ドコモ光の速度はどれくらい?実測値や快適な速度の目安を解説
カテゴリ: #ドコモ光
固定回線を契約するユーザーが料金と並んで重要視しているポイントは、光回線の速度なのではないでしょうか?
工事をして毎月数千円の料金を支払っているのに速度が全然でなくて使えない!なんてことになりたくないですよね。
そこで本記事ではドコモ光にフォーカスし、快適な通信速度の目安や実測値について紹介。
さらにドコモ光へ契約後、思っていたより速度が出なくて困っているユーザーへ向けて原因と解決方法を解説します。
速度重視で光回線を契約したい方、ドコモ光ユーザーで速度に困っている方は参考にしてみてください。
※記事中に記載の価格は特筆ない限り全て税込表記としています。
目次:
【結論】ドコモ光の速度は速い?遅い?
結論から述べると、ドコモ光の通信速度は速く、ほとんどの作業は快適に使用可能です。
とはいえ、具体的にどれくらいの速度が出るのか気になる方は多いでしょう。まずはドコモ光の通信速度の速さについて詳しく解説していきます。
ドコモ光の最大通信速度:1Gbps
ドコモ光はフレッツ光の回線を利用しており、最大通信速度は下り上りともに1Gbpsです。
最大通信速度は「ベストエフォート」と呼ばれるもので、理論上の数値のことを指します。そのため実際にインターネットに接続した際、必ず出る速度ではないことは理解しておかなければなりません。
つまり速度重視で光回線を選ぶ際は、最大速度ではなく実測値を参考にする必要があります。
ドコモ光の実測値:下り速度273.37Mbps 上り速度218.97Mbps
実測値とは、最大速度とは異なる実際にインターネットに接続した際の速度のことです。
実測値を把握するには、実際にドコモ光を利用したユーザーのデータを参考にする必要があります。
ユーザーのデータを集めると聞くと、難しく感じてしまう方がいるかもしれません。しかし現在は速度に特化した口コミサイトもあり、契約しているユーザーの声を簡単に調べることができるので活用しましょう。
本記事では速度口コミサイト「みんなのネット回線速度」のデータを参考に解説していきます。
ユーザーが実際に使用しているドコモ光の実測値は、下り速度273.37Mbps・上り速度218.97Mbps・Ping値は19.98msでした。
快適に使える速度目安とは
ドコモ光の通信速度がどれくらいの速さかは理解していただけたかと思います。
しかし「ドコモ光の速度でインターネットが快適に利用できるのか?」という問いには答えられない方が多いでしょう。
そこでここからは、どれくらいの速度が出ていればインターネットを快適に使えるのか作業別にご紹介します。
▼快適に使える速度の目安表
作業項目 | 快適に使える速度の目安 |
---|---|
メールやSNSの受信 | 下り速度:128Kbps〜1Mbps |
メールやSNSの送信 | 上り速度:1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 下り速度:1Mbps〜10Mbps |
SNSの写真投稿 | 上り速度:3Mbps |
ZOOMでのやりとり | 上り・下り速度:3Mbps |
YouTubeなどの動画視聴 | 4K(超高画質):下り速度20Mbps 1080p(高画質):下り速度5Mbps 480p(標準画質):下り速度1.1Mbps |
YouTubeなどの動画投稿 | 上り速度:10Mbps |
オンラインゲーム | 下り速度:30Mbps〜100Mbps |
ドコモ光の通信速度は下り平均273.37Mbps・上り平均218.97Mbpsです。速度の目安を見てみると、ドコモ光ならどの作業でも快適にインターネットを利用できることがわかります。
またドコモ光のPing値は平均19.98msでした。オンラインゲームで素早い反応が必要な場合、「50ms」以下のPing値が快適にプレイできる目安です。
ドコモ光ならこの基準を満たしているので、オンラインゲームの遅延(ラグ)が気になることはありません。
実測値の計測方法
現在ドコモ光を利用中の方は、「FAST.com」や「USEN GATE 02」にアクセスすれば、リアルタイムで通信速度を計測できます。
いずれもスマホやパソコンからサイトにアクセスするだけで、実測値の詳細が表示されます。
計測した結果、先ほど解説した快適な目安速度に到達していない場合があるかもしれません。その際は、接続中の機器や接続方式に問題がないか、もしくは通信障害が発生していないかなど、速度が遅くなっている原因を確認しましょう。
ドコモ光の契約はおすすめできる?
ここまでドコモ光について解説してきたように、速度重視の方にも十分おすすめできる光回線だと言えます。
フレッツ光回線で最大速度1Gbpsかつ実測値も快適な速度の基準を超えているので、どの作業もスムーズに行えます。v6プラス対応プロバイダを選べば、どの時間帯でも混雑を避けられ、速度低下しづらいのも特徴的です。
ドコモ光は速度面のほかにもメリットは多いので、あわせて確認しておきましょう。
ドコモ光の速度面以外のメリット
ドコモ光の速度面以外のメリットとして、ドコモスマホとのセット割に対応している唯一の光回線であることが挙げられます。
ドコモ光でセット割を適用すれば、1回線あたり最大1,100円の割引が受けられます。家族にドコモユーザーがいる場合は、最大20台までプランに応じた割引が適用されるのも特徴的です。
またドコモ光では、新規契約の際に発生する工事費が完全無料になるのも見逃せないポイント。
光回線では工事費が実質無料のケースがほとんどなので、完全に無料になるのは大きなアドバンテージになるはずです。他社からでも、フレッツ光や他社光コラボからであれば工事不要で乗り換えられますよ。
さらに代理店ネットナビから申し込みすれば、オプション追加なしでキャッシュバックが受けられます。
ネットナビなら工事完了までの間、モバイルWiFiをレンタルできるので、インターネットが使えない期間が発生することもありません。
ドコモ光に魅力を感じた方は、申込手続きについても確認しておきましょう。
▼ドコモ光のメリット
- v6プラス対応プロバイダを選べば快適な速度で使える
- ドコモスマホのセット割が適用できる
- 工事費完全無料
- 高額キャッシュバック+dポイントがもらえる
- フレッツ光からは工事不要で乗り換えられる
ドコモ光の申込方法
それでは実際に、ドコモ光をお得に申し込みする方法について解説していきます。
まずはドコモ光の公式サイトや代理店にアクセスし、申込手続きを進めましょう。
ドコモ光の代理店であるネットナビから申し込みすれば、キャッシュバックが最短翌月に振り込まれます。工事費無料やdポイントプレゼントキャンペーンなどの公式特典も併用可能です。
代理店ネットナビにアクセス後、利用状況やお客様情報を選択・入力していけば申込手続きは完了です。
新規でドコモ光に申し込みする場合は、開通工事が必要です。都合のいい日をあらかじめ確認しておき、工事日の調整をしましょう。
賃貸やアパート・マンションの場合は管理人に連絡し、工事の許可を取っておく必要があります。
工事完了後に機器の接続設定を済ませれば、ドコモ光を利用できます。
その際、代理店ネットナビから申し込みすれば、工事完了まで約2週間〜3ヶ月間空いてしまってもモバイルWiFiがレンタルできます。ネットナビなら、インターネットが使えなくなる期間がないので安心です。
開通が完了したら、忘れないうちにモバイルWiFiを返却しておきましょう。
代理店ネットナビ経由で申し込みをしたユーザーは、キャッシュバック受け取り用の情報が記載されたメールが届きます。記載されたURLにアクセスし、キャッシュバック申請書をダウンロード・印刷してください。
各種内容を入力し「株式会社ネットナビドコモ光キャッシュバッックお申し込み窓口」に郵送すれば申請手続きは完了です。キャッシュバックは、最短翌月に指定口座へ振り込まれます。
ドコモ光速度が遅い原因と解決策
ドコモ光の速度を測定した結果、想定より速度が出ていないこともありえるでしょう。
ではなぜ実測値が遅くなってしまうのでしょうか。ドコモ光の速度が遅くなる4つの原因と、その解決策について詳しく解説していきます。
接続中の機器に問題がある場合
ドコモ光の速度が遅い場合は、パソコンやスマホなど接続している機器側に問題がある可能性があります。
▼接続中の機器に問題がある場合の対処法
問題 | 対処法 |
---|---|
①端末がネットワークにうまく接続していない | 端末やルーターを再起動するネットワークを切断し、再度接続する |
②端末のOSのバージョンが最新ではない | OSのアップデートを行う |
③セキュリティソフトに問題がある | セキュリティソフトのアップデートを行う動作が軽いセキュリティソフトに変える |
④複数のアプリやソフトを立ち上げすぎている | 不要なアプリやソフトを落とす端末を再起動する |
⑤同じネットワークに複数の機器が接続している | 使っていないネットワークに接続しなおす |
⑥端末のスペックが古い | 端末を買い替える |
すべて試しても速度が改善されない場合、接続中の機器以外に問題があると判断できます。少し手間に感じるかもしれませんが、それだけでも価値があるので、対処法はすべて試してくださいね。
ルーターやLANケーブルに問題がある場合
接続機器に問題がない場合は、ルーターやLANケーブルなどに問題がある可能性があります。
▼機器の問題と対処法
問題 | 対処法 |
---|---|
①ルーターとうまく接続できていない | ・ルーターを再起動する ・LANケーブルを一度抜いて再度接続する |
②ルーターに接続中の機器の数が多すぎる | 使っていない機器の接続を切断する |
③ルーターとの距離が遠い | ルーターの場所を移動する |
④ルーターとの間に障害物がある | 障害物のない場所に無線ルーターを移動する |
⑤LANケーブルの規格が古い | CAT6以降のLANケーブルに変える |
⑥ルーターのスペックが古い | 最新のルーターに変える |
パソコンやスマホだけでなく、ルーターやLANケーブルにも問題がない場合は、接続機器以外に原因がある可能性が高いです。上記対処法をすべて試しても速度改善されない場合は、通信面での問題を疑いましょう。
接続方式に問題がある場合
すべての機器に問題がなかった場合は、インターネットの接続方式に問題がある可能性があります。ドコモ光など光回線では、従来の接続方式「IPv4」と新しい接続方式「IPv6」の2種類があります。
▼光回線の場合:IPv4とIPv6
接続方式 | 特徴 |
---|---|
IPv4 | ・従来の接続方式(PPPoE接続) ・利用者が多いため混雑しやすい |
IPv6 | ・新しい接続方式(IPoE接続) ・利用者が少ないため混雑しづらい ・IPv6対応ルーターが必要 |
IPv6接続は利用者が少ないため、混雑しやすい時間帯でも快適な速度でインターネットに接続できます。つまりIPv4のみで接続している場合は、IPv6に切り替えることで速度が改善する可能性があるのです。
ドコモ光のプロバイダの中には、IPv4とIPv6のつながりやすいほうに自動接続してくれる「v6プラス」に対応しているところがあります。IPv6を利用したい場合は、プロバイダ選びの参考にするといいでしょう。
またWiFi接続で速度が遅いと感じる場合は、周波数帯を切り替えることで速度が改善する可能性があります。
WiFi接続では、2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯に切り替えられます。
2.4GHzと5GHzではメリットデメリットが異なります。どちらがつながりやすいかは状況によって変わるので、ドコモ光の速度が遅いと感じる場合は一度切り替えてみるといいでしょう。
▼2.4GHzと5GHzの違い
周波数帯 | 2.4GHz | 5GHz |
---|---|---|
特徴 | 一般的な周波数帯電子レンジなどの家電でも使用されている | ほかに使用している機器が少ない |
メリット | 障害物に強い遠くまで電波が届きやすい | 家電などの電波干渉を受けにくい |
デメリット | 家電との電波干渉が起きることがある | 障害物に弱い |
通信障害が起こっている場合
ドコモ光の速度が遅い場合、ドコモ光もしくはプロバイダのいずれかで通信障害が発生している可能性も考えられます。しかしどちらに原因がある場合も、通信障害が解消されるまで待つのみしか対処法がありません。
では万が一通信障害が発生した場合、どこで状況を把握すればいいのでしょうか。通信障害の原因がドコモ光の場合は、ドコモ公式サイトにアクセスすれば記載してあるはずです。公式サイトで確認できない場合は、ドコモ光のサポートダイヤルに直接問い合わせてみるのもいいでしょう。
また通信障害の原因がプロバイダ側にある場合は、各プロバイダに問い合わせすれば状況を確認できます。その際、プロバイダごとに問い合わせ先は異なるので、一度Webサイトにアクセスしてから確認するようにしましょう。
ドコモ光速度のよくある質問まとめ
最後にドコモ光のよくある質問を3つピックアップして、それぞれわかりやすく回答していきます。ドコモ光の速度面に不安を抱えている方は参考になる内容なので、ぜひ読み進めてください。
ドコモ光の申込窓口(代理店)によって速度は違う?
A.速度は変わりません。
ドコモ光に申し込みする際、代理店によって通信速度が変わることはありません。
ドコモ光は光コラボなので、どの代理店から手続きしてもフレッツ光の最大通信速度1Gbpsでインターネットが利用できますよ。
ドコモ光のプロバイダによって速度は違う?
A.速度は変わる可能性があります。
ドコモ光は申し込みするプロバイダによって通信速度が変わる場合があります。先述したとおり、どの代理店から申し込みしても使用する回線自体に変わりはありません。
しかし「v6プラス」に対応しているプロバイダかどうかで、通信速度に違いが出てしまうのです。v6プラスに対応しているプロバイダであれば、安定した高速通信が期待できるIPv6接続が利用できますよ。
ドコモ光の回線を引いているエリアによって速度は違う?
A.速度は変わる可能性があります。
ドコモ光は利用するエリアによって、通信速度に違いが出ることがあります。
ドコモ光は全国的に幅広いエリアで利用できる最大速度1Gbpsのプランのほかに、一部地域で利用できる最大速度10Gbpsのドコモ光10ギガが提供されているのです。
ドコモ光10ギガの提供エリアは「東京都・大阪府・愛知県の一部エリアのみ」と限定的ではありますが、該当する方は利用を検討してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回はドコモ光の申し込みを検討している方や現在利用中の方に向けて、実測値や速度が遅い場合の対処法について解説してきました。
ドコモ光は最大通信速度1Gbpsで実測値が速く、ユーザーが実際に使用しているドコモ光の実測値は、下り速度273.37Mbps・上り速度218.97Mbps・Ping値は19.98msでした。
ラグのない操作が必要であるオンラインゲームを、快適に楽しめる速度が30~100Mbpsであることを考えると、ほとんどの作業で快適に利用できることが分かります。
ドコモ光を契約しているユーザーで、思うように速度が出ない場合は接続機器や接続方式などに問題がある可能性があるため、対処法を確認しておきましょう。
ドコモ光はドコモスマホとのセット割に対応している唯一の光回線であるなど、速度面意外にもメリットが多い光回線です。
ドコモ光の契約を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
この記事の参考・引用サイト