ポケット型WiFiが繋がらない原因は？すぐにできる対処法9選

まずここから！ポケット型WiFiが繋がらない時のチェック項目4つ

パソコンやスマホの画面にWiFiマークが表示されているにもかかわらず、なぜかインターネットに繋がらないことがありますよね。

そのようなときは、まず以下のことを試してみましょう。

ポケット型WiFiが繋がらない時のチェック項目

WiFiを繋ぎ直してみる

一度WiFiの接続を切り、再度繋ぎ直してみましょう。ちょっとした不具合が原因であれば、これだけで解決してしまう可能性があります。

また、通信がブツブツと途切れがちなときにも、この方法は有効です。

ポケット型WiFiや通信端末を再起動する

軽い不具合の大半は、デバイスの再起動で解消します。

これはWiFiで上手く通信できないときも同様です。ポケット型WiFiやスマホなどを再起動してみましょう。

電子機器は電源を入れっぱなしにしていると、少しずつ小さな不具合が蓄積されていきます。それが積もりに積もった結果、調子が悪くなってしまうことがあるのです。

溜まっていた小さな不具合は、一度電源を切って再起動することでリセットすることができます。

不具合の有無にかかわらず、電子機器は定期的に再起動するようにしましょう。

機内モードになっていないか確認する

スマホやパソコンの「機内モード」がオンになっていると、通信が一切できなくなります。当然ながら、WiFiにも繋がりません。

本来、機内モードは飛行機に乗るときに使うものです。しかし、簡単にオン・オフを切り替えられるため、意図せずオンになっている可能性があります。

機内モードがオンになっていた場合はオフに設定し直し、ポケット型WiFiに再接続してみてください。

SIMカードの状態をチェックする

ポケット型WiFiにSIMカードが正しく挿入されているか確認してみましょう。

SIMカードが奥までしっかり挿入されていないと、ポケット型WiFiは正常に動作しません。

ポケット型WiFiの挙動が不安定なときは、一度ポケット型WiFiの電源を落としてからSIMカードを抜き取り、カードの表裏に注意しながら挿し直してみてください。

その後、ポケット型WiFiを再起動しましょう。

「インターネット接続なし」？ポケット型WiFiが上手く繋がらない時の原因と対処法

上で紹介したチェック項目に問題がなかった場合、不調の原因として以下のことが考えられます。

一つずつ説明していきます。

原因①：誤ったWiFiに接続している

電波状況があまり良くないフリーWiFiや、他人の家のWiFiに誤って接続していないか確認してみましょう。

パスワードが設定されていないWiFiは、接続時にパスワードの入力を求められることがありません。そのため、電波さえ拾えれば簡単に接続できてしまいます。

とはいえ、すぐ手元にあるポケット型の方が、電波の強度は高いはずです。誤接続に気が付いたら、すぐに正しいWiFiに繋ぎ直しましょう。

また、そのようなWiFiはセキュリティ面に大きな問題を抱えている可能性があります。たとえ電波状況が良かったとしても利用すべきではありません。

そして、他人の家のWiFiを無断で使うことは、倫理的にNGです。行為自体は犯罪ではありませんが、それが原因で本来の持ち主の仕事などに悪影響が出た場合、罪に問われる恐れがあります。

WiFiに接続する際は、必ず接続先を確認してくださいね。

原因②：電波状況が悪い

ポケット型WiFiは、ドコモなどキャリアの基地局が発している電波を使って通信しています。そのため、電波を受信できない場所では使えません。

移動の前後でポケット型WiFiの電波状況が変わった場合は、そのポケット型WiFiの対応エリアを確認してみましょう。もしかしたら現在地が対応エリア外なのかもしれません。

ちなみにWiMAXのポケット型WiFiは、「プラスエリアモード」に切り替えることで対応エリアが拡張されます。通常の「スタンダードモード」で通信できなかった場所でも、プラスエリアモードなら通信できるかもしれません。

プラスエリアモードは、auのプラチナバンドが使えるオプションです。プラチナバンドの電波は障害物に強く、圏外になりがちな場所でも繋がりやすいという特長があります。

ただし、プラスエリアモードは基本的に有料のオプションです。月に1回でも利用すると月額料金が発生してしまうため注意しましょう。

原因③：ポケット型WiFiが速度制限にかかっている

ポケット型WiFiのプランによっては、利用できるデータ容量に上限が設けられています。

上限を突破しても通信が遮断されることはありません。しかし、通信速度がかなり制限されてしまいます。

速度制限が解除される条件は契約しているポケット型WiFiによって異なるため、規約を確認してみてください。

速度制限の条件の例

ポケット型WiFi	速度制限の条件
WiMAX系	一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される。
THE WiFi	１ヶ月間のデータ通信量の合計が100GBを超えた場合、超過時点から最初に到来する１日の午前0時までの間、送受信速度が最大128kbpsになる。

原因④：WiFiの接続台数が多すぎる

1つのWiFiに接続できる電子機器の数は限られています。また、接続台数が多くなればなるほど、1台あたりの通信速度は遅くなっていくものです。

十分な通信速度を保つために、使っていない機器はWiFiに繋がないようにしましょう。

原因⑤：通信回線の一時的な混雑

利用中の通信回線のユーザー数が一時的に増えたのが原因で、通信が不安定になっている可能性も考えられます。特にお昼休みの時間帯や夜間は、回線が混雑しがちなので注意してください。

大抵の場合、回線の混雑は数分で解消します。しかし、同様のトラブルが頻繁に発生するのであれば、現在のWiFiとは異なる回線を使っているポケット型WiFiへの乗り換えも検討してみてください。

おすすめのポケット型WiFiは後ほどご紹介します。

原因⑥：家具や家電による干渉

家具や家電の配置によっては、WiFiの電波に影響を及ぼす可能性があります。

例えばポケット型WiFiとスマホの間に仕切りが1枚あるだけで、通信品質が変わってしまうことも。

そのため、ポケット型WiFiと通信機器の間には、できるだけ物を置かないようにしましょう。

特に電波は水に弱い性質を持っています。そのため、水槽やウォーターサーバーといった水場の近くでは、ポケット型WiFiを使わない方が良いでしょう。また、そのような場所で使うと、水漏れで機器が故障する恐れもあります。

そして、電波を発する家電製品の配置にも注意してください。

例えば電子レンジは、使用時に2.4GHzの電波を発します。このとき、ポケット型WiFiでも同じ2.4GHzの電波を使用していると、互いの電波が衝突する「電波干渉」が起きてしまうことがあるのです。

電波干渉が発生すると、WiFiの通信速度が著しく低下したり、圏外になってしまったりすることがあります。

電波干渉のリスクを避けるためには、ポケット型WiFiで使用する周波数帯を2.4GHzから5GHzに変更するのが有効です。家電製品で5GHzの電波が使われることは基本的にないため、電波干渉を防ぐことができます。

原因⑦：スマホやパソコンの故障や劣化

長く使い続けていれば、どんな電子機器でも劣化したり故障したりするものです。

機器の故障・劣化が疑われる場合は、メーカーのサポートデスクや、購入元の家電量販店に連絡しましょう。補償が適用されれば、無料で機器を修理・交換してもらえるかもしれません。

原因⑧：料金を滞納している

当然のことではありますが、ポケット型WiFiは利用料や端末代の支払いを滞納すると、通信を止められてしまいます。

滞納に気が付いたらサポートデスクにすぐ連絡し、指示通りに未払い分を清算してください。基本的には支払いから数時間～数日で通信できるようになります。

ただし、「滞納してもすぐに復活するんだ」と油断するのは禁物です。滞納を繰り返すと、ポケット型WiFiを強制解約させられる恐れがあります。また、あなたの信用情報に傷が付き、クレジットカードやローンなどの契約ができなくなってしまうかもしれません。

料金はきちんと支払いましょう。

原因⑨：通信障害が起きている

機器の不具合や通信制限、料金の滞納などに心当たりがない場合は、通信障害の可能性も疑ってみましょう。

通信障害の有無は契約中のポケット型WiFiの公式HPか、ポケット型WiFiで利用している回線の公式HPを確認すれば分かります。

また、SNSの活用もおすすめです。規模の大きい通信障害が起きているときは、SNS上に「通信障害」に関する投稿が急増します。他のユーザーの状況を知ることができますし、「繋がらないのは自分だけではない」ということが分かるだけで、安心できる方も多いのではないでしょうか。

通信障害が起きた場合、ユーザーにできることは何もありません。情報を収集しつつ、復旧するのを待ちましょう。

よく圏外になる人は乗り換えを！おすすめポケット型WiFi 5選

ポケット型WiFiが頻繁に繋がらなくなる場合は、他社への乗り換えも検討しましょう。

おすすめの乗り換え先は以下の5つです。

おすすめのポケット型WiFiの乗り換え先

乗り換えなら「Broad WiMAX」

Broad WiMAXはWiMAXプロバイダのひとつです。

料金プランは、2年契約の「ギガ放題コスパDXプラン」と、契約期間の縛りがない「ギガ放題縛りなしDXプラン」の2種類があります。

現在、Broad WiMAXでは他社ネット回線からの乗り換えユーザーを対象に、違約金負担キャンペーンを行っています。

現在契約しているインターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換えるときに発生する違約金を、Broad WiMAXが最大40,000円キャッシュバックでサポートしてくれるキャンペーンです。

なお、乗り換えキャンペーンとは併用できませんが、Broad WiMAXを新規契約するだけで17,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施しています。

少しでもお得にWiMAXのポケット型WiFiを契約したい方には、Broad WiMAXがおすすめです。

当サイト限定！
新規申込17,000円キャッシュバック

高額キャッシュバックなら「GMOとくとくBB WiMAX」

GMOとくとくBB WiMAXもWiMAXプロバイダのひとつです。料金プランは1つだけで、契約期間の縛りがありません。

そんなGMOとくとくBB WiMAXでも、乗り換えユーザーを対象としたキャッシュバックキャンペーンを実施しています。キャッシュバック額は最大40,000円です。

ただし、実際に受け取れる金額は、ネット回線の解約時に発生した解約違約金や端末の残債などによって変わるので注意してください。

解約違約金や端末の残債などの合計金額	キャッシュバック額
～20,000円(税抜)未満	25,500円
20,000円(税抜)以上	40,000円

なお、乗り換えキャンペーンとの併用はできませんが、GMOとくとくBB WiMAXを新規契約するだけで25,500円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施中です。

端末の発送から11ヶ月目、GMOとくとくBBの会員登録完了後に付与される「基本メールアドレス」宛にメールが届きます。このメールの指示に従って口座情報を登録しましょう。すると、翌月末日（営業日）にキャッシュバックが振り込まれます。

キャッシュバックを受け取るまでの手順が少し複雑ではありますが、有料オプションなどに加入する必要はありません。

端末代金を抑えたい人におすすめ「カシモWiMAX」

カシモWiMAXは3年間使い続けることで、通常21,780円のWiMAX対応のポケット型WiFiの端末代が実質0円になります。

これは分割払いの端末代と同額の割引が毎月適用されるためです。

料金プランはシンプルな1プランです。契約期間の縛りがないため、解約違約金もかかりません。

キャッシュバックなどのキャンペーンは実施していないものの、端末代が実質0円になるのは非常にお得です。

カシモWiMAXは、WiMAXのポケット型WiFiを実質0円で使いたい方におすすめのプロバイダです。

最新端末の代金も無料

WiMAXをレンタルしたいなら「5G CONNECT」

5G CONNECTでは、WiMAXのポケット型WiFiをレンタルして利用できます。

解約時に端末を返却しなければいけませんが、端末代は0円です。他社のプロバイダでは端末代だけで約2万円かかりますから、非常にお得と言えます。

対応エリアは通常のWiMAXと同じで、WiMAX +5Gとau 4G/5Gです。

料金プランは2種類。契約期間の縛りがない月額4,950円のプランと、2年契約で月額4,727円～のプランから選べます。

2年契約のプランは料金が高めに見えますが、「3ヶ月おまとめ支払い」の制度が適用されるため、3・6・9・12・15ヶ月目は月額料金が0円になります。これにより、実質3,718円で利用可能です。

また、5G CONNECTではプラスエリアモードを月額0円で利用できます。他社では通常1,100円かかりますから、プラスエリアモードをよく使いそうな方には5G CONNECTがおすすめです。

トリプルキャリア対応な「THE WiFi」

THE WiFiはドコモ・au・ソフトバンクの電波が使えるポケット型WiFiです。端末の使用環境に応じて、最適な電波が自動的に選択されます。

月間データ容量は最大100GBです。この容量を超過した場合、次の１日の午前0時まで送受信速度が最大128kbpsに制限されてしまうので注意しましょう。

そんなTHE WiFiでは、2023年7月3日正午から「第6回 THE WiFi FES」を実施中です。

キャンペーン期間中に「THE WiFi 100GB」プランを契約すると、3,828円の月額料金が3ヶ月間は0円になります。また、契約5ヶ月目には、THE WiFiポイントが5,000円分付与されます。

なお、「THE WiFi FiT」プランを選択した場合、THE WiFi FESの対象外になってしまうため気を付けてください。

ポケット型WiFiの選び方

ポケット型WiFiを選ぶ際は、以下のポイントをよく確認しましょう。

ポケット型WiFiを選ぶポイント

ひとつずつ解説していきます。

選び方①：データ容量が自分に合っているか

月に利用できるデータ容量はポケット型WiFiによって異なります。また、通信制限の条件にも違いがあるため注意してください。

ポケット型WiFi	月間データ容量	速度制限の条件
WiMAX系	無制限	一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される。
THE WiFi	100GB	１ヶ月間のデータ通信量の合計が100GBを超えた場合、超過時点から最初に到来する１日の午前0時までの間、送受信速度が最大128kbpsになる。

所定のデータ容量を超過すると、通信速度が著しく制限されてしまいます。

速度制限を避けるためには、データ容量に余裕のあるポケット型WiFiを選ぶことが重要です。ただし、データ容量が大きくなるほど料金も高くなる点には気を付けましょう。

選び方②：対応エリアかどうか

ポケット型WiFiは、サービス対応エリア外では使うことができません。契約前に必ず対応エリアをチェックしてください。

ポケット型WiFiの対応エリアは、各ポケット型WiFiの公式HP上に掲載されています。

選び方③：実質月額料金を比較してみる

複数のポケット型WiFiの料金を比較する際は、月額料金だけでなく「実質月額料金」も計算してみることが大事です。実質月額料金は以下の式で求められます。

公式HP上の月額料金が格安に見えても、実は初期費用が高額だった場合、実質月額料金は他社の方が安くなる可能性があります。

また、適用されるキャンペーンの内容次第でも、実質月額料金は大きく変わってくるものです。

契約前に必ず実質月額料金を計算してみてください。

まとめ

今まで問題なく使えていたポケット型WiFiが突然繋がらなくなってしまったら、どうしても焦ってしまいます。

しかし、そんなときこそ一度冷静になって、本記事でご紹介したことを上から順に試してみてください。きっと解決するはずです。

また、もしポケット型WiFiが頻繁に繋がらなくなるのであれば、他のポケット型WiFiへの乗り換えも考えてみてください。今回ご紹介した乗り換え先なら、きっと快適にネットを楽しめます。