ソフトバンクから格安SIMにMNP(乗り換える)ための手順を解説

書いた人: とくめい

カテゴリ: ガイド, スマホの料金節約術, 格安SIM

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクから格安SIMにMNP(乗り換える)ための手順を解説

ソフトバンクを利用している方から「携帯料金が高いから安くしたいんだけど、何かいい方法はある?」と相談を受けました。

ソフトバンクでは今年から5分間の通話定額と1GBのデータ通信がセットになったプランを発表しており、ライトユーザーでも5,000円以下でスマホが持てるようになると話題になりました。しかし、私としてはまだまだ高い印象があります。

そこで、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるとどれだけ安くなるのか、楽天モバイルと比較してみました。

ソフトバンクのスマ放題ライト1GBプランを契約していた場合
基本プラン スマ放題ライト 1,700円
データ定額パック小容量(1) 2,900円
S!ベーシックパック 300円
合計 4,900円
楽天モバイル3.1GBプランと楽天でんわを契約した場合
3.1GBプラン 1,600円
楽天でんわ 5分かけ放題オプション 850円
合計 2,450円

同じ5分間掛け放題のプランでも通信量が3.1GBになり料金が半額以下になりました。このように格安SIMへ乗り換えると今よりもずっとお得に使うことが可能です。

この記事では格安SIMへの乗り換え(MNP)の方法と、どれくらい安くなるのかなどについてまとめてみました。

目次:

1. MNP前に確認しておくこと

まずは今自分がどれくらい毎月支払っているのか確認するためにMy SoftBankへログインしてみましょう。私はソフトバンクの回線を持っていないため、マイページが似ているワイモバイルの画面(My Y!mobile)で説明します。

ログインすると毎月の料金明細が確認できるログインすると毎月の料金明細が確認できる
ログインすると毎月の料金明細が確認できる

ログイン後、ご利用料金の「内訳を見る」を押すと対象月の料金が表示されます。更に細かい内容を見たいときは「全ての内訳」を選択します。

契約内容や購入端末の残債なども確認できる契約内容や購入端末の残債なども確認できる
契約内容や購入端末の残債なども確認できる

マイページでは毎月の料金以外にも、契約内容や端末の残債、毎月のデータ使用量などが確認できるので、自分の利用状況と2年契約の更新タイミングを把握しておきましょう。

契約解除料についての詳細はソフトバンク公式サイト「解約する際の契約解除料はいくらですか?」で確認できます。

格安SIMの月額料金は確かに安いですが、ソフトバンクは毎月の割賦で端末代金を払うため、契約解除料だけでなく端末代金を含めた2年の合計金額と比較して検討する必要があります。

また、これまで使っていたソフトバンクのキャリアメールアドレス(@softbank.ne.jp / @i.softbank.jp)も使えなくなるなどのデメリットもあります。
詳しくは以下の記事を参照ください。

格安SIMのココが欠点!後悔しないための格安SIMのデメリットまとめ

2. 利用するスマホを決める

次は利用する端末を決めましょう。選択肢としては以下の通りです。

  • SIMフリースマホを購入して使う
  • セット販売されている「格安スマホ」を利用する
  • ソフトバンクの端末を利用する(SIMロックの解除が必要)

格安SIMを使うにはSIMフリースマホが必要になります。
現在使っているソフトバンクのスマホを利用するには有償でSIMロック解除を行う必要があります。
SIMロック解除に対応した機種は全部で22機種です。

■2015年4月までに発売された機種
Android BLADE Q+
301F
201HW
009Z
008Z
■2015年5月以降に発売された機種
iPhone Phone 6s
iPhone 6s Plus
iPad iPad Pro
iPad mini 4
Android AQUOS Xx2 mini
AQUOS Xx2
Nexus 6P
Xperia”! Z5
AQUOS CRYSTAL 2
AQUOS Xx
Xperia”! Z4
Galaxy S6 edge
ケータイ AQUOS ケータイ
かんたん携帯8
COLOR LIFE 5 WATERPROOF
タブレット Lenovo TAB2
モバイルデータ通信 Pocket WiFi 501HW

2015年5月以降に発売された機種では以下の条件が追加されます。

  • 製品の購入日から180日経過していること
  • 解約済み製品は、解約日から90日以内であること

ソフトバンクで利用者の多いiPhoneは、iPhone 6s / 6s PlusのみSIMロック解除に対応しています。表にない機種は格安SIMを挿しても使えないので、新たに端末を用意する必要があります。
新たに端末を用意する場合、以下の記事も参考にしてみてください。

ソフトバンクからBIC SIMにMNPしてみた(購入・手続き編)

iPhoneの場合は問題ありませんが、ソフトバンクが取り扱うアンドロイド端末の場合、格安SIM(MVNO)が取り扱う回線(ドコモ系)とは電波の帯域がマッチしておらず、通信速度が本来のスピードよりも遅いなどの弊害がありますので、iPhone以外を使う場合は予算が合うのであれば新たにSIMフリースマホを購入するか、SIMカードと端末がセットになった格安スマホを利用することをおすすめします。

詳しくは:

格安スマホとは?選び方と使い方を徹底解説!

3. 格安SIMを選ぶ

利用する端末が決まったら、契約先となる格安SIMを選択します。
一般向けに提供されている多くの格安SIMではドコモのネットワークを利用しており、一部auの回線を利用した物も出てきています。しかし、今のところソフトバンクで利用できる格安SIMはまだ出ていません(2016年3月時点)。

au回線の格安SIMは使えませんので、ドコモ回線のものを利用する必要があります。
下記はよく知られている人気の格安SIMです(すべてドコモ系)ので、使い方などの情報も多く初心者にもおすすめです。

格安SIM提供事業者 特徴・概要
BIGLOBE 古くから格安SIM事業を展開し、コスパの高さが魅力的です。特定のプランでBIGLOBE Wi-Fiが無料で利用できます。
楽天モバイル キャリアから乗り換えやすいプランが豊富に用意されています。月額料金に応じて楽天スーパーポイントが貯まり、1ポイント=1円として月額料金の支払いにも使えます。
IIJmio 高い人気シェアを誇る老舗企業。ユーザーが増えても安定した通信速度を維持しており、OSアップデートによる端末対応状況をいち早く報告してくれる信頼度の高い事業者です。2016年8月からはマルチキャリアに対応しています。
U-mobile 動画配信などのU-NEXTから独立した事業者が運営。高速データ通信使い放題のプランに合わせ、「スマホでUSEN」を契約すると1,000チャンネル・150万曲の音楽が聴き放題にもなる。ドコモ回線を利用。
FREETEL 格安SIMだけでなくスマホも自社で提供するいま注目度の高い事業者。定額制・従量制とプランを選択できたり、コスパのいい端末も豊富に取り扱っています。
mineo 初めてau回線とドコモ回線のマルチキャリアに対応、他社にはない柔軟なパケットサービスも特徴的です。音声プランでも最低利用期間や解約金がないため気軽に始められるのもポイント。
OCN モバイル ONE 大手プロバイダOCNが提供。1日ごと通信プランや低速大容量プランなど他社にないプランが特徴的。IP電話「050Plus」も利用でき、格安SIMの人気シェアは1位。

モバレコが運営する格安SIM通販サイト「モバレコ バリューストア」では、通常よりも安い初期費用で格安SIMを購入いただけます。

4. 転出~転入手続きをする(MNP)

ソフトバンクから格安SIMの音声プランへ乗り換えると決めたら、まず初めに乗り換え前の準備としてアカウントの引き継ぎやメールの移行作業を行いましょう。

なお、格安SIMへ乗り換えると現在使用しているキャリアメール(@softbank.ne.jp / @i.softbank.jp)などは使えなくなってしまいます。事前にGmailなどへメールを移しておくことで、乗り換え後もスムーズに移行できます。

LINEを利用している方は事前にアカウントや設定の引き継ぎが必要です。

参照:

機種変更後もLINEを使いたい!LINEのアカウントを引き継ぐための方法

ソフトバンクから転出する

乗り換え前の準備が完了したら、次はMNP予約番号を取得しましょう。ソフトバンクショップもしくはお問い合わせ窓口へ電話をするともらえます。ガラケーから乗り換える場合はMy SoftBankからでも取得可能です。

受付窓口 受付時間 備考
携帯電話番号ポータビリティ
(MNP)お問い合わせ窓口
9:00~18:00 ソフトバンク携帯電話から *5533
フリーコール 0800-100-5533(無料)
My SoftBank
(3G ケータイ版のみ)
09:00~21:30
ソフトバンクショップ 各店の営業時間 シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)で契約している場合はショップ窓口のみMNP番号取得に対応。

MNPするときにはソフトバンクへMNP転出手数料と新規契約先へ初期工事費用の2種類を支払います。ホワイトプランやスマ放題・スマ放題ライトなどの2年契約プランに加入している場合、更新月以外に乗り換えを行うと契約解除料として9,500円が上乗せされます。

ソフトバンクと乗り換え先で手数料を支払う
ソフトバンクと乗り換え先で手数料を支払う

MNP転出手数料は契約内容や期間によって異なります。白ロムの持ち込みやシンプルスタイル・スマート一括契約・みまもりケータイなどを契約した後、2ヶ月後の請求月末までにMNPしたときは5,000円、それ以降については3,000円です。

取得したMNP予約番号は15日を過ぎると無効となってしまうので、再度MNPの手続きが必要となります。この場合はMNP転出手数料は掛からずにそのままソフトバンクとの契約が続きます。

新規契約先に転入する

MNP予約番号を取得できたら、いよいよ格安SIMを新規契約してみましょう。

格安SIMの新規契約フォームから事前に取得した15桁の番号を入力します。SIMカードの申し込みにはクレジットカードやデビットカード、身分証明書の写真が必要なので事前に用意しておきましょう。

最近ではMNP転入時の開通手続きを自分で行えるサービスが登場し、開通後にSIMカードが届くまで数日間携帯が使えなくなる問題が解消されています。

最後はAPN設定

SIMカードが到着したらAPN設定を行います。購入した機種によって異なるため、以下の記事を見て設定してみてください。

参照:

iPhoneを使ったAPN設定方法
Androidを使ったAPN設定方法

5. iPhone 6sユーザーは格安SIMに乗り換えるとお得!

まずは、iPhone 6sとiPhone 6s Plusを使っているユーザーが毎月どのくらいの携帯料金を支払っているのかを見てみましょう。今回は使っている人の多いデータ定額5GBプランとあんしん保証パックプラスを付帯した場合で考えてみます。

iPhone 6s (64GB) iPhone 6s Plus (64GB)
端末の分割支払い金 4,440円 4,980円
通話定額基本料(スマ放題) 2,700円 2,700円
データ定額 5GB 5,000円 5,000円
ウェブ使用料 300円 300円
オプション料金(あんしん保証パックプラス付帯) 650円 650円
端末の月月割 -2,835円 -2,835円
実質負担金 10,255円 10,795円

※2016年10月モバレコ調べ

iPhone 6sだと10,255円、iPhone 6s Plusだと10,795円ぐらい毎月支払っている計算になります。

続いて格安SIMに乗り換えた場合、毎月どのくらい携帯料金を支払うことになるのかシミュレーションしてみました。ここでは、iPhone 6sとiPhone 6s Plusユーザーがソフトバンクの契約期間を12ヶ月間残した状態で、格安SIMシェアNO.1の「OCN モバイル ONE」に乗り換えた場合で考えてみます。

iPhone 6s (64GB) iPhone 6s Plus (64GB)
端末の分割支払い金(残債) 4,440円 4,980円
OCNでんわ5分かけ放題オプション 850円 850円
データ通信量 5GB 2,150円 2,150円
月額料金 7,440円 7,980円

※2016年10月モバレコ調べ

なんと端末代金の残債が残っていても、毎月3,000円ほどお得になることが分かります。
ただし、今回はソフトバンクの契約期間12ヶ月間を残した状態で格安SIMに乗り換えることを仮定していますので、この料金とは別にソフトバンクで契約解除料が9,500円とMNP転出手数料が5,000円かかります。OCN モバイル ONEでも初期工事費用として3,000円がかかりますので、合計で17,500円、12ヶ月間で換算すると月々1,458円必要です。

ここまでの説明でお気づきとは思いますが、端末の残債が残っている状態でソフトバンクを解約した場合でも、格安SIM(OCN モバイル ONE)に乗り換えた方が毎月1,300円以上もお得になります。一年間で考えると16,000円ぐらい、家族二人分だと32,000円ぐらい安くなります。

▼公式サイトはこちら

OCN モバイル ONE 公式サイト

まとめ

ソフトバンクユーザー向けの格安SIMを利用するための流れをご紹介しました。
現状ではソフトバンクで利用できる機種や条件が限定的なので、新たにSIMフリー端末を用意して乗り換えるのも選択肢の一つかと思います。

各種手数料や端末の購入代金などで契約した月は高くなってしまいますが、1度格安SIMへ乗り換えてしまえば毎月の料金が半額以下に抑えられるので、長期的に見るととってもお得になります。

モバレコが運営しているモバレコ バリューストアでは格安SIMの販売だけではなく、SIMフリースマホの販売も業界最安値に挑戦してます。ぜひこの機会にチェックしてみてください。話題のあの機種も最安値で売られているかも!?

関連記事:

キャリア携帯から格安SIMへ乗り換えたい!電話番号そのままMNPする方法

モバレコでは、スマホと格安SIMがお得になる・役に立つ記事を平日12:00に配信中です。

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

WEBデザイン・ガジェット・格安SIMなどに興味を示す鹿。大量のモバイル回線を元に沖縄でスピードテストを行っている。各社料金プランを調べたり、Androidのホーム画面をカスタマイズするのが好きです。自身のブログ「Creator Clip」では書きたいことを好きなだけ書いています。Twitter:@tokumewi