降の画面で取得したMNP予約番号を確認できます。

上記「My docomo」での確認は、電話・Web・ドコモショップどのパターンからMNP予約番号を取得した場合でも利用できます。

なお、電話で取得した場合は手続き後に届くSMS、ドコモショップで取得した場合は手続き後にもらえる書類でも確認可能です。

ドコモのMNP転出前に確認しておくべき6つの注意事項

ドコモオンライン手続きのページ

MNPは携帯電話番号を変えずにそのまま他社へ移行できる便利な制度ですが、MNPを使って契約乗りかえをする前に、確認しておくべき注意事項があります。

全部で6つあるので、それぞれ詳しく解説します。

1. MNPで発生する費用について

MNPで転出することはドコモの携帯を解約し、他社で新たに新規契約することを意味します。

ドコモの契約解消・及び他社への新規契約時には、それぞれ手数料が発生します。移行後のキャリアにもよりますが、一般的にMNPで必要になる手数料は以下の通りです。

項目 請求元キャリア 金額
解約手数料
(2年契約を中途解除する場合)
ドコモ 1,100円
新規契約手数料 移行後キャリア 3,300円

以前はMNP予約番号の取得に3,300円の手数料が発生していましたが、2021年4月1日からこの手数料は廃止され無料になりました。

なお、転出にかかる費用に関して一番注意したいのは、2年契約の違約金です。契約更新月以外の解約は1,100円の手数料が発生します。さらに、移行後のキャリアでも 3,300円の新規契約手数料がかかります。

合計すると最大で7,700円近い手数料が発生することになりますので、十分注意しておきましょう。

2. ベストなMNP転出時期

前項で触れている解約手数料について、ほとんどのドコモユーザーの方は2年間の自動更新契約をしていると思います。

2年契約の場合、定期契約満了月の当月、翌月、翌々月の3ヶ月間が、解約手数料がかからない期間に設定されています。つまり、その期間内を狙ったMNPが余計な費用が発生しないベストな転出時期です。

MNP前に必ず自身の契約状況を確認してから実行するようにしましょう。

3. 解約手続きは不要!回線切り替え完了後自動解約

MNP転出では、MNP予約番号取得後、その番号を使って移行先での契約を完了した後、回線切替手続きを完了させることで、自動的にドコモの契約が解約されるようになっています。

つまり、キャリア移行後にドコモでの解約手続きは不要ということです。

むしろ、MNP予約番号取得前に、先にドコモで契約解除をしてしまうとMNP予約番号の発行すらできなくなってしまい、新規番号での契約をせざるをえない状況になってしまいます。

MNP予約番号取得後はそのまま移行後のキャリアで契約を進めましょう。

4. MNP予約番号の有効期限

ドコモから発行したMNP予約番号には有効期限が存在します。発行日を含め15日間が有効期限です。

さらに、移行後のキャリアによって有効期限が○○日以上残っている必要があるといった指定があるので、移行後のキャリアでの必要な有効期限をあらかじめ調べておくことも必要です。

おおむね「10日以上の有効期限が残ったMNP予約番号」と指定されることが多いです。

また、MNP予約番号は取得自体で手数料はかかりません。MNP予約番号を使って移行完了後に各手数料が発生します。

このMNP予約番号の有効期限と、2年契約の更新月を考慮した上で、MNP移行をする最適な時期をスケジューリングすると良いでしょう。

5. 携帯番号の契約名義について

MNP移行する際には、契約者名義にも気を配りましょう。

MNP移行元と移行後のキャリアで契約者名義が相違していると、MNPの審査が通らず契約移行ができません。

移行前と移行後のキャリアで、電話番号の契約名義が一致している必要があるということです。

特に家族で契約していて子回線が移行するような場合は、この名義問題が顕著になることが多いので、移行前の契約者名義が誰になっているのかもしっかりと確認しておきましょう。

6. ドコモの解約後に使えなくなるサービスについて

MNPを利用しての転出はドコモ契約の解約となるため、いままで利用していたドコモサービスの一部が転出後使えなくなってしまいます。

▼解約後使えなくなるサービス例

  • dポイント
  • dアカウント
  • ドコモメールアドレス

これまでのdポイントはドコモ契約に紐付いたdアカウントで管理されており、ドコモ契約解消後にそのまま失効してしまいます。しかし、事前に別のdアカウントを作成し、引き継ぎの操作をしておけばそのまま維持できるため、忘れずに手続きしておきましょう。

また、ドコモのメールアドレスは契約解消後、受信・送信メールの内容を含め全て消去されてしまいます。こちらも事前にバックアップをとっておくことでデータを保存できるため、大切なメールがある場合は操作をおすすめします。

なお、各種Webサービスにドコモメールを登録している場合は、それぞれのサービスの手順に沿って新しいメールアドレスへの登録変更が必要です。

まとめ

ドコモ MNP まとめ

ドコモでMNP予約番号を取得する以下3つの方法を紹介しました。

  • 電話でMNP予約番号を発行する
  • WebでMNP予約番号を発行する
  • ドコモショップでMNP予約番号を発行する

ユーザーそれぞれで状況は違うので、一概にどの方法が一番良いということは言及できませんが、それぞれの方法でメリット・でメリットがあるので、今回紹介した内容を見極めて最適な取得方法を使ってみてください。

また、ユーザーによっては引き止めの際に、機種変更時に使えるいわゆる「151クーポン」と呼ばれるものが発行される場合もあります。

これによって機種をよりお得に購入する為のdポイントをゲットできるかもしれません。クーポン利用することで、ドコモで機種変更をして契約を継続する方がお得になるケースもあるので、状況に応じて対応していきましょう。

総じて、MNP予約番号を取得して他社へのりかえするのはそこまで難しいことではありませんので、今回紹介した方法をぜひとも参考にしてみてください!

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

NINO

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プロフィール

1985年埼玉県生まれの昭和末期世代。
大学卒業後は大手建設企業に就職するも、仕事と子育てを両立したワークライフバランスを求めるために地方へ移住。
「人生を楽しむモノコトブログ」をテーマにしたブログ「FatherLog」を主幸しています。最高月間45万PV。Mac・iPhone・iPadなどのApple製品・ガジェット全てが人生のスパイスです。
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