光回線の乗り換え完全ガイド!乗り換え方法とデメリット、おすすめの回線を解説

光回線の乗り換え完全ガイド

現代において欠かせないインターネット。そんな無くてはならないネット環境を支えるものの一つが光回線です。

光回線サービスは様々な種類が登場し、料金形態やサービス内容も様々です。そのため、お得に利用する為に光回線の乗り換えを検討している人も多いでしょう。

本記事では、光回線をお得に利用するための乗り換え方法やメリット・デメリットについて解説。乗り換えにおすすめ光回線についても紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

乗り換え先におすすめな光回線

小川正人

監修者情報
小川正人(Ogawa Masato)

新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。スマホや格安SIM・ポケット型WiFi・光回線などの通信、モバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いからlivedoorの通信サービスメディアサイト「livedoor Choice」に携わる。一時期は通信の実態を経験するために、光回線を3社、スマホキャリア、格安SIMを12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。
監修者について(マイベストプロ)

光回線の乗り換えを検討すべきタイミング

悩む女性
光回線の乗り換えを検討すべきタイミング

光回線の乗り換えはどんなときに検討すべきなのか、いつ乗り換えればお得なのかという点について、一般的な5つのケースをご紹介します。

光回線の乗り換えを検討すべき5つのケース

・料金を見直したい
・まもなく更新月を迎える
・工事費の残債が無くなった
・速度が遅い
・引っ越しをする

料金を見直したい

多くの光回線では、月額料金割引キャンペーンによって1~2年目は安く利用できます。しかし、長年契約を続けているとそのキャンペーンの期間が終了するので、月々の料金が上がっていく傾向にあります

料金を見直したくなったタイミングで他社回線に乗り換えれば、新たに割引キャンペーンが適用され安い料金で再スタートができます。

さらに、キャッシュバックなどの新規申込キャンペーンも受けられるので、ダブルでお得に始められます。

▼おすすめポイント

他社回線への乗り換えで、新たに割引キャンペーンが適用
さらに、キャッシュバックも受け取れる

まもなく更新月を迎える

契約中の回線が更新月を迎えるタイミングで乗り換えを検討する方も多いのではないでしょうか?

更新時期なら解約違約金0円で光回線を解約できるので、負担が少なくスムーズに乗り換えられます。

工事費の残債が無くなった

契約中の回線の開通の工事費を分割払いしている方は、その残債が無くなったタイミングで乗り換えを検討するのもおすすめです。

▼注意点

工事費実質無料キャンペーンが適用されている場合は、キャンペーンによる割引を受け終わる前に解約すると、その時点での残債を支払わなければいけないことがあります

また、契約期間と工事費用の分割回数は別になっていることがほとんどです。更新月だけでなく工事費用の分割回数も必ずチェックしましょう。

速度が遅い

回線の速度が遅いと感じている場合は、他社の回線に乗り換えることが根本的な解決法です。

乗り換え前の回線で発生した違約金や撤去工事費を還元してくれるキャンペーンを行っている窓口を選べば、契約更新の時期を気にせずに少ない負担で乗り換えができます。

▼おすすめポイント

違約金や撤去工事費用の還元がある窓口を選ぼう
ソフトバンク光は全額負担

引っ越しをする

引っ越し先で同じ光回線の契約を続ける場合は、再び開通工事が必要になるケースがほとんどです。

▼注意点

引っ越し先でも同じ光回線を利用する場合、新規契約者向けのキャンペーンは適用されません。なので、工事費は全額自己負担になる場合が多いです。

しかし、引っ越しと同時に他社回線へ乗り換えれば、工事費無料キャンペーンを再び利用できます。

ただし、契約中の回線が移転に関するキャンペーンを実施している場合はお得に継続できることもあるので、契約中の事業者のWebサイトなどを確認してみてください。

光回線を乗り換えるメリット

男性がPCと向き合っている画像
光回線を乗り換えるメリット

光回線を乗り換えると、次のようなメリットがあります。

▼光回線を乗り換えるメリット

  • 毎月のインターネット料金が安くなる
  • 通信速度の向上&安定化
  • 新規契約者向けのお得なキャンペーンを受けられる
  • 工事なしで転用・事業者変更できる場合もある

ひとつずつ確認していきましょう。

毎月のインターネット料金が安くなる

光回線を乗り換えると、新規契約者向けのキャッシュバックや月額料金割引などの特典が適用されるため、毎月のインターネット料金が安くなります。

先述したとおり光回線の月額料金割引は、だいたい2~3年で終了してしまいます。そのため、同じ回線を長期利用している人は、他社に乗り換え換えることで再度月額料金を安くできます。

通信速度の向上&安定化

auひかりやNURO光など自社回線を利用する光回線や、v6プラスなど次世代通信に対応した光回線に乗り換えると、今より通信速度が上がったり安定しやすくなったりします。

▼おすすめポイント

自社回線を利用する回線は、光回線の中でも速度が速い傾向にありますので、エリア内にお住いであれば、優先的に検討しましょう。

新規契約者向けのお得なキャンペーンを受けられる

光回線を乗り換えると新規契約者扱いとなるため、さまざまなキャンペーンが適用されます。

新規契約者向けキャンペーンには、以下のようなものがあります。

▼新規契約者向けキャンペーン例

  • キャッシュバック
  • 月額料金割引
  • 工事費無料
  • 他社違約金負担
  • WiFiルータープレゼント  など

このようなキャンペーンが適用されると、数万円単位で負担額を減らすことも可能です。

ただし光回線のキャンペーン内容は契約窓口によって異なりますので、乗り換え先の光回線が決まったら窓口比較を行い、もっともお得な場所から申し込みましょう。

工事なしで転用・事業者変更できる場合もある

フレッツ光や、ドコモ光・ソフトバンク光といった光コラボ回線は、いずれもNTT東日本・西日本の回線を使用する光回線です。

そのため、フレッツ光から乗り換える、もしくは光コラボ間で乗り換える場合は、開通工事をすることなく、事務手続きのみで開通できます

▼転用とは

フレッツ光から光コラボ回線へ乗り換えることを「転用」といいます。

▼事業者変更とは

光コラボ回線から他社光コラボ回線へ乗り換えることを「事業者変更」といいます。

工事費の相場は20,000円〜30,000円もするため、少しでも乗り換え費用を安くしたい場合は、転用および事業者変更できる光回線を選びましょう。

光回線の乗り換えにはデメリットもある

デメリットのイメージ画像
光回線の乗り換えにはデメリットもある!

光回線の乗り換えには、以下のようなデメリットもあります。

▼光回線を乗り換えるデメリット

  • 乗り換え前の回線で違約金や工事費残債がかかる可能性がある
  • ひかり電話の番号が引き継げない可能性がある
  • いまの回線でのメールサービスやオプションなどが使えなくなる
  • タイミングを誤るとインターネット不通期間ができてしまう

現在の回線の契約状況や利用中のサービスについてよく確認して、解約後に困ることがないようにしましょう。

乗り換え前の回線で違約金や工事費残債がかかる可能性がある

光回線の契約にあたって定められている契約期間を満たさずに(更新月以外の時期に)解約すると、解約違約金が発生します。違約金の額は事業者によって異なります。比較的安いところでも1万円前後、高いところでは5万円前後にもなってしまうので、解約時期に気をつけることが非常に重要です。

また、分割払いしている工事費がまだ残っている場合には解約時に一括で支払う必要がある点にも注意しましょう。乗り換え前の回線で発生した、解約違約金や撤去工事費を還元してくれるキャンペーン実施中の窓口を乗り換え先として選べば、解約費用の負担を減らせます。

ひかり電話の番号が引き継げない可能性がある

現在契約中の光回線とあわせて電話サービスも契約している場合は、光回線の解約とともに電話サービスも使えなくなり、電話番号を引き継げないことがほとんどです。

ただし、NTT固定電話として発行した番号を使用している場合は、光回線を乗り換えても同じ電話番号を引き継げます。(※状況によっては引き継げない場合もあります。)

いまの回線でのメールサービスやオプションなどが使えなくなる

光回線のオプションとして光テレビなどのサービスを契約している場合や、回線独自の専用メールアドレスが発行されている場合は、光回線の解約とともに利用できなくなります

プロバイダによっては、300円/月程度でメールアドレスだけを残すといった方法もあります。光テレビに関しては、サービスとして提供していない回線もあるため、ネット契約とは別にアンテナを用意しなければいけないということも。

光回線と合わせて利用しているオプションサービスについては、乗り換え前に現状の契約状況と乗り換え先でのサービス展開を必ず確認しましょう。

タイミングを誤るとインターネット不通期間ができてしまう

乗り換え先の光回線で開通工事が完了する前に現在の回線を解約してしまうと、工事が完了するまでインターネットが使えなくなります

そのため、乗り換え中もインターネットを使えるようにするには、以下の順序で乗り換えを行いましょう。

▼インターネットの不通期間を出さずに乗り換える手順

  1. 乗り換え先の光回線を申込む
  2. 乗り換え先の光回線の工事日を確定させる
  3. 2の日程に合わせ、現在契約中の光回線を解約する

ただし、光回線は申込みから工事完了まで数日~1週間程度かかります。年度末や長期休みなどの繁忙期だと、回線工事完了まで数ヶ月かかることもありますので覚えておきましょう。

ちなみに、光回線は更新月以外に解約すると高額な違約金がかかるため、乗り換え先の光回線は、現在契約中の光回線の更新月が来る1ヶ月には申し込んでおくと安心です。

失敗しない!光回線の乗り換え先選びで注目したいポイント

注目ポイント
失敗しない!光回線の乗り換え先選びで注目したいポイント

新たに乗り換える光回線を選ぶとき、お得に契約するために注目すべきポイントは以下の5つです。

▼光回線をお得に乗り換えるポイント

  • 自分の使っているスマホのキャリアの割引を受けられるか
  • 実質料金は今より安くなるか
  • 速度は今より速くなるか
  • 違約金負担などの乗り換えサポートがあるか
  • 新規契約者向けキャンペーンの内容は充実しているか

各ポイントについて詳しく解説していきます!

自分の使っているスマホのキャリアの割引を受けられるか

現在利用しているスマホと光回線を同一企業が提供するものに統一すると、毎月のスマホ料金が割引される「セット割」を受けられることがあります

このセット割は多くの光回線が取り入れているシステムなので、光回線選びに迷ったら、まずは自分が利用しているスマホとのセット割が適用される光回線を探してみましょう。

実質料金は今より安くなるか

光回線の料金情報を比較するときは、月額基本料金の額面ではなく実質料金に着目しましょう。月額料金だけでなく、工事費や契約事務手数料、キャンペーンによって受けられる割引やキャッシュバックの金額などを考慮したものが実質料金です。

各窓口の実質料金は、以下の式で計算できます。

【契約期間3年の場合】

36ヶ月分の月額基本料金+初期費用(工事費、契約事務手数料)+オプション料金(必要な場合)-割引・キャッシュバック金額=3年間の実質総額料金

3年間の実質総額料金 ÷ 36=3年間の実質月額料金

速度は今より速くなるか

光回線には最大通信速度という速さの目安がありますが、実際はあまり参考になりません。住宅や地域環境によって異なる部分はあるものの、どれだけよい条件での利用であっても最大通信速度どおりの速さになることはほぼないからです。

光回線の速度について知りたいときは、実測値を調べて比較しましょう。みんなのネット回線速度(みんそく)などのサイトを利用すれば、各回線を実際に契約しているユーザーによる実測値データを確認できます。

こちらのサイトを利用し、主要な光回線10社の平均実測値を調べて表にまとめました。

下り平均通信速度 上り平均通信速度
NURO光 505.39Mbps 437.65Mbps
コミュファ光 536.82Mbps 396.3Mbps
eo光 500.84Mbps 362.18Mbps
メガ・エッグ 光 395.84Mbps 262.28Mbps
auひかり 426.16Mbps 360.84Mbps
ピカラ光 388.35Mbps 293.38Mbps
BBIQ光 326.73Mbps 213.01Mbps
ソフトバンク光 314.12Mbps 208.1Mbps
hi-hoひかり with games 445.9Mbps 357.1Mbps
ドコモ光 268.44Mbps 205.73Mbps

光回線の通信速度を大きく左右するのは、使用している回線の種類です。

上記表内の「ソフトバンク光」「hi-hoひかり with games」「ドコモ光」は、NTT東日本/西日本が所有するフレッツ光回線を借り入れて自社ユーザーに提供している「光コラボ」と呼ばれるタイプの回線事業者です。

数多くある光コラボ事業者を契約しているユーザー全員が同一の回線を使用しているので、混雑(速度低下)が起こりやすいという特徴があります。

一方で、上記表内の回線速度上位7回線(NURO光~BBIQ光)は、事業者が独自で所有している回線を使用しています。契約者の母数が少ないぶん、回線利用が集中する時間帯にも混雑しにくく、いつでも通信が安定していると言われています。

とはいえ、光コラボ事業者でもWebサイト閲覧・動画視聴・オンラインゲームのプレイといった一般的な用途なら、十分快適に利用できるだけの速度は確保できます。セット割やキャンペーンを重視して光コラボ事業者を選ぶ場合は、その事業者が「IPv6(v6プラス)」に対応しているかどうかをチェックしましょう。

従来のIPv4に代わる新たな通信方式であるIPv6を利用できれば、光コラボ事業者でも混雑を避けて快適な通信が可能です。

 高速性を重視するなら 5ギガ・10ギガプランという選択肢も

一部の光回線では、通常1Gbps程度の最大通信速度が5Gbpsや10Gbpsになる追加オプションを提供しています。こちらを申し込めば通信速度がさらに速くなりますが、最大通信速度のアップに伴い料金も上がっていく傾向にあり、毎月の支払いが高くなってしまうのがデメリットです。

通常のプランでも一般的な用途なら十分快適に通信が可能なので、極限まで通信速度を重視したい方以外は通常のプランで問題ありません。

違約機負担などの乗り換えサポートがあるか

現在契約中の回線を更新月以外のタイミングで解約する方は、違約金相当額を還元してくれる「乗り換えサポートキャンペーン」がある光回線を選んで乗り換えるのがおすすめです。以下の3回線なら、解約違約金を気にせずにいつでも乗り換えができます。

最大還元額
auひかり 30,000円
ソフトバンク光 100,000円
eo光 50,000円

新規契約者向けキャンペーンの内容は充実しているか

光回線を新規契約するときに利用できるキャンペーンには、キャッシュバックや割引のほかにもさまざまなものがあります。

・乗り換えサポート
先述したとおり、他社からの乗り換えにあたって発生した解約違約金や撤去工事費を還元してくれます。現在契約中の回線の更新月ではないタイミングで解約・乗り換えをする方は特に注目のキャンペーンです。

・選べるプレゼント
WiFiルーターやゲーム機などの物品を新規契約の特典としてプレゼントしてもらえるキャンペーンです。キャッシュバックを受け取るよりも相当金額がお得になる場合があるので、買おうとしていたものが特典になっている窓口があればチェックしてみましょう。

実質料金の安さのほか、自分に合ったキャンペーンを実施していることも光回線を選ぶ決め手になります。

200名にアンケート!いま選ばれている回線タイプはコレだ

有線接続する画像

ひとまとめに光回線といえど、いくつかの[光回線タイプ]があり、それぞれ特徴が違うことをご存じですか?まずは光回線タイプについて解説します。

  • NTT回線
  • 光コラボ
  • 独自回線
  • 電力系回線

①NTT回線

フレッツ光のロゴ画像

NTT回線=フレッツ光です。

NTT回線は光回線サービスとして最も歴史があり、現在はほぼ全ての地域で申し込むことができます。

もともと光回線はNTTからのみ販売していましたが、光回線の広い普及を目的として、2015年から他社へサービス卸(※)の提供を開始しました。

(※)サービス卸:再販モデル。NTTの光ケーブル・光回線設備などを、1回線単位で貸し出すこと。

②光コラボ

光コラボのロゴ画像

光コラボとは、プロバイダや携帯キャリアが、NTT回線回線を借り受けて展開する光回線のサービスです。

フレッツ光にスマホセット割・キャンペーンといった、独自サービスを付け加えて再販しているイメージですね。

「NTTと光コラボは運営会社が違うけど、同じ回線設備を使っているんだな」という点を理解してあれば問題ありません。

③独自回線

独自回線のロゴ画像

独自回線とは、NTT回線設備を借り受けず、自社の所有する設備を使って展開する光回線のサービスです。

独自回線は他社と回線をシェアしないため、通信混雑が起きづらく安定した高速通信ができ、基本料金も安い点が魅力です。

④電力系回線

電力系回線のロゴ画像

電力系回線は独自回線の仲間で、電力会社が提供している光回線サービスのことです。NTT回線設備を借り受けず、電力会社の所有する設備を使って展開しています。

基本は電力を提供しているエリア内にお住まいなら申し込めますが、電力会社によってはさらに提供エリアを絞っている場合があります。

しかし、光回線のなかでも通信速度は爆速なので、直近に引越し予定がなければ申し込みがおすすめです。

戸建て・マンションで選ぶべき光回線タイプはこれだ!

戸建てとマンションを選ぶイラスト

光回線にはいくつかの光回線タイプがあることをお分かりいただけたでしょうか?

ですが「光回線タイプは分かったけど、結局、光コラボは申し込んで大丈夫なの?」と迷ってしまいますよね。

結論、光回線タイプは光コラボが最もおすすめです!

今回、おすすめの光回線を紹介するにあたり、200名にアンケート調査を実施しています。アンケート結果を交えつつ、理由を解説していきます。

アンケート調査 Freeasy
調査時期 2023年1月~2月
対象人数 200名
主なアンケート内容
  • 使用している光回線
  • 光回線の選び方
  • 光回線の満足度5段階評価
  • 光回線の良かったところ
  • 光回線の悪かったところ

戸建てで選ばれている光回線タイプ

戸建てで選ばれている光回線タイプのアンケート結果
光回線タイプのアンケート結果(125名)

光回線の戸建てプランを使っている方は[光コラボ]が最多、次いで[電力系回線][独自回線]という結果でした。

 Q.光コラボが選ばれている理由は?

正直なところ、光コラボは最も無難な光回線といえます。

提供エリアは全国で、ユーザーも多いため近くの電柱まで光ケーブルが引き込まれていることがほとんど。新築の物件でも、独自回線にくらべて工事が早く住むことが多いのです。

過去にフレッツ光や光コラボの回線を引き込んだことがあれば、既存の設備をそのまま使えるので、工事不要で開通させることもできます。

スマホセット割引などの特典も豊富で、スマホセットが適用できる光回線を選んでおけば、費用も最安級となります。

 Q.電力系回線・独自回線が選ばれている理由は?

戸建てにお住まいなら、電力系回線や独自回線を申し込むリスクより、メリット面が多いため人気と言えます。

電力系回線や独自回線のメリットは、なんと言っても回線品質の高さと、月額料金の安さです。

コスパ最強な光回線なので、本来ならば全ての方におすすめしたいところです。しかし電力系回線や独自回線が戸建てに特に人気があるのは[引越しの可能性が低い][開通工事がしやすい]ことが挙げられます。

理由①引越しの可能性が低い

提供エリアが限られていると、引越したときにエリア外となる可能性が高いです。

エリアの問題だとしても、転居先によっては解約必須となり、新しい申し込み先を探し、再度開通させるといった手間がかかります。

しかし戸建てにお住まいだと、持ち家の方も多いことから、直近で引越す可能性は低いでしょう。そのため、このデメリットはあまり気にしなくても問題ないと言えます。

理由②開通工事がしやすい

電力系回線や独自回線は、自社の設備を使用しています。

そのため新しく回線を引き込まないと使えないことが多く、マンションだと設備の問題から申し込める物件は限られてくるのです。

しかし戸建ては電柱から直接回線を引っ張ってくるので、工事に時間がかかることはあっても開通できることがほとんどです。

マンションで選ばれている回線タイプ

マンションで選ばれている光回線タイプのアンケート結果

マンションやアパートなどの集合住宅で光回線を使っている方は[光コラボ]が最多、次いで[フレッツ光]という結果でした。

 Q.フレッツ光が選ばれている理由は?

集合住宅で[マンションプラン]を契約したいなら、マンション・アパートの共用スペースに光回線設備が導入されている必要があります。

フレッツ光は、光回線サービスの先駆けです。昔からあるマンション・アパートでは、まずNTTの光回線設備が導入されていました。

そのため、現在でも集合住宅全体でフレッツ光の申し込みに限定している物件があったり、大手光回線会社の安心感から、ユーザーが多いと言えます。

 Q.光コラボが選ばれている理由は?

管理会社やオーナーから指定の光回線などがなく、NTTの光回線設備が導入されていれば、お好きな光コラボの[マンションプラン]を申し込むことができます。

現在では、フレッツ光よりも光コラボのほうが月額料金も安く、スマホセット特典も充実しています。

そのため、フレッツ光よりも、光コラボのほうが人気というわけです。

過去フレッツ光や光コラボの回線を引き込んだことがあったり、フレッツ光や光コラボ間の乗り換えであれば、既存の設備をそのまま使えるので、工事不要で開通・乗り換えができます。

全国で契約できる光コラボでもエリア確認は必須

光コラボの提供エリア一覧
画像:Nライン光コラボレーションより引用

光コラボの提供エリアは全国ですが、エリア確認は必須です。

一部ではありますが提供対象外となっている地域もあり、建物の構造などによって契約できない可能性があります。

とくに集合住宅に住んでいる場合、物件に必要な設備が導入されておらず契約できない事例も少なくありません。

光コラボを検討する前に、必ずエリア確認を実施しておきましょう。エリア確認は、フレッツ光公式サイトより実施できます。

【注意】顧客情報の入力なども進めてしまうと、フレッツ光との契約になってしまいます。提供エリアが確認できたらブラウザバックし、契約する光コラボを選びましょう。

NTT東日本 提供エリアの確認ページはこちら
NTT西日本 提供エリアの確認ページはこちら

【2024年】乗り換えユーザーにおすすめの光回線を紹介!

WiFiイメージ
【2024年】乗り換えユーザーにおすすめの光回線を紹介!

光回線の乗り換え先に迷っている方向けに、お得な料金と通信の快適性を両立できるおすすめの光回線をご紹介します。

▼乗り換えにおすすめ光回線

  • ドコモユーザーにおすすめ「ドコモ光」
  • ソフトバンクユーザーにおすすめ「NURO光」
  • NURO光エリア外のソフトバンクユーザーにおすすめ「ソフトバンク光」
  • auユーザーにおすすめ「auひかり」
  • ゲーム特化型の光回線なら「hi-hoひかり with games」

ドコモユーザーにおすすめ「ドコモ光」

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スマホセット

  • ドコモスマホとセットで最大1,100円割引
    (最大20回線まで永年適用)

キャンペーン

  • 開通工事費 完全無料
  • 最大65,000円キャッシュバック
  • キャッシュバック増額
    [他社から乗り換え]プラス15,000円
    [10ギガプラン申込]プラス20,000円
  • Wi-Fiルーター永年無料レンタル

WiFiルーターも無料!
最大100,000円キャッシュバック

  • 戸建て
  • マンション
プラン名 1ギガ タイプA
契約期間 2年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 5,783円
事務手数料 3,300円
開通工事費 19,800円 完全無料
解約金 5,500円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 〇無料レンタル
プラン名 1ギガ タイプA
契約期間 2年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 4,463円
事務手数料 3,300円
開通工事費 16,500円 完全無料
解約金 4,180円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 〇無料レンタル

ドコモのスマホを利用している方には、スマホとインターネット回線を統一することでセット割が適用されお得になるドコモ光がおすすめです。

ドコモ光では、新規契約にあたって発生する工事費が完全無料になるキャンペーンを実施しています。割引による実質無料ではなく契約者の負担自体が0円になるものなので、万が一短期間で解約することになった場合でも工事費の残債を支払う必要がありません。

また、ドコモ光は光コラボ回線なので、フレッツ光回線からの転用・他社光コラボ回線からの事業者変更でドコモ光の乗り換えをするなら、開通工事不要で手軽に乗り換え手続きができます。

WiFiルーターも無料!
最大100,000円キャッシュバック

ソフトバンクユーザーにおすすめ「NURO光」

nuro-hikari

スマホセット

  • ソフトバンクスマホとセットで最大1,100円割引
    (最大10回線まで永年適用)
  • NUROモバイルとセットでスマホ基本料金1年無料

キャンペーン

  • 他社解約金を最大20,000円まで補填
  • 最大45,000円キャッシュバック
  • 満足できなかったとき解約金の無料特典が使える

モバレコ経由での申込で
キャッシュバック +5,000円!

  • 戸建て
  • マンション
プラン名 戸建てプラン(G2T)
契約期間 3年(自動更新)
最大通信速度 2Gbps
基本料金 5,200円
事務手数料 3,300円
開通工事費 44,000円 実質無料
解約金 3,850円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし
プラン名 NURO光 for マンション(G2T)
契約期間 3年(自動更新)
最大通信速度 2Gbps
基本料金 2,090~2,750円
事務手数料 3,300円
開通工事費 44,000円 実質無料
解約金 3,850円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし

ソフトバンクのスマホを利用している方は、「おうち割 光セット」によってスマホとインターネット回線の料金がお得になるNURO光がおすすめです。ただし、NURO光のセット割はワイモバイルのスマホは対象外なので注意してください。

NURO光の魅力は、下り最大通信速度2Gbpsの超高速通信です。

速度の実測値の速さ」でもご紹介したとおり、NURO光の実測値の速さは他社を圧倒しています。通信速度の速さを重視しつつ、料金もできるだけ抑えたいと考えている方にぴったりの光回線です。

これからNURO光を契約するなら、NURO光の公式特設ページから申し込むのがおすすめです。公式独自の特典として45,000円の高額キャッシュバックを受け取れるほか、工事費も実質無料になり高速な光回線をお得に契約できます!

モバレコ経由での申込で
キャッシュバック +5,000円!

NURO光エリア外のソフトバンクユーザーにおすすめ「ソフトバンク光」

softbank-hikari

スマホセット

  • ソフトバンクスマホとセットで最大1,100円割引
    (最大10回線まで永年適用)
  • ワイモバイルとセットで最大1,188円割引
    (最大10回線まで永年適用)

キャンペーン

  • 他社解約金を最大10万円まで補填
  • 新規開通:40,000円キャッシュバック
  • 転用・事業者変更:16,000円キャッシュバック
  • U-NEXT無料トライアルキャンペーン

U-NEXT無料トライアル付き
現金40,000円キャッシュバック

  • 戸建て
  • マンション
プラン名 戸建てタイプ
契約期間 2年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 5,720円
事務手数料 3,300円
開通工事費 26,400円 実質無料
解約金 5,720円
IPv6対応 △オプション加入必要
ルーター特典 △オプション加入必要
プラン名 マンションタイブ
契約期間 2年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 4,180円
事務手数料 3,300円
開通工事費 26,400円 実質無料
解約金 4,180円
IPv6対応 △オプション加入必要
ルーター特典 △オプション加入必要

ソフトバンクユーザーでNURO光の提供エリア外にお住まいの方には、同じく「おうち割 光セット」が適用される「ソフトバンク光」がおすすめです。こちらはワイモバイルのスマホも対象なので、ワイモバイルユーザーの方にもおすすめです。

ソフトバンク光は乗り換えで、他社で発生した解約違約金や撤去工事費を還元してくれるキャンペーンを実施しています。光回線を乗り換えたいけれど、現在利用している回線の更新時期はまだ遠いという方におすすめです。

また、ソフトバンク光は光コラボ事業者なので、転用・事業者変更なら開通工事不要で簡単に乗り換えられます。

U-NEXT無料トライアル付き
現金40,000円キャッシュバック

auユーザーにおすすめ「auひかり」

au-hikari

スマホセット

  • auスマホとセットで最大1,100円割引
    (最大10回線まで永年適用)
  • UQモバイルとセットで最大1,100円割引
    (最大10回線まで永年適用)

キャンペーン

  • キャッシュバック
    [ネット+電話]77,000円
    [ネットのみ]71,000円
  • 他社から乗り換え特典
    [キャッシュバック]30,000円
    [月額料金の割引]20,000円分

受け取りやすくておすすめ!
最大74,000円キャッシュバック

  • 戸建て
  • マンション
プラン名 ずっとギガ得プラン
契約期間 3年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 ~12ヶ月:5,610円
~24ヶ月:5,500円
25ヶ月~:5,390円
事務手数料 3,300円
開通工事費 33,000円 実質無料
解約金 4,730円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし
プラン名 マンションタイプV16
契約期間 3年(自動更新)
最大通信速度 1Gbps
基本料金 4,180円
事務手数料 3,300円
開通工事費 33,000円 実質無料
解約金 2,730円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし

auひかりに乗り換えるなら、新規契約者向けのキャッシュバックが適用でき、ルータープレゼントや電話料金が最初の契約期間まで無料などのお得な特典が受け取れます。

auひかりは独自回線のなかでも提供エリアが広く、契約しやすいです。さらにauひかりは独自回線のなかでも安定しているため、評判も高くなっています。

2022年7月より契約解除料の引き下げなど提供条件が改定され、auひかりでもネックだった高額な違約金は減額、回線撤去工事も任意となり契約のハードルがさがっています。

受け取りやすくておすすめ!
最大74,000円キャッシュバック

ゲーム特化型の光回線ならhi-hoひかり with games

hi-ho ひかり with games

スマホセット

  • なし

キャンペーン

  • 31日間月額料金無料

ゲーム・配信者向け光回線
最大31日間お試しキャンペーン実施中

  • 戸建て
  • マンション
プラン名 戸建てタイプ 回線セット
契約期間 24ヶ月
最大通信速度 1Gbps
基本料金 6,160円
事務手数料 3,300円
開通工事費 19,800円
解約金 5,600円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし
プラン名 マンションタイプ 回線セット
契約期間 24ヶ月
最大通信速度 1Gbps
基本料金 4,840円
事務手数料 3,300円
開通工事費 16,500円
解約金 4,400円
IPv6対応 〇標準対応
ルーター特典 なし

hi-hoひかり with gamesは、オンラインゲームや配信に特化した光回線です。

hi-hoひかり with games専用の通信帯を使っているので、通信混雑が起きにくく「プチプチ途切れてしまう」「この時間帯だけ繋がりにくい」といったトラブルがありません。

いつでも安定した高速通信を維持しながら、低ping値をキープできるため、ラグに悩まされることもなくなります。

最大4.8Gpsのゲーム用バンドに接続できるゲーミングルーターセットプランも用意されており、良い環境でゲームをプレイ可能です。強力な処理能力で、ネットワークパフォーマンスを実現しています。

hi-hoひかり with gamesアフィコ
hi-hoひかり with games公式サイトより引用

モバレコ×hi-hoひかり with games
3,000円分のギフトコードプレゼント中!
※申し込み後にキャンペーンページが表示されます。

ゲーム・配信者向け光回線
最大31日間お試しキャンペーン実施中

光回線の乗り換え手順

リストイメージ
光回線の乗り換え手順

ここからは、光回線を乗り換えるときの手続き方法を簡単に解説していきます。

乗り換えの手続きでは、乗り換え前回線の解約のタイミングを間違えないことが重要です。乗り換え先回線が開通する前に解約を済ませると、開通までの間インターネット回線が使えなくなってしまうので注意してください。

新規契約で乗り換える場合

フレッツ光回線からの転用・光コラボ回線の事業者変更ではなく、新規契約で光回線を乗り換える場合は以下のような手順で手続きを進めます。

①希望の窓口から乗り換え先回線の申し込みをする
乗り換え先の光回線と申し込む窓口を決めたら、まずは新規契約の申し込みをします。店舗ではなくWeb申し込みのほうが手続きがスムーズなうえ、キャンペーンの比較がしやすいのでおすすめです。

②申し込んだ窓口からの連絡を待ち、案内に沿って契約手続きを進める
Web申し込みをした場合は、後日電話やメールで契約についての案内を受けます。問題なく契約ができることを確認したら、開通工事の日程を決めましょう。

③乗り換え先回線の開通工事をする
乗り換え先回線の開通のため、専門業者に工事をしてもらいます。新規契約での乗り換えは、再度開通工事が必要なケースがほとんどです。

④乗り換え前の回線の解約手続きをする
工事が完了次第乗り換え先の回線が利用できるようになるので、この時点で乗り換え前の回線を解約します。開通工事の前に解約手続きを済ませてしまうと、工事完了までインターネット回線が使えなくなってしまうので注意してください。

乗り換え先の開通工事が完了・回線の利用を開始し、乗り換え前回線の解約を済ませたら乗り換え手続きは完了です。

転用・事業者変更で乗り換える場合

現在フレッツ光回線や光コラボ回線を契約していて、転用や事業者変更で光回線を乗り換える場合は以下のような手順で手続きを進めます。

①乗り換え前の回線事業者から「事業者変更許諾番号」を受け取る
まずは、契約中の事業者へ連絡して「事業者変更許諾番号」を受け取ってください。この番号は後の乗り換え手続きの際に必要です。

②希望の窓口から乗り換え先回線の申し込みをする
乗り換え先として決めた光回線の申し込みをします。このとき、新規契約ではなく「転用・事業者変更」を必ず選択して申し込んでください。

事業者変更許諾番号には有効期限があるので、期限内の申し込みを忘れないようにしましょう。有効期限が切れてしまった場合は、乗り換え前の事業者に連絡して再度番号を受け取ってください。

③手続きの完了を待ち、乗り換え完了
申し込み手続きが完了したら、乗り換え先事業者と乗り換え前事業者との間で切り替えの手続きをします。手続きの完了を待ち、無事に切り替えができたら乗り換え手続きは完了です。

まとめ

光回線の乗り換えを考えている方のために、乗り換えに適したタイミングや乗り換え先回線の選び方、乗り換えにあたってのデメリットについて解説しました。

重要なポイントを確実に押さえれば、違約金などの解約費用を少なくしてお得に光回線を乗り換えられますよ。乗り換え先の光回線を検討するときは、以下の5つのポイントに注目して各事業者を比較してみましょう。

▼光回線をお得に乗り換えるポイント

  • 自分の使っているスマホのキャリアの割引を受けられるか
  • 実質料金は今より安くなるか
  • 速度は今より速くなるか
  • 違約金負担などの乗り換えサポートがあるか
  • 新規契約者向けキャンペーンの内容は充実しているか

ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりな光回線への乗り換えをスムーズに行ってください。

この記事の編集者

モバレコ編集者:ひらっち

モバレコ編集者|ひらっち

WiFi商材を中心にモバレコの記事を2年ほど担当。扱った商材はポケット型WiFi・ホームルーターを20商材以上で、初心者目線で比較やコンテンツなど作成していきます。
得意カテゴリー:ポケット型WiFi・ホームルーター

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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スマホ・格安SIM、WiFi、光回線、通信、PCに関する総合情報メディア「モバレコ」の記事コンテンツの制作全般を監修しています。

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  • 記事コンテンツに関してはユーザー目線を心掛け、客観的な立場で作成し公平な情報をお届けします。
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今後も、スマホ・格安SIM、光回線・インターネットの疑問点、分かりにくいPC情報の問題解決できるようなユーザー目線に寄り添った情報サイトを目指して努めてまいります。

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