ドコモから格安SIMにMNP(乗り換える)ための手順を徹底解説

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MNP検討中のドコモユーザー向け!ドコモから格安SIMへの乗換え手順を解説

総務省はここ最近、携帯電話大手3社に対して割安な料金プランの導入を指導しています。

NTTドコモでも、データ通信量が少ないユーザーに対してより安いシェアパックのプランを2016年3月1日から提供。2015年9月には5分以内なら通話し放題になる「カケホーダイライト」(月額1,700円)も提供するなど、料金値下げに動いています。

でも、まだまだ高い!と思っているユーザーも多いかもしれません。スマホの維持費をここから下げるには格安SIMへの乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか?

この記事ではドコモユーザー向けの、初めての格安SIMで失敗しないためのポイントと手順や流れを解説します。

「そもそも格安SIMってなに?」という方は下記の記事をチェックしてみてください。

格安SIMについてはこちら:

格安SIMとは?初心者でも分かりやすく使い方を徹底解説!

現在ドコモでスマートフォンを契約している方が順を追って格安SIMに乗り換えられるようにまとめてみました。

目次:

1. MNP前の確認

MNPは電話番号はそのままで他キャリアに乗り換えることですが、大手キャリアへのMNPと同じく、格安SIMへのMNPにも注意点やポイントがありますので下記でチェックしていきましょう。

違約金発生しないか?

一般的なNTTドコモの契約の場合、2年契約をすることでさまざまな割引を受けることが可能です。
ただ「更新月」の場合解約手数料がかかりませんが、その月以外の解約では違約金が発生します。金額にしておおよそ9,500円です。

また、端末の代金もいわゆる割賦で購入する「2年縛り」で通信量の値引きと端末料金を相殺しているので、その支払いが完了していない場合は解約後も分割代金(月月サポートは適用されない)の支払いは続きますので注意が必要です。

いまの契約を解除すると解約金はかかるのか?いつであれば解約金はかからないのか?
ご自身の契約内容を改めて確認してみましょう。

参照:

携帯電話の解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ

My docomoからは端末の残額を確認できます。

使えなくなるサービスとポイント

dポイントはdアカウントを開設すれば引き続き利用出来ますが、ドコモポイントは契約解除のタイミングで使えなくなってしまいます。

解約前にポイントを使い切ってしまうも良し、ポイントが少なければ見切るも良し、dアカウントを開設してdポイントを移行するも良しで、状況に応じて決めれば良いでしょう。

ポイントはMy docomoから確認することが出来ます。

また、以下のサービスが使えなくなります。

  • おサイフケータイのiD
  • ○○@docomo.ne.jpといったキャリアメール
  • LINEの年齢認証およびIDを使った検索・友だち登録

たとえばおサイフケータイは別のサービス、メールはフリーメール(Gmailなど)で代用できるかなど、格安SIMでも利用できる代替案を確認しておきましょう。ドコモ特有のサービスも格安SIMでも使えるかどうかは要チェックです。

使用する環境によってテザリングが出来なくなる場合もあります。 詳しくは以下のリンクを参照ください。

参照:

MVNO(格安SIM)でテザリングするために知っておきたいことまとめ

2. 利用するスマホと格安SIMを選ぶ

NTTドコモから格安SIMに切り替える場合、いまの端末が対応機種であればわざわざ買い換えることなく格安SIMを利用することができます。
他にも以下の選択肢があります。

  • 中古のNTTドコモスマートフォンを購入する
  • SIMフリーのスマートフォンを購入する
  • 格安スマホを利用する

中古スマホの場合ネットショップや中古ショップで購入できます。その際、故障時の補償を販売店に確認しておくことが大切です。保証内容や対象期間をチェックしておきましょう。

SIMフリースマホの場合、格安SIMの事業者が「格安スマホ」としてセット販売しているケースもあります。
一般的には補償面が弱いSIMフリースマートフォンですが、FREETELではPREMIUM補償、IIJmioであれば端末補償オプションと、補償のオプションを準備している事業者もあります。スマホの故障が心配という方はセット販売も検討してみましょう。

詳しくは:

格安スマホとは?選び方と使い方を徹底解説!

下記のページでは主要な事業者の保証サービスも紹介しています。

こちらもチェック:

SIMフリースマホが壊れたらどうする?修理と保証の仕組みを解説

使う端末を決めたら、次は格安SIMを選びます。
下の一覧表は人気の格安SIM(MVNO)の一覧です。
各業者ともネットや雑誌などに評判や使い方などが多数見つかりますので、初心者にもおすすめです。

ご紹介しているのはいずれもドコモ系の回線を使ったサービスのためドコモの端末をそのまま使えますが、最近出てきているauの回線を利用しているサービスの場合はSIMロックの解除が必要になります。

詳しくは:

[検証]SIMロック解除したドコモのスマホにau系MVNOを挿してみた

申し込みにあたり、格安SIMの各サイトで対応機種一覧が掲載されているので確認してみましょう。
注意しなければならないSIMカードのサイズ情報なども含めて掲載されています。

格安SIM提供事業者 特徴・概要
BIGLOBE 古くから格安SIM事業を展開し、コスパの高さが魅力的です。特定のプランでBIGLOBE Wi-Fiが無料で利用できます。
楽天モバイル キャリアから乗り換えやすいプランが豊富に用意されています。月額料金に応じて楽天スーパーポイントが貯まり、1ポイント=1円として月額料金の支払いにも使えます。
IIJmio 高い人気シェアを誇る老舗企業。ユーザーが増えても安定した通信速度を維持しており、OSアップデートによる端末対応状況をいち早く報告してくれる信頼度の高い事業者です。2016年8月からはマルチキャリアに対応しています。
U-mobile 動画配信などのU-NEXTから独立した事業者が運営。高速データ通信使い放題のプランに合わせ、「スマホでUSEN」を契約すると1,000チャンネル・150万曲の音楽が聴き放題にもなる。ドコモ回線を利用。
FREETEL 格安SIMだけでなくスマホも自社で提供するいま注目度の高い事業者。定額制・従量制とプランを選択できたり、コスパのいい端末も豊富に取り扱っています。
mineo 初めてau回線とドコモ回線のマルチキャリアに対応、他社にはない柔軟なパケットサービスも特徴的です。音声プランでも最低利用期間や解約金がないため気軽に始められるのもポイント。
OCN モバイル ONE 大手プロバイダOCNが提供。1日ごと通信プランや低速大容量プランなど他社にないプランが特徴的。IP電話「050Plus」も利用でき、格安SIMの人気シェアは1位。

モバレコが運営する格安SIM通販サイト「モバレコ バリューストア」では、通常よりも安い初期費用で格安SIMを購入いただけます。

3. MNPの手続き(転出、転入)

のりかえ先や契約プランがが決まったら、いよいよのりかえのための手続きをしていきます。

いまと同じ電話番号を使いたい!という方、格安SIMでもドコモの電話番号そのままでのりかえ(MNP)が可能です。手順や費用を押さえておきましょう。

格安SIMへMNPする手順は主に2つです。

  1. ドコモでMNP予約番号を発行してもらう(=転出手続き)
  2. MNP予約番号の有効期限内に格安SIMへ契約する(=転入手続き)

MNP予約番号を発行する

ドコモショップやドコモインフォメーションセンターへの電話でMNPの意思を告げ、MNPの予約番号を発行してもらいましょう。

インフォメーションセンターの電話番号はこちら:

  • ドコモの携帯電話から:151
  • 家庭用電話などから:0120-800-800

パソコンからもMy docomo経由で発行可能です。ログインしてから「ドコモオンライン手続き」のバナーをクリックして進めてください。

My docomoからMNP予約番号を発行する
My docomoからMNP予約番号を発行する

MNP予約番号の発行は無料ですが、後述する「転入手続き」を行った時点で転出事務手数2,160円が発生します。

重要なのはMNP予約番号の有効期限は2週間であること。あらかじめのりかえ先を決めておいたり、早めに新しい契約先で手続きを進めましょう。

転入手続きを行う

格安SIMに転入する際には事務手数料3,240円が発生します。家電量販店やネットショップでSIMカードを購入した場合にはその購入費用が事務手続費用を兼ねていることが多いです。

転入手続きは、1)ネットで手続き 2)店頭で手続き の二通りがあります。

ネットで手続きの場合は、

  1. Webサイトから格安SIMを申し込む
  2. SIMカードが自宅に届いた後に電話やネットで切り替え申請
  3. 切り替え後、利用可能に

といった流れになります。
昔はネット手続きでは電話が使えない期間が数日取られてしまうことがありましたが、最近は切り替えの間に使えない時間がほぼなくなりました。

主な切り替えサービスのURLをご紹介しておきます。

店頭で手続きの場合は、ヨドバシカメラなどの大手家電量販店などで行えます。カウンターで相談しながら手続きを進められるため、慣れていない人には心強いでしょう。

さあ、これでいよいよ格安SIMへののりかえが完了しました。次のステップで最後です!

4. SIMカードの挿入~設定

使用するスマートフォン、契約した格安SIMのSIMカードが手元に揃ったら、最後のステップです。

格安SIMへの切り替え手続きが終了したら、最後にSIMカードをスマホに挿して設定を行いましょう。格安SIMを利用する上で必要な設定はAPN設定と呼ばれています。

APNとはアクセスポイントネーム(接続先名)の頭文字で、格安SIM事業者へ接続するための設定が必要です。

以下の記事で詳しく説明しているので、お手持ちのスマホや契約先の格安SIMに合わせて参照してみてください。

参照:

Androidスマーフォンを使った格安SIMのAPN設定
iPhoneを使った格安SIMのAPN設定

APN設定が終わって接続が確認できたら、これで完了です!

5. iPhone 6ユーザーは格安SIMに乗り換えるとお得!

まずは、iPhone 6とiPhone 6sを使っているユーザーが毎月どのくらいの携帯料金を支払っているのかを見てみましょう。
iPhone 6は発売から2年が経過していますので残債は無いものと考え、iPhone 6sは発売から1年しか経過していないため、12ヶ月分の残債が残っているものとしてシミュレーションしています。

iPhone 6 (64GB) iPhone 6s (64GB)
端末の分割支払い金 0円 3,942円
カケホーダイライトプラン(2年間の定期契約あり) 1,836円 1,836円
データMパック(5GB) 5,400円 5,400円
spモード 324円 324円
月々サポート 0円 -2,538円
実質負担金 7,560円 8,964円

※2016年10月モバレコ調べ

iPhone 6だと7,560円、iPhone 6sだと8,964円ぐらい毎月支払っている計算になります。

続いて格安SIMに乗り換えた場合、毎月どのくらい携帯料金を支払うことになるのかシミュレーションしてみました。ここではiPhone 6ユーザーは契約月に解約、iPhone 6sユーザーはドコモの契約期間を12ヶ月間残した状態で、格安SIMシェアNO.1の「OCN モバイル ONE」に乗り換えた場合で考えてみます。

iPhone 6 (64GB) iPhone 6s (64GB)
端末の分割支払い金(残債) 0円 3,942円
OCNでんわ5分かけ放題オプション 850円 850円
データ通信量 5GB 2,150円 2,150円
月額料金 3,000円 6,942円

※2016年10月モバレコ調べ

なんとiPhone 6ユーザーの場合、毎月の携帯代金が3,000円ほどで済んでしまいます。
ただしドコモでMNP転出手数料が2,000円かかるのとOCN モバイル ONEでも初期工事費用として3,000円がかかりますので、合計で5,000円必要です。それでも一年間で考えると48,000円ぐらい、家族二人分だと96,000円ぐらい安くなります。

つづいてiPhone 6sユーザーの場合を見ていきましょう。
なんと、残債があっても月々2,000円ほどお得になることが分かります。
ただし今回はドコモの契約期間12ヶ月間を残した状態で格安SIMに乗り換えることを仮定していますので、先に述べたMNP転出手数料と初期工事費用とは別に、ドコモで契約解除料が9,500円かかります。それでも一年間で考えると10,000円ぐらい安くなります。

▼公式サイトはこちら

OCN モバイル ONE 公式サイト

まとめ

以上、ドコモユーザーに向けた、格安SIMに乗り換えるためのポイントをご紹介しました。

のりかえに発生する主な費用は、以下のとおり。

NTTドコモへ

  • 解約金9,500円(一例)
  • 割賦で購入した端末の残債
  • MNP転出費用2,000円

格安SIM(新規契約先)へ

  • 新規事務手数料(多くは3,000円)

こういった費用がかかるため、格安SIMへ切り替えた初月はいつもよりお金がかかるかもしれません。しかし 、これさえ乗り切れば毎月の維持費を大きく抑えることができるでしょう

今回ご紹介したポイントを踏まえて、失敗のない確実なのりかえを試みてください!

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

ごきげんよう!モバレコ編集部です。みなさん鍋の準備はいいですか? ついにiPhone Xが発売されましたね。Androidの方も冬春モデルとしての発表数がまだ少ないので、この後追加で色々と発表されるのではと予想しております! モバレコ編集部にも新人が追加されるんですよ。スマホも編集部員も新しいメンバー追加ってワクワクしますね! そんなこんなで11月もよろしくモバァ!