OCN光の新規申込が終了！乗り換える方法とおすすめな光回線を紹介

OCN光は新規受付を終了

NTTレゾナントの提供する格安SIM［OCN モバイル ONE］とのスマホセット割引を展開している唯一の光回線です。

しかし親会社の株式会社NTTドコモによる［新ドコモグループ中期戦略］の実行に向けて、NTTレゾナントはNTTドコモと合併。

OCN光やOCN モバイル ONEは、2023年6月30日で新規受付を終了しました。

新ドコモグループ中期戦略のための組織変更

OCN光ユーザーはどうなるの？

OCN光は新規申込を終了しますが、既存ユーザーへのサービス提供は、ドコモが引継ぎ継続されます。引越しなどがあっても、ドコモが引き続き手続きの対応を行ってくれます。

OCN光の新規申込が終了したからといって、インターネットが使えなくなることはありません。

OCN光からの乗り換えがおすすめ

OCN光の新規申込終了にともなう解約や乗り換えは必要ありません。しかし、このタイミングで他社光回線の乗り換えをおすすめします。

乗り換えがおすすめな理由
もっと安い光回線がある 光コラボへの乗り換えなら開通工事費もいらない 乗り換え先によってはOCNプロバイダが継続して使える

大きな理由は、OCN光よりも安い光回線があるからです。事業者変更（OCN光から光コラボへの乗り換え）であれば開通工事もいりません。

とくにOCN光と同じNTT系列のドコモ光への乗り換えであれば、プロバイダは継続して使うことができます。

また、OCN モバイル ONEの後続プランとして、小容量向けスマホプランirumo（イルモ）の提供も開始されました。

ドコモ光とirumoなら、スマホセット割引の適用も可能です。

★全て事業者変更（工事不要での乗り換え）が可能

OCN光から他社への乗り換えはおすすめ？

OCN光を利用中の人のなかには、新規受付が終了することをきっかけに、さらに安くて快適な他社回線への乗り換えを検討している人もいるでしょう。

しかし、一度解約してしまうと、二度とOCN光の契約はできないため、本当に乗り換えても問題ないのか不安に感じてしまう人も多いはずです。

ここでは、OCN光から他社へ乗り換えることで得られる可能性があるメリットについて5つご紹介します。他社への乗り換えが本当に必要なのか、確かめながら読み進めてみてください。

OCN光から乗り換えるメリット
料金がお得になる可能性がある 速度が速くなる可能性がある スマホ代が安くなる可能性がある 光コラボへの事業者変更なら手続き簡単＆工事不要 ひかり電話の番号も 引き継げる

料金がお得になる可能性がある

光回線は契約して最初の数年程度、期間限定の料金で利用できるケースが多いため、OCN光を長期間利用しているユーザーなら、他社へ乗り換えることで料金がお得になる可能性があります。

また、乗り換え先によっては、高額キャッシュバックや高性能ルータープレゼントなどの、新規契約者向けキャンペーンが適用できる可能性があることもメリットと言えます。

OCN光の長期契約者で今よりもお得に利用したいなら、他社への乗り換えはおすすめできる選択と言えるでしょう。

速度が速くなる可能性がある

光回線	戸建て実測値	マンション実測値
OCN光	261.87Mbps	262.59Mbps
ドコモ光	286.37Mbps	282.77Mbps
auひかり	610.02Mbps	329.78Mbps
ビッグローブ光	262.19Mbps	276.8Mbps
ソフトバンク光	310.8Mbps	321.84Mbps
NURO光	554.4Mbps	626.33Mbps
楽天ひかり	244.08Mbps	228.62Mbps
エキサイトMEC光	388.95Mbps	401.99Mbps

速度：みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月の実測値平均を記載

OCN光は十分快適に使える光回線ですが、最速のサービスではないため、他社へ乗り換えることで速度が速くなる可能性があります。

特に独自回線で通信を行う光回線に乗り換えれば、速度の向上が期待できます。

動画がスムーズに再生できなかったり、オンラインゲームでラグが発生したりと現在の速度に不満があるなら、他社への乗り換えは十分検討する価値があると言えるでしょう。

スマホ代が安くなる可能性がある

※横にスクロールできます。

OCN光は［OCN モバイル ONE］以外のセット割に対応していないため、利用中のスマホに対応した割引が受けられる他社へ乗り換えることで、スマホ代が安くなる可能性があります。

OCN モバイル ONEとのセット割の割引額が、1回線あたり220円と少ない点を考慮すると、光回線と一緒にスマホも同時に乗り換えれば、お得になる可能性が高いことが予測できます。また、家族も対象スマホプランを契約している場合は、割引額の差がさらに増えるため、乗り換えることで大幅に通信費を抑えられる可能性も出てくるでしょう。

光コラボへの事業者変更なら手続き簡単＆工事不要

光コラボ	ドコモ光 ビッグローブ光 ソフトバンク光 楽天ひかり エキサイトMEC光
独自回線	auひかり NURO光 eo光 コミュファ光 BBIQ光 ピカラ光 など

OCN光から光コラボへの事業者変更なら工事なしで、簡単な手続きで乗り換えられるのもメリットの1つです。

新規契約の場合は工事が必要なため、開通までに時間がかかったり、高額な開設費用が発生したりします。

しかし事業者変更であれば、OCNカスタマーズフロントに問い合わせて「事業者変更承諾番号」を取得するだけで簡単に乗り換えることが可能です。

取得後は他社光コラボへ申し込みをして、回線が自動で切り替わったあと、ルーターの設定をするだけで簡単に通信ができます。

ひかり電話の番号も引き継げる

NTTのアナログ電話で発行した番号を、OCN光のひかり電話で利用中の場合はアナログ戻しという手法で、他社に番号を引き継いで利用できます。

しかし、OCN光で［ひかり電話用］として発行された番号は、アナログ戻しができないため他社へ引き継ぎができません。

番号そのままで他社に乗り換えられるかどうかを知りたい場合は、利用中のひかり電話の番号が、NTTのアナログ電話で発行されたものかを確認するといいでしょう。

OCN光から他社に乗り換えるデメリット

OCN光から他社への乗り換えを検討中なら、メリットだけでなくデメリットにも目を通しておくことをおすすめします。

OCN光から他社に乗り換えることで生じるデメリットを6つピックアップしたので、申し込む前に確認しておきましょう。

OCN光を乗り換えるデメリット
乗り換え費用がかかる 解約・契約の手続きをしなければならない 独自回線への乗り換えだと、再度工事が必要になる 解約月のOCN光の 料金は日割りにならない OCN モバイル ONEとのセット割が適用されなくなる OCNのメールアドレスが使えなくなる

数千～数万円の費用がかかる

乗り換え費用
契約解除料（違約金） 開通工事費の残債 OCN光と乗り換え先でかかる手数料 レンタル機器の返送料

OCN光から他社に乗り換える際は、主に4つの費用が発生し、合計で数千〜数万円を請求される可能性があります。

OCN光に限らず、他社に乗り換える場合は、契約更新月以外での解約で違約金が発生したり、開通工事費を完済していない場合に残債を請求されたりします。

他社に乗り換えると、どのくらいの費用が発生する可能性があるのかを事前に確認しておかないと、想定外の請求で支払いができないといった事態になりかねません。

解約・契約の手続きをしなければならない

OCN光から他社に乗り換えるとなれば、当然、解約や契約の手続きをしなければなりません。

特に、回線設備が流用できない独自回線タイプの光回線に乗り換える場合は、OCN光の解約手続きをする必要があったり、開通工事を行わなければならなかったりと大きな手間や時間の負担につながってしまいます。

光コラボへの乗り換えなら簡単とはいえ、OCNへ電話をして「事業者変更承諾番号」を発行しなければならないため、手間が増えることには変わりがありません。

また、人によっては、乗り換え先の公式サイトや代理店の中から、最適の窓口を見つけること自体が負担になることもあるでしょう。

独自回線への乗り換えだと、再度工事が必要になる

OCN光とは異なる回線設備で通信を行う「独自回線タイプの光回線」に乗り換える場合は、再度工事が必要になることも理解しておきましょう。

工事の日程を調整する手間や開通工事費用、開通までに時間がかかってしまうことなど、さまざまなデメリットが発生してしまいます。

また、異なる設備が必要になるため、OCN光の撤去工事で追加費用がかかる可能性があることも理解しておかなければなりません。

ただし、速度が速くなる可能性が高い独自回線に乗り換えるなら、多少手間や費用がかかることは仕方ないこととも言えます。

解約月のOCN光の料金は日割りにならない

OCN光は解約月の料金が日割り計算されないため、他社へ乗り換えるタイミングによっては、利用日数以上の金額が請求されてしまうリスクもあります。

たとえば、9月5日に解約してしまうと、5日分の料金だけではなく、1ヶ月分の月額料金が全額請求されてしまうのです。

ほとんどの光回線は初月料金が日割り計算されるため、OCN光と乗り換え先の利用料金が重複する期間が発生してしまいます。

余計な費用の支払いを回避するためには、乗り換え先の利用開始日を月末付近に設定して、OCN光を月末よりも少し前に解約するといいでしょう。

OCN モバイル ONEとのセット割が適用されなくなる

OCN光は、OCN モバイル ONEとのセット割「OCN光モバイル割」に対応しているのもメリットの1つですが、他社に乗り換えると適用から外れてしまいます。

1回線あたり220円、5回線まで契約すれば最大1,100円の割引が適用されることを考慮すると、お得な特典が受けられなくなると心配する人もいるでしょう。

しかし他社光回線では、より高額な割引が受けられるスマホセット割に対応しているサービスが数多くあります。

OCN光モバイル割よりも割引額が高いセット割に対応しているサービスは多いので、他社光回線に乗り換えるタイミングで、スマホも乗り換えることを検討するといいでしょう。

OCNのメールアドレスが使えなくなる

OCN光から他社に乗り換えると、OCNで提供されているメールアドレスが使えなくなってしまいます。

さまざまなサービスの登録で、OCNのメールアドレスを設定している人は、他社に乗り換えることで、ログイン自体ができなくなってしまうリスクも想定しなければなりません。

登録情報を変更すれば済む問題ですが、OCNのメールアドレスをどうしても残したい場合は、月額275円「バリュープラン」に申し込むことで、OCN光を解約後もそのまま利用することも可能です。

とはいえ、基本的にはOCNのメールアドレスが使えなくなることを理解したうえで、他社に乗り換えたほうが賢明でしょう。

OCN光から他社に乗り換えるのにかかる4つの費用

先ほど解説したとおり、OCN光から他社に乗り換えることで4つの費用が発生する可能性があります。

乗り換えを検討中であれば、どのような費用がどのくらい請求されるのか知っておきたいところでしょう。

ここでは、OCN光から他社に乗り換える際にかかる4つの費用について詳しく解説していきます。

①契約解除料（違約金）

OCN光を契約した時期	違約金の金額
2022年6月30日以前	11,000円
2022年7月1日以降	3,600円

OCN光は2年ごとに契約が自動更新されるタイプの光回線であるため、更新月以外の月に、他社へ乗り換えてしまうと契約解除料（違約金）が発生してしまいます。

光コラボへ事業者変更で乗り換える場合でも、更新月以外に解約することで、違約金が発生することに変わりはありません。

少しでも乗り換え費用を抑えたいなら、24ヶ月ごとに訪れる3ヶ月間の更新月がいつになるのか確認してから、ベストなタイミングで他社に乗り換えるのがおすすめです。

②開通工事費の残債

居住タイプ	工事費最大額	工事費の残債額
戸建て	19,800円	990円×（20回−支払い済み回数）
マンション	16,500円	825円×（20回−支払い済み回数）

OCN光の開通工事費を分割で支払っている場合は、解約時に残債を一括で請求されてしまう可能性があります。

たとえば、OCN光を12ヶ月利用して他社へ乗り換える場合は、残り8回分として、戸建ては7,920円、マンションなら6,600円の残債を一括で請求されてしまいます。

なお、光コラボへ「事業者変更」で乗り換えるのであれば、工事を行う必要がないため、残債を一括で請求される心配はありません。

③OCN光と乗り換え先でかかる手数料

OCN光から他社へ乗り換える際は、他社契約時に3,300円の事務手数料が発生します。

また、2022年6月30日以前にOCN光を契約した場合は、事業者変更を行う際に、3,300円の事務手数料が別途発生するので、合計で6,600円を支払わなければなりません。

契約時に発生する事務手数料は、一部の光回線を除き、ほとんどのケースで3,300円です。

それほど高額ではありませんが、無料で乗り換えられるわけではないため、請求に戸惑わないようにしましょう。

④レンタル機器の返送料

OCN光の解約時に発生するレンタル機器の返送料は、ユーザー側が支払う必要があります。

金額は地域によって異なりますが、およそ1,000円の送料を支払うことになると考えておくといいでしょう。

OCN光からの乗り換え費用は無料にできる！

違約金が無料になる契約更新月	契約更新月
1回目	24ヶ月目・25ヶ月目・26ヶ月目
2回目	48ヶ月目・49ヶ月目・50ヶ月目
3回目	72ヶ月目・73ヶ月目・74ヶ月目

OCN光から他社へ乗り換える際の費用は、工夫次第で無料にできます。そのため資金に余裕がなくても、それほど気にする必要はありません。

たとえば、違約金については、24ヶ月ごとに訪れる3ヶ月間の契約の更新月に解約すれば支払いが免除されます。

更新月に解約できない人でも、違約金負担キャンペーンが実施されている光回線に乗り換えることで全額補填してもらうことが可能です。

また、開通工事費の残債や手数料、レンタル機器の返送料についても、乗り換え先でもらえるキャッシュバックを充てることですべて相殺ができます。

つまり、違約金や開通工事費の残債などが発生することを理由に、他社への乗り換えを諦める必要はありません。

OCN光の乗り換えにおすすめな光回線4社

「OCN光を申し込もうと思っていたのに…」「OCN光から乗り換えるならどの光回線がいいの？」とお悩みの方も多いのではないでしょうか？

そんな方へ向けて、OCN光からの乗り換えにぴったりな光回線を4社ご紹介します。それぞれメリット・デメリットがあるので、参考にしてみてください。

★全て事業者変更（工事不要での乗り換え）が可能

おすすめ光回線①ドコモ光

おすすめ光回線1位は、OCN光と同じ会社であるNTTドコモの光回線ドコモ光です。

ドコモ光はドコモスマホとのスマホセット割引を展開する唯一の光回線です。もしご自身や、家族にドコモユーザーがいれば、スマホセット割引の対象となります。

OCN モバイル ONEユーザーは、後続プランであるirumo（イルモ）へ乗り換えることで、ドコモ光とのスマホセット割引を適用することができます。

■ ドコモ光のスマホセット割引

割引名	ドコモ光セット割
有効期間	条件を満たす限り永年
内容	月額料金から最大1,100円割引
条件	ドコモ光を契約している・対象スマホプランの契約をしているドコモ光の契約者名義と支払い口座が同じドコモ回線が必要（1回線以上）
対象ユーザー	ドコモスマホとドコモ光の契約者 ①のファミリー割引に属するユーザー

料金プラン		割引額
5Gギガホ プレミア		1,100円
5Gギガホ
ギガホ プレミア
5Gギガライト	～7GB	1,100円
	～5GB
	～3GB	550円
	～1GB	なし

ドコモ光セット割とは、ドコモのスマホとドコモ光ともに契約しているユーザーとその家族（ファミリー割引に属するユーザー）に適用される割引サービスです。

ドコモ光セット割は最大20回線までのスマホに適用されるため、ファミリー割引を組んでいれば、年間で数万円〜数十万円の大幅なコストダウンを可能にしています。

おすすめ光回線②エキサイトMEC光

おすすめ光回線2位は、契約期間なし・違約金なしの縛りなし光回線エキサイトMEC光です。

エキサイトMEC光はスマホセット割引がない代わりに、基本料金そのものを安く設定してあります。キャンペーンはすべて申込時に条件を満たせば自動適用されるシンプルなもの。

申し込みは公式サイトからのみで、選べるプロバイダも1社のみなので、契約内容がわかりやすく、手間いらずな光回線です。

開通工事費も完全無料
安い・速い・縛りなしの光回線

おすすめ光回線③楽天ひかり

おすすめ光回線3位は、他社から乗り換えで月額料金が1年間1,980円になる楽天ひかりです。

楽天ひかりは現在、転用・事業者変更向けに月額料金割引キャンペーンを行っています。

1年間は光回線のなかでも最安級で使うことができ、もしデメリットを感じて解約したくなっても、解約金は最大5,280円と負担も少ないため、乗り換え先に迷っている方はおすすめです。

キャンペーン		楽天ひかり他社から乗り換えキャンペーン
キャンペーン内容		1年間、月額料金が2,000円割引される
キャンペーン条件		他社から乗り換えるだけ！
割引後の月額料金	マンション	1,980円
	戸建て	3,080円

また、楽天ひかりはスマホセット割引はありませんが、楽天ひかりユーザーが楽天市場などで買い物をするとポイント還元率がアップします。

楽天モバイルとセットで
ポイント還元率4倍アップ

おすすめ光回線④ソフトバンク光

おすすめ光回線4位は、通信事業の大手であるソフトバンク株式会社から提供されているソフトバンク光です。

ソフトバンク光は、他社から乗り換えで違約金10万円まで補填してくれるキャンペーンを実施しています。

「OCN光から乗り換えてみたいけど、違約金や工事費の残債がネック」という方におすすめの光回線です。

U-NEXT無料トライアル付き
現金40,000円キャッシュバック

OCN光から光回線を乗り換える手順

OCN光から他社に乗り換える手順を［事業者変更］と［解約・新規申し込み］の2つに分けて解説していきます。自身に適した項目の手順を、参考にしてみてください。

事業者変更	光コラボへの乗り換え
解約新規	独自回線への乗り換え

事業者変更で乗り換える手順

他社光コラボへ事業者変更で乗り換える場合の手順についてご紹介します。

①事業者変更承諾番号を取得する

OCNカスタマーズフロント（0120-506506）に問い合わせて、「事業者変更承諾番号」を取得しましょう。

事業者変更承諾番号には15日間の有効期限が定められているため、取得後は早めに申し込み手続きを済ませてください。

②他社光コラボに申し込む

乗り換えたい光コラボの公式サイト、または代理店のサイトにアクセスして、申し込み手続きを進めていきます。

OCN光の解約月の料金は日割りされないため、できるだけ月末に近い日に、乗り換えるようにしましょう。

③ルーターや接続機器の設定をして利用開始

回線が自動で切り替わったことを確認し、ルーターやパソコンなどの接続機器の設定を済ませれば利用開始です。

方法がわからない場合は、契約書類に同封のマニュアルを見ながら設定してみてください。

④OCN光のルーターを返却する

後日届く、返却用のキットを使って、OCN光でレンタルしていたルーターを返却すれば、手続きはすべて完了です。

解約・新規申し込みで乗り換える手順

独自回線タイプの光回線に乗り換える場合の、解約・新規申し込みの手順についてご紹介します。

①乗り換え先の光回線に新規申し込みをする

まずは、乗り換え先の光回線の公式サイト、または代理店のサイトにアクセスして、新規申し込み手続きを完了させましょう。

②開通工事の日程を調整する

申し込み手続きが完了すると、後日、業者から契約内容についての電話がかかってきます。

電話内で、開通工事の日程について問われるので、工事に立ち会える日を事前にピックアップしておくといいでしょう。

③OCN光の解約手続きをする

開通工事日が決まったら、OCNカスタマーズフロント（0120-506506）に問い合わせて、解約手続きを完了させてください。

OCN光は、手続きを行った同月の末日に解約扱いとされます。開通工事が実施される前に解約をしてしまうと、ネットが使えない期間が発生してしまうため、開通日に合わせて手続きを行うようにしましょう。

④開通工事が実施される

予定日まで待てば、担当者が訪れて開通工事を実施してくれます。開通工事は立ち会いが必須なので、工事が完了するまでの約1〜2時間は予定を空けておいたほうがいいでしょう。

⑤ルーターの設定をして利用開始

開通工事が完了したら、あとはルーターやパソコンなどの接続機器の設定を済ませれば利用開始です。

方法がわからない場合は、契約書類に同封のマニュアルを見ながら設定してみてください。

⑥OCN光のルーターを返却する

後日届く、返却用のキットを使って、OCN光でレンタルしていたルーターを返却すれば、手続きはすべて完了です。

OCN光についてよくある質問

OCN光についてのよくある質問をまとめました。

光回線の戸建て・マンション料金相場は？

A．戸建てなら5,000円前後・マンションなら4,000円前後で納められれば、安いと言えるでしょう。

当モバレコサイトにて、実際に支払っている月額料金についてアンケート調査を行ったところ、結果も以下のようになりました。

お住まい	アンケート人数	料金相場
戸建て	119名	4,000円～6,000円
集合住宅	81名	3,000円～5,000円

戸建てより集合住宅の方が基本料金（割引やキャンペーンを加味していない月額料金）が安く設定されているため、相場も変わっています。

もし光回線の安さに迷ったら、戸建てなら5,000円前後（MAXでも6,000円）・マンションなら4,000円前後（MAXでも5,000円）を目安に選ぶとよいでしょう。

ドコモ光とOCN光の違いは？

光回線	提供会社
ドコモ光	NTTドコモ
OCN光	NTTレゾナント

ドコモ光はNTTドコモの光回線ですが、OCN光はNTTレゾナントの光回線です。

ドコモグループは、2022年7月に組織再編を実施したタイミングで、NTTレゾナントはNTTドコモの子会社となっています。

同じ系列ではありますが、会社自体は別なので、光回線のサービス内容にも違いがあります。

ocn for ドコモ光とは？

ドコモ光とOCN光では、以下のようなトラブルが起きた！という声を目にすることがあります。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか？それはOCNが回線事業者とプロバイダの提供を行っているため、混乱してしまうユーザーがいるためです。

OCN光・ドコモ光を検討する前に、OCN for ドコモ光についても確認しておきましょう。

■ 回線事業者とは？

回線事業者は、インターネット回線そのもの（電柱から直接部屋まで引き込まれる光ケーブルといった設備など）を提供しています。

NTT東日本・NTT西日本・KDDI・ソフトバンクなどが回線事業者にあたります。

しかし回線事業者に申し込んだだけでは、インターネットは使えません。インターネットを使うには、プロバイダも申し込む必要があります。

■ プロバイダとは？

プロバイダは、回線事業者が提供してくれた回線を通じて、インターネットに接続できるようにしてくれます。

そのため、光回線は回線事業者とプロバイダをそれぞれ申し込み、初めてインターネットが使えるようになるというわけです。

■ ［結論］OCN for ドコモ光はドコモ光

OCNでは、回線事業者・プロバイダどちらのサービスも提供しています。回線事業者をドコモ光、プロバイダをOCNにしたとき、サービス名がOCN for ドコモ光になるのです。

回線事業者のサービス	OCN光	ドコモ光
プロバイダ	OCN	OCN
サービス名	OCN光	OCN for ドコモ光

ドコモ光の公式サイト・代理店サイトから申し込み、プロバイダをOCNで選んだ方は、契約先を間違うことも少ないでしょう。

しかしプロバイダのOCNサイトから申し込んだとき、ドコモ光とOCN光を間違い混乱してしまう方がいるようです。

結論、OCN for ドコモ光＝ドコモ光であることを覚えておきましょう。

ドコモ光とOCN光の料金プランの違いが知りたい

A．大きな違いは、展開しているプランです。

ドコモ光とOCN光は、最大通信速度1Gbpsのプランが基本となります。

ただしドコモ光では最大1Gbpsの速度で接続できる通常プランのほかに、最大10Gbpsのドコモ光10ギガという高速プランも提供しています。

最大10Gbpsの速度でインターネットに接続できれば、4Kや8Kなどの高画質動画の視聴や、大容量通信が必要なオンラインゲームもラグなく操作可能です。

参考：ドコモ光 10ギガ |ドコモ光 | NTTドコモ

ドコモ光とOCN光の通信速度の違いは？

通信サービスの速度には、最大速度と実測値の2つの考え方があります。

最大速度は理論上の最速値、実測値は混み具合などを反映した実際の速度です。通信サービスを比較する際は、最大速度だけでなく実測値にも注目してみてください。

しかし、ドコモ光とOCN光はどちらも光コラボサービスです。どちらもフレッツ光回線を使っていることから、実測値に大きな差は見られませんでした。

光コラボとは？特徴を徹底解説

光回線にはいくつかの光回線タイプがあり、それぞれ特徴が違うことをご存じですか？まずは光回線タイプについて解説します。

光回線タイプの一覧
NTT回線 光コラボ 独自回線 電力系回線

①NTT回線とは？

NTT回線＝フレッツ光です。

NTT回線は光回線サービスとして最も歴史があり、現在はほぼ全ての地域で申し込むことができます。

もともと光回線はNTTからのみ販売していましたが、光回線の広い普及を目的として、2015年から他社へサービス卸の提供を開始しました。

■ サービス卸とは？

NTT東西が直接提供してきた光アクセスサービス［フレッツ光］を、NTT東西以外の事業者にサービスとして卸す仕組み ■のことを言います。

卸を受けた事業者（光コラボ事業者）が、自社独自サービスとしてエンドユーザーに光アクセスサービスを提供できるようになりました。

②光コラボとは？

光コラボとは、プロバイダや携帯キャリアが、NTT回線回線を借りて（サービス卸を受けて）提供する光回線のサービスです。

フレッツ光にスマホセット割・キャンペーンといった、独自サービスを付け加えて再販しているイメージですね。

「NTTと光コラボは運営会社が違うけど、同じ回線・設備を使っているんだな」という点を理解してあれば問題ないでしょう。

③独自回線とは？

独自回線とは、NTT回線設備を借り受けず、自社の所有する設備を使って展開する光回線のサービスです。

独自回線は他社と回線をシェアしないため、通信混雑が起きづらく安定した高速通信ができ、基本料金も安い点が魅力です。

④電力系回線とは？

電力系回線は独自回線の仲間で、電力会社が提供している光回線サービスのことです。NTT回線設備を借り受けず、電力会社の所有する設備を使って展開しています。

基本は電力を提供しているエリア内にお住まいなら申し込めますが、電力会社によってはさらに提供エリアを絞っている場合があります。

しかし、光回線のなかでも通信速度は爆速なので、直近に引越し予定がなければ申し込みがおすすめです。

【200名アンケート】今いちばん選ばれている光回線は光コラボ！

光回線にはいくつかの光回線タイプがあることをお分かりいただけたでしょうか？

しかし「光回線タイプは分かったけど、結局、光コラボは申し込んで大丈夫なの？」と迷ってしまいますよね。

結論、光回線タイプは光コラボが最もおすすめです！

今回、おすすめの光回線を紹介するにあたり、200名にアンケート調査を実施しています。アンケート結果を交えつつ、理由を解説していきます。

アンケート調査	Freeasy
調査時期	2023年1月～2月
対象人数	200名
主なアンケート内容	使用している光回線 光回線の選び方 光回線の満足度5段階評価 光回線の良かったところ 光回線の悪かったところ

戸建てで選ばれている光回線タイプ

戸建てにお住まいの光回線ユーザーにアンケート調査を行った結果、戸建てで使われている光回線タイプは［光コラボ］が最多、次いで［電力系回線］［独自回線］という結果でした。

■ Q．光コラボが選ばれている理由は？

光コラボは最も申し込みやすい（開通させやすい）光回線といえます。

提供エリアは全国で、ユーザーも多いため近くの電柱まで光ケーブルが引き込まれていることがほとんど。新築の物件でも、独自回線にくらべて工事が早く住むことが多いのです。

過去にNTT回線を引き込んだことがあれば、既存の設備をそのまま使えるので、工事不要で光回線を開通させたり、乗り換えることもできます。

スマホセット割引などの特典も豊富で、スマホセットが適用できる光回線を選んでおけば、費用も最安級となります。

■ Q．電力系回線・独自回線が選ばれている理由は？

戸建てにお住まいなら、電力系回線や独自回線を申し込むリスクより、メリットが多いため人気があると言えます。

電力系回線や独自回線は、回線品質が高いことで評判が良く、月額料金の安さもメリットです。コスパ最強の光回線なので、本来ならば全ての方におすすめしたいところです。

しかし、電力系回線や独自回線は［提供エリアが限られている］［開通工事に時間がかかる］というデメリットも持ち合わせています。

ところが戸建てなら、このデメリットはあまり影響しないのです。

提供エリアが限られていると、引越したときにエリア外となる可能性が高いです。

エリアの問題だとしても、転居先によっては解約必須となり、新しい申し込み先を探し、再度開通させるといった手間がかかります。

しかし戸建てにお住まいだと、持ち家の方も多いことから、直近で引越す可能性は低い場合が多いです。そのため、このデメリットはあまり気にしなくても問題ないと言えます。

電力系回線や独自回線は、自社の設備を使用しています。

そのため、新しく回線を引き込まないと使えないことが多く、マンションだと設備の問題から申し込める物件は限られてくるのです。

しかし戸建ては電柱から直接ご自宅まで回線を引いてくるため、工事に時間がかかることはあっても、開通自体はできることがほとんど。

開通できれば、安く速い光回線を使うことができます。

マンションで選ばれている回線タイプ

マンションにお住まいの光回線ユーザーにアンケート調査を行った結果を紹介します。

集合住宅（マンション・アパート）で使われている光回線タイプは［光コラボ］が最多、次いで［フレッツ光］という結果でした。

■ Q．フレッツ光が選ばれている理由は？

集合住宅で［マンションプラン］を契約したいなら、マンション・アパートの共用スペースに光回線設備が導入されている必要があります。

フレッツ光は、光回線サービスの先駆けです。昔からあるマンション・アパートでは、まずNTTの光回線設備が導入されていました。

そのため、現在でも集合住宅全体でフレッツ光の申し込みに限定している物件があったり、大手光回線会社の安心感から、ユーザーが多いと言えます。

■ Q．光コラボが選ばれている理由は？

管理会社やオーナーから指定の光回線などがなく、NTTの光回線設備が導入されていれば、お好きな光コラボの［マンションプラン］を申し込むことができます。

現在では、フレッツ光よりも光コラボのほうが月額料金も安く、スマホセット特典も充実しています。

そのため、フレッツ光よりも、光コラボのほうが人気というわけです。

過去フレッツ光や光コラボの回線を引き込んだことがあったり、フレッツ光や光コラボ間の乗り換えであれば、既存の設備をそのまま使えるので、工事不要で開通・乗り換えができます。

まとめ

今回はOCN光からの乗り換えを検討している人に向けて、乗り換えのメリットやデメリット、おすすめの乗り換え先、乗り換え手順について解説してきました。

OCN光は新規受付を終了しましたが、サービス自体は今後も継続されるため、現在利用中で不満がなければ無理に乗り換える必要はありません。とはいえ、他社へ乗り換えれば、料金がお得になったり速度が向上したりする可能性があることも事実です。

乗り換え費用がかかることや、OCN モバイル ONEとのセット割が適用されなくなる点などのデメリットが気になる人もいると思いますが、他社に乗り換えることで得られるメリットを考慮すれば、それほど気にならない問題と言えるでしょう。

OCN光からの乗り換えを検討している人は、メリット・デメリットを十分理解したうえで、今回紹介したおすすめの乗り換え先の中から、最適のサービスに申し込みしてみてください。