ソフトバンクから格安SIMにMNP(乗り換える)ための手順を解説

書いた人: とくめい

カテゴリ: ガイド, スマホの料金節約術, 格安SIM

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ソフトバンクから格安SIMにMNP(乗り換える)ための手順を解説

最終更新日:2018年04月20日

ソフトバンクを利用している方から「携帯料金が高いから安くしたいんだけど、何かいい方法はある?」と相談を受けました。

ソフトバンクではスマ放題ライトという5分間の通話定額と1GBのデータ通信がセットになった安価なプランを展開し、ライトユーザーでも5,000円以下でスマホが持てるようになっています。しかし、格安SIMの安さを知っている私としては、まだまだ高いと感じてしまいます。

本記事では格安SIMへの乗り換えを検討しているソフトバンクユーザーの方々に「格安SIMへの乗り換え方」を「格安SIMを活用するとどれだけ安くなるのか」と合わせてご紹介したいと思います。

目次:

ソフトバンクから格安SIMに乗り換えると、どれくらい安くなる?

ソフトバンクと乗り換え先で手数料を支払う
格安SIMを使うとどれくらい料金が安くなるのでしょうか?

徐々に認知度が高まってきている「格安SIM」ですが、長年キャリアを使っている方にとってはまだまだ馴染みが薄い存在ではないでしょうか?
また、単に「安くなる」と聞いたことがあっても、「実際にどれくらい安くなるのか?」というシュミレーションまでしたことがある人は少ないと思います。

そこで、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるとどれだけ安くなるのか、nuroモバイル(ソフトバンク回線)と比較してみました。

■ソフトバンクのスマ放題ライト+1GBプランを契約した場合

基本プラン スマ放題ライト 1,700円
データ定額ミニ 1GB 2,900円
ウェブ使用料 300円
合計 4,900円

■nuroモバイル(ソフトバンク回線)2GBプランとnuroモバイルでんわを契約した場合

音声通話付き 2GBプラン 1,680円
nuroモバイルでんわ 10分かけ放題オプション 800円
合計 2,480円

ソフトバンクは「1GB+5分かけ放題」、nuroモバイルは「2GB+10分かけ放題」。データ通信量もかけ放題の時間もソフトバンクの2倍なのに、nuroモバイルの料金はほぼ半額という結果になりました。。

このように格安SIMへ乗り換えると、大手キャリアよりもかなりお得にスマホを使うことができます。また、nuroモバイルのようにソフトバンク回線を利用した格安SIMであれば、ソフトバンクで購入したスマホをそのまま使うことができます。

▼ソフトバンクのスマホで使える格安SIMはこちら

MNP前に確認しておくこと

MNP・乗り換えの前に、毎月の支払額と現在の契約状況を確認するためにMy SoftBankへログインしてみましょう。筆者はソフトバンクの回線を所有していないので、マイページが似ているワイモバイルの画面(My Y!mobile)を例に説明します。

ログインすると毎月の料金明細が確認できるログインすると毎月の料金明細が確認できる
ログインすると毎月の料金明細が確認できる

ログイン後、ご利用料金の「内訳を見る」を押すと対象月の料金が表示されます。さらに細かい内容を見たいときは「全ての内訳」を選択します。

契約内容や購入端末の残債なども確認できる契約内容や購入端末の残債なども確認できる
契約内容や購入端末の残債なども確認できる

マイページでは毎月の料金以外に、契約内容や端末の残債、毎月のデータ使用量なども確認できるので、ご自身の利用状況と2年契約の更新タイミングを把握しておきましょう。

契約解除料についての詳細はソフトバンク公式サイト「解約する際の契約解除料はいくらですか?」で確認できます。

格安SIMの月額料金はたしかに安いのですが、ソフトバンクは毎月の割賦で端末代金を支払う仕組みになっています。そのため、契約解除料だけでなく、端末代金を含めた2年間の合計金額と比較して検討する必要があります。

■格安SIM乗り換えのポイント

・キャリアと比べて毎月の利用料が安くなる
・格安SIMに乗り換える場合は端末代金を含めた2年間の料金で比較検討する
・乗り換える前に、端末の残債額がないか更新月ではないか、契約状況の確認をしておく
・ソフトバンクのサポートは受けられなくなる

また、これまで使っていたソフトバンクのキャリアメールアドレス(@softbank.ne.jp / @i.softbank.jp)も使えなくなるなどのデメリットもあります。
詳しくは以下の記事を参照してください。

▼ソフトバンクのスマホで使える格安SIMはこちら

使用するスマホを決める

次は使用するスマホを決めましょう。選択肢としては以下の通りです。

・ソフトバンクの端末をそのまま使う
・SIMフリースマホを本体のみ購入する
・セット販売されている「格安スマホ」を利用する

格安SIMへの乗り換えに際して、新たにSIMフリースマホを購入するというのも気分が変わっていいかもしれません。しかし、わざわざ格安SIMに変更してまで月々の料金を安くしたのに、新たに端末代のコストまでかけたくないという人も多いでしょう。

まずは、現在使っているソフトバンクのスマホをそのまま使用するケースを想定して詳しく説明していきます。

ソフトバンクのスマホをそのまま使うには?

ソフトバンク回線の格安SIMなら、そのままソフトバンクのスマホが使える
ソフトバンク回線の格安SIMなら、そのままソフトバンクのスマホが使える

nuroモバイル、b-mobile、u-mobileといったソフトバンク回線を利用した格安SIMでは、SIMロック解除ナシでソフトバンクのスマホをそのまま使うことができます
ただし、最新機種など動作確認が取れていない端末もあるので、必ず事前に各MVNO(格安SIM事業者)公式サイトで確認してください。

また、ドコモ・au回線の格安SIMを使いたい場合は、現在使っているソフトバンクのスマホを有償でSIMロック解除する必要があります。
SIMロック解除に対応している機種はソフトバンク公式サイトの下記ページでご確認ください。

ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

▼ソフトバンクのスマホで使える格安SIMはこちら

SIMロック解除する前に確認しておきたい注意点

SIMロック解除をする前に注意点を確認しておきましょう
SIMロック解除をする前に注意点を確認しておきましょう

ソフトバンクで利用者の多いiPhoneは、iPhone 6s以降の全機種でSIMロック解除に対応しています。
Android端末も最近の機種であれば、ほとんどSIMロック解除に対応しています。ただし、かなり以前に購入された端末の場合はSIMロック解除に対応していないことがあるので、注意してください。

iPhoneの場合は問題ありませんが、ソフトバンクが取り扱うAndroid端末の場合、ドコモ・au回線の格安SIMとは電波の帯域がマッチしておらず、通信速度が本来のスピードよりも遅くなってしまったり、そもそも使えないことがあります。

iPhone以外を使う場合、新たにSIMフリースマホを購入するか、MVNOで販売されているSIMカードと端末のセットを利用することをおすすめします。

おすすめのSIMフリースマホは、下記の記事を参照してください。

▼ソフトバンクのスマホで使える格安SIMはこちら

格安SIMを選択する

今では多数の格安SIMが展開されている
今では多数の格安SIMが展開されている

利用する端末が決まったら、契約先となる格安SIMを選択します。
ドコモ・auの回線と比べると少数派にはなってしまいますが、ソフトバンク回線の格安SIMも展開されているので、ソフトバンクのAndroid端末を使用する場合はこちらから選択しましょう。

ソフトバンクのiPhoneはSIM解除すればドコモ・au回線の格安SIMで使えますが、そのぶん手間がかかってしまいます。SIMロック解除はMy SoftBankで自身で手続きすれば無料ですが、ソフトバンクショップで手続きすると3,000円の手数料が発生します。

そのため、どうしても使いたいドコモ・au系の格安SIMが無い限り、iPhoneであってもソフトバンク回線の格安SIMを使ったほうが無難でしょう。

ソフトバンク回線の格安SIMには少数派ならではのメリットもあります。まだまだ契約者数が少ないことから、混雑した時間帯であってもドコモ・au系と比べて通信速度が比較的速い傾向があります。

▼ソフトバンクのスマホで使える格安SIMはこちら

4. 転出~転入手続きをする(MNP)

ソフトバンクから格安SIMの音声プランへ乗り換えると決めたら、まず初めに乗り換え前の準備としてアカウントの引き継ぎやメールの移行作業を行いましょう。

なお、格安SIMへ乗り換えると現在使用しているキャリアメール(@softbank.ne.jp / @i.softbank.jp)などは使えなくなってしまいます。事前にGmailなどへメールを移しておくことで、乗り換え後もスムーズに移行できます。

LINEを利用している方は事前にアカウントや設定の引き継ぎが必要です。

参照:

機種変更後もLINEを使いたい!LINEのアカウントを引き継ぐための方法

ソフトバンクから転出する

乗り換え前の準備が完了したら、次はMNP予約番号を取得しましょう。ソフトバンクショップもしくはお問い合わせ窓口へ電話をするともらえます。ガラケーから乗り換える場合はMy SoftBankからでも取得可能です。

受付窓口 受付時間 備考
携帯電話番号ポータビリティ
(MNP)お問い合わせ窓口
9:00~18:00 ソフトバンク携帯電話から *5533
フリーコール 0800-100-5533(無料)
My SoftBank
(3G ケータイ版のみ)
09:00~21:30
ソフトバンクショップ 各店の営業時間 シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)で契約している場合はショップ窓口のみMNP番号取得に対応。

MNPするときにはソフトバンクへMNP転出手数料と新規契約先へ初期工事費用の2種類を支払います。ホワイトプランやスマ放題・スマ放題ライトなどの2年契約プランに加入している場合、更新月以外に乗り換えを行うと契約解除料として9,500円が上乗せされます。

ソフトバンクと乗り換え先で手数料を支払う
ソフトバンクと乗り換え先で手数料を支払う

MNP転出手数料は契約内容や期間によって異なります。白ロムの持ち込みやシンプルスタイル・スマート一括契約・みまもりケータイなどを契約した後、2ヶ月後の請求月末までにMNPしたときは5,000円、それ以降については3,000円です。

取得したMNP予約番号は15日を過ぎると無効となってしまうので、再度MNPの手続きが必要となります。この場合はMNP転出手数料は掛からずにそのままソフトバンクとの契約が続きます。

新規契約先に転入する

MNP予約番号を取得できたら、いよいよ格安SIMを新規契約してみましょう。

格安SIMの新規契約フォームから事前に取得した15桁の番号を入力します。SIMカードの申し込みにはクレジットカードやデビットカード、身分証明書の写真が必要なので事前に用意しておきましょう。

最近ではMNP転入時の開通手続きを自分で行えるサービスが登場し、開通後にSIMカードが届くまで数日間携帯が使えなくなる問題が解消されています。

最後はAPN設定

SIMカードが到着したらAPN設定を行います。購入した機種によって異なるため、以下の記事を見て設定してみてください。

参照:

iPhoneを使ったAPN設定方法
Androidを使ったAPN設定方法

ソフトバンク系格安SIMの料金プランと特徴を紹介

ソフトバンク回線は少数派だがメリットも多い
ソフトバンク回線は少数派だがメリットも多い

ソフトバンク回線の格安SIMを展開している主なMVNOは「nuroモバイル」「b-mobile」「U-mobile」の3社です。それぞれの料金プランと特徴を紹介していきましょう。

nuroモバイル(ソフトバンク回線)の料金プラン

■nuroモバイル(ソフトバンク回線)定量型

プラン名 通信容量 月額料金 公式より安い!
初期費用
購入

nuroモバイル
2GB 980円
(データ専用)
3,000円
1,200円
期間限定500円!
> 詳細
1,780円
(音声通話付き)
5GB 1,680円
(データ専用)
2,480円
(音声通話付き)

nuroモバイルのソフトバンク回線は音声通話機能付きとデータ通信専用の2種類を展開していますが、SMS機能には対応していません。選べる容量も2GB・5GBのみと選択肢は狭いのですが、他のソフトバンク系格安SIMのプランと比べて、料金が安いです。
月々のデータ通信量が5GB以内に十分収まるという人におすすめですが、大容量のデータ通信を使いたい人は他社のプランを検討するしか手段がありません(2018年2月現在)。

b-mobileの料金プラン

■990ジャストフィットSIM(音声通話対応)従量課金型※1

プラン名 通信容量 月額料金 初期費用 購入

990ジャストフィットSIM
1GB 990円 3,000円 > 詳細
2GB 1,490円 ※2
3GB 1,990円
4GB 2,490円
5GB 2,990円
6GB 3,490円
7GB 3,990円
8GB 4,490円
9GB 4,990円
10GB 5,490円 ※3
11GB 5,840円
12GB 6,190円
13GB 6,540円
14GB 6,890円
15GB 7,240円

(※1)最低料金からスタートし、実際に使った容量に応じて自動的に課金されるプランです。
(※2)2~10GBまでは、1GB毎に500円ずつ加算。
(※3)11~15GBまでは、1GB毎に350円ずつ加算。

■スマホ電話SIM(音声通話対応)従量課金型※1

プラン名 通信容量 月額料金 初期費用 購入

スマホ電話SIM
1GB 2,450円 3,000円 > 詳細
2GB 2,800円 ※2
3GB 3,150円
4GB 3,500円
5GB 3,850円
6GB 4,200円
7GB 4,550円
8GB 4,900円
9GB 5,250円
10GB 5,600円
11GB 5,950円
12GB 6,300円
13GB 6,650円
14GB 7,000円
15GB 7,350円

(※1)最低料金からスタートし、実際に使った容量に応じて自動的に課金されるプランです。
(※2)2~15GBまでは、1GB毎に350円ずつ加算。

■開幕SIM(データ通信専用)定量型

プラン名 通信容量 月額料金 初期費用 購入

b-mobile S 開幕SIM
1GB 880円 3,000円 > 詳細
3GB 1,580円
7GB 2,980円
30GB 4,980円

b-mobileの音声通話対応プランは、「990ジャストフィットSIM」「スマホ電話SIM」の2種類。いずれも最低料金からスタートし、使った分に応じて料金が加算される従量課金型のプランです。

また、ソフトバンク系格安SIMの音声通話対応プランで、SMS機能が使えるのは「990ジャストフィットSIM」「スマホ電話SIM」のみのため、音声通話とSMSをセットで使い方は必然的にどちらかから選択することになります。

両プランの違いは最低料金の部分で、使用頻度が低い方であれば「990ジャストフィットSIM」がオススメです。また、最低料金が高い分、ほとんどの音声通話対応SIMに設定されている最低利用期間がスマホ電話SIMには無いというメリットがあります。

データ通信専用SIMは、「開幕SIM」のみになります。こちらは1・3・5・30GBの4段階の定量型プランで、30GBの大容量まで対応しているのが特徴です。

U-mobileの料金プラン

■U-mobile S(データ通信専用)定量型

プラン名 通信容量 月額料金 初期費用 購入

U-mobile S
1GB 880円 3,000円 > 詳細
3GB 1,580円
7GB 2,980円
30GB 4,980円

「U-mobile S」はデータ通信専用SIMのみの展開で、b-mobileの「開幕SIM」と同様に、1・3・5・30GBの4段階の定量型プランで月額料金も同じです。サービスは非常に似ていますが、請求のタイミングや申し込みまでの流れは各社により異なりますので、ご自身のニーズにマッチした方を選択するといいでしょう。

★ソフトバンク系格安SIMのポイント
・音声通話+SMSは、b-mobile「990ジャストフィットSIM」「スマホ電話SIM」のみ
・30GBの大容量データが使えるのは、b-mobile「開幕SIM」とU-mobile S
・月々5GB以内のデータ使用量なら、最安値のnuroモバイルがお得

まとめ:ソフトバンク回線の格安SIMで月々のスマホ代を安くしよう

ソフトバンクユーザー向けに、格安SIMを利用するための流れをご紹介してきました。

以前はソフトバンク回線を使用している格安SIM自体が存在しなかったので、SIMロック解除して使用する方法しか選択肢が無かったのですが、現在はソフトバンク回線を取り扱うMVNOも徐々に増えてきています

2018年4月からb-mobileのソフトバンク回線でテザリングができるようになったりと、オプションサービスも日々改善されていっている印象です。ソフトバンク回線の格安SIMは比較的に速度が速い傾向にもありますので、使い勝手も問題無さそうですね。

格安SIMに乗り換える際、各種手数料や端末の購入代金などで契約した月は高くなってしまいますが、1度格安SIMへ乗り換えてしまえば毎月の料金が半額以下に抑えられるので、長期的に見るととってもお得になります。

ぜひ格安SIMの安さを体感してみてください。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

WEBデザイン・ガジェット・格安SIMなどに興味を示す鹿。大量のモバイル回線を元に沖縄でスピードテストを行っている。各社料金プランを調べたり、Androidのホーム画面をカスタマイズするのが好きです。自身のブログ「Creator Clip」では書きたいことを好きなだけ書いています。Twitter:@tokumewi