FUJI WiFiの評判は悪い？口コミからわかったメリット・デメリット、おすすめできる人を解説！

FUJI WiFiとは？

FUJI WiFiとは、「株式会社HUMAN LIFE」が提供しているクラウドSIMタイプのポケット型WiFiサービスです。

まずは、FUJI WiFiの概要をつかんでもらうために、現在提供されている料金プランや端末スペック、オプション内容について見ていきましょう。

FUJI WiFiの料金プラン

FUJI WiFiでは、契約期間の縛りがある「年トクプラン」と縛りなしの「楽ラクプラン」の2つのプランから、4つのデータ容量を選択することで料金が決まります。

FUJI WiFiの料金プラン表

※横にスクロールできます。

1日単位の制限がないプランでは最大100GBまで、1日10GBの制限付きプランであれば最大310GBまで使えるため、普段のデータ使用量を確認して、最適の料金プランを選ぶことが大切です。

■ SIMプランは終了している

FUJI WiFiで提供されていたSIMカード単体の料金プランはすでに廃止されています。

これからFUJI WiFiに申し込む場合は、すべて端末とのセットプランのみであることは理解しておきましょう。

利用端末のスペック・機能

FUJI WiFiで利用できる端末は、「H01」と「Trip WiFi」の2機種です。

H01・Trip WiFiのスペック表

機種名	H01 Trip WiFi
サイズ	幅127mm×高さ65.7mm×厚さ14.2mm
重量	約130g
最大速度	下り：150Mbps 上り：50Mbps
連続使用時間	最大10時間
Wi-Fi	IEEE802.11b/g/n
同時接続台数	最大10台
端子	USB Type-C

機種は選べませんが、どちらも同じスペックなので、使用していて気になることはほとんどないでしょう。

オプションサービス

FUJI WiFiでは、「データチャージ」と「安心オプション」2つのオプションサービスが提供されています。

FUJI WiFiのオプションサービス表

	利用料金
データチャージ	+2GB：550円 +5GB：1,100円 +10GB：1,980円
安心オプション	月額580円

端末が故障した際に、無料で交換してもらえる「安心オプション」は、FUJI WiFiの契約と同時に申し込みをする必要があります。

契約後の途中加入や再加入はできないため、申し込む前に加入すべきか検討しておきましょう。

FUJI WiFiの評判・口コミは？

FUJI WiFiの良い評判・悪い評判をいくつかピックアップしました。

契約を後悔しないためにも、申し込む前に、少しでも多くユーザーの声に触れておくことをおすすめします。

FUJI WiFiの良い評判

まずは、FUJI WiFiの良い評判について見ていきましょう。

来月の入院を見越して、年間契約でフジWifiを申し込んだ。
100GB/月で3480円。

ウチは外出がまぁそこそこあるので(全部通院)子供達のテザリング、私もスマホプラン格安にしてテザリングにしようと思って契約した。
(今までは、私はギガ盛みたいなの申し込んでテザリングしてたけど、高かった)

— ケツ毛ビジネス@おちんポ大妖怪・肉棒ぬらりひょん (@uso_800desu) June 16, 2023

割高な傾向にある3大キャリアなどからの乗り換えであれば、FUJI WiFiの料金が安く感じる可能性は高いです。普段の使用頻度にもよりますが、100GBもあればテザリング用のSIMとして活用できる人もいます。

今だと楽天回線範囲内なら約3200円とかで無制限ですし、fuji wifi抵抗なかったら300gbで約6000円なので、自分に合った回線選べたら年間数万浮きそうな気はしました。

— あまえびん (@amaebin) March 9, 2023

数あるポケット型WiFiのなかで、300GB以上も使えるサービスは大変珍しいです。現在他社で無制限プランを利用中の人は、FUJI WiFiに乗り換えることで、毎月の費用が安くなる可能性は十分あるので、契約プランを見直してみましょう。

FUJI WiFiの悪い評判

続いて、FUJI WiFiの悪い評判についても確認してみましょう。

home5Gはじめる。
FUJI WIFIの料金面、使い心地は悪くなかったけど100GBだと足りない。
気にしながら使うのもストレスだったし、home5Gの端末代がお得なうちに乗り換え。

— MACO (@niconico_maco) March 19, 2023

FUJI WiFiでも100GBや310GBの大容量が使えますが、人によってはデータ容量が足りないと感じる人もいるようです。3大キャリアや楽天モバイルの無制限プランを利用している人は、ストレスを感じる可能性もあります。

モバイルルーターが必要なのでFuji wifiを契約したのだけれど、こんなに遅かったかな。下り5MB前後ぐらいしか出ないし不安定…。昔は20MBぐらいはコンスタントに出ていたのに。最近はどのモバイルルーターがいいのかな

— あれふ (@40balmung) July 22, 2023

FUJI WiFiの速度が遅いとの口コミも複数見つかりました。ただし、下りの実測速度で5Mbpsほど出ていれば、Web検索や動画視聴などの普段使いで困ることはほとんどありません。

また、通信が不安定なことは、ポケット型WiFiの宿命とも言えるので、他社を利用しても大きな差がないことは理解しておく必要があります。

FUJI WiFiの評判から見えたメリット

ここからは、FUJI WiFiの評判からわかった7つのメリットについて解説していきます。

3大キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）の回線を使えて繋がりやすい

FUJI WiFiなどのクラウドSIMタイプのポケット型WiFiは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア回線に対応しており、全国幅広いエリアで通信ができます。

利用場所に最適のキャリア回線に自動接続してくれるため、地方などでポケット型WiFiが繋がるか不安な人は、FUJI WiFiを試してみるといいでしょう。

小容量30GBから超大容量300GBまで、豊富にプランがある

FUJI WiFiは、提供されているデータ容量が豊富で、自分に最適の料金プランを選べる可能性が高い点も魅力のひとつです。

FUJI WiFiで選べるデータ容量

1日10GBまで使えるプランであれば、1ヶ月あたり最大310GBを使えるため、小容量から大容量まで幅広いユーザーにおすすめできます。

端末代がかからない

ルーターを無料でレンタルすることになるFUJI WiFiは、端末代を支払わずに済むこともメリットのひとつです。

他社のポケット型WiFiでは、およそ2万円以上もの高額な端末代を支払うことになるケースが珍しくありません。

初期費用を少しでも安く抑えてポケット型WiFiを利用したい人には、大変うれしいメリットです。

縛りなしのプランがある

FUJI WiFiでは、契約期間の縛りありプランのほかに縛りなしのプランも提供されています。縛りなしプランであれば、いつ解約するとしても違約金を請求される心配がありません。

縛りありプランよりも月額料金は高くなってしまいますが、出張や旅行など、短期の利用が目的の人にとっては欠かせないポイントと言えます。

クレジットカードがなくても契約できる

FUJI WiFiは、コンビニや口座振替での支払いにも対応しており、クレジットカードを持っていない人やクレジットカードの利用を避けたい人でも安心して契約ができます。

FUJI WiFiの支払い方法

「atone」とは、簡単な会員登録を済ませるだけで、ネットショップなどにて翌月払いができるようになる後払い決済サービスのことです。

atoneを利用すれば、クレジットカードがなくても、コンビニまたは口座振替でFUJI WiFiの支払い決済ができます。

海外でもそのまま使える

FUJI WiFiは、現地に利用中の端末を持ち込み電源を入れるだけで、海外106ヶ国にて通信ができます。

SIMの差し替えや空港でWiFiルーターをレンタルする必要がないため、出張や旅行で海外に出かける頻度が高い場合は、重宝するのでうれしいポイントです。

ギガが不足したらデータチャージも可能

FUJI WiFiは「データチャージ」オプションに対応しているため、契約したデータ容量を使い切ったとしても速度制限を回避することが可能です。

データのチャージ料金

データ容量	追加料金
+2GB	550円
+5GB	1,100円
+10GB	1,980円

データ容量が不足したとしてもマイページから何回でも購入が可能なため、速度制限のリスクが不安な人でも安心して利用できます。

FUJI WiFiの評判から見えたデメリット

FUJI WiFiに申し込むのであれば、ポジティブ要素だけでなくネガティブ要素も知っておくべきです。ここからは、評判からわかった6つのデメリットについて解説していきます。

データ無制限のプランはない

FUJI WiFiは、最大310GBの超大容量に対応していますが、データ無制限のプランは提供されていません。

データ容量の上限にとらわれることなく通信したい場合は、FUJI WiFiを契約することでストレスを感じてしまう可能性も十分考えられます。

とはいえ、大容量のデータの送受信を頻繁に行う人でなければ、最大310GBもあれば、問題なく利用できます。普段のデータ使用量をチェックしてみて、データ無制限のプランが本当に必要か再確認してみましょう。

さらに安い他社ポケット型WiFiがある

メリットが多いFUJI WiFiですが、料金面はポケット型WiFiのなかで特別安いわけではありません。

他社ポケット型WiFiとの料金比較表

サービス名	データ容量	実質月額料金
ゼウスWiFi	30GB	2,333円
それがだいじWi-Fi		2,717円
FUJI WiFi		2,734円
縛られないWiFi		2,993円
MONSTER MOBILE	50GB	2,662円
Chat WiFi		2,812円
FUJI WiFi		3,244円
縛られないWiFi		3,543円
MONSTER MOBILE	100GB	3,080円
どこよりもWiFi		3,190円
FUJI WiFi		3,734円
E-! WiFi		3,850円

※契約期間の縛りありプランの場合

30GB・50GB・100GBのいずれのプランでも、FUJI WiFiよりも安いポケット型WiFiがいくつもあることが確認できます。

ただし金額差が小さいうえ、もっとも高額なわけでもないため、料金だけでなく、サービス内容も比較したうえで申し込むかどうかを判断することが大切です。

オンラインゲームのプレイや複数人での利用には不向き

オンラインゲームのプレイや家族などの複数人での同時利用が目的の人は、FUJI WiFiは避けたほうがいい可能性が高いです。

オンラインゲームを快適にプレイするためには、一般的に、実測値で下り速度が約30Mbps以上、Ping値は約50ms以下であることが目安とされています。

FUJI WiFiの実測値

平均下り速度	24.59Mbps
平均上り速度	7.99Mbps
平均Ping値	38.47ms

※みんなのネット回線速度のデータを引用

FUJI WiFiは、Ping値こそ条件を満たしていますが下りの実測値では速度が足りていません。また、FUJI WiFiは、複数人や複数台で同時に通信を行った場合に、通信速度が低下するリスクもあります。

とはいえ、オンラインゲームのプレイや複数人での利用に向いていないのは、FUJI WiFiだけでなくポケット型WiFi自体の特徴です。

オンラインゲームや複数人での利用を快適に楽しみたい人は、光回線の導入も視野に入れて検討することをおすすめします。

ルーター端末を選べない

FUJI WiFiでは、「H01」と「Trip WiFi」の2つのルーター端末が提供されていますが、利用できる機種はランダムで決められるため、自分で選択ができません。

ただし2つの機種にスペックの違いはなく、どちらが届いたとしても、使用して困るとは考えにくいです。デザインにこだわりがある場合は別ですが、基本的にそれほど気にする必要がないデメリットとも言えます。

解約する際にルーター端末を返却しなくてはならない

端末をレンタルすることになるFUJI WiFiは、解約時にルーター端末などのレンタル品を返却しなければなりません。

返却が必要なもの

仮に、返却期限の超過や破損、欠品が確認された場合は、19,800円もの高額な機器損害金を請求されてしまいます。

契約時は解約するときのことも考えて、端末を大切に扱うことはもちろん、レンタル品を紛失しないよう大事に保管しておきましょう。

デビットカードには対応していない

FUJI WiFiは、クレジットカードやコンビニ、口座振替での支払いには対応していますが、デビットカードには非対応です。また、プリペイドカードや海外発行のクレジットカードでの支払いにも対応していません。

申し込み時に登録自体はできますが、その後の決済でエラーになるようなので、デビットカードなどでの支払い登録は避けるようにしましょう。

FUJI WiFiの評判からわかったおすすめできる人・おすすめできない人

先ほど紹介した特徴や良い評判・悪い評判をもとに、FUJI WiFiをおすすめできる人とおすすめできない人の特徴をまとめました。

FUJI WiFiをおすすめできる人・おすすめできない人

おすすめできる人	大容量のポケット型WiFiが欲しい人 WiMAXが満足に繋がらなかった人 口座振替やコンビニ払いで申し込みたい人 海外でもWiFiを使いたい人
おすすめできない人	オンラインゲームなどで高速性を重要視する人 自宅でのみWiFiを使おうとしている人 縛りなしのWiFiを最安で契約したい人

普段どのように使用しているか、FUJI WiFiを契約してどういった使い方をしたいのかをイメージして、自分に合っているサービスかを見きわめることが大切です。

FUJI WiFiの申し込みから利用開始までの流れ

FUJI WiFiを利用するための、手続きの流れについて解説します。おすすめできる人の特徴に当てはまった人は、手続きの流れについても確認しておきましょう。

1 FUJI WiFiの公式サイトで申し込む
FUJI WiFiの公式サイトにアクセスし、右上の「お申込み」ボタンをクリックしてください。申し込みフォームに移動するので、画面の指示に従って選択・入力を進めていきましょう。

2 レンタル品を受け取る
申込内容に不備がなければ、最短翌日に端末などのレンタル品が発送されます。なお、送料は無料なので自分で負担する必要はありません。

3 初期設定後に利用開始
レンタル品に同梱されている「はじめにお読みください」に従って端末を設定すれば、すぐにインターネットを利用できます。

速くて安いポケット型WiFiなら「WiMAX」もおすすめ！

快適さを重視するのであれば、速度が速いかつお得なポケット型WiFi「WiMAX」も含めて検討してみましょう。

WiMAXには、乗り換えサポートに注力している「Broad WiMAX」など、数多くのプロバイダがあります。

目的別におすすめのWiMAXプロバイダを3社ピックアップし、特徴をまとめたので、どのサービスがご自身に適しているか見極めてください。

乗り換えサポートが充実「Broad WiMAX」

現在、別の回線サービスを利用しているのであれば、乗り換えユーザーに向けて、最大40,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施している「Broad WiMAX」がおすすめです。

Broad WiMAXでは、サービス内容に不満があった場合に、違約金なしで他社回線へ乗り換えられる「いつでも解約サポート」と呼ばれるサービスも提供しています。

「WiMAXタイプのポケット型WiFiをお得に利用したい、でも快適に使えるか不安」という人には最適なプロバイダです。

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実質料金最安のプロバイダ「GMOとくとくBB WiMAX」

毎月かかる費用を最小限に抑えてWiMAXのポケット型WiFiを利用したい人には、実質料金が最安の「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめです。

他社WiMAXプロバイダとの料金比較表

プロバイダ名	実質月額料金
GMOとくとくBB WiMAX	4,161円
DTI WiMAX	4,312円
Broad WiMAX	5,101円
EXWiMAX	5,105円

比較するプロバイダによっては、約1,000円以上も安くなる可能性もあります。高額なイメージのあるWiMAXを、できるだけ安く利用したい人は、GMOとくとくBB WiMAXの利用を検討してみてください。

口座振替でも安い「BIGLOBE WiMAX」

クレジットカードを持っていない、またはクレジットカードの利用を控えたいため契約先を決めかねている人には、口座振替対応で料金が比較的安い「BIGLOBE WiMAX」がおすすめです。

口座振替対応のWiMAXプロバイダの料金比較表

プロバイダ名	実質月額料金（2年）
BIGLOBE WiMAX	4,863円
Broad WiMAX	5,101円
UQ WiMAX	5,836円

WiMAXは口座振替に非対応のプロバイダが多く、対応していたとしても料金が高いケースがほとんどです。

BIGLOBE WiMAXもポケット型WiFi全体のなかで特別安いわけではありませんが、口座振替対応のプロバイダのなかでは最安級で利用できます。

クレジットカード払いを避けたい人やクレジットカードを持っていない人は、BIGLOBE WiMAXを選ぶのが賢明です。

まとめ

今回紹介したFUJI WiFiの特徴や評判に目を通したことで、ポケット型WiFiの利用を断念した人もいれば、決断した人もいるのではないでしょうか。

FUJI WiFiは、幅広いデータ容量や縛りなしのプランを選べたり、データ容量をチャージできたりと大変魅力的な要素が多いポケット型WiFiです。

しかしデータ無制限のプランがないことや、他社と比較して最安ではない点は、無視できないデメリットでもあります。

ポケット型WiFiには、FUJI WiFiのようなクラウドSIMタイプだけでなく、速度が速いWiMAXタイプもあります。

ポケット型WiFiの利用を検討中であれば、FUJI WiFiだけでなく、今回紹介したおすすめのWiMAXプロバイダを含めて、ご自身に最適のサービスを見つけて申し込みしてみてください。